2020年06月28日 [からだのこと]
(174)サンデーイルネス(仮)糖原病について
お疲れ様です。院長です。
6月28日のサンデーイルネスでございます。
今月も月末前、支払い週間がやってきましたよ。
ここから末まで、怒涛の支払いラッシュ(笑)
毎月のことですが、やはり3月あたりから、コロナの影響もあり、どーにも暇なんですよね〜。
まぁ、3割減ってトコでしょうか、やはりずっとイマイチな状況です。
まぁ、今は日本中がそんな状態ですし、やはり不要不急の外出は避けるべきですから、少々我慢できるなら通院もやめとこーってなりますわな。
気持ちは分かりますよー(笑)
でも、それとこれとは話は別で、やはり経済を成り立たせていかなきゃなりませんしねぇ…。
とは言え、こういう職種、大売出しってわけにもいきませんし、特売するわけにもいかないんでねぇ(笑)
早いとこ、元の状態に戻って欲しいですが、完璧に戻るのはまだまだ先だよね。
もうすぐ夏が来ますし、夏はやはり少々警戒感も薄れると思います。
マスクも外しがちになりますしね。
密にもなりやすいですし、ここでまた感染拡大とかなったら、もうアカンかも(笑)
でもやっぱり、夏はレジャーですからねぇ。
密を避けながらでも、どこかに出掛ける人は増えるでしょうし、券をまたぐと感染拡大に拍車がかかりますからねぇ。
冗談抜きで、秋冬に第二波がきて、もっかい緊急事態宣言とか出されたら、日本経済はかなり傾くでしょうし、倒産企業続出しそうやもんね。
なので、この夏はとにかく大人しくしてましょう。
って、話の方向が定まってませんが、とりあえず本題に入りましょう。
今日の「イルネス辞典」は「糖原病」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、糖原(グリコーゲン)は、脂肪と同様に体のなかの貯蔵エネルギーのひとつであり、とくに肝臓と筋に多く蓄えられています。
肝臓の糖原は、空腹時にブドウ糖にまで分解されて血液中に放出され、全身で利用されます。
筋の糖原は、短時間に大きなエネルギーを要する運動時に分解され、筋で用いられます。
糖原病は、糖原の利用が障害され、結果として組織に糖原が異常に蓄積する病気です。
10種前後の病型があり、蓄積する組織にしたがって肝臓(肝型)、筋(筋型)、肝臓と筋(肝筋(かんきん)型)、心筋(しんきん)(心筋型)に分類されます。
では原因ですが、糖原の分解に関係する各種酵素の遺伝子異常が原因で、大部分は常染色体劣性遺伝(じょうせんしょくたいれっせいいでん)し、一部はX連鎖(れんさ)劣性遺伝します。
症状は、それぞれの型で違って、「肝型」では、低血糖、肝臓の腫大、低身長などが主な症状です。
肝臓の糖原から生成されたブドウ糖は血液中に放出され、各組織で(とくに脳など)で利用されます。
低血糖になると脳のはたらきが障害され、頭がぼーっとする程度の軽いものから昏睡(こんすい)となる重い意識障害まで、血糖の低さにしたがってさまざまな症状が認められます。
肝臓に糖原が脂肪とともに蓄積され、肝臓が腫大し、子どもではおなかが大きくふくらんで見えることもあります。
成人後には良性の肝腺腫(かんせんしゅ)ができて、悪性化することもあるので、注意が必要です。
また、人形様顔貌(にんぎょうようがんぼう)、低身長、高乳酸血症(こうにゅうさんけっしょう)、高脂血症、高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)、肝硬変などが認められることもあります。
「筋型」では、激しい運動時の疲労、筋力の低下、筋肉痛、筋の崩壊によるミオグロビン尿(褐色尿)などが認められます。
「肝筋型」では両者の症状が認められ、心筋型では心臓が拡大し、心不全の症状を示します。
症状、肝・筋のMRIやCT、フェルナンデスらにより確立された負荷試験、肝・筋生検による糖原の蓄積の確認、血液、肝、筋組織を用いた酵素活性の測定などにより診断されます。
最近では、遺伝子解析により簡単に診断される病型も知られています。
治療の方法としましては、肝型では、特殊ミルクや食事を頻回に分けて与え、血糖の維持を図ることが目標になります。
夜間の低血糖が問題になる場合には、経管栄養を施したり、就寝前や夜間にコーンスターチを与えます。
病型によっては、乳糖、ガラクトース、果糖などを制限します。
「筋型」では、激しい運動を避け、高蛋白食が有効なこともあります。なお、肝型では肝移植、重症心筋型では心移植が有効な治療法です。
いかがでしたか。
では、次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月28日のサンデーイルネスでございます。
今月も月末前、支払い週間がやってきましたよ。
ここから末まで、怒涛の支払いラッシュ(笑)
毎月のことですが、やはり3月あたりから、コロナの影響もあり、どーにも暇なんですよね〜。
まぁ、3割減ってトコでしょうか、やはりずっとイマイチな状況です。
まぁ、今は日本中がそんな状態ですし、やはり不要不急の外出は避けるべきですから、少々我慢できるなら通院もやめとこーってなりますわな。
気持ちは分かりますよー(笑)
でも、それとこれとは話は別で、やはり経済を成り立たせていかなきゃなりませんしねぇ…。
とは言え、こういう職種、大売出しってわけにもいきませんし、特売するわけにもいかないんでねぇ(笑)
早いとこ、元の状態に戻って欲しいですが、完璧に戻るのはまだまだ先だよね。
もうすぐ夏が来ますし、夏はやはり少々警戒感も薄れると思います。
マスクも外しがちになりますしね。
密にもなりやすいですし、ここでまた感染拡大とかなったら、もうアカンかも(笑)
でもやっぱり、夏はレジャーですからねぇ。
密を避けながらでも、どこかに出掛ける人は増えるでしょうし、券をまたぐと感染拡大に拍車がかかりますからねぇ。
冗談抜きで、秋冬に第二波がきて、もっかい緊急事態宣言とか出されたら、日本経済はかなり傾くでしょうし、倒産企業続出しそうやもんね。
なので、この夏はとにかく大人しくしてましょう。
って、話の方向が定まってませんが、とりあえず本題に入りましょう。
今日の「イルネス辞典」は「糖原病」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、糖原(グリコーゲン)は、脂肪と同様に体のなかの貯蔵エネルギーのひとつであり、とくに肝臓と筋に多く蓄えられています。
肝臓の糖原は、空腹時にブドウ糖にまで分解されて血液中に放出され、全身で利用されます。
筋の糖原は、短時間に大きなエネルギーを要する運動時に分解され、筋で用いられます。
糖原病は、糖原の利用が障害され、結果として組織に糖原が異常に蓄積する病気です。
10種前後の病型があり、蓄積する組織にしたがって肝臓(肝型)、筋(筋型)、肝臓と筋(肝筋(かんきん)型)、心筋(しんきん)(心筋型)に分類されます。
では原因ですが、糖原の分解に関係する各種酵素の遺伝子異常が原因で、大部分は常染色体劣性遺伝(じょうせんしょくたいれっせいいでん)し、一部はX連鎖(れんさ)劣性遺伝します。
症状は、それぞれの型で違って、「肝型」では、低血糖、肝臓の腫大、低身長などが主な症状です。
肝臓の糖原から生成されたブドウ糖は血液中に放出され、各組織で(とくに脳など)で利用されます。
低血糖になると脳のはたらきが障害され、頭がぼーっとする程度の軽いものから昏睡(こんすい)となる重い意識障害まで、血糖の低さにしたがってさまざまな症状が認められます。
肝臓に糖原が脂肪とともに蓄積され、肝臓が腫大し、子どもではおなかが大きくふくらんで見えることもあります。
成人後には良性の肝腺腫(かんせんしゅ)ができて、悪性化することもあるので、注意が必要です。
また、人形様顔貌(にんぎょうようがんぼう)、低身長、高乳酸血症(こうにゅうさんけっしょう)、高脂血症、高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)、肝硬変などが認められることもあります。
「筋型」では、激しい運動時の疲労、筋力の低下、筋肉痛、筋の崩壊によるミオグロビン尿(褐色尿)などが認められます。
「肝筋型」では両者の症状が認められ、心筋型では心臓が拡大し、心不全の症状を示します。
症状、肝・筋のMRIやCT、フェルナンデスらにより確立された負荷試験、肝・筋生検による糖原の蓄積の確認、血液、肝、筋組織を用いた酵素活性の測定などにより診断されます。
最近では、遺伝子解析により簡単に診断される病型も知られています。
治療の方法としましては、肝型では、特殊ミルクや食事を頻回に分けて与え、血糖の維持を図ることが目標になります。
夜間の低血糖が問題になる場合には、経管栄養を施したり、就寝前や夜間にコーンスターチを与えます。
病型によっては、乳糖、ガラクトース、果糖などを制限します。
「筋型」では、激しい運動を避け、高蛋白食が有効なこともあります。なお、肝型では肝移植、重症心筋型では心移植が有効な治療法です。
いかがでしたか。
では、次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院