2024年12月10日 [色々なこと]
チートスパニック
お疲れ様です。院長です。
12月10日の火曜日でございます。
今日は、「世界人権デー」なんだそうですよ。
人権は守らないとね。
では元気にネタいきましょう。
今日のお話は、ちょっとしたゴミが大惨事を招いちゃったってお話です。
その観光客は、洞窟の中に落としていったスナック菓子の袋でこれほどの大惨事になるとは、想像だにしなかったことでしょう。
アメリカ、ニューメキシコ州にある「カールズバッド洞窟群国立公園」は、世界遺産にも登録されている世界有数の大きさを誇る洞窟が複数ある公園です。
この洞窟内で、観光客が「チートス」の袋を落としたんですね。
落としたというより、捨てたんでしょうね。
それは、うっかりなのか、わざと捨てたのかはわかりませんが、その人物は些細なことだと思ったのかもしれません。
まぁ、うっかり落とすってことはないでしょうし、普通にポイ捨てたんでしょうね。
ですが洞窟の生態系にとっては一大事だったわけなんです。
お菓子の栄養は、外部から持ち込まれたカビや微生物にとっては格好の苗床となり、危うく洞窟内の生態系を破壊するところだったそうなんです。
ニューメキシコ州にある「カールズバッド洞窟国立公園」は、ペルム紀の化石礁のあるカールズバッド洞窟を含む、83の洞窟で構成された国立公園です。
全米でもっとも深い石灰岩洞窟、レチュギア・ケイブもあり、世界遺産にも登録される人気観光スポットでもあります。
カールズバッド洞窟は、ガイドなしで自分で見て回ることも、パーク・レンジャーが案内する様々なツアーを利用することもできる観光地です。
それゆえに大勢の人間が訪れているわけなんですが、時に人間にとっては些細なことが、洞窟内の生態系にとっては些細では済まないこともあるわけです。
今回のチートスのお菓子の袋がまさにそうでした。
栄養たっぷりのチートスの残りカスは洞窟内の湿気を吸って、カビや雑菌が繁殖するのに完璧な苗床となってしまったわけなんです。
そうした微生物のほとんどは外から持ち込まれたもので、洞窟内の生態系を破壊してしまう恐れがあるものです。
しかも悪いことに、洞窟内に生息する虫たちが群がり、そうした雑菌を広めようとしたんですね。
加工されたトウモロコシ(チートスの残りカス)は、湿気の多い洞窟内でふやけて、微生物や菌類が繁殖するには理想的な環境となりました。
洞窟のコオロギ、ダニ、クモ、ハエはすぐさま一時的な食物網を作り、その栄養をまわりに広めました。
カビが近くの表面に広がり、果実のように成長し、死に悪臭を放ちました。
発見がもう少し遅れていれば、事態は完全にお手上げになっていたかもしれないところでした。
ですが幸いにも、レンジャーが袋を発見し、被害が広まらないうちに対処することができたようです。
とは言っても、それは一苦労だったそうです。
外から洞窟に持ち込まれたカスやカビを掃除するのに、ずいぶん時間もかかったようですし、完全にカビなどが取り除けたか調べるのも大変な作業だったとか…。
カビだもんね(笑)
そりゃ除菌?するにも一苦労なのは想像つきますわね。
しかも屋外の洞窟内ならなおさらでしょう。
この話は、洞窟の生態系の繊細さを伝えるとともに、私たちが普段どのような心構えでいるべきかを教えてくれる大切な教訓となります。
ゴミを地面に捨てる前にもう一度よく考えてみましょう。
目に見えない小さな生き物たちがそこにいて、生態系が形成されているということを…。
て言うか、生態系云々の前に、ゴミは捨てたらアカンよね。
それだけのことです。
ポイ捨て禁止とか、言うほうもアホらしいくらい当たり前のことですからね。
ですが、これを機会に、洞窟側の管理者の方たちも、こういうことになるからゴミは捨てるなよってことを注意喚起しなきゃダメですね。
世の中、常識のない人って意外と多いですから…。
本当にけしからん話でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月10日の火曜日でございます。
今日は、「世界人権デー」なんだそうですよ。
人権は守らないとね。
では元気にネタいきましょう。
今日のお話は、ちょっとしたゴミが大惨事を招いちゃったってお話です。
その観光客は、洞窟の中に落としていったスナック菓子の袋でこれほどの大惨事になるとは、想像だにしなかったことでしょう。
アメリカ、ニューメキシコ州にある「カールズバッド洞窟群国立公園」は、世界遺産にも登録されている世界有数の大きさを誇る洞窟が複数ある公園です。
この洞窟内で、観光客が「チートス」の袋を落としたんですね。
落としたというより、捨てたんでしょうね。
それは、うっかりなのか、わざと捨てたのかはわかりませんが、その人物は些細なことだと思ったのかもしれません。
まぁ、うっかり落とすってことはないでしょうし、普通にポイ捨てたんでしょうね。
ですが洞窟の生態系にとっては一大事だったわけなんです。
お菓子の栄養は、外部から持ち込まれたカビや微生物にとっては格好の苗床となり、危うく洞窟内の生態系を破壊するところだったそうなんです。
ニューメキシコ州にある「カールズバッド洞窟国立公園」は、ペルム紀の化石礁のあるカールズバッド洞窟を含む、83の洞窟で構成された国立公園です。
全米でもっとも深い石灰岩洞窟、レチュギア・ケイブもあり、世界遺産にも登録される人気観光スポットでもあります。
カールズバッド洞窟は、ガイドなしで自分で見て回ることも、パーク・レンジャーが案内する様々なツアーを利用することもできる観光地です。
それゆえに大勢の人間が訪れているわけなんですが、時に人間にとっては些細なことが、洞窟内の生態系にとっては些細では済まないこともあるわけです。
今回のチートスのお菓子の袋がまさにそうでした。
栄養たっぷりのチートスの残りカスは洞窟内の湿気を吸って、カビや雑菌が繁殖するのに完璧な苗床となってしまったわけなんです。
そうした微生物のほとんどは外から持ち込まれたもので、洞窟内の生態系を破壊してしまう恐れがあるものです。
しかも悪いことに、洞窟内に生息する虫たちが群がり、そうした雑菌を広めようとしたんですね。
加工されたトウモロコシ(チートスの残りカス)は、湿気の多い洞窟内でふやけて、微生物や菌類が繁殖するには理想的な環境となりました。
洞窟のコオロギ、ダニ、クモ、ハエはすぐさま一時的な食物網を作り、その栄養をまわりに広めました。
カビが近くの表面に広がり、果実のように成長し、死に悪臭を放ちました。
発見がもう少し遅れていれば、事態は完全にお手上げになっていたかもしれないところでした。
ですが幸いにも、レンジャーが袋を発見し、被害が広まらないうちに対処することができたようです。
とは言っても、それは一苦労だったそうです。
外から洞窟に持ち込まれたカスやカビを掃除するのに、ずいぶん時間もかかったようですし、完全にカビなどが取り除けたか調べるのも大変な作業だったとか…。
カビだもんね(笑)
そりゃ除菌?するにも一苦労なのは想像つきますわね。
しかも屋外の洞窟内ならなおさらでしょう。
この話は、洞窟の生態系の繊細さを伝えるとともに、私たちが普段どのような心構えでいるべきかを教えてくれる大切な教訓となります。
ゴミを地面に捨てる前にもう一度よく考えてみましょう。
目に見えない小さな生き物たちがそこにいて、生態系が形成されているということを…。
て言うか、生態系云々の前に、ゴミは捨てたらアカンよね。
それだけのことです。
ポイ捨て禁止とか、言うほうもアホらしいくらい当たり前のことですからね。
ですが、これを機会に、洞窟側の管理者の方たちも、こういうことになるからゴミは捨てるなよってことを注意喚起しなきゃダメですね。
世の中、常識のない人って意外と多いですから…。
本当にけしからん話でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院