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2016年08月09日 [からだのこと]

新型嘘発見器、いや、嘘じゃないんか…

お疲れ様です。院長です。

8月9日火曜日。

さぁ、もうすぐお盆って事で、暑さもピークに達しようとしてますね。

お盆を過ぎれば、少々暑さも下降気味になるんですかね?

ここまで暑いと頭がボぉ〜っとしてきて、自分で自分が、何をしようとしてたのか、3歩歩いたら忘れる状態です(笑)

そこで本日は、そんなあなたのためにってわけではもちろんありませんが、アメリカの研究チームが、頭の中で考えてることを読み取り言葉にするデバイスを開発したそうなんで、そのお話を少ししてみましょう。


アメリカ、カリフォルニア大学バークレー校のチームは、数年に渡る研究の末、ついに人の脳内の単語を再生することに成功したのだそうです。

このチームは、言葉を聞き、話し、想像するときに、脳の領域がどのように重なり合い関連するのか研究し、このデバイスの作成に着手したわけです。


今の研究段階は、人が話したい言葉を頭に思い浮かべている間に脳を直接測定して、理解できるストーリーを再生することだそうで、これにより麻痺や筋萎縮性側索硬化症などで言葉を失った患者の日常会話を助けるデバイスが出来るという事です。

つまり、頭に思ったことが、そのまま言葉としてデバイスを通じて出てくるってことですね。



これは確かに、完成すればスゴイです。



数多くの神経障害では、患者がはっきり話す内容を意識しているのに、話すことができないようになってしまいます。

このチームの目指すものは、言葉を思い浮かべたときの脳波を解析するデバイス開発で、そして読み取った脳波を音声ファイルに変換し、声として再生するということだそうです。



チームはこれまで、てんかん治療など、非研究目的の外科手術を控えた患者を対象に、側頭葉の活動を観測し、耳で聞いた単語を再生することに成功しています。

覚醒している被験者の脳の言語領域表面に電極を設置し、会話を聞いている最中の脳細胞での電気反応パターンを測定し、これを基に、発声された音と脳信号とを対応させるコンピューターモデルを作成するところまでは完成しています。


そしてさらに研究チームは、脳を直接録音することで、頭に思い浮かべた特定の言葉まで解読することにも成功しているそうです。



これまた、イカン領域に入ってきている気がしないでもないですが…(;^ω^)

先ほども出てきました、例えば、重度の筋萎縮性側索硬化症の方などは、眼球以外のほぼ全ての身体のパーツが動きません。

したがって、言葉が出ないにしても、筆談も、手話もなにもコミュニケーションのツールはなく、唯一字の書いてあるボードに目線をあてることで、文字を起こすということしか出来ませんでした。

そういった患者さんには、朗報と言えるでしょう。しかしねぇ…



このデバイスが実用化されたら、まず黙秘ってものが無くなりますよね(;'∀')


まぁ、犯罪者相手なら、それも致し方ない気もしますが、頭の中で考えたことが、そのまま声になってしまう(してしまう)なんて、考えたらゾッとしますよねぇ…

そんな装置が簡単に売られでもした日にゃ、寝てる間に装着されて、洗いざらい白状させられる、なんて事件がそこかしこでおこりそう(笑)


人類は、また、利便を追求するあまり、踏み越えてはいけないラインを踏もうとしてるんじゃないですかねぇ…



てなことで、私は比較的正直なタイプなんで問題ないですが、世の中にはこんなものが出てきたら困る人たくさんいるやろねぇ(笑)





ではまた〜



masin



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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