ぞう象
2018年03月29日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月29日の木曜日でございます。
3月も残すところ後3日となりましたよ。
今年は桜の開花も早くて、春が早いもんですから、夏が来るのも早いかもしれませんねぇ…
冬が寒かっただけに、夏はどうなるかちょっとビビりますが、何となく死人が出るほど暑くなる気がするんだよねぇ…。
実際、熱中症とか昔からあるにはありますけど、ここ数年でこれだけヤイヤイ言うようになったもんね。
脱水で命を落とすなんて、昔はあんまりなかった気がします。
今以上に、夏場でも水を飲まなかったしね。
昔は、出来るだけ水は飲まない方が良いって風潮がありましたよね。
特にスポーツしてる時なんか、バテるから水飲んじゃダメって、今と真逆の事を平気で信じてたし…。
今も、小中学校の部活動では、水やお茶の摂取に制限があるってトコありますしね。
それと、水かお茶しかダメって学校も多いです。
まぁ、分からなくもないですが…
真夏に滝のように汗を流し、水だけ飲んでていいわけないやろ?
体から出る水分は、真水じゃないでしょ?
水分と一緒に、相当な量のミネラル分が出ていってるわけですから、そこを補給しないとベストパフォーマンスは保てないのに、校則ってことでお茶か水って…。
それもどうかと思いますぜ。
そこに校則を持って来たら、休みの日でも、朝から晩まで練習してる、クラブ活動自体がおかしなことにならないかい?
てな感じで、今日も大きく脱線しながらのスタートですが、まぁ暑くなりそうってことです。
では、本題のネタですが、そんな季節ネタとは全く関係のない、昨日に引き続いた動物ネタ…
しかも本日も「ゾウ」ネタでございます。
またゾウ。
ゾウがぞうした(笑)って話ですが、ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制のメカニズムが存在することがわかったって研究報告がありました。
詳しくはコチラ(wiki)を読んでいただいたら余計に分かりにくいかもしれませんが、簡単に言うと、ジャンクDNAとは、ゲノム解析の結果、いまある遺伝子と「ちょっとかみ合わないヤツ」だったり「かみ合ってはいるんやけど、役にはたってないんじゃないの?」的な一見してごちゃごちゃしており余分・無駄に見えるような未解明の領域に対して付けられた名称なんですが、決して無駄なものってわけではない様な…
そんなDNAの領域をジャンクと呼んでるわけです。
で、話を戻すと、ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制の機能が存在することがわかったわけですが、哺乳動物のゲノム(全遺伝情報)のうち、タンパク質を生成する配列はわずか2%にすぎず、残りの大部分は「ジャンクDNA」と呼ばれ、その機能や役割はいまだ明らかにされていないのが現状なんです。
なんかジャンクって名前がよくないですが、要するにまだ分かってない事の方が多いわけで今回も、ひとつの発見ってことですな。
米ユタ大学のクリストファー・グレッグ准教授を中心とする研究プロジェクトは、「ジャンクDNAの中に、疾病をコントロールする役割を担うものがあるのではないか」という仮説のもと、陸生哺乳類のゾウとジュウサンセンジリス、空中哺乳類のコウモリ、海洋哺乳動物のシャチとイルカ、地下哺乳類のハダカデバネズミを対象に、それぞれのジャンクDNAを解析しました。
ゾウの巨体や、コウモリの翼のように、種の特徴は、急速な進化を遂げ、種独自の特性と関連するDNA領域、すなわち「AR(加速した領域)」によってもたらされていると考えられています。
まぁ、そうでしょう。
ゾウの鼻や巨体は、加速して進化したとしか考えられませんよね。
この研究プロジェクトでは、ジャンクDNAの解析により、種ごとのARを特定します。
そして、DNA修復と関連するゾウのゲノムをはじめ、手足を変形させて翼に発達させたコウモリのゲノム、高圧環境に適応させるシャチやイルカのゲノム、肌の色素沈着と関連したジュウサンセンジリスのゲノム、弱視と関わりのあるハダカデバネズミのゲノムが明らかとなりました。
とりわけ、この研究プロジェクトが特定した3つのゾウのゲノムは、DNA修復と関連するものとして注目されています。
DNA修復という事は、それだけ色んな意味で寿命も延びますし、強くなるわけですよね。
ゾウは、ヒトと比べて、腫瘍を抑制する遺伝子の数が非常に多いことがわかっていますが、これに加えて、ゾウのARには、突然変異やがんを抑制するゲノムが存在することになるわけですな。
ヒトの100倍もの細胞を持ち、70年程度生存するゾウは、その巨体と寿命を維持するための細胞分裂も大量となるため、突然変異への耐性を必要とし、がん抑制の機能が強化されたと考えられるわけです。
このほか、コウモリのゲノムは手足の異常、シャチやイルカのゲノムは血液凝固障害、ジュウサンセンジリスのゲノムは白皮症や遺伝性疾患のひとつであるレオパード症候群、ハダカデバネズミのゲノムは緑内障といったように、このプロジェクトで特定されたそれぞれの種のARは、疾病の診断や治療への新たなアプローチの発見につながる第一歩として期待されてるわけです。
まぁ、全容解明とはいかないでしょうが、ひとつひとつ細かく分析していけば、我々にない特殊なDNAが存在し、そこから色々なことがわかることでしょう。
われわれ一般人にはあまり関係ないっちゃ関係ないんですけど、ゾウがあの巨体を草だけ食って維持してるゲノムだとか、身体の一部を広げて空を飛ぶコウモリの構造だとか追求したいネタは一杯ありますもんねぇ…。
色んな動物の特性だけ見てみたら、ほんと人間って知能以外は、かなりのカスだよね(笑)
何がスゴイって身体的ポイントは、ほぼ無いですし…。
賢くなれてよかったねぇ…
これで、猿並みの頭脳のままだったら、もう絶滅させられてたでしょう。
これからは、この頭脳を使って地球のために貢献しないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月29日の木曜日でございます。
3月も残すところ後3日となりましたよ。
今年は桜の開花も早くて、春が早いもんですから、夏が来るのも早いかもしれませんねぇ…
冬が寒かっただけに、夏はどうなるかちょっとビビりますが、何となく死人が出るほど暑くなる気がするんだよねぇ…。
実際、熱中症とか昔からあるにはありますけど、ここ数年でこれだけヤイヤイ言うようになったもんね。
脱水で命を落とすなんて、昔はあんまりなかった気がします。
今以上に、夏場でも水を飲まなかったしね。
昔は、出来るだけ水は飲まない方が良いって風潮がありましたよね。
特にスポーツしてる時なんか、バテるから水飲んじゃダメって、今と真逆の事を平気で信じてたし…。
今も、小中学校の部活動では、水やお茶の摂取に制限があるってトコありますしね。
それと、水かお茶しかダメって学校も多いです。
まぁ、分からなくもないですが…
真夏に滝のように汗を流し、水だけ飲んでていいわけないやろ?
体から出る水分は、真水じゃないでしょ?
水分と一緒に、相当な量のミネラル分が出ていってるわけですから、そこを補給しないとベストパフォーマンスは保てないのに、校則ってことでお茶か水って…。
それもどうかと思いますぜ。
そこに校則を持って来たら、休みの日でも、朝から晩まで練習してる、クラブ活動自体がおかしなことにならないかい?
てな感じで、今日も大きく脱線しながらのスタートですが、まぁ暑くなりそうってことです。
では、本題のネタですが、そんな季節ネタとは全く関係のない、昨日に引き続いた動物ネタ…
しかも本日も「ゾウ」ネタでございます。
またゾウ。
ゾウがぞうした(笑)って話ですが、ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制のメカニズムが存在することがわかったって研究報告がありました。
詳しくはコチラ(wiki)を読んでいただいたら余計に分かりにくいかもしれませんが、簡単に言うと、ジャンクDNAとは、ゲノム解析の結果、いまある遺伝子と「ちょっとかみ合わないヤツ」だったり「かみ合ってはいるんやけど、役にはたってないんじゃないの?」的な一見してごちゃごちゃしており余分・無駄に見えるような未解明の領域に対して付けられた名称なんですが、決して無駄なものってわけではない様な…
そんなDNAの領域をジャンクと呼んでるわけです。
で、話を戻すと、ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制の機能が存在することがわかったわけですが、哺乳動物のゲノム(全遺伝情報)のうち、タンパク質を生成する配列はわずか2%にすぎず、残りの大部分は「ジャンクDNA」と呼ばれ、その機能や役割はいまだ明らかにされていないのが現状なんです。
なんかジャンクって名前がよくないですが、要するにまだ分かってない事の方が多いわけで今回も、ひとつの発見ってことですな。
米ユタ大学のクリストファー・グレッグ准教授を中心とする研究プロジェクトは、「ジャンクDNAの中に、疾病をコントロールする役割を担うものがあるのではないか」という仮説のもと、陸生哺乳類のゾウとジュウサンセンジリス、空中哺乳類のコウモリ、海洋哺乳動物のシャチとイルカ、地下哺乳類のハダカデバネズミを対象に、それぞれのジャンクDNAを解析しました。
ゾウの巨体や、コウモリの翼のように、種の特徴は、急速な進化を遂げ、種独自の特性と関連するDNA領域、すなわち「AR(加速した領域)」によってもたらされていると考えられています。
まぁ、そうでしょう。
ゾウの鼻や巨体は、加速して進化したとしか考えられませんよね。
この研究プロジェクトでは、ジャンクDNAの解析により、種ごとのARを特定します。
そして、DNA修復と関連するゾウのゲノムをはじめ、手足を変形させて翼に発達させたコウモリのゲノム、高圧環境に適応させるシャチやイルカのゲノム、肌の色素沈着と関連したジュウサンセンジリスのゲノム、弱視と関わりのあるハダカデバネズミのゲノムが明らかとなりました。
とりわけ、この研究プロジェクトが特定した3つのゾウのゲノムは、DNA修復と関連するものとして注目されています。
DNA修復という事は、それだけ色んな意味で寿命も延びますし、強くなるわけですよね。
ゾウは、ヒトと比べて、腫瘍を抑制する遺伝子の数が非常に多いことがわかっていますが、これに加えて、ゾウのARには、突然変異やがんを抑制するゲノムが存在することになるわけですな。
ヒトの100倍もの細胞を持ち、70年程度生存するゾウは、その巨体と寿命を維持するための細胞分裂も大量となるため、突然変異への耐性を必要とし、がん抑制の機能が強化されたと考えられるわけです。
このほか、コウモリのゲノムは手足の異常、シャチやイルカのゲノムは血液凝固障害、ジュウサンセンジリスのゲノムは白皮症や遺伝性疾患のひとつであるレオパード症候群、ハダカデバネズミのゲノムは緑内障といったように、このプロジェクトで特定されたそれぞれの種のARは、疾病の診断や治療への新たなアプローチの発見につながる第一歩として期待されてるわけです。
まぁ、全容解明とはいかないでしょうが、ひとつひとつ細かく分析していけば、我々にない特殊なDNAが存在し、そこから色々なことがわかることでしょう。
われわれ一般人にはあまり関係ないっちゃ関係ないんですけど、ゾウがあの巨体を草だけ食って維持してるゲノムだとか、身体の一部を広げて空を飛ぶコウモリの構造だとか追求したいネタは一杯ありますもんねぇ…。
色んな動物の特性だけ見てみたら、ほんと人間って知能以外は、かなりのカスだよね(笑)
何がスゴイって身体的ポイントは、ほぼ無いですし…。
賢くなれてよかったねぇ…
これで、猿並みの頭脳のままだったら、もう絶滅させられてたでしょう。
これからは、この頭脳を使って地球のために貢献しないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院