2018年08月28日 [色々なこと]
心配すな。安心すな。
お疲れ様です。院長です。
8月28日の火曜日でございます。
8月も終盤に入り、秋へのカウントダウンが始まった感じですな。
とは言え、まだまだ残暑は続きますが、そこはまた急に寒くなるから気をつけたまえよ。
春、秋は短いですからねぇ…。
次は寒い冬がやってくるよ。
暑けりゃ暑いでダレてくるし、寒いと動く気なくなります。
そして統計的に、暑い夏と寒い冬には犯罪が増えたりします。
やはり気持ちも気候に左右されるってことでしょうねぇ…
毎日のように報じられるニュースの中でも特に目につきやすいのが悪いニュースです。
自然災害や凶悪事件、事故など、世界のどこかで毎日確実に起きています。
あなたは、これらの悪いニュースを見てどう感じますか?
「所詮は他人事、自分に危険はない」と咄嗟に思うこともあるでしょう。
そんな風に思うのは、人間としてどうなんでしょう?
ですがそれは、人間の身体が反応するしかたのないことでもあるんだそうです。
その考えは「楽観バイアス」によるもので、日常生活における心理的なストレスを軽減するため、無意識にそう思い込むようになるという話なんですね。
ですが、ストレスや不安を抱えている人は楽観バイアスが働かず、悪いニュースを見て危機感を覚えるようになるといいますから、ちょっと、ん?って話でしょ?
これまでの研究からは、人は多くの場合、一般的に言われている「良いニュース」は積極的に受け入れるんですが、「悪いニュース」は他人事としてとらえることが明らかにされてきました。
でもこれだと、良いニュースを受け入れることは良いとして、悪いニュースを無視してしまうと、深刻なリスクを過小評価させてしまうことになりますよねぇ…。
例えば、震災なんか本当に良い例で、日本と言う狭い国内で起こってることでも、どこか他人事のような感覚って確かにありますよね。
それが証拠に、どれだけ被災地の悲惨な映像を目の当たりにしても、震災に備えようって人がどれだけいるか…。
心のどこかで、楽観視してる自分がいるのは否めませんよね。
ですが、新たに行われたアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、人はストレスや不安を感じているとき、悪いニュースを楽観視せず、きちんと受け止める傾向があることがわかったそうなんです。
一般に、人はかなり楽観的で、悪いニュースは他人事として無視して、良いニュースだけ自分のことのように思いがちなわけです。
で、今回の研究でも、参加者が落ち着いているときはまさにこの傾向が窺えたそうです。
ですがストレスを感じていると、また違ったパターンが現れるということが分かったわけなんです。
そうした状況(ストレスや不安がある状態)では、悪いニュースに対して警戒感を示すようになるんだそうです。
その悪いニュースが、参加者の不安の原因とはまったく無関係であっても、こうした反応が見られたそうですから、まぁ心の弱みみたいな部分が反応してるのかもしれません。
ですから研究者は、このプロセスをスイッチにたとえ、「環境の変化に応じて、警告に対する処理能力を自動的に増減」させるものだと解説しています。
ですから、脅威にさらされているときは、ストレス反応が出現し、危険を学習する能力が増大するメカニズムなんだそうです。
なるほどねぇ…。
この研究結果だと、不安感やストレスの原因がなんであれ、そういう気持ちがあると警戒心が働くようなので、楽観視出来てる時ってのはよほど、平穏な状態なんでしょうねぇ…。
こういう切り替えがうまく出来るように、人間の脳は作られてるんでしょうけど、ストレスや不安がドンドン連鎖して重なっていくって事もありますよね。
一つの不安から、次々不安が押し寄せてきてドンドン不安が煽られると…。
こうなると、もう何に対しての不安なのかストレスなのかも、分からなくなりますよね。
で、こういう時、この一連の話を知っていたら、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
あー、何か不安やけど、この不安は不安の連鎖からきてるんやなぁ〜…。
とかって思えたら、それがストレスでなくなり、不安感も消えるってなもんでしょ。
そもそも人間は、野生で言えばかなり弱い位置にいる動物です。
ですから、こと「危険察知」に関しては、相当な力が本来備わってるはずなんですよね。
この一連のバイアスも、野生の力の一端なのかもしれませんが、如何せん人間と言う生き物、生命の危機以外の「ストレス」が多すぎて、なにがなんだか分からなくなってるのでしょう。
そう考えると、人間って日々の細かな心配事が多すぎて、本来もってる危険察知能力をボヤけさせてるのかもしれません。
これも勿体ない話なので、せっかく備わってる能力なんですから、十二分に力が発揮できるよう、普段からストレスをため込まないようにしないとね。
ストレスのない状態が保てれば、さらにストレスに感じなくなり本当の危険のみに反応出来るようになるでしょう。
中身はどうであれ、ストレスに感じなければ、ある意味幸せですからね。
少しでも楽しく生きたいもんね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月28日の火曜日でございます。
8月も終盤に入り、秋へのカウントダウンが始まった感じですな。
とは言え、まだまだ残暑は続きますが、そこはまた急に寒くなるから気をつけたまえよ。
春、秋は短いですからねぇ…。
次は寒い冬がやってくるよ。
暑けりゃ暑いでダレてくるし、寒いと動く気なくなります。
そして統計的に、暑い夏と寒い冬には犯罪が増えたりします。
やはり気持ちも気候に左右されるってことでしょうねぇ…
毎日のように報じられるニュースの中でも特に目につきやすいのが悪いニュースです。
自然災害や凶悪事件、事故など、世界のどこかで毎日確実に起きています。
あなたは、これらの悪いニュースを見てどう感じますか?
「所詮は他人事、自分に危険はない」と咄嗟に思うこともあるでしょう。
そんな風に思うのは、人間としてどうなんでしょう?
ですがそれは、人間の身体が反応するしかたのないことでもあるんだそうです。
その考えは「楽観バイアス」によるもので、日常生活における心理的なストレスを軽減するため、無意識にそう思い込むようになるという話なんですね。
ですが、ストレスや不安を抱えている人は楽観バイアスが働かず、悪いニュースを見て危機感を覚えるようになるといいますから、ちょっと、ん?って話でしょ?
これまでの研究からは、人は多くの場合、一般的に言われている「良いニュース」は積極的に受け入れるんですが、「悪いニュース」は他人事としてとらえることが明らかにされてきました。
でもこれだと、良いニュースを受け入れることは良いとして、悪いニュースを無視してしまうと、深刻なリスクを過小評価させてしまうことになりますよねぇ…。
例えば、震災なんか本当に良い例で、日本と言う狭い国内で起こってることでも、どこか他人事のような感覚って確かにありますよね。
それが証拠に、どれだけ被災地の悲惨な映像を目の当たりにしても、震災に備えようって人がどれだけいるか…。
心のどこかで、楽観視してる自分がいるのは否めませんよね。
ですが、新たに行われたアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、人はストレスや不安を感じているとき、悪いニュースを楽観視せず、きちんと受け止める傾向があることがわかったそうなんです。
一般に、人はかなり楽観的で、悪いニュースは他人事として無視して、良いニュースだけ自分のことのように思いがちなわけです。
で、今回の研究でも、参加者が落ち着いているときはまさにこの傾向が窺えたそうです。
ですがストレスを感じていると、また違ったパターンが現れるということが分かったわけなんです。
そうした状況(ストレスや不安がある状態)では、悪いニュースに対して警戒感を示すようになるんだそうです。
その悪いニュースが、参加者の不安の原因とはまったく無関係であっても、こうした反応が見られたそうですから、まぁ心の弱みみたいな部分が反応してるのかもしれません。
ですから研究者は、このプロセスをスイッチにたとえ、「環境の変化に応じて、警告に対する処理能力を自動的に増減」させるものだと解説しています。
ですから、脅威にさらされているときは、ストレス反応が出現し、危険を学習する能力が増大するメカニズムなんだそうです。
なるほどねぇ…。
この研究結果だと、不安感やストレスの原因がなんであれ、そういう気持ちがあると警戒心が働くようなので、楽観視出来てる時ってのはよほど、平穏な状態なんでしょうねぇ…。
こういう切り替えがうまく出来るように、人間の脳は作られてるんでしょうけど、ストレスや不安がドンドン連鎖して重なっていくって事もありますよね。
一つの不安から、次々不安が押し寄せてきてドンドン不安が煽られると…。
こうなると、もう何に対しての不安なのかストレスなのかも、分からなくなりますよね。
で、こういう時、この一連の話を知っていたら、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
あー、何か不安やけど、この不安は不安の連鎖からきてるんやなぁ〜…。
とかって思えたら、それがストレスでなくなり、不安感も消えるってなもんでしょ。
そもそも人間は、野生で言えばかなり弱い位置にいる動物です。
ですから、こと「危険察知」に関しては、相当な力が本来備わってるはずなんですよね。
この一連のバイアスも、野生の力の一端なのかもしれませんが、如何せん人間と言う生き物、生命の危機以外の「ストレス」が多すぎて、なにがなんだか分からなくなってるのでしょう。
そう考えると、人間って日々の細かな心配事が多すぎて、本来もってる危険察知能力をボヤけさせてるのかもしれません。
これも勿体ない話なので、せっかく備わってる能力なんですから、十二分に力が発揮できるよう、普段からストレスをため込まないようにしないとね。
ストレスのない状態が保てれば、さらにストレスに感じなくなり本当の危険のみに反応出来るようになるでしょう。
中身はどうであれ、ストレスに感じなければ、ある意味幸せですからね。
少しでも楽しく生きたいもんね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院