2016年08月10日 [からだのこと]
酒は百薬の長と違ごたんかい!
お疲れ様です。院長です。
8月10日水曜日。
ちょっと疲れてくる水曜日なんですが、今週はなんと明日が祝日です☆
「山の日」とか言う聞きなれない祝日…
詳しくは明日のブログで(笑)
そしてとてつもなく暑いですねぇ〜
こんな暑い日は、さっさと仕事を終えて、冷たいビールでもって人も多いんではないでしょうか…
暑さと、ビールの売り上げは密接に関係があるようで、冷夏になればビールの売り上げは激減するそうですね。
今年はどうなんでしょうかね。
では今日はそんなビール好きも含め、愛飲家すべてに関わるちょっと大変なお話を…
以前から発癌性物質であると考えられてきたアルコールですが、具体的にどのがんの原因になるのかを特定することは困難であり、実際の発癌性も、完全には分かっていませんでした。
ですが今回、ニュージーランド、オタゴ大学の研究者はアルコールと癌に関する厖大な先行研究を徹底的に調査し、アルコール以外の影響を除外することで、その因果関係を突き止めたようです。
その結果、6種の癌はアルコール摂取に直接関連していることが判明したそうです。しかも、それはほどほどの飲酒であっても同様なんだそうですよ…
確かに、アルコールが身体にとって毒だという事は薄々分かってはいましたが、今回の調査のポイントは、「ほどほどの飲酒」であっても、発癌性にはたいした変わりがないというところですね。
今までの通説では、一定量の基準を超えた飲酒を長期間繰り返すことにより、癌になる可能性が高まるみたいな曖昧な表現にとどまっておりましたからねぇ…
それでは、とりあえずアルコールに起因する6種の癌のお話に入りますがこれは、肝臓癌、口腔癌、咽頭癌、食道癌、大腸癌、乳癌だそうです。
もちろん、アルコールはこれらの癌の唯一の原因というわけでありません。
ですが、その要因の1つであることは間違いないようで、実際、この部位におけるアルコールに起因する癌は、世界の癌による死亡の5.8%を占めるといいますから、なかなかのもんです。
この結論は世界癌研究資金、国際癌研究機関、世界保健機関など、世界有数の保健組織が実施した10年相当の研究に基づいたもので、また決定的ではないが、アルコールは皮膚癌、前立腺癌、膵臓癌との関連も指摘されているそうです。
あくまで、最大のリスクがあるのはアルコールの大量摂取ですが、飲酒の習慣は大勢の人にあるので、少量あるいは中程度の摂取であっても相当な負担になるということです。
そのため、大酒飲みに集中するのではなく、ごく稀にしか飲まない人も含めて、飲酒する人全員に危険性があるということなんですよね。
ですから、この研究が究極的に浮き彫りにしているのは、アルコール摂取に関して「安全な範囲」などというものは存在しないということなんですね。
これは、ちょっと驚きですね…
飲酒は百薬の長なんて言い方をする場合もありますし、適量ならなんなら身体に良いものと思ってた部分もありますもんねぇ…
まぁとはいえ、癌には200種類以上もの形があり、それぞれが異なる種々の要因によって発生します。
これまでの調査と同様、今回の研究もそうした癌の要因を減らすことが予防につながるということですね。これは特に飲酒と喫煙に起因する癌に当てはまるそうです。
この報告では、頻繁な喫煙や飲酒、座っていることが多い生活スタイル、肥満は、一部の癌(皮膚、脳、リンパ管、血液、非致死性前立腺変異)を除き、あらゆる癌の大きなリスク要因であると示唆しています。
喫煙せず、飲酒もほぼ行わず、健康的な体型を維持すれば、癌診断の件数を70%減らすことができるとも言われている位ですから、相当なリスクだと考えた方がいいかもしれませんね。
ってこう書くと、飲酒=癌みたいな気にもなってきますが、あくまでこういった研究は、統計的なものなので全員がこれにあてはまるわけではないですから…
体質や環境、持って生まれた遺伝子にも関連するので、大酒飲みで長生きしている人ももちろんいるわけですけどね。
確率的に、飲酒は癌発症を助長させるということは、間違いないと思われますね。
癌は遺伝子が突然変異したコピーミスが、免疫細胞の攻撃を免れ癌細胞となり長い時間をかけて増殖していく病気です。
年齢を重ねていけば免疫力も衰えるため、高齢者が癌にかかる確率は当然あがるわけです。
ということは、多くの人がいつかは癌になる可能性があるってことで、禁酒や禁煙、それから生活習慣の改善なんかも、癌になる可能性を少しでも軽減させるという意味で、予防法なんでしょうね。
ま、例えば禁酒禁煙を敢行することにより、ストレス性の疾患に罹患するなんてことも考えられるわけですからねぇ…
今回の6つの癌には入っていない「胃癌」なんかは、ストレスが一番の要因とも言われてますから、何が良いかは分かりませんけどね。
全ての楽しみを排除して、健康を手に入れるという事が、どこまで必要かはその本人が決めることですが、やはり健康にこしたことはないですからね。
私的には、飲酒する分、身体を動かす時間をとるとか、不必要なものを食べないとか、そういう風にバランスを取ってますけどね。
人間、バランスは大事ですからね。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月10日水曜日。
ちょっと疲れてくる水曜日なんですが、今週はなんと明日が祝日です☆
「山の日」とか言う聞きなれない祝日…
詳しくは明日のブログで(笑)
そしてとてつもなく暑いですねぇ〜
こんな暑い日は、さっさと仕事を終えて、冷たいビールでもって人も多いんではないでしょうか…
暑さと、ビールの売り上げは密接に関係があるようで、冷夏になればビールの売り上げは激減するそうですね。
今年はどうなんでしょうかね。
では今日はそんなビール好きも含め、愛飲家すべてに関わるちょっと大変なお話を…
以前から発癌性物質であると考えられてきたアルコールですが、具体的にどのがんの原因になるのかを特定することは困難であり、実際の発癌性も、完全には分かっていませんでした。
ですが今回、ニュージーランド、オタゴ大学の研究者はアルコールと癌に関する厖大な先行研究を徹底的に調査し、アルコール以外の影響を除外することで、その因果関係を突き止めたようです。
その結果、6種の癌はアルコール摂取に直接関連していることが判明したそうです。しかも、それはほどほどの飲酒であっても同様なんだそうですよ…
確かに、アルコールが身体にとって毒だという事は薄々分かってはいましたが、今回の調査のポイントは、「ほどほどの飲酒」であっても、発癌性にはたいした変わりがないというところですね。
今までの通説では、一定量の基準を超えた飲酒を長期間繰り返すことにより、癌になる可能性が高まるみたいな曖昧な表現にとどまっておりましたからねぇ…
それでは、とりあえずアルコールに起因する6種の癌のお話に入りますがこれは、肝臓癌、口腔癌、咽頭癌、食道癌、大腸癌、乳癌だそうです。
もちろん、アルコールはこれらの癌の唯一の原因というわけでありません。
ですが、その要因の1つであることは間違いないようで、実際、この部位におけるアルコールに起因する癌は、世界の癌による死亡の5.8%を占めるといいますから、なかなかのもんです。
この結論は世界癌研究資金、国際癌研究機関、世界保健機関など、世界有数の保健組織が実施した10年相当の研究に基づいたもので、また決定的ではないが、アルコールは皮膚癌、前立腺癌、膵臓癌との関連も指摘されているそうです。
あくまで、最大のリスクがあるのはアルコールの大量摂取ですが、飲酒の習慣は大勢の人にあるので、少量あるいは中程度の摂取であっても相当な負担になるということです。
そのため、大酒飲みに集中するのではなく、ごく稀にしか飲まない人も含めて、飲酒する人全員に危険性があるということなんですよね。
ですから、この研究が究極的に浮き彫りにしているのは、アルコール摂取に関して「安全な範囲」などというものは存在しないということなんですね。
これは、ちょっと驚きですね…
飲酒は百薬の長なんて言い方をする場合もありますし、適量ならなんなら身体に良いものと思ってた部分もありますもんねぇ…
まぁとはいえ、癌には200種類以上もの形があり、それぞれが異なる種々の要因によって発生します。
これまでの調査と同様、今回の研究もそうした癌の要因を減らすことが予防につながるということですね。これは特に飲酒と喫煙に起因する癌に当てはまるそうです。
この報告では、頻繁な喫煙や飲酒、座っていることが多い生活スタイル、肥満は、一部の癌(皮膚、脳、リンパ管、血液、非致死性前立腺変異)を除き、あらゆる癌の大きなリスク要因であると示唆しています。
喫煙せず、飲酒もほぼ行わず、健康的な体型を維持すれば、癌診断の件数を70%減らすことができるとも言われている位ですから、相当なリスクだと考えた方がいいかもしれませんね。
ってこう書くと、飲酒=癌みたいな気にもなってきますが、あくまでこういった研究は、統計的なものなので全員がこれにあてはまるわけではないですから…
体質や環境、持って生まれた遺伝子にも関連するので、大酒飲みで長生きしている人ももちろんいるわけですけどね。
確率的に、飲酒は癌発症を助長させるということは、間違いないと思われますね。
癌は遺伝子が突然変異したコピーミスが、免疫細胞の攻撃を免れ癌細胞となり長い時間をかけて増殖していく病気です。
年齢を重ねていけば免疫力も衰えるため、高齢者が癌にかかる確率は当然あがるわけです。
ということは、多くの人がいつかは癌になる可能性があるってことで、禁酒や禁煙、それから生活習慣の改善なんかも、癌になる可能性を少しでも軽減させるという意味で、予防法なんでしょうね。
ま、例えば禁酒禁煙を敢行することにより、ストレス性の疾患に罹患するなんてことも考えられるわけですからねぇ…
今回の6つの癌には入っていない「胃癌」なんかは、ストレスが一番の要因とも言われてますから、何が良いかは分かりませんけどね。
全ての楽しみを排除して、健康を手に入れるという事が、どこまで必要かはその本人が決めることですが、やはり健康にこしたことはないですからね。
私的には、飲酒する分、身体を動かす時間をとるとか、不必要なものを食べないとか、そういう風にバランスを取ってますけどね。
人間、バランスは大事ですからね。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院