お疲れ様です。院長です。

8月26日金曜日。

今週もここまでやってきました。

お盆休みがあけてから、何となく本調子じゃないのは、私だけでしょうか…

きっと夏の疲れが出てるんやろなぁ〜とか…


まだまだ暑い日が続きますからねぇ…

暑いと言えば先日、道端を横切る小さな影があるな〜と思ったら、天敵コックローチの野郎が、なんと道路を横断していました。

最近のゴキブリは、外も走るんやねぇ…


こいつらの生命力を持ってすれば、夏も冬も関係ないんでしょうが、それでもやはり暑い方が活発に動くようで、夜の街を徘徊しておりました。

ってことで、今日はそんなコックローチの仲間、ビートルローチのお話を少し…


ビートルローチと呼ばれるゴキブリの仲間の幼虫（成虫の子供だね）は、母ゴキブリが生み出した蛋白質、脂質、糖質など、人間にとっても欠かせない栄養素がたっぷり含まれた母乳が与えられていたということなんですよね。

アメリカ、ファーンバンク自然史博物館のベッキー・フェイサー氏は、「ゴキブリから採取した液体は厳密には母乳ではありませんが、とにかく子供を成長させるために与える栄養素であることは間違いないということです。


その、ゴキブリの液体は子供の腸内で蛋白質の結晶になり、その蛋白質の結晶はゴキブリの子供にとっては母乳のようなもので、健康な発育に大切なものだという事らしいのです。

驚いたことに、同量で比較するとバッファローの乳の3倍、牛乳の4倍ものエネルギー量を有するのだそうです。ですから、ものすごい栄養価の高いスーパーフードを体内で生成してるというわけですね。


「興味を惹かれたのは、これが何でできているのかってことです」と研究チームのチャバス氏がお話してくれました。

先ほどから登場している、ビートルローチという種類のゴキブリは、ゴキブリ仲間でも唯一、体外に卵を産まず、体内で子供を産み、体内で育てる珍しい種なんですね。

ですから、他の胎生生物と同様に、卵嚢（ゴキブリの子宮）から分泌される蛋白質豊富な液体で胚を育てます。胚に取り込まれた液体はすぐに中腸で蛋白の質結晶になると…

チームはこの結晶を抽出し、その栄養価を調査した結果、これが完全な食べ物であることが判明したそうです。



「蛋白質、必須アミノ酸、脂質、糖質……まさに人が必要とするものです」とチャバス氏。エネルギー含量が非常に高いため、このゴキブリ（ビートルローチ）の子供は他のゴキブリの仲間よりも大きく成長するのだそうです。

またインスリンなどの他の結晶も体内で形成され、体の中に蓄えられます。どうやら、人間にとっても栄養満点な食べ物となる可能性を秘めているというわけですね。


つまり、なんですな。

このローチのミルクを食用にできないもんかと…(-_-;)

これを真剣に研究しているチームがある以上、いつか必ず実用化されますな。

で、今のところ、結晶はゴキブリの胎児の中腸から抽出されるんですが、これでは量を採取するのに問題があると…


ですから、研究チームは生物工学でその仕組みを再現し、ゴキブリミルクの大量生産を目指しているんですって。

ですが、まずはこの過程における正確な生物学的、化学的メカニズムを突き止めねばならないわけで、現段階では、大量生産を実現するために、もっと簡単にこの現象を制御する方法を探している最中だそうです。



まぁ、虫でも食べられるわけですからねぇ…


要するに今の目標は大量生産、つまりビートルローチの大量発生を狙ってるわけです。

そしてそのビートル達から、栄養満点のミルクだけ失敬して、後はどうする？さらに繁殖させるんやろか…(;´Д｀)


それがどんな状況なのか、大量のビートルローチなんか、見たくないですし、もしそのローチどもが逃げたしたりなんかしたら…

もう、B級ホラー映画みたいになってしまいますが、ちょっと怖いよねぇ…


ちなみにこのチャバス氏は、同僚との飲み比べに負けた罰ゲームとして、ゴキブリミルクを味見してみたそうです。

特に味はしなかったと話す彼だが、アイスクリームに合いそうだとのことで、ハチミツとコーンの風味を連想するのだとか(;´Д｀)

ま、まぁ、はちみつも昆虫の分泌物っちゃ分泌物ですから、そう考えると似たようなもんなのかもしれませんね。


私はあえては食べたくないですが…（笑）



てことで、今日はそんなローチな話で終わっておきますね。


ではまた〜











京都　中京区　円町　弘泉堂鍼灸接骨院