2024年11月27日 [からだのこと]
ミニ脳と蝶
お疲れ様です。院長です。
11月27日の水曜日でございます。
なんでも今日は、ノーベル賞制定記念日なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、人間の幹細胞から作ったミニ脳が、仮想現実内の蝶をコントロールすることに成功したんだそうです。
ミニ脳とは、ヒトの幹細胞を培養し実験室で作った、脳に似た構造の組織体のことで脳オルカノイドとも呼ばれているものです。
スイスに拠点を置く「FinalSpark社」が開発する生きたコンピューター「Neuroplatform」は、16個のヒト脳オルガイノドを連結した生体コンピューターなんだそうです。
同社は今回、仮想現実に接続した人間のミニ脳が、その世界の蝶を操ることを確認したんだそうです。
もうちょっと何言ってるか分かりにくいですが、もう人間は「脳」が作れるってことですね(笑)
16個のヒト脳オルガイノドを連結した生体コンピューター「Neuroplatform」の最大の特徴はデジタル・コンピュータよりもはるかに少ないエネルギーで情報を計算できることです。
今回 FinalSpark社が行った世界初の試みは、Neuroplatform を仮想現実に接続し、そこでひらひらと舞う蝶をコントロールさせるというものでした。
16個の脳オルカノイドの1つ1つはエンドウマメほどの大きさしかないが、それぞれ人間の幹細胞から培養され、1万個の神経細胞で構成される正真正銘の人間のミニ脳です。
これらは37℃に保たれた培養器に収容され、マルチ電極アレイが埋め込まれて仮想現実ソフトウェアにアクセスできるようになっています。
アレイを介して脳オルガノイドが仮想現実に干渉するには、きっかけとして人間が仮想空間内のある点をクリックする操作が必要となります。
するとソフトウェアは、そのクリック点が蝶の視界の範囲内であるかどうかを判断し、それを脳オルガノイドに伝えます。
この情報を受け取った脳オルガノイドは、クリック点が蝶の視野内である場合には、蝶をそこまで誘導します。
視野内でない場合、蝶は仮想空間内をただランダムにひらひらと舞い続けます。
Neuroplatformプロジェクトに携わるエンジニアのダニエル・バーガー氏は、その重要性についてブログ内で次のように説明しています。
これらの動作機能は、ソフトウェアによって実装されています。
特に重要なのは、クリック点へ向かって飛ばすのか、それともランダムに飛ばすのかの決定が、刺激に反応する脳オルガノイドによってなされているということです(ダニエル・バーガー氏)
現行のシステムは、従来のコンピューター上で実行されるソフトウェアによって動かされています。
ですが、やろうと思えば生物学的ニューラルネットワークとして動作する脳オルガノイド上でソフトウェアを実行することも可能であるとのことです。
このようにコンピューターを生体化することの大きな利点の1つは、従来のスーパーコンピューターに比べると100万倍も省エネできることなんだそうです。
ただしこの点について、多少不確かな部分もあります。
というのも現時点では、システム全体の消費電力を従来型コンピューターと比較できていないからです。
現行のシステムは、脳オルガノイドの培養器や電気刺激システムといったサポートハードウェアにも電気を使用しています。
こうしたハードウェアなども含めたトータルでのエネルギー効率を従来のコンピューター比較するのは、近い将来の課題であるとのことです。
もう、我々一般人では、理解できる範疇をはるか斜めに超えてきています。
わたくし院長は、これ以上の便利さも豊かさも求めてないんですが、世の中は進んでいくんですねぇ。
そんなミニ脳作って何に使うんでしょうね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月27日の水曜日でございます。
なんでも今日は、ノーベル賞制定記念日なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、人間の幹細胞から作ったミニ脳が、仮想現実内の蝶をコントロールすることに成功したんだそうです。
ミニ脳とは、ヒトの幹細胞を培養し実験室で作った、脳に似た構造の組織体のことで脳オルカノイドとも呼ばれているものです。
スイスに拠点を置く「FinalSpark社」が開発する生きたコンピューター「Neuroplatform」は、16個のヒト脳オルガイノドを連結した生体コンピューターなんだそうです。
同社は今回、仮想現実に接続した人間のミニ脳が、その世界の蝶を操ることを確認したんだそうです。
もうちょっと何言ってるか分かりにくいですが、もう人間は「脳」が作れるってことですね(笑)
16個のヒト脳オルガイノドを連結した生体コンピューター「Neuroplatform」の最大の特徴はデジタル・コンピュータよりもはるかに少ないエネルギーで情報を計算できることです。
今回 FinalSpark社が行った世界初の試みは、Neuroplatform を仮想現実に接続し、そこでひらひらと舞う蝶をコントロールさせるというものでした。
16個の脳オルカノイドの1つ1つはエンドウマメほどの大きさしかないが、それぞれ人間の幹細胞から培養され、1万個の神経細胞で構成される正真正銘の人間のミニ脳です。
これらは37℃に保たれた培養器に収容され、マルチ電極アレイが埋め込まれて仮想現実ソフトウェアにアクセスできるようになっています。
アレイを介して脳オルガノイドが仮想現実に干渉するには、きっかけとして人間が仮想空間内のある点をクリックする操作が必要となります。
するとソフトウェアは、そのクリック点が蝶の視界の範囲内であるかどうかを判断し、それを脳オルガノイドに伝えます。
この情報を受け取った脳オルガノイドは、クリック点が蝶の視野内である場合には、蝶をそこまで誘導します。
視野内でない場合、蝶は仮想空間内をただランダムにひらひらと舞い続けます。
Neuroplatformプロジェクトに携わるエンジニアのダニエル・バーガー氏は、その重要性についてブログ内で次のように説明しています。
これらの動作機能は、ソフトウェアによって実装されています。
特に重要なのは、クリック点へ向かって飛ばすのか、それともランダムに飛ばすのかの決定が、刺激に反応する脳オルガノイドによってなされているということです(ダニエル・バーガー氏)
現行のシステムは、従来のコンピューター上で実行されるソフトウェアによって動かされています。
ですが、やろうと思えば生物学的ニューラルネットワークとして動作する脳オルガノイド上でソフトウェアを実行することも可能であるとのことです。
このようにコンピューターを生体化することの大きな利点の1つは、従来のスーパーコンピューターに比べると100万倍も省エネできることなんだそうです。
ただしこの点について、多少不確かな部分もあります。
というのも現時点では、システム全体の消費電力を従来型コンピューターと比較できていないからです。
現行のシステムは、脳オルガノイドの培養器や電気刺激システムといったサポートハードウェアにも電気を使用しています。
こうしたハードウェアなども含めたトータルでのエネルギー効率を従来のコンピューター比較するのは、近い将来の課題であるとのことです。
もう、我々一般人では、理解できる範疇をはるか斜めに超えてきています。
わたくし院長は、これ以上の便利さも豊かさも求めてないんですが、世の中は進んでいくんですねぇ。
そんなミニ脳作って何に使うんでしょうね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院