(62)サンデーイルネス(仮)脊柱管狭窄症について
2018年05月06日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
5月6日のサンデーイルネスでございます。
6日…
長い、長い休みでした…
明日から…
平常…
現在、まだ午前中なので、今日と言う日を休めますが、本日の夕刻以降、最上級のサザエさん症候群に見舞われる予想です。
なんて。
でも、今年は水曜日の関係もあって、よく休めましたし満足なGWでございました。
明日から…
頑張り…
(笑)
ってことで、今日のイルネス辞典、「脊柱管狭窄症」について、解説していきたいと思います。
では、この脊柱管狭窄症、一体どんな病気かってとこからスタートですが、まぁ読んで字の如く、「脊柱管が狭く窄(すぼ)まっている」状態を指します。
これにより、脊柱管の中を通っている、脊髄(せきずい)や神経根が圧迫される病気です。
頸椎(けいつい)および腰椎(ようつい)に起こることが多く、腰椎の場合は馬尾(ばび)神経が圧迫されて症状が出ます。
後天的な場合は、加齢、外傷による椎骨の退行性の変化および軟部組織の肥厚(ひこう)が原因となります。
腰椎の場合はすべり症、黄色靭帯(おうしょくじんたい)の肥厚や石灰化も原因となります。
では、どんな症状が現れるかと言いますと、両側または片側の下肢の痛み、感覚障害、筋力低下が主な症状です。
また歩行すると下肢痛のために歩行ができなくなりますが、安静にすると痛みは消えて再び歩行が可能になる間欠性跛行(かんけつせいはこう)がしばしばみられます。
症状が進行すると、排尿障害が出現することもあります。
腰痛自体を感じない人も多く、下肢の痺れや痛みそしてこの「間欠性跛行」が一番の症状と言えるかもしれません。
この脊柱管狭窄症は、X線検査およびMRI検査で、脊柱管の狭小、脊髄や神経根、馬尾神経の圧迫が認められますので、診断にはそれほど難しさはありません。
とにかく、歩けなくなるくらい、下肢に痛みがでることが多く、酷くなると日常生活にも支障をきたすほどになってきます。
では、治療の方法ですが、一般的には鎮痛薬や筋弛緩薬(きんしかんやく)による薬物療法、コルセットの着用などの保存的治療を行います。
首の過度の前屈、後屈(頸椎の場合)および激しい運動は避け、腰に負担のかかる姿勢や作業はやめるほうがよいでしょう。
症状が重い場合は拡大椎弓切除術(かくだいついきゅうせつじょじゅつ)を行い、圧迫されている脊髄、神経根、馬尾神経の徐圧、開放を行います。
ですが、これはわたくし院長の臨床上の経験ですが、手術をしても治らないケースが結構ありますので、安易に行うべきではない気がします。
この脊柱管の狭窄は、色々な要因がありますが、やはり加齢に伴う、椎骨の変形が多いように思われます。
つまり、誰にでも起り得るってことですね。
もし、狭窄症になってしまっていたら、根本治療は手術して元に戻すしかないと考えられます。
ですが、「痛み」さえ出なければこれはこれで問題はありません。
ですから、痛みに対する「予防」もだいじな治療となってきます。
多少、人によって違う部分はあるんですが、普段からの姿勢の悪さが痛みを増幅させている場合は、非常に多いです。
脊柱管狭窄症のの場合、安静時には特に痛みも痺れもない事が多く、歩行中に痛みが出ることが多いです。
ですから、歩行の姿勢を少し変えるだけで痛みが緩和されることもよくありますので、日頃から姿勢には注意して下さい。
脊柱管狭窄症は、加齢による変性が原因になっていることが多いわけですから、全ての人に注意が必要といえますからね。
これも、酷くなる前から少しづつでも治療していけば、決して手術などしなくても痛みは止めることも出来ます。
手遅れになるまで放置するというのが、一番悪いので少しでも症状がある場合は、早めに治療していきましょう。
あと…
これは全てではないかもしれませんが、整形外科を受診されて脊柱管狭窄症と診断されても…
治療してもらえない事の方が多いです。
湿布と痛み止めを処方されておしまいってのが一番多いパターンでしょうか。
この痛み止めも最初はいいですが、必ず耐性がついてしまいます。
これは治療してるわけでもなく、痛みを麻痺させてるだけですから、いつか麻痺しなくなるのも当たり前です。
ですから、痛み止めが効くうちに、是非当院へお越しください。
早ければ早いほど、治療効果は上がりますので、まず疑わしきは診察してみて下さい。
では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月6日のサンデーイルネスでございます。
6日…
長い、長い休みでした…
明日から…
平常…
現在、まだ午前中なので、今日と言う日を休めますが、本日の夕刻以降、最上級のサザエさん症候群に見舞われる予想です。
なんて。
でも、今年は水曜日の関係もあって、よく休めましたし満足なGWでございました。
明日から…
頑張り…
(笑)
ってことで、今日のイルネス辞典、「脊柱管狭窄症」について、解説していきたいと思います。
では、この脊柱管狭窄症、一体どんな病気かってとこからスタートですが、まぁ読んで字の如く、「脊柱管が狭く窄(すぼ)まっている」状態を指します。
これにより、脊柱管の中を通っている、脊髄(せきずい)や神経根が圧迫される病気です。
頸椎(けいつい)および腰椎(ようつい)に起こることが多く、腰椎の場合は馬尾(ばび)神経が圧迫されて症状が出ます。
後天的な場合は、加齢、外傷による椎骨の退行性の変化および軟部組織の肥厚(ひこう)が原因となります。
腰椎の場合はすべり症、黄色靭帯(おうしょくじんたい)の肥厚や石灰化も原因となります。
では、どんな症状が現れるかと言いますと、両側または片側の下肢の痛み、感覚障害、筋力低下が主な症状です。
また歩行すると下肢痛のために歩行ができなくなりますが、安静にすると痛みは消えて再び歩行が可能になる間欠性跛行(かんけつせいはこう)がしばしばみられます。
症状が進行すると、排尿障害が出現することもあります。
腰痛自体を感じない人も多く、下肢の痺れや痛みそしてこの「間欠性跛行」が一番の症状と言えるかもしれません。
この脊柱管狭窄症は、X線検査およびMRI検査で、脊柱管の狭小、脊髄や神経根、馬尾神経の圧迫が認められますので、診断にはそれほど難しさはありません。
とにかく、歩けなくなるくらい、下肢に痛みがでることが多く、酷くなると日常生活にも支障をきたすほどになってきます。
では、治療の方法ですが、一般的には鎮痛薬や筋弛緩薬(きんしかんやく)による薬物療法、コルセットの着用などの保存的治療を行います。
首の過度の前屈、後屈(頸椎の場合)および激しい運動は避け、腰に負担のかかる姿勢や作業はやめるほうがよいでしょう。
症状が重い場合は拡大椎弓切除術(かくだいついきゅうせつじょじゅつ)を行い、圧迫されている脊髄、神経根、馬尾神経の徐圧、開放を行います。
ですが、これはわたくし院長の臨床上の経験ですが、手術をしても治らないケースが結構ありますので、安易に行うべきではない気がします。
この脊柱管の狭窄は、色々な要因がありますが、やはり加齢に伴う、椎骨の変形が多いように思われます。
つまり、誰にでも起り得るってことですね。
もし、狭窄症になってしまっていたら、根本治療は手術して元に戻すしかないと考えられます。
ですが、「痛み」さえ出なければこれはこれで問題はありません。
ですから、痛みに対する「予防」もだいじな治療となってきます。
多少、人によって違う部分はあるんですが、普段からの姿勢の悪さが痛みを増幅させている場合は、非常に多いです。
脊柱管狭窄症のの場合、安静時には特に痛みも痺れもない事が多く、歩行中に痛みが出ることが多いです。
ですから、歩行の姿勢を少し変えるだけで痛みが緩和されることもよくありますので、日頃から姿勢には注意して下さい。
脊柱管狭窄症は、加齢による変性が原因になっていることが多いわけですから、全ての人に注意が必要といえますからね。
これも、酷くなる前から少しづつでも治療していけば、決して手術などしなくても痛みは止めることも出来ます。
手遅れになるまで放置するというのが、一番悪いので少しでも症状がある場合は、早めに治療していきましょう。
あと…
これは全てではないかもしれませんが、整形外科を受診されて脊柱管狭窄症と診断されても…
治療してもらえない事の方が多いです。
湿布と痛み止めを処方されておしまいってのが一番多いパターンでしょうか。
この痛み止めも最初はいいですが、必ず耐性がついてしまいます。
これは治療してるわけでもなく、痛みを麻痺させてるだけですから、いつか麻痺しなくなるのも当たり前です。
ですから、痛み止めが効くうちに、是非当院へお越しください。
早ければ早いほど、治療効果は上がりますので、まず疑わしきは診察してみて下さい。
では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院