2019年09月25日 [からだのこと]
ナチュラル暗視ゴーグル。
お疲れ様です。院長です。
9月25日の水曜日でございます。
9月も終盤、あと5日となりましたぞな。
なんとか夏はすぎたようですね。多分。
いよいよ、秋〜冬へ突入です。
とか言うても、まだ昼間は暑かったりしますし油断はできまへん。
ですが、確実に日の出時間は遅くなってますし、日の入り時間も早くなってます。
つまり、秋の夜長っていうようにだんだん夜が長くなってるわけです。
まぁ、日が沈むのが早くなるってだけで、時間が延びるわけではないんですけどね。
そして、朝晩はけっこう涼しくなってきましたし、ずいぶん寝やすくなってきましたよね〜。
わたくし院長は、基本的にエアコンつけっぱで、真っ暗にして、耳栓して寝ます。
人によっては、こういった寝る時の習慣って全然違いますよね。
電気つけっぱなしの人もいますし、音楽聞きながら寝るなんて人もいますしね。
てな寝る前の話から、今日はちょっと面白い研究のお話でもしてみましょう。
さきほども言った通り、わたくし院長は寝るときはとりあえず電気をすべて消します。
すると電気を消した瞬間って、かなり真っ暗じゃないですか。
で、このまま眠っちゃうと真っ暗なままなんですが、しばらく起きてるとなんとなくぼんやり見えてきて、さらに目を開けてるとそこそこ見えてきますよね。
これっていわゆる目が慣れるってヤツですが、それでも暗闇だとみえるものに限界があります。
当然ながらヒトの目は光がなければ物体をとらえることがことができませんので、暗闇で何となく見えてるのは少ないながら光源をひらって見てるわけです。
この光源が少なければ少ないほど、見えにくいわけでこの光源がゼロなら、まったく見えないわけでございます。
ですが、今日のお話は、近い将来、裸眼であっても赤外線をとらえて、光のない空間を観察したり、かさばる暗視ゴーグルなしでも暗闇を見通せたりできるようになるかもしれないってお話でございます。
これは、米マサチューセッツ大学医学部のハン・ガン氏らが、研究を続けているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)ってもんなんです。
普通は見えない近赤外線が見えるようになるという技術らしく、医療やさまざまな分野での活用に期待が寄せられています。
人間をはじめとする哺乳類の目は、400〜700nm(ナノメートル)の波長の範囲の光をとらえることができるそうですが、近赤外線光の波長は750〜1400nmであるため、裸眼には見えないんですね。
赤外線ゴーグルは、近赤外線光を可視光の波長に変換することで、裸眼には見えない光を見えるようにするアイテムなわけです。
まぁ、わたくし院長もこれを着用した事はないんで、映画なんかで出てくるイメージでしかないですが、これを装着すると暗闇でもみえるわけですな。
では、ハン氏らが研究しているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)ってなぁどんなもんかということですが、この粒子は近赤外線を可視光にアップコンバージョン(高い周波数に変換する)することが可能で、低エネルギーのフォトンを高エネルギーの緑光に変えてくれるんだそうです。
まぁ、要するに普通は見えない近赤外線が見えるようになるわけなんです。
ハン氏は、例えば宇宙を見渡しても、私たちには可視光しか見えていません。
でももし近赤外線が見えるとしたら、今まで見たこともない宇宙の姿を目にできるでしょうってなことを言うてます。
ハン氏らは、レアアース金属から作られたこのナノ粒子を、マウスの目の網膜の真後ろに注入し、一連の生理・行動テストから、ナノ粒子によって夜目が利いていることを確認したそうです。
たとえば、プールに入れたマウスを、可視光の明かりに向かって泳ぐよう訓練したテストがあります。
明かりの形状は三角と丸の2種類があって、三角の明かりのところは浅くなっており、プールから脱出することができますが、丸の場合、深さに変化はなく脱出はできなくなっています。
この訓練を完了してから、今度は明かりを赤外線に変えて、マウスがどのように行動するのか観察します。
すると、粒子を注入したマウスには三角がはっきり見えるため、毎回そちらへ向かって泳いだそうです。
一方、注入していないマウスは光が見えていないか、形を区別できていないようだったとのことです。
こうなれば、後は人体への応用をいかに行うかを研究していくわけで、近い将来、暗視用のコンタクトレンズみたいのが出来上がるかもしれません。
って、まぁあったら便利かもやけど、そこまでいるかな(笑)
暗いってことは明るいものを際立たせる役目があるわけで、月や星がきれいに輝いてるのは、周りが暗いからですよね。
それらが、みんな普通に見えたら、輝きってもんがなくなりますよねぇ…。
夜景なんかも周りが暗ければ暗いほど、美しさが際立つわけで…
ま、わたくし院長は、あまり使う用途を持ち合わせていませんが、世の中的にはすごいことなんだと思います。
でも、暗視スコープをつけなくても、暗闇で戦える兵士とか、まったくいらんしね。
でも完成すれば、絶対そんな使われ方をするんでしょうねぇ。
だって、暗視スコープってもんの使い道自体が、それか後は夜の森なんかを観察するってくらいしか思い浮かびませんもん(笑)
暗いとこを見えるようにするより、近視も遠視も乱視も老眼も、みんな一気に矯正してくれるレンズとか、そんなん作ってほしいです。
きっと世界中で喜びの声が聞こえると思うけどなぁ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月25日の水曜日でございます。
9月も終盤、あと5日となりましたぞな。
なんとか夏はすぎたようですね。多分。
いよいよ、秋〜冬へ突入です。
とか言うても、まだ昼間は暑かったりしますし油断はできまへん。
ですが、確実に日の出時間は遅くなってますし、日の入り時間も早くなってます。
つまり、秋の夜長っていうようにだんだん夜が長くなってるわけです。
まぁ、日が沈むのが早くなるってだけで、時間が延びるわけではないんですけどね。
そして、朝晩はけっこう涼しくなってきましたし、ずいぶん寝やすくなってきましたよね〜。
わたくし院長は、基本的にエアコンつけっぱで、真っ暗にして、耳栓して寝ます。
人によっては、こういった寝る時の習慣って全然違いますよね。
電気つけっぱなしの人もいますし、音楽聞きながら寝るなんて人もいますしね。
てな寝る前の話から、今日はちょっと面白い研究のお話でもしてみましょう。
さきほども言った通り、わたくし院長は寝るときはとりあえず電気をすべて消します。
すると電気を消した瞬間って、かなり真っ暗じゃないですか。
で、このまま眠っちゃうと真っ暗なままなんですが、しばらく起きてるとなんとなくぼんやり見えてきて、さらに目を開けてるとそこそこ見えてきますよね。
これっていわゆる目が慣れるってヤツですが、それでも暗闇だとみえるものに限界があります。
当然ながらヒトの目は光がなければ物体をとらえることがことができませんので、暗闇で何となく見えてるのは少ないながら光源をひらって見てるわけです。
この光源が少なければ少ないほど、見えにくいわけでこの光源がゼロなら、まったく見えないわけでございます。
ですが、今日のお話は、近い将来、裸眼であっても赤外線をとらえて、光のない空間を観察したり、かさばる暗視ゴーグルなしでも暗闇を見通せたりできるようになるかもしれないってお話でございます。
これは、米マサチューセッツ大学医学部のハン・ガン氏らが、研究を続けているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)ってもんなんです。
普通は見えない近赤外線が見えるようになるという技術らしく、医療やさまざまな分野での活用に期待が寄せられています。
人間をはじめとする哺乳類の目は、400〜700nm(ナノメートル)の波長の範囲の光をとらえることができるそうですが、近赤外線光の波長は750〜1400nmであるため、裸眼には見えないんですね。
赤外線ゴーグルは、近赤外線光を可視光の波長に変換することで、裸眼には見えない光を見えるようにするアイテムなわけです。
まぁ、わたくし院長もこれを着用した事はないんで、映画なんかで出てくるイメージでしかないですが、これを装着すると暗闇でもみえるわけですな。
では、ハン氏らが研究しているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)ってなぁどんなもんかということですが、この粒子は近赤外線を可視光にアップコンバージョン(高い周波数に変換する)することが可能で、低エネルギーのフォトンを高エネルギーの緑光に変えてくれるんだそうです。
まぁ、要するに普通は見えない近赤外線が見えるようになるわけなんです。
ハン氏は、例えば宇宙を見渡しても、私たちには可視光しか見えていません。
でももし近赤外線が見えるとしたら、今まで見たこともない宇宙の姿を目にできるでしょうってなことを言うてます。
ハン氏らは、レアアース金属から作られたこのナノ粒子を、マウスの目の網膜の真後ろに注入し、一連の生理・行動テストから、ナノ粒子によって夜目が利いていることを確認したそうです。
たとえば、プールに入れたマウスを、可視光の明かりに向かって泳ぐよう訓練したテストがあります。
明かりの形状は三角と丸の2種類があって、三角の明かりのところは浅くなっており、プールから脱出することができますが、丸の場合、深さに変化はなく脱出はできなくなっています。
この訓練を完了してから、今度は明かりを赤外線に変えて、マウスがどのように行動するのか観察します。
すると、粒子を注入したマウスには三角がはっきり見えるため、毎回そちらへ向かって泳いだそうです。
一方、注入していないマウスは光が見えていないか、形を区別できていないようだったとのことです。
こうなれば、後は人体への応用をいかに行うかを研究していくわけで、近い将来、暗視用のコンタクトレンズみたいのが出来上がるかもしれません。
って、まぁあったら便利かもやけど、そこまでいるかな(笑)
暗いってことは明るいものを際立たせる役目があるわけで、月や星がきれいに輝いてるのは、周りが暗いからですよね。
それらが、みんな普通に見えたら、輝きってもんがなくなりますよねぇ…。
夜景なんかも周りが暗ければ暗いほど、美しさが際立つわけで…
ま、わたくし院長は、あまり使う用途を持ち合わせていませんが、世の中的にはすごいことなんだと思います。
でも、暗視スコープをつけなくても、暗闇で戦える兵士とか、まったくいらんしね。
でも完成すれば、絶対そんな使われ方をするんでしょうねぇ。
だって、暗視スコープってもんの使い道自体が、それか後は夜の森なんかを観察するってくらいしか思い浮かびませんもん(笑)
暗いとこを見えるようにするより、近視も遠視も乱視も老眼も、みんな一気に矯正してくれるレンズとか、そんなん作ってほしいです。
きっと世界中で喜びの声が聞こえると思うけどなぁ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院