2016年09月21日 [色々なこと]
脳にはNOという権利はない。
お疲れ様です。院長です。
9月21日水曜日。なかなか中日な水曜日です。
台風も去ったようで、秋っぽさが増してきましたね〜。
そろそろ衣替えというか、上着を着てもいい季節となってきました。
私と言えば、まだ真夏と寸分たがわぬ格好ですが…(笑)
まぁ、例年では11月が近づく頃、ですから後1ヶ月後位から、半袖じゃなくなります。
なんか今年は寒くなりそうな気もするんですがどうでしょうね。
よく「去年は暑かった。」だの「寒かった」だの平年と比べてってやりますけど、私は大体去年の事は覚えてないんですよね(笑)
そんな暑かったとか寒かったとかどうでもいいわ的な…
って言うくらい、記憶なんて適当なもんですが、今日のお話またもや私の大好きな「脳」ネタです。
過去の出来事を思い出せない認知症患者や脳に障害を負った人に、希望の光となるか…
米南カリフォルニア大学とウェイク・フォレスト・バプティスト医療センターの研究者が、障害のある脳が記憶を形成することを補助する世界初の人工インプラントを開発しました。
これは脳内の記憶シグナルの操作に成功した世界で初めての事例となります。
ついにやりおったな。これで人類はまた一歩、SFに近づいたと言えるでしょう。
この人工インプラントって、一言で簡単に言っちゃえば脳に人工的な「録画装置」のようなものを設置するって事なんですよね。
これにより、記憶することに障害をもっている方々に人工的に記憶してもらおうという事なんですよ。
ま、簡単に言い過ぎですので、詳しく見ていきましょう。
脳が変性すると、最近の出来事から長期記憶が形成されなくなります。脳に障害のある一部の人が、昔の出来事は思い出せるが、最近の出来事は思い出せないのはこのためなんですね。
この記憶障害にも色々あって、しかもほとんどが解明されてないと言われています。いわゆる外傷性の「記憶喪失」なんて、自分がだれか思い出せないのに、ピアノは弾けたりしますから…(あ、もちろんその方がピアノ奏者だったからですよ(;^ω^))
で、この研究のポイントは、脳が短期記憶を長期記憶に翻訳するうえで利用する電気シグナルを模倣したコンピューターアルゴリズムなんです。
つまりは、脳から発せられる電気信号をコンピューターで送っちゃおうという話。
もはや、人間じゃ無くなっていく気さえしますが、この技術は電極などを脳に直接、移植することで使用するわけです。
いまの技術では、記憶を「読む」方法はまだ存在していません。しかし、この電気的シグナル伝達装置を利用すれば、脳内の損傷部位や病変部位を迂回し、その電気シグナルから記憶の内容や意味を解読することができるわけですよ。
ですから、「読む」わけではないので、ただリアルに電気信号を使って、その人の記憶の内容をさぐるだけなんですね。ですから脳内録画って感じですかね…
ラットや猿を用いた実験は成功しており、現在は人間による実験が進められています。これまで、癲癇症状のある9名の慢性発作を治療するために、患者の脳に電極が移植されています。
実験では、コンピューターの画面上に表示された様々な形の位置を思い出すなど、患者に単純な作業を行って貰い、そしてその際の脳内の電気シグナルを読み取っていく。
そしてこの結果を基に、シグナルの翻訳を90%の精度で予測できるようになるまで、電気的アルゴリズムが調整すると…
神経シグナルの予測ができるということは、脳の損傷部位の機能を補助あるいは代替する装置の開発が可能になるということなんだそうですよ。
次のステップは、翻訳されたシングルを患者の脳内に送信することだそうだ。問題のある部位を迂回できれば、逆送されたシグナル(記憶)を元に正確な長期記憶が形成されていくわけです。
本研究は米国国防高等研究計画局(DARPA)から資金が提供されたもので、彼らが目指すのは、負傷した兵士の記憶回復なんだそうです。
しかも、記憶が蓄えられている海馬の損傷部位を迂回するなど、アルツハイマー病のような神経変性疾患の治療としても利用することができると、急ピッチで研究が進められています。
ほんとにすごいねぇ…
シグナルを脳内に送信…
この時、全く別の信号を送ったら、その人は全然関係ない記憶を植え付けられ、それをもとに記憶を形成していくわけですよ。
これってSFを通り越して、またもやアカン領域なんじゃ…
昔、シュワルツネガーの映画「トータルリコール」で、楽しい旅行なんかの疑似記憶を売るって商売が、未来にはあるってお話をありましたが、まさしくそれやもんね。
そしてその劇中に、主役のシュワルツネガーは、記憶を操作され、してもいない恋愛、結婚と嘘の記憶を植え付けられてたり…
な。アカンやつやろ?
ですが、脳に疾患のある方からすれば、こういった研究が一日も早く、完成して欲しいでしょうしねぇ…
何でもそうですが、一長一短ありますからね…
でもやっぱり、いつも言ってますが、踏み越えちゃイカンラインってあると思うんですけどね…
人類の進化は一体、どこまでいくんでしょうね…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月21日水曜日。なかなか中日な水曜日です。
台風も去ったようで、秋っぽさが増してきましたね〜。
そろそろ衣替えというか、上着を着てもいい季節となってきました。
私と言えば、まだ真夏と寸分たがわぬ格好ですが…(笑)
まぁ、例年では11月が近づく頃、ですから後1ヶ月後位から、半袖じゃなくなります。
なんか今年は寒くなりそうな気もするんですがどうでしょうね。
よく「去年は暑かった。」だの「寒かった」だの平年と比べてってやりますけど、私は大体去年の事は覚えてないんですよね(笑)
そんな暑かったとか寒かったとかどうでもいいわ的な…
って言うくらい、記憶なんて適当なもんですが、今日のお話またもや私の大好きな「脳」ネタです。
過去の出来事を思い出せない認知症患者や脳に障害を負った人に、希望の光となるか…
米南カリフォルニア大学とウェイク・フォレスト・バプティスト医療センターの研究者が、障害のある脳が記憶を形成することを補助する世界初の人工インプラントを開発しました。
これは脳内の記憶シグナルの操作に成功した世界で初めての事例となります。
ついにやりおったな。これで人類はまた一歩、SFに近づいたと言えるでしょう。
この人工インプラントって、一言で簡単に言っちゃえば脳に人工的な「録画装置」のようなものを設置するって事なんですよね。
これにより、記憶することに障害をもっている方々に人工的に記憶してもらおうという事なんですよ。
ま、簡単に言い過ぎですので、詳しく見ていきましょう。
脳が変性すると、最近の出来事から長期記憶が形成されなくなります。脳に障害のある一部の人が、昔の出来事は思い出せるが、最近の出来事は思い出せないのはこのためなんですね。
この記憶障害にも色々あって、しかもほとんどが解明されてないと言われています。いわゆる外傷性の「記憶喪失」なんて、自分がだれか思い出せないのに、ピアノは弾けたりしますから…(あ、もちろんその方がピアノ奏者だったからですよ(;^ω^))
で、この研究のポイントは、脳が短期記憶を長期記憶に翻訳するうえで利用する電気シグナルを模倣したコンピューターアルゴリズムなんです。
つまりは、脳から発せられる電気信号をコンピューターで送っちゃおうという話。
もはや、人間じゃ無くなっていく気さえしますが、この技術は電極などを脳に直接、移植することで使用するわけです。
いまの技術では、記憶を「読む」方法はまだ存在していません。しかし、この電気的シグナル伝達装置を利用すれば、脳内の損傷部位や病変部位を迂回し、その電気シグナルから記憶の内容や意味を解読することができるわけですよ。
ですから、「読む」わけではないので、ただリアルに電気信号を使って、その人の記憶の内容をさぐるだけなんですね。ですから脳内録画って感じですかね…
ラットや猿を用いた実験は成功しており、現在は人間による実験が進められています。これまで、癲癇症状のある9名の慢性発作を治療するために、患者の脳に電極が移植されています。
実験では、コンピューターの画面上に表示された様々な形の位置を思い出すなど、患者に単純な作業を行って貰い、そしてその際の脳内の電気シグナルを読み取っていく。
そしてこの結果を基に、シグナルの翻訳を90%の精度で予測できるようになるまで、電気的アルゴリズムが調整すると…
神経シグナルの予測ができるということは、脳の損傷部位の機能を補助あるいは代替する装置の開発が可能になるということなんだそうですよ。
次のステップは、翻訳されたシングルを患者の脳内に送信することだそうだ。問題のある部位を迂回できれば、逆送されたシグナル(記憶)を元に正確な長期記憶が形成されていくわけです。
本研究は米国国防高等研究計画局(DARPA)から資金が提供されたもので、彼らが目指すのは、負傷した兵士の記憶回復なんだそうです。
しかも、記憶が蓄えられている海馬の損傷部位を迂回するなど、アルツハイマー病のような神経変性疾患の治療としても利用することができると、急ピッチで研究が進められています。
ほんとにすごいねぇ…
シグナルを脳内に送信…
この時、全く別の信号を送ったら、その人は全然関係ない記憶を植え付けられ、それをもとに記憶を形成していくわけですよ。
これってSFを通り越して、またもやアカン領域なんじゃ…
昔、シュワルツネガーの映画「トータルリコール」で、楽しい旅行なんかの疑似記憶を売るって商売が、未来にはあるってお話をありましたが、まさしくそれやもんね。
そしてその劇中に、主役のシュワルツネガーは、記憶を操作され、してもいない恋愛、結婚と嘘の記憶を植え付けられてたり…
な。アカンやつやろ?
ですが、脳に疾患のある方からすれば、こういった研究が一日も早く、完成して欲しいでしょうしねぇ…
何でもそうですが、一長一短ありますからね…
でもやっぱり、いつも言ってますが、踏み越えちゃイカンラインってあると思うんですけどね…
人類の進化は一体、どこまでいくんでしょうね…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院