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2024年10月27日 [からだのこと]

(400)サンデーイルネス(仮)無毛症または乏毛症について

お疲れ様です。院長です。

10月27日のサンデーイルネスでございます。

10月最後ってことで、ボチボチ秋から冬への移行シーズンですかね。

いつも思うんですが、温暖化温暖化いうて、夏はあれだけ暑くなるんですから、なんで冬は温くならないんでしょう?

そこはおかしいやろ〜って…。

もう夏はどうせ暑いんですから、そこはあきらめて冬をもう少し暖かくしてほしいもんです。

なんなら、夏だけの国になってもいいですから、寒いのをもう少し緩めてほしいです。

まぁ、今くらいなら涼しいって感じでいいんですが、もうすぐですよね。

去年も夏は暑くて冬は寒いっていう、一番損なヤツでしたからねぇ…。

そして、涼しいって機関が異常に短くて、すぐ寒くなった記憶があります。

ので、ボチボチ警戒しとかないとね。

てことで、寒さ対策はバッチリにして、何とか乗り切りましょう。

寒い以外は、冬のほうがイベント的にも楽しいしね。

冬の後半はただ寒いだけですが、冬の前半は楽しいイベントが多いでしょ?

クリスマスに年末年始とか、もう楽しいだけやん(笑)

ですが、正月すぎるともう地獄。

寒いだけの面白くもなんともない日々が春まで続きま(笑)

てことで、本題に入っていきましょう。

今日のイルネス辞典は、「無毛症または乏毛症」について解説していきたいと思います。

まずは、どんな病気かと言いますと、生まれつき毛がまったく生えないか、あるいは少ない病気です。

生まれた時は普通の人と同じように頭の毛があるのに、生後1〜2年で抜け落ちて生えてこない病気もあります。

頭部全体に毛がない全頭無毛症(ぜんとうむもうしょう)と、頭部の一部分に毛がない限局性無毛症(げんきょくせいむもうしょう)があります。

では原因は何かという事ですが、先天的に全頭無毛になる遺伝性の疾患が数多くあります。

このような疾患では毛の発生、成長に必要な遺伝子に変異があり、無毛あるいは乏毛になっています。

どの遺伝子にどのような異常があるのかは最近次々とわかってきています。

限局性無毛症になる疾患としては脂腺母斑(しせんぼはん)、先天性皮膚形成不全症(せんてんせいひふけいせいふぜんしょう)などがあります。

症状の現れ方としては、先天性無毛症では精神発育遅滞(せいしんはついくちたい)を伴う場合があります。

外胚葉(がいはいよう)形成異常症では無毛あるいは乏毛とともに汗腺、爪、歯牙(しが)、皮膚などにもさまざまな異常が現れます。

脂腺母斑では、出生時には境界の明瞭な毛のない部分があります。

思春期になるとその部位が黄色くなり、表面はでこぼこに隆起してきます。

先天性皮膚形成不全症は、頭頂部に多く発生します。

大きさは1〜3pくらいです。

出生時に毛のないへこんだ病変として発見されます。

出生時にはまだ皮膚が潰瘍のままのこともあります。

多くの先天性無毛症や乏毛症の遺伝子異常がわかってきています。

今後は遺伝子診断が行われるようになるでしょう。

治療の方法ですが、先天的無毛症に対する治療法は、現時点ではありません。

かつらを使うことで見た目を整えることができます。

脂腺母斑や先天性皮膚形成不全症が原因の限局性無毛症では、手術で病変部の皮膚を切除することで無毛部位はなくなります。

生まれつき頭の毛が極端に少ない場合や、出生時にはあった毛が抜け落ちてから生えてこない場合は、皮膚科専門医の診察を受けることが必要です。

無毛や乏毛が遺伝性疾患の発見の手がかりになることがあります。

限局性の無毛や乏毛にもいろいろな原因があります。

やはり、皮膚科専門医の診察を受けることが必要です。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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