2020年05月21日 [動物のこと]
新型クラミジア。
お疲れ様です。院長です。
5月21日の木曜日でございます。
さぁ、5月もあと10日、今日は緊急事態宣言の一部解除に関するお話し合いを、専門家達が行う日でございます。
14日にも一部解除になっておりますし、今日の会議で近畿三県は解除されそうでございます。
まぁ、この部分的解除、イイとこももちろんあるんですが、日本は狭いですからね〜。
お隣の県とは必ず隣接してるわけで、その移動がある以上やはり危険は伴いますよね。
そして解除した途端、また集団感染が起こるなんてこともありますし、やはり慎重にはなりますよね。
しかし、もうかれこれ最初の宣言から、6週間ですから経済再開の声は色んな所から聞こえてきますよね。
この専門家会議って、そりゃいろんあ専門家が話し合うんでしょうけど、経済学の専門家と、疫学の専門家が混じって話しても、結論なんかでやしねえです。
そりゃ疫学の専門家は、まだダメだーって言いやがるし、経済学の専門家はそろそろ経済活動を再開させないとああなるこうなる言いますやん。
結局、その案の間を取る形で色々決定するんでしょうけど、正解なんかないもんねぇ。
これ、5月6日だかに、5月末まで延長って決めたんですから、途中で解除せずに感染者が例え1日に2人とか3人とかってレベルになっても5月末までは続けたらいいと思うんでうけどね。
そりゃ、いまだに感染者がいない県とかありますけど、今の日本は行こうと思えばそこに行けますしね。
つまり、よその県からウイルスが侵入することもあるわけで、それを抑制するって意味でも全県同じで良いと思うんですけどねぇ。
その上、休業要請なんかは各都道府県の知事の権限だってんですから、これもハテナだね。
さっきも言った通り、日本は狭くて隣接してる部分が多いんですよね。
例えば、大阪府がうちは独自に解除します〜って全面解除しちゃったら、隣接県の京都や和歌山は困るでしょ。
そうなると、あそこの県が解除してこっちに来たからだーとか、余計なもめ事の種にもなるやん。
関西で言えば、滋賀県とか比較的感染者も少ないですけど、そこだけ解除されても、滋賀の人が大阪や京都に来てしまったら意味ないしねぇ。
まぁ、日本中の大人が思ったことでしょうけど、今回のコロナを通して政治のあり方ってのが本当に浮き彫りになりました。
法律も含め、見直すべきことが多く見つかったはずですし、今後どうしていくかが大事ですよね。
まぁこのまま一旦は何となく、収束しそうですよね。
ですが、薬もワクチンもない状態は変わりませから、感染者がゼロにならない以上、また第二波が来ないとも限りませんし、事実そうなってる国や地域はたくさんありますしね。
ってなコロナな毎日ですが、たまにはコロナ以外のネタもお届けしないとなーとか思いながら、前半はコロナなお話しでした。
では、後半は全然関係ないお話しでもいってみましょう。
ちょっと前のお話しなんですが、スウェーデンとオランダの共同研究グループが、北極海の海の底でクラミジアの近縁種を発見したってなお話しです。
凍てつく北極海の極限環境で、宿主を必要としないクラミジアの新種が発見されたそうなんです。
クラミジアは寄生性の細菌で、そのうちの1つ、クラミジア・トラコマチスは性感染症を引き起こすことで我々人類とも縁のある細菌です。
この仲間はクラミジア門という大きな細菌グループを構成しているんですが、ここに属する多くの種が宿主に寄生することで生きています。
つまり、何かに寄生しないと生きていけないってことですね。
ですから、基本的にクラミジアは、人間の体に寄生していなければすぐに死んでしまうかなり弱い菌なんですね。
ところが、彼らに欠かせないはずの宿主などいそうにもない、凍てつく北極海の深さ3キロの海底に降り積もった堆積物から、クラミジアの新種が発見されたそうなんです。
この新種は、凄まじい水圧にさらされ、ほとんど酸素のない極限環境でありながら、まるで一区画を制圧するかのように繁栄しているといいますからもはや菌とも呼びにくい存在です。
ウプサラ大学(スウェーデン)やヴァーヘニンゲン大学(オランダ)をはじめとする研究グループが北極海で発見した新種は、人間や動物に感染するクラミジアと非常に近いように見えるといいます。
それが大量に発見されたのは、アイスランドとノルウェーの間に挟まれた海底から突き出た5本の熱水噴出孔――
通称、「ロキの城(Loki’s Castle)」と呼ばれる場所の堆積物からでした。
泥の中に含まれていた遺伝物質を調べたところ、新種クラミジアは、他の仲間とは違い、生存するために宿主を必要とせず、代わりに周囲にいる微生物から栄養を奪っているらしいことが判明しました。
研究グループの見解では、宿主に感染する必要はないようですが、泥の中で生きる他の微生物が持つ化合物は必要だろうということです。
またクラミジアの仲間は、これまで考えられていた以上に、海洋生態系において大きな役割を果たしているかもしれないとのことです。
研究グループによれば、新種クラミジアをさらに研究することで、古代の細菌グループが動植物や菌類などに感染するようになった進化の経緯の解明につながるヒントが得られるかもしれないと研究欲に火をつけてるそうです。
まぁ、こういう新種の細菌ってのも、今はコロナの真っ最中ですから不気味ですよね。
宿主を必要としないってことは、寄生しないわけですから人には影響はないかもしれませんが、それは寄生するものがない場合だけで、寄生対象がいれば寄生して我々の知らない病気を引き起こすかもしれませんしね。
でも、なんでも最初は未知で謎なわけですから、こうやって一つ一つ謎が解き明かされるのは面白いですよね。
新型コロナウイルスも、来年の今頃にはきっと研究者達によって、丸裸にされてることでしょう。
人類の叡智を舐めんなよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月21日の木曜日でございます。
さぁ、5月もあと10日、今日は緊急事態宣言の一部解除に関するお話し合いを、専門家達が行う日でございます。
14日にも一部解除になっておりますし、今日の会議で近畿三県は解除されそうでございます。
まぁ、この部分的解除、イイとこももちろんあるんですが、日本は狭いですからね〜。
お隣の県とは必ず隣接してるわけで、その移動がある以上やはり危険は伴いますよね。
そして解除した途端、また集団感染が起こるなんてこともありますし、やはり慎重にはなりますよね。
しかし、もうかれこれ最初の宣言から、6週間ですから経済再開の声は色んな所から聞こえてきますよね。
この専門家会議って、そりゃいろんあ専門家が話し合うんでしょうけど、経済学の専門家と、疫学の専門家が混じって話しても、結論なんかでやしねえです。
そりゃ疫学の専門家は、まだダメだーって言いやがるし、経済学の専門家はそろそろ経済活動を再開させないとああなるこうなる言いますやん。
結局、その案の間を取る形で色々決定するんでしょうけど、正解なんかないもんねぇ。
これ、5月6日だかに、5月末まで延長って決めたんですから、途中で解除せずに感染者が例え1日に2人とか3人とかってレベルになっても5月末までは続けたらいいと思うんでうけどね。
そりゃ、いまだに感染者がいない県とかありますけど、今の日本は行こうと思えばそこに行けますしね。
つまり、よその県からウイルスが侵入することもあるわけで、それを抑制するって意味でも全県同じで良いと思うんですけどねぇ。
その上、休業要請なんかは各都道府県の知事の権限だってんですから、これもハテナだね。
さっきも言った通り、日本は狭くて隣接してる部分が多いんですよね。
例えば、大阪府がうちは独自に解除します〜って全面解除しちゃったら、隣接県の京都や和歌山は困るでしょ。
そうなると、あそこの県が解除してこっちに来たからだーとか、余計なもめ事の種にもなるやん。
関西で言えば、滋賀県とか比較的感染者も少ないですけど、そこだけ解除されても、滋賀の人が大阪や京都に来てしまったら意味ないしねぇ。
まぁ、日本中の大人が思ったことでしょうけど、今回のコロナを通して政治のあり方ってのが本当に浮き彫りになりました。
法律も含め、見直すべきことが多く見つかったはずですし、今後どうしていくかが大事ですよね。
まぁこのまま一旦は何となく、収束しそうですよね。
ですが、薬もワクチンもない状態は変わりませから、感染者がゼロにならない以上、また第二波が来ないとも限りませんし、事実そうなってる国や地域はたくさんありますしね。
ってなコロナな毎日ですが、たまにはコロナ以外のネタもお届けしないとなーとか思いながら、前半はコロナなお話しでした。
では、後半は全然関係ないお話しでもいってみましょう。
ちょっと前のお話しなんですが、スウェーデンとオランダの共同研究グループが、北極海の海の底でクラミジアの近縁種を発見したってなお話しです。
凍てつく北極海の極限環境で、宿主を必要としないクラミジアの新種が発見されたそうなんです。
クラミジアは寄生性の細菌で、そのうちの1つ、クラミジア・トラコマチスは性感染症を引き起こすことで我々人類とも縁のある細菌です。
この仲間はクラミジア門という大きな細菌グループを構成しているんですが、ここに属する多くの種が宿主に寄生することで生きています。
つまり、何かに寄生しないと生きていけないってことですね。
ですから、基本的にクラミジアは、人間の体に寄生していなければすぐに死んでしまうかなり弱い菌なんですね。
ところが、彼らに欠かせないはずの宿主などいそうにもない、凍てつく北極海の深さ3キロの海底に降り積もった堆積物から、クラミジアの新種が発見されたそうなんです。
この新種は、凄まじい水圧にさらされ、ほとんど酸素のない極限環境でありながら、まるで一区画を制圧するかのように繁栄しているといいますからもはや菌とも呼びにくい存在です。
ウプサラ大学(スウェーデン)やヴァーヘニンゲン大学(オランダ)をはじめとする研究グループが北極海で発見した新種は、人間や動物に感染するクラミジアと非常に近いように見えるといいます。
それが大量に発見されたのは、アイスランドとノルウェーの間に挟まれた海底から突き出た5本の熱水噴出孔――
通称、「ロキの城(Loki’s Castle)」と呼ばれる場所の堆積物からでした。
泥の中に含まれていた遺伝物質を調べたところ、新種クラミジアは、他の仲間とは違い、生存するために宿主を必要とせず、代わりに周囲にいる微生物から栄養を奪っているらしいことが判明しました。
研究グループの見解では、宿主に感染する必要はないようですが、泥の中で生きる他の微生物が持つ化合物は必要だろうということです。
またクラミジアの仲間は、これまで考えられていた以上に、海洋生態系において大きな役割を果たしているかもしれないとのことです。
研究グループによれば、新種クラミジアをさらに研究することで、古代の細菌グループが動植物や菌類などに感染するようになった進化の経緯の解明につながるヒントが得られるかもしれないと研究欲に火をつけてるそうです。
まぁ、こういう新種の細菌ってのも、今はコロナの真っ最中ですから不気味ですよね。
宿主を必要としないってことは、寄生しないわけですから人には影響はないかもしれませんが、それは寄生するものがない場合だけで、寄生対象がいれば寄生して我々の知らない病気を引き起こすかもしれませんしね。
でも、なんでも最初は未知で謎なわけですから、こうやって一つ一つ謎が解き明かされるのは面白いですよね。
新型コロナウイルスも、来年の今頃にはきっと研究者達によって、丸裸にされてることでしょう。
人類の叡智を舐めんなよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院