遺伝子ドーピング
2018年05月10日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
5月10日の木曜日でございます。
もう大丈夫?
まだボケてる?(笑)
まだちょっとボケてるな(笑)
まぁ、この休みボケはほっといたらそのうち治るでしょう。
多分…(笑)
いつも大型な連休があると、こんな感じで本調子になるまで時間がかかっちゃうんですが、これは気持ちの問題以外にない。
身体的には、普通すぎるわけで、なんなら休みの間は休んでますから、調子はいいはずなんだよね。
休み中も、ジムにはキチンと行ってましたし、仕事をしていないって以外は、ほぼ日常通りですからねぇ〜。
ってな感じでブツブツ言いながら始まりましたが、今日はどんな話をしようかなぁと…。
そうそう。
週に大体、6日はジムに行くんですが、やはり休みの日の方がゆっくり出来るわけで、連休中はいつもより長居することが多かったです。
まぁ、やる内容はそれほど変わらないんですが、何となくいつもよりそこにいる時間が長い分、普段は見ないものを見たりします。
例えば、壁に貼ってある掲示物なんかそうですよね。
わたくしの通ってるジムには、色々な掲示物が壁などに貼ってあります。
で、普段は時間もないんで、そこまで詳しくは読まないんですが、休み中に隅から隅まで読んでやりました(笑)
なかでも「ドーピング」についての掲示物がなかなか面白かったな〜と…。
ドーピングご存知?
アスリートが競技成績を向上させようと薬物などを使用して身体能力を強化する事の総称ですが、もちろんドーピングは、フェアプレイの精神に反するだけでなく、副作用によって選手の心身に悪影響を及ぼすこともあることから、オリンピックをはじめ、数多くの競技大会で厳しく禁止されています。
従来、筋肉増強作用のあるステロイドや興奮剤、骨格筋への酸素供給量を増加させる意図で輸血する「血液ドーピング」などがその代表例でしたけど、近年、遺伝子治療の研究がすすむにつれて、スポーツの分野にも、遺伝子治療法を応用した「遺伝子ドーピング」が広がるおそれが懸念されてるそうなんです。
「遺伝子ドーピング」?
もう、名前からしてアカン気ぃしかしませんが、一体どんなドーピングなんでしょう?
遺伝子ドーピングとは、遺伝子治療法により特定の遺伝子を筋肉細胞などに注入して、局所的なホルモン生成を可能とすることを指しています。
これが初めて話題となったのは、いわゆる「シュワルツェネッガー・マウス」とよばれるやつで、1998年、米国のリー・スウィーニー博士らの研究チームは、筋肉増幅を制御する遺伝子「IGF-1」を筋肉に移植し、高齢マウスの筋力を27%向上させることに成功したってやつね。
これは当時、ちょっとだけ話題になってましたが、要するに人間に限らず生物の身体って、「育ちすぎ」なくする機能も備わってるわけですよ。
じゃなきゃ、身長や体重も無制限に増えてったらヤバイでしょ?
なので、ある程度のフレームに合わせて抑制する遺伝子ってのが存在するわけですよ。
で、そういったもともと身体に備わったものを、操作することにより機能性を向上させちゃおうってのが、遺伝子ドーピングなわけですね。
ですから、世界規模で反ドーピング活動を推進する国際機関「世界アンチ・ドーピング機関(WADA)」では、2002年3月、遺伝子ドーピングに関するワークショップを初めて開催し、2003年1月1日以降、WADAの禁止物質・禁止方法を列挙した「禁止表」に遺伝子ドーピングを含める措置を講じています。
また、2004年には、最先端の遺伝子治療法やドーピングの検出法などについて研究する「遺伝子ドーピング専門部会」を創設し、現在、スウィーニー博士もその一員として参加しているそうです。
もう、自分で造っといて(笑)博士ったら。
しかし、この遺伝子ドーピングを検出するのは、極めて難しいと言われています。
たとえば、赤血球の産生を促進して酸素運搬能力を高める造血因子「エリスロポエチン(EPO)」の製剤を不正使用した場合、現在の検査技術でもこれを検知することは可能ですが、体内でのEPOの生成を促す遺伝子を注入した場合、EPOそのものは体内で生成されたものであることから、ドーピングとして検知することは難しいわけですよ。
まぁ、当然っちゃ当然ですよね。
ですから、筋肉増強を目的として、アナボリックステロイドなどを投与すると、一発でバレちゃいますが、このステロイドも体内で製造されてるわけですから…
そこをいじって、メッチャ男性ホルモンを作りだす遺伝子を操作してしまえば、これは恐らく検知できないでしょう。
で、当然身体への負担はハンパではないんですよね。
人間の体にとって、ホルモンとはなくてはならないものなんです。
どんなホルモンでも、そこにある意味がキチンとあるんですよ。
そして、多すぎても少なすぎても問題が起こります。
ホルモンの種類によっては、命にも関わりますからねぇ…。
こういうものを操作したら、アカンに決まってるよね。
特にスポーツ選手がこれをやりだしたら、もはや競技自体が健全なものではなくなっちゃいますよ。
正直な話、治す側の立場から言わしてもらったら、ドーピング以前に突出したアスリート達の行っている競技なんて「健全」さの欠片もないしね。
競技によっては寿命を削りながら行ってるものもあるくらいですよ。
スポーツ=健康
なんて図式、楽しんでやるママさんバレーのレベルまでです。
オリンピックに出ちゃう様な選手達はみんな、少なからず命を削って練習してます。
そして、これは昔聞いた話ですけど、オリンピアンはみんな金メダルが取れるなら死んでもいいって、マジで思ってるらしいですから…。
もちろん、その人の人生ですから個人の自由なんですけど…。
ドーピングはあきまへんな。
そして、こういった「検出し辛い」ドーピングも、キッチリ検出できるよう世界アンチドーピング機構もは頑張ってもらいたい。
それは、競技の公平性を問うわけではなく、そこに手を染めてしまうアスリートを救うためにね。
絶対ばれないってなったら、誘惑に負けてしまう人達もいるでしょう。
そしてソビエトのように、国を挙げてやっちゃうトコもあるでしょうし…。
最後に辛い思いをするのは選手なんですから、キチンと守る態勢を作ってあげないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月10日の木曜日でございます。
もう大丈夫?
まだボケてる?(笑)
まだちょっとボケてるな(笑)
まぁ、この休みボケはほっといたらそのうち治るでしょう。
多分…(笑)
いつも大型な連休があると、こんな感じで本調子になるまで時間がかかっちゃうんですが、これは気持ちの問題以外にない。
身体的には、普通すぎるわけで、なんなら休みの間は休んでますから、調子はいいはずなんだよね。
休み中も、ジムにはキチンと行ってましたし、仕事をしていないって以外は、ほぼ日常通りですからねぇ〜。
ってな感じでブツブツ言いながら始まりましたが、今日はどんな話をしようかなぁと…。
そうそう。
週に大体、6日はジムに行くんですが、やはり休みの日の方がゆっくり出来るわけで、連休中はいつもより長居することが多かったです。
まぁ、やる内容はそれほど変わらないんですが、何となくいつもよりそこにいる時間が長い分、普段は見ないものを見たりします。
例えば、壁に貼ってある掲示物なんかそうですよね。
わたくしの通ってるジムには、色々な掲示物が壁などに貼ってあります。
で、普段は時間もないんで、そこまで詳しくは読まないんですが、休み中に隅から隅まで読んでやりました(笑)
なかでも「ドーピング」についての掲示物がなかなか面白かったな〜と…。
ドーピングご存知?
アスリートが競技成績を向上させようと薬物などを使用して身体能力を強化する事の総称ですが、もちろんドーピングは、フェアプレイの精神に反するだけでなく、副作用によって選手の心身に悪影響を及ぼすこともあることから、オリンピックをはじめ、数多くの競技大会で厳しく禁止されています。
従来、筋肉増強作用のあるステロイドや興奮剤、骨格筋への酸素供給量を増加させる意図で輸血する「血液ドーピング」などがその代表例でしたけど、近年、遺伝子治療の研究がすすむにつれて、スポーツの分野にも、遺伝子治療法を応用した「遺伝子ドーピング」が広がるおそれが懸念されてるそうなんです。
「遺伝子ドーピング」?
もう、名前からしてアカン気ぃしかしませんが、一体どんなドーピングなんでしょう?
遺伝子ドーピングとは、遺伝子治療法により特定の遺伝子を筋肉細胞などに注入して、局所的なホルモン生成を可能とすることを指しています。
これが初めて話題となったのは、いわゆる「シュワルツェネッガー・マウス」とよばれるやつで、1998年、米国のリー・スウィーニー博士らの研究チームは、筋肉増幅を制御する遺伝子「IGF-1」を筋肉に移植し、高齢マウスの筋力を27%向上させることに成功したってやつね。
これは当時、ちょっとだけ話題になってましたが、要するに人間に限らず生物の身体って、「育ちすぎ」なくする機能も備わってるわけですよ。
じゃなきゃ、身長や体重も無制限に増えてったらヤバイでしょ?
なので、ある程度のフレームに合わせて抑制する遺伝子ってのが存在するわけですよ。
で、そういったもともと身体に備わったものを、操作することにより機能性を向上させちゃおうってのが、遺伝子ドーピングなわけですね。
ですから、世界規模で反ドーピング活動を推進する国際機関「世界アンチ・ドーピング機関(WADA)」では、2002年3月、遺伝子ドーピングに関するワークショップを初めて開催し、2003年1月1日以降、WADAの禁止物質・禁止方法を列挙した「禁止表」に遺伝子ドーピングを含める措置を講じています。
また、2004年には、最先端の遺伝子治療法やドーピングの検出法などについて研究する「遺伝子ドーピング専門部会」を創設し、現在、スウィーニー博士もその一員として参加しているそうです。
もう、自分で造っといて(笑)博士ったら。
しかし、この遺伝子ドーピングを検出するのは、極めて難しいと言われています。
たとえば、赤血球の産生を促進して酸素運搬能力を高める造血因子「エリスロポエチン(EPO)」の製剤を不正使用した場合、現在の検査技術でもこれを検知することは可能ですが、体内でのEPOの生成を促す遺伝子を注入した場合、EPOそのものは体内で生成されたものであることから、ドーピングとして検知することは難しいわけですよ。
まぁ、当然っちゃ当然ですよね。
ですから、筋肉増強を目的として、アナボリックステロイドなどを投与すると、一発でバレちゃいますが、このステロイドも体内で製造されてるわけですから…
そこをいじって、メッチャ男性ホルモンを作りだす遺伝子を操作してしまえば、これは恐らく検知できないでしょう。
で、当然身体への負担はハンパではないんですよね。
人間の体にとって、ホルモンとはなくてはならないものなんです。
どんなホルモンでも、そこにある意味がキチンとあるんですよ。
そして、多すぎても少なすぎても問題が起こります。
ホルモンの種類によっては、命にも関わりますからねぇ…。
こういうものを操作したら、アカンに決まってるよね。
特にスポーツ選手がこれをやりだしたら、もはや競技自体が健全なものではなくなっちゃいますよ。
正直な話、治す側の立場から言わしてもらったら、ドーピング以前に突出したアスリート達の行っている競技なんて「健全」さの欠片もないしね。
競技によっては寿命を削りながら行ってるものもあるくらいですよ。
スポーツ=健康
なんて図式、楽しんでやるママさんバレーのレベルまでです。
オリンピックに出ちゃう様な選手達はみんな、少なからず命を削って練習してます。
そして、これは昔聞いた話ですけど、オリンピアンはみんな金メダルが取れるなら死んでもいいって、マジで思ってるらしいですから…。
もちろん、その人の人生ですから個人の自由なんですけど…。
ドーピングはあきまへんな。
そして、こういった「検出し辛い」ドーピングも、キッチリ検出できるよう世界アンチドーピング機構もは頑張ってもらいたい。
それは、競技の公平性を問うわけではなく、そこに手を染めてしまうアスリートを救うためにね。
絶対ばれないってなったら、誘惑に負けてしまう人達もいるでしょう。
そしてソビエトのように、国を挙げてやっちゃうトコもあるでしょうし…。
最後に辛い思いをするのは選手なんですから、キチンと守る態勢を作ってあげないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院