2019年02月01日 [日々のこと]
温暖化っても寒いしねぇ…。
お疲れ様です。院長です。
2月1日の金曜日でございます。
ついに2月に突入です。
1ヶ月前は、おめでとうさ〜ん言うて、メッチャええ感じやったのに、1ヶ月経てば寒いだけの2月ですわ(笑)
すぐに節分、立春ときますが、まだまだ春には遠いです。
ここからの1ヶ月は、急に雪降ったりもしますから気をつけながら、ジッと春を待ちましょう。
暖かい日差しはもうすぐですぜ。
ってことで、今日も始まりましたが、そんな暖かい日差しも度を過ぎると、地球的にもワヤになる話でもいってみましょう。
暖かい=温暖化ってことで、この地球温暖化の影響で、広範囲にわたる永久凍土の溶解が懸念されています。
永久凍土は数十億トンに上る温室効果ガスを内包しているそうなんですが、溶解によりそれらが大気中に放出されるだけでなく、長年氷に閉じ込められてきた病原菌なども解き放たれる恐れがあるとして、科学者らは警告しています。
で、まずはこの「永久凍土」ってもんなんですが、読んで字の如く、凍結した状態の土壌を指しますが、その名とは異なり必ずしも「永久」に凍結しているわけではないわけなんです。
定義的には、少なくとも2冬とその間の1夏を含めた期間より長い間連続して凍結した状態の土壌を指すんだそうで、まぁ、長い間凍ってりゃそう呼ぶわけです。
ですが、凍るには当然、寒さが必要で温暖化=溶解ってのは、子供にも分かりますわな。
この永久凍土、大部分は北半球に存在してまして、その陸地の約4分の1を覆っているほどの面積があります。
通常は何千年も凍ったままで、深さは数メートルから100メートルまで、場所によってさまざまです。
ちなみにこの定義上の永久凍土は、日本にも存在し、富士山頂上付近、および大雪山頂上付近、北アルプスの立山などが挙げられます。
ま、日本の場合は、高い山のてっぺん付近ってだけですが、北半球のそれは、規模が大きく、米アラスカ、カナダ、欧州北部、ロシアをまたぐ北極圏と北方林地帯に広がっています。
北半球ほどの規模ではないですが、南半球でもアンデス山脈と南極大陸に、永久凍土が確認されております。
では、この永久凍土、寒いから凍ってるわけで、温められたら解けるのも当たり前ですわな。
で、中に温室効果ガスが詰まっていて、それが大気中に出てくるってだけでなく、永久凍土には、凍った大昔の植物や動物の死骸という有機物の形で、推定1兆7000億トンもの炭素が閉じ込められているとも言われています。
1兆7千億トン(笑)
1トンは1000キロですから、100キロの巨漢が17兆人(笑)
もう、どんな容積やねんって感じですが、この大量の炭素も最終的には、二酸化炭素と、メタンとなって放出されてしまうわけです。
CO2は地球温暖化の最大要因とされていますが、この大量に出てくるメタンの温室効果は、CO2の25倍もあるらしいんですね。
ですので、永久凍土の温室効果ガスが大気中に放出されると、地球温暖化が悪化し、氷が解け、さらに永久凍土の溶解が進み、地球温暖化の悪循環に陥ってしまう恐れがあるわけです。
米マサチューセッツ州ウッズホール研究センターのスーザン・ナタリ研究員は2015年、たとえ地球温暖化が2度前後の上昇に落ち着いたとしても、2100年までには永久凍土の30%が失われると指摘している。
また温室効果ガスの排出が現在のペースで続けば、永久凍土の最大70%が失われる恐れがあるとまで指摘しています。
70%解けたら、もうどうなるか想像もつきませんやね。
さらに永久凍土の溶解は、長い間氷に閉じ込められていた病原菌やウイルスの放出につながる恐れもあるって話ですから、完全にワヤですわ。
この現象は、既に現実のものとなっていまして、ロシア・シベリアで2016年に、子どもが炭疽(たんそ)症により死亡しました。
これは、70年前に炭疽で死亡したトナカイの死骸を埋葬した場所の永久凍土が解けたことが原因だと、科学者らは指摘しているそうなんです。
放牧されていた家畜の群れが、解けたトナカイの死骸から放出された炭疽に感染したとみられています。
こういった事例からも科学者らは、地球温暖化により昔の天然痘患者の墓など、凍土に埋葬され、氷の中で眠っている他の病原菌も活動を再開する可能性があると警告しているわけです。
なかなか恐ろしい話やなぁ…。
前にも紹介したと思うんですが、この手の話を聞くと必ず思いだす漫画に「デビルマン」てのがあるんですが、この設定もこの氷漬けってやつやったんですよね。
太古の昔、人間が生まれる前に地球は、悪魔族「デーモン」が支配していたんですが、氷河期が来てみんな氷漬けになったと…。
ですが、デーモンは悪魔なだけに死ななくて、氷が解けだして地球に復活するっていうストーリー。
まぁ、もちろん悪魔は入ってないでしょうけど、氷の中に眠ってる病原体には今の医学で殺せないものがあるかもしれないしねぇ…。
そして、温室効果ガスの排出ですわ。
我々世代では、地球がどうなるわけではないでしょうけど、何代か後にはまともに暮らすことも出来ない様な星になってるかもしれません。
大したことは出来ないにしても、一人一人が、今出来ることをやるべきなんですがねぇ…。
頑張れ地球。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月1日の金曜日でございます。
ついに2月に突入です。
1ヶ月前は、おめでとうさ〜ん言うて、メッチャええ感じやったのに、1ヶ月経てば寒いだけの2月ですわ(笑)
すぐに節分、立春ときますが、まだまだ春には遠いです。
ここからの1ヶ月は、急に雪降ったりもしますから気をつけながら、ジッと春を待ちましょう。
暖かい日差しはもうすぐですぜ。
ってことで、今日も始まりましたが、そんな暖かい日差しも度を過ぎると、地球的にもワヤになる話でもいってみましょう。
暖かい=温暖化ってことで、この地球温暖化の影響で、広範囲にわたる永久凍土の溶解が懸念されています。
永久凍土は数十億トンに上る温室効果ガスを内包しているそうなんですが、溶解によりそれらが大気中に放出されるだけでなく、長年氷に閉じ込められてきた病原菌なども解き放たれる恐れがあるとして、科学者らは警告しています。
で、まずはこの「永久凍土」ってもんなんですが、読んで字の如く、凍結した状態の土壌を指しますが、その名とは異なり必ずしも「永久」に凍結しているわけではないわけなんです。
定義的には、少なくとも2冬とその間の1夏を含めた期間より長い間連続して凍結した状態の土壌を指すんだそうで、まぁ、長い間凍ってりゃそう呼ぶわけです。
ですが、凍るには当然、寒さが必要で温暖化=溶解ってのは、子供にも分かりますわな。
この永久凍土、大部分は北半球に存在してまして、その陸地の約4分の1を覆っているほどの面積があります。
通常は何千年も凍ったままで、深さは数メートルから100メートルまで、場所によってさまざまです。
ちなみにこの定義上の永久凍土は、日本にも存在し、富士山頂上付近、および大雪山頂上付近、北アルプスの立山などが挙げられます。
ま、日本の場合は、高い山のてっぺん付近ってだけですが、北半球のそれは、規模が大きく、米アラスカ、カナダ、欧州北部、ロシアをまたぐ北極圏と北方林地帯に広がっています。
北半球ほどの規模ではないですが、南半球でもアンデス山脈と南極大陸に、永久凍土が確認されております。
では、この永久凍土、寒いから凍ってるわけで、温められたら解けるのも当たり前ですわな。
で、中に温室効果ガスが詰まっていて、それが大気中に出てくるってだけでなく、永久凍土には、凍った大昔の植物や動物の死骸という有機物の形で、推定1兆7000億トンもの炭素が閉じ込められているとも言われています。
1兆7千億トン(笑)
1トンは1000キロですから、100キロの巨漢が17兆人(笑)
もう、どんな容積やねんって感じですが、この大量の炭素も最終的には、二酸化炭素と、メタンとなって放出されてしまうわけです。
CO2は地球温暖化の最大要因とされていますが、この大量に出てくるメタンの温室効果は、CO2の25倍もあるらしいんですね。
ですので、永久凍土の温室効果ガスが大気中に放出されると、地球温暖化が悪化し、氷が解け、さらに永久凍土の溶解が進み、地球温暖化の悪循環に陥ってしまう恐れがあるわけです。
米マサチューセッツ州ウッズホール研究センターのスーザン・ナタリ研究員は2015年、たとえ地球温暖化が2度前後の上昇に落ち着いたとしても、2100年までには永久凍土の30%が失われると指摘している。
また温室効果ガスの排出が現在のペースで続けば、永久凍土の最大70%が失われる恐れがあるとまで指摘しています。
70%解けたら、もうどうなるか想像もつきませんやね。
さらに永久凍土の溶解は、長い間氷に閉じ込められていた病原菌やウイルスの放出につながる恐れもあるって話ですから、完全にワヤですわ。
この現象は、既に現実のものとなっていまして、ロシア・シベリアで2016年に、子どもが炭疽(たんそ)症により死亡しました。
これは、70年前に炭疽で死亡したトナカイの死骸を埋葬した場所の永久凍土が解けたことが原因だと、科学者らは指摘しているそうなんです。
放牧されていた家畜の群れが、解けたトナカイの死骸から放出された炭疽に感染したとみられています。
こういった事例からも科学者らは、地球温暖化により昔の天然痘患者の墓など、凍土に埋葬され、氷の中で眠っている他の病原菌も活動を再開する可能性があると警告しているわけです。
なかなか恐ろしい話やなぁ…。
前にも紹介したと思うんですが、この手の話を聞くと必ず思いだす漫画に「デビルマン」てのがあるんですが、この設定もこの氷漬けってやつやったんですよね。
太古の昔、人間が生まれる前に地球は、悪魔族「デーモン」が支配していたんですが、氷河期が来てみんな氷漬けになったと…。
ですが、デーモンは悪魔なだけに死ななくて、氷が解けだして地球に復活するっていうストーリー。
まぁ、もちろん悪魔は入ってないでしょうけど、氷の中に眠ってる病原体には今の医学で殺せないものがあるかもしれないしねぇ…。
そして、温室効果ガスの排出ですわ。
我々世代では、地球がどうなるわけではないでしょうけど、何代か後にはまともに暮らすことも出来ない様な星になってるかもしれません。
大したことは出来ないにしても、一人一人が、今出来ることをやるべきなんですがねぇ…。
頑張れ地球。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院