動物の愛護及び管理に関する法律
2018年03月15日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月15日の木曜日でございます。
3月15日…
個人的になんだか卒業式の日ってイメージがあるんですが、わたくしだけでしょうか…。
まぁ、今日じゃなくても、卒業式シーズンなのは間違いないでしょう。
卒業があり、新しい事がはじまるわけです。
何でもそうですが、新しい事を始めるって、色々めんどうな事が多いですよね。
なにせ、始めてなわけですから…
てことで、今日のネタもそんな始めてなお話。
イギリスのお話ではありますが、ペットに関する新しい法案が現在審議中なんだそうで…
その内容は、ペットショップは政府の認可を得ることが義務付けられ、8週未満の子犬と子猫を販売することができなくなる旨のものらしいです。
もしこの法案が可決されると、犬や猫を飼いたい人や里子にもらいたい人はブリーダーや保護施設から直接入手しなければならなくなるわけです。
マイケル・ゴーヴ環境相によれば、法案は動物福祉の基準を改善することを目的とした新政策の一環だということで、事実、今年、イギリスではブリーダーとなる資格の厳格化が実施されたばかりなんだそうです。
そう言えば、日本でも最近、劣悪な環境下でペットを飼って、逮捕された人のニュースをチョイチョイ見ますが、ペットに関することは、世界的に厳しくなってます。
わたくしの子供の頃は、まだ玄関先にリードでつながれて飼われている犬って多かったですけど、最近じゃあまり見かけませんよね。
雨ざらしなんかにしてた日にゃ、動物虐待とか怒られそうですもんねぇ…。
もともと日本は、こういった動物愛護に関して、比較的遅れていると言われていましたが、さすがに先進国では、キチンとした法が整備されていくんですよね。
イギリスで、今回審議されてる新法の下では、売約されるまでは、子犬・子猫の展示は母親と一緒でなければならず、売買契約の締結も新しい飼い主の立会いが必要とか、かなり厳しく決められています。
これはネット販売増加によるトラブルに対応すべき措置のようなんですが、何にせよ動物を守ろうという考えが前面に押し出されています。
というより、ペットとしての動物の権利と言うか立ち位置みたいなものがキッチリ決められている感がします。
日本の場合だと、ここがかなりあやふやなんですよね。
飼ってる人によって感覚が全然違いますしね。
家族の一員的に考える人もいれば、やはりまだ犬、猫、って考えの人もいますからねぇ…
こういったいわゆる「飼う側」の意識の違いをある程度一定のラインにまで、統一するという事も当然必要だとは思うんですが、一番問題なのはこの動物たちで金儲けしようという連中だと思います。
つまり、劣悪な環境下で、犬猫をひたすら繁殖させて利益を得ようとする悪質なブリーダーやそれを仲介し、出来るだけ高値で売りさばこうとする販売業者たちですね。
また、ネット販売によるトラブルも多発しているようですし、そもそも犬や猫を営利対象から外しちゃおうって動きまで世界では出ています。
アメリカ、アリゾナ州では、ペットショップで販売できるのは保護された動物のみとする州法が、2015年に可決されてます。
これは結局、繁殖目的のブリーディングを抑制するもので、売る場所が減れば無理な繁殖も減るだろうという事です。
やはり、お金が動くからそこに人が群がるわけで…
売ること自体を禁じてしまえばそういった動きもなくなるという分かりやすい措置ですよね。
考えれば当たり前の事なんですが、これを「法案」として通してしまうのがスゴイよね。
まぁ、アメリカなんかは州法ってのがありますから、日本の法律とは少し違いますが日本じゃ決まりませんよ。
ペットショップで、子犬を売っちゃいけないなんて法律、作れませんよね。
でも、これが営利目的の繁殖を減らす一番の近道なのかもしれません。
いくら繁殖させても売る場所がなければ、どうにもなりませんしね。
わたくし、この記事を読んでいて感じたんですけど、結局この繁殖って事自体、問題と言えば問題じゃないですか。
人間の手によって操作され、作られてると言っても過言じゃありまんし、自然のものではないですからね。
まぁ、牛や豚でも商用目的で繁殖させますが、この目的はまだ明確ですからね。
そして、ペットの繁殖は牛や豚に比べて、簡単に出来過ぎてしまいます。
やろうと思えば大した設備もなく、すぐできますしそれが高値で売れるなら、ドンドン産ませちゃえってなりますよ。
飼う方も、今日犬が欲しいって思えば、お金さえ出せば手に入るわけで、ここら辺の意識を変える必要がある気がします。
例えば、犬を飼いたいって人がいれば、それから申請して、ある程度環境を整えることが出来た人だけ許可が出るとか、許可が出るまでに少々勉強しなきゃいけないとか…
そりゃ命を預かるわけですから、最低限の知識は必要でしょうし、申請して許可が出るまでに「覚悟」もできますしね。
そして許可が出れば、そこから繁殖するという風にすれば、無理な繁殖もなくなるんじゃないですか。
人間でも、妊娠してから十ヶ月と十日は、生まれるまでに時間がかかるわけですから、犬、猫もそれ位してもいいんではないの?
そこまでして欲しくないわって言う人は飼わなければいいだけのこと。
そう言う人は、どうせ飼っても途中で投げ出したりしちゃうでしょ。
そうやって飼ったペットを完全に登録制とかにしちゃえば、虐待も減るやろうしね。
そして、野良になる猫も減りますよ。
例えば、明日からこれを始めたとしたら、15年後には、ほぼ管理下で登録された犬、猫のみになると思いません?
無理かな?
やる気になったら出来ると思うんやけどね。
まぁ、現在も、日本で飼われている犬猫が合わせて1800万匹ほどいると言われています。
これらをすべてある程度管理するとなると、それなりの機関が必要になりますよね。
その仕事を、犬や猫を売れなくなった繁殖業者や、販売業者に担ってもらうってのはどうですかね?
で、原資はペットを飼う人に負担してもらうと…
例えば、飼う時の登録費とか、年間登録料とかの名目で徴収すればいいんでないの?
これらを払うのが嫌とか、もったいないって人は、申し訳ないですが、はなからペットを飼うことを諦めてもらうってことで(笑)
まぁ、ここまでやるには相当な準備と、法整備が必要でしょうし、ならないとは思いますが…。
やろうと思えば簡単に出来るんですよね。
だれかが反対しなければ、出来ると思うんで日本の政治家の人々、頑張ってみて下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月15日の木曜日でございます。
3月15日…
個人的になんだか卒業式の日ってイメージがあるんですが、わたくしだけでしょうか…。
まぁ、今日じゃなくても、卒業式シーズンなのは間違いないでしょう。
卒業があり、新しい事がはじまるわけです。
何でもそうですが、新しい事を始めるって、色々めんどうな事が多いですよね。
なにせ、始めてなわけですから…
てことで、今日のネタもそんな始めてなお話。
イギリスのお話ではありますが、ペットに関する新しい法案が現在審議中なんだそうで…
その内容は、ペットショップは政府の認可を得ることが義務付けられ、8週未満の子犬と子猫を販売することができなくなる旨のものらしいです。
もしこの法案が可決されると、犬や猫を飼いたい人や里子にもらいたい人はブリーダーや保護施設から直接入手しなければならなくなるわけです。
マイケル・ゴーヴ環境相によれば、法案は動物福祉の基準を改善することを目的とした新政策の一環だということで、事実、今年、イギリスではブリーダーとなる資格の厳格化が実施されたばかりなんだそうです。
そう言えば、日本でも最近、劣悪な環境下でペットを飼って、逮捕された人のニュースをチョイチョイ見ますが、ペットに関することは、世界的に厳しくなってます。
わたくしの子供の頃は、まだ玄関先にリードでつながれて飼われている犬って多かったですけど、最近じゃあまり見かけませんよね。
雨ざらしなんかにしてた日にゃ、動物虐待とか怒られそうですもんねぇ…。
もともと日本は、こういった動物愛護に関して、比較的遅れていると言われていましたが、さすがに先進国では、キチンとした法が整備されていくんですよね。
イギリスで、今回審議されてる新法の下では、売約されるまでは、子犬・子猫の展示は母親と一緒でなければならず、売買契約の締結も新しい飼い主の立会いが必要とか、かなり厳しく決められています。
これはネット販売増加によるトラブルに対応すべき措置のようなんですが、何にせよ動物を守ろうという考えが前面に押し出されています。
というより、ペットとしての動物の権利と言うか立ち位置みたいなものがキッチリ決められている感がします。
日本の場合だと、ここがかなりあやふやなんですよね。
飼ってる人によって感覚が全然違いますしね。
家族の一員的に考える人もいれば、やはりまだ犬、猫、って考えの人もいますからねぇ…
こういったいわゆる「飼う側」の意識の違いをある程度一定のラインにまで、統一するという事も当然必要だとは思うんですが、一番問題なのはこの動物たちで金儲けしようという連中だと思います。
つまり、劣悪な環境下で、犬猫をひたすら繁殖させて利益を得ようとする悪質なブリーダーやそれを仲介し、出来るだけ高値で売りさばこうとする販売業者たちですね。
また、ネット販売によるトラブルも多発しているようですし、そもそも犬や猫を営利対象から外しちゃおうって動きまで世界では出ています。
アメリカ、アリゾナ州では、ペットショップで販売できるのは保護された動物のみとする州法が、2015年に可決されてます。
これは結局、繁殖目的のブリーディングを抑制するもので、売る場所が減れば無理な繁殖も減るだろうという事です。
やはり、お金が動くからそこに人が群がるわけで…
売ること自体を禁じてしまえばそういった動きもなくなるという分かりやすい措置ですよね。
考えれば当たり前の事なんですが、これを「法案」として通してしまうのがスゴイよね。
まぁ、アメリカなんかは州法ってのがありますから、日本の法律とは少し違いますが日本じゃ決まりませんよ。
ペットショップで、子犬を売っちゃいけないなんて法律、作れませんよね。
でも、これが営利目的の繁殖を減らす一番の近道なのかもしれません。
いくら繁殖させても売る場所がなければ、どうにもなりませんしね。
わたくし、この記事を読んでいて感じたんですけど、結局この繁殖って事自体、問題と言えば問題じゃないですか。
人間の手によって操作され、作られてると言っても過言じゃありまんし、自然のものではないですからね。
まぁ、牛や豚でも商用目的で繁殖させますが、この目的はまだ明確ですからね。
そして、ペットの繁殖は牛や豚に比べて、簡単に出来過ぎてしまいます。
やろうと思えば大した設備もなく、すぐできますしそれが高値で売れるなら、ドンドン産ませちゃえってなりますよ。
飼う方も、今日犬が欲しいって思えば、お金さえ出せば手に入るわけで、ここら辺の意識を変える必要がある気がします。
例えば、犬を飼いたいって人がいれば、それから申請して、ある程度環境を整えることが出来た人だけ許可が出るとか、許可が出るまでに少々勉強しなきゃいけないとか…
そりゃ命を預かるわけですから、最低限の知識は必要でしょうし、申請して許可が出るまでに「覚悟」もできますしね。
そして許可が出れば、そこから繁殖するという風にすれば、無理な繁殖もなくなるんじゃないですか。
人間でも、妊娠してから十ヶ月と十日は、生まれるまでに時間がかかるわけですから、犬、猫もそれ位してもいいんではないの?
そこまでして欲しくないわって言う人は飼わなければいいだけのこと。
そう言う人は、どうせ飼っても途中で投げ出したりしちゃうでしょ。
そうやって飼ったペットを完全に登録制とかにしちゃえば、虐待も減るやろうしね。
そして、野良になる猫も減りますよ。
例えば、明日からこれを始めたとしたら、15年後には、ほぼ管理下で登録された犬、猫のみになると思いません?
無理かな?
やる気になったら出来ると思うんやけどね。
まぁ、現在も、日本で飼われている犬猫が合わせて1800万匹ほどいると言われています。
これらをすべてある程度管理するとなると、それなりの機関が必要になりますよね。
その仕事を、犬や猫を売れなくなった繁殖業者や、販売業者に担ってもらうってのはどうですかね?
で、原資はペットを飼う人に負担してもらうと…
例えば、飼う時の登録費とか、年間登録料とかの名目で徴収すればいいんでないの?
これらを払うのが嫌とか、もったいないって人は、申し訳ないですが、はなからペットを飼うことを諦めてもらうってことで(笑)
まぁ、ここまでやるには相当な準備と、法整備が必要でしょうし、ならないとは思いますが…。
やろうと思えば簡単に出来るんですよね。
だれかが反対しなければ、出来ると思うんで日本の政治家の人々、頑張ってみて下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院