2020年05月29日 [動物のこと]
ティラノサウルスのマラソン
お疲れ様です。院長です。
5月29日の金曜日でございます。
5月も残すところ後2日となり、ますます気温も上昇してまいりました。
これからの季節、ジッとしてても体力を奪われがちですし、身体を動かすならかならず水分補給が必要ですからね。
もちろん、何もしなくても水分補給は必要ですけど、動く方ならいつもにも増して十分水分は取りましょうね。
水分というと水ってなるでしょうけど、水だけではいけません。
汗とともに電解質やミネラルが抜けているので、それを補うドリンクが最適でございます。
毎年言うてますが、OS-1が一番いいかなと…
ですが、これは普通の生活をしている人の話で、スポーツなんかする人ならもうちょっとこだわりたいとこですけどね。
マラソンの給水なんかでも、水を飲んでるわけではなくて、その人に合ったオリジナルなドリンクを飲んでます。
わたくし院長も、トレーニング時は糖質と、ミネラル、アミノ酸、ビタミンなんかがミックスされたドリンクを飲みながらやってます。
ちなみに、トレーニング前にも同じく、糖とアミノ酸、ミネラルの入ったドリンクを飲んで栄養補給しておきます。
これは、30分〜1時間前位に飲んで、トレーニング中は、先ほどのドリンクを飲みます。
で、トレーニングが終わったら、プロテイン、アミノ酸、糖などのドリンクを飲みます。
この3種類のドリンクを溶かす水の量が、大体2.5リットルくらいでございます。
こうなるともう熱中症対策とかのレベルではないですが、それだけ身体に必要なものは摂取しないといけないってことです。
特に、暑いと食欲が落ちてしまうって人は、糖とかアミノ酸、ビタミン、ミネラルの入った飲み物を脱水症対策にすると、栄養も普通に取れるので一石二鳥ですな。
栄養をキチンと取ってれば、免疫も下がりにくいですし、これからの季節を乗り越えるためにもぜひ、参考にしてみて下さい。
ってな感じで、今日もネタにいくわけですが、今日のネタは意外な大物の登場です。
その大物とは、ティラノサウルスです。
まぁ、大きいですなぁ〜。
彼は恐竜史上、いや、生物学史上最強の呼び声も高い恐竜で、骨格標本から推定される成体の体長は約11〜13m、体重は6〜9tと推測されています。
白亜紀後期のアメリカ、カナダに生息していたとされる最大の肉食獣ですな。
この恐竜、まぁもちろん実物ではないですが、みなさんみたことありますよね。
脚はとにかく大きいですが、手はオマケ程度の大きさで、あまり実用的に使われてなかったと推測されてます。
で、今日はアメリカはメリーランド大学の研究で、このティラノサウルスをはじめとする70種以上の獣脚竜の脚を分析したそうです。
この研究では、500グラム程度から9トンを超えるものまで、さまざまな恐竜の脚のバランス・比率・体重・歩き方が分析されています。
そこから判明したのは、長い脚は速く走るためのものですが、同時に持久力や効率を追求した結果である可能性もあるということです。
つまり速く走る短距離走よりも、長く走り続けるマラソンの方が得意であるとも考えられるそうなんです。
ティラノサウルスには、暴力的なまでのダッシュ力で獲物を仕留める俊敏なハンターというイメージがありますが、その運動能力についての最近の研究では、それほど卓越した走力はなかっただろうことが明らかになっています。
たとえば2017年、当時もっとも包括的なコンピューターモデルで、ティラノサウルスの歩きや走りをシミュレートするという研究が行われたんですが、その結果によれば、ティラノサウルスが移動する速度は時速20キロ程度が限界であるという結果も出ています。
それ以上速く走ろうとすれば、その衝撃で足の骨が砕けてしまうそうなんですね(笑)
速く走ると足の骨が砕けるとか、なんとも恐竜らしい気もしますが、さらに別のモデルを使った同年の研究では、500種以上の現生種の最高速度や体の大きさなどが分析されました。
通常、大人の歩く速度は時速4〜5キロで、走る速度は人によって当然、差はありますが、およそその4倍と言われているので、時速16〜20キロ程度です。
つまり普通の人でもティラノサウルスといい勝負ができるということなんですね。
まぁ、もしティラノサウルスと遭遇してしまい、彼に追いかけられたとしたら、おそらくは逃げ切れるでしょう。
速度が同じなら、小回りのきくほうがいいもんね。
ちなみに、ウサイン・ボルトのトップスピードは時速44.6キロだったそうなので、彼なら余裕で後に回りこめるほどスピード差がありますな。
当然ながら、大きな体は移動速度に不利に働きますし、小型・中型の恐竜ならば、確かに長い脚があればそれだけ速く走れたことでしょう。
しかし体重1トンを超える恐竜ともなれば話が違って、それによれば、そうした大きな恐竜にとって長い脚が意味するのは、エネルギーの効率性であるといいます。
肉食動物はエサを得るために、長時間獲物を探して歩き回らねばなりません。
そのため、いつエサを得られるとも分からない捜索時間のエネルギー消費をできるだけ抑えねばならず、長い脚はそのために有利なものであったようなんです。
つまりは、持久力を得るためということでしょうか。
ですが、この程度の速度でしか走れないわけですから、最強恐竜とは言え、狩りが毎回うまくいったとは限りませんね。
あれだけの巨体ですから、食べる量もハンパないでしょうし、彼らも生きてくのが大変だったでしょうね。
いまだ、解明されてない事も多い恐竜ですが、これからも少しずつその全容が明らかになっていくことでしょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月29日の金曜日でございます。
5月も残すところ後2日となり、ますます気温も上昇してまいりました。
これからの季節、ジッとしてても体力を奪われがちですし、身体を動かすならかならず水分補給が必要ですからね。
もちろん、何もしなくても水分補給は必要ですけど、動く方ならいつもにも増して十分水分は取りましょうね。
水分というと水ってなるでしょうけど、水だけではいけません。
汗とともに電解質やミネラルが抜けているので、それを補うドリンクが最適でございます。
毎年言うてますが、OS-1が一番いいかなと…
ですが、これは普通の生活をしている人の話で、スポーツなんかする人ならもうちょっとこだわりたいとこですけどね。
マラソンの給水なんかでも、水を飲んでるわけではなくて、その人に合ったオリジナルなドリンクを飲んでます。
わたくし院長も、トレーニング時は糖質と、ミネラル、アミノ酸、ビタミンなんかがミックスされたドリンクを飲みながらやってます。
ちなみに、トレーニング前にも同じく、糖とアミノ酸、ミネラルの入ったドリンクを飲んで栄養補給しておきます。
これは、30分〜1時間前位に飲んで、トレーニング中は、先ほどのドリンクを飲みます。
で、トレーニングが終わったら、プロテイン、アミノ酸、糖などのドリンクを飲みます。
この3種類のドリンクを溶かす水の量が、大体2.5リットルくらいでございます。
こうなるともう熱中症対策とかのレベルではないですが、それだけ身体に必要なものは摂取しないといけないってことです。
特に、暑いと食欲が落ちてしまうって人は、糖とかアミノ酸、ビタミン、ミネラルの入った飲み物を脱水症対策にすると、栄養も普通に取れるので一石二鳥ですな。
栄養をキチンと取ってれば、免疫も下がりにくいですし、これからの季節を乗り越えるためにもぜひ、参考にしてみて下さい。
ってな感じで、今日もネタにいくわけですが、今日のネタは意外な大物の登場です。
その大物とは、ティラノサウルスです。
まぁ、大きいですなぁ〜。
彼は恐竜史上、いや、生物学史上最強の呼び声も高い恐竜で、骨格標本から推定される成体の体長は約11〜13m、体重は6〜9tと推測されています。
白亜紀後期のアメリカ、カナダに生息していたとされる最大の肉食獣ですな。
この恐竜、まぁもちろん実物ではないですが、みなさんみたことありますよね。
脚はとにかく大きいですが、手はオマケ程度の大きさで、あまり実用的に使われてなかったと推測されてます。
で、今日はアメリカはメリーランド大学の研究で、このティラノサウルスをはじめとする70種以上の獣脚竜の脚を分析したそうです。
この研究では、500グラム程度から9トンを超えるものまで、さまざまな恐竜の脚のバランス・比率・体重・歩き方が分析されています。
そこから判明したのは、長い脚は速く走るためのものですが、同時に持久力や効率を追求した結果である可能性もあるということです。
つまり速く走る短距離走よりも、長く走り続けるマラソンの方が得意であるとも考えられるそうなんです。
ティラノサウルスには、暴力的なまでのダッシュ力で獲物を仕留める俊敏なハンターというイメージがありますが、その運動能力についての最近の研究では、それほど卓越した走力はなかっただろうことが明らかになっています。
たとえば2017年、当時もっとも包括的なコンピューターモデルで、ティラノサウルスの歩きや走りをシミュレートするという研究が行われたんですが、その結果によれば、ティラノサウルスが移動する速度は時速20キロ程度が限界であるという結果も出ています。
それ以上速く走ろうとすれば、その衝撃で足の骨が砕けてしまうそうなんですね(笑)
速く走ると足の骨が砕けるとか、なんとも恐竜らしい気もしますが、さらに別のモデルを使った同年の研究では、500種以上の現生種の最高速度や体の大きさなどが分析されました。
通常、大人の歩く速度は時速4〜5キロで、走る速度は人によって当然、差はありますが、およそその4倍と言われているので、時速16〜20キロ程度です。
つまり普通の人でもティラノサウルスといい勝負ができるということなんですね。
まぁ、もしティラノサウルスと遭遇してしまい、彼に追いかけられたとしたら、おそらくは逃げ切れるでしょう。
速度が同じなら、小回りのきくほうがいいもんね。
ちなみに、ウサイン・ボルトのトップスピードは時速44.6キロだったそうなので、彼なら余裕で後に回りこめるほどスピード差がありますな。
当然ながら、大きな体は移動速度に不利に働きますし、小型・中型の恐竜ならば、確かに長い脚があればそれだけ速く走れたことでしょう。
しかし体重1トンを超える恐竜ともなれば話が違って、それによれば、そうした大きな恐竜にとって長い脚が意味するのは、エネルギーの効率性であるといいます。
肉食動物はエサを得るために、長時間獲物を探して歩き回らねばなりません。
そのため、いつエサを得られるとも分からない捜索時間のエネルギー消費をできるだけ抑えねばならず、長い脚はそのために有利なものであったようなんです。
つまりは、持久力を得るためということでしょうか。
ですが、この程度の速度でしか走れないわけですから、最強恐竜とは言え、狩りが毎回うまくいったとは限りませんね。
あれだけの巨体ですから、食べる量もハンパないでしょうし、彼らも生きてくのが大変だったでしょうね。
いまだ、解明されてない事も多い恐竜ですが、これからも少しずつその全容が明らかになっていくことでしょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院