ハッピーバレンタイン。
2018年02月14日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月14日のバレンタインじゃありませんか。
そして水曜日でございます。
去年も、一昨年も、この日はバレンタインなお話をしています。
つまり、もうネタがないんだよね。
バレンタインだの、チョコレートだのについては…。
ま、そりゃそうですわな。
なんか、チョコネタに関しては、結構書いちゃってるんですよねぇ(笑)
良かったら、読んできて(笑)
こんなんとか、こんなんとか、こんなんとか、こんなんとか(笑)
探せばこんなに書いてました(笑)
まぁ、続編、続編で来てる感じなんですけど意外とチョコ好きなんやなぁ(笑)
ということで、チョコネタは尽きてますから違うネタでお茶を濁しましょう。
まぁ、バレンタインと言えば、基本は女性〜男性へチョコを渡して、愛の告白的なものがメインと思われます。
つまり、男女間のあれやこれやの物語なわけですね。
では今日は、この男女間についてのネタをお送りしましょう。
男女間と言いましても、そこはこのブログですから、普通の話じゃないですよぉ。
今日は、男と言えばY染色体、女と言えばX染色体って感じで、染色体の話をしてみましょう。
Y染色体は性染色体の一つでありオスのみがもつ染色体です。いわば男性のシンボルと言えるかもしれませんね。
Y染色体上には、胚の性別をオスに決定する遺伝子(SRY)があり、オスはX染色体と共にXY、メスはX染色体のみでXXとなるわけです。
ここら辺までは、生物とかの授業でも習いますよね。
では、今日はこの男性のみが持つ、Y染色体についてゴチャゴチャ話してみましょう。
女性が健全なX染色体を2つ手にする一方、男性はX染色体1つのほかは、Y染色体しか与えられません。
そして、Y染色体は劣化するようなんです。
もし、仮にこのまま劣化が続いていけば、なんとY染色体は460万年もすれば完全に消えてなくなってしまうってデータもある位なんだそうです。
というのも、Y染色体以外の染色体は、各細胞に2つのコピーを持ち、対で存在しています。
女性の場合、X染色体を2つ持っています。
ですが、Y染色体の場合は父から息子へと受け継がれるものが1つあるだけです。
したがってY染色体は世代ごとの組み替えで、異常な突然変異を排除することができません。
例えば、女性の場合、2つあるXのうち、片方に不具合があっても、優性遺伝で不具合がない方が使われるので少々の問題でも大丈夫だったりします。
ですが、男性のY染色体はひとつしかありませんから、これに欠陥があるとそのまま遺伝してしまいます。
ですから、男性にしか(厳密に言うと男性のみということはあり得ないが)発症しない遺伝子疾患があったりします。(色覚異常や血友病など)
それゆえ次第に、Y染色体は劣化し、やがてはゲノムから消え去ることになると考えられているわけですよ。
ですが、Y染色体には遺伝子の喪失を食い止める素晴らしいブレーキが備わっていることが明らかになっています。
例えば、デンマークで行われた研究では、男性62名のY染色体を解析したところ、大規模な構造再構成によって「遺伝子増幅」を行う傾向が判明したそうです。
これによって遺伝子は、複数のコピーを獲得し、精子機能の健全性を保ち、遺伝子の喪失を緩和するわけです。
その研究ではさらに、Y染色体が正常なバックアップコピーをテンプレートとして用いて、破損した遺伝子の修復を行うことが出来ることも分かりました。
そんな、Y染色体がいずれ消えゆく運命にあるかどうかについて、専門家の意見は二分されています。
残ると考える学者らは、防衛機構がうまく機能しており、Y染色体を救うだろうと主張しています。
ですが、消える派は、そうした機構はせいぜい崖っぷちでどうにか堪える程度のことで、それも時間の問題であると主張しているわけですね。
まぁ、こんな論争、ほんとに意味がありません(笑)
なにせ、後460万年もすればってな話しなわけで、勝手に言い合っとけって感じです。
まぁ、Y染色体が消えるかどうかは分からないですが、もし消えたなら、消え方によっては人類は滅亡するわけですよね。
そりゃ、オスがいなくなるわけですから、必然的に子孫は残せません。
ですが、たとえ人間のY染色体が消えたとしても、必ずしも男性までが消えるということではないようなんですね。
Y染色体が完全に失くなってしまった種であっても、生殖にはオスとメスの両方が必要なのは変わりません。
この場合、性別をオスに決定するSRY遺伝子が、別の染色体に移るそうなんです。
つまり、そうした種は、Y染色体なしでもオスを作れるようになるということです。
しかし今度はその新たに性別を決定する役割を担うことになった染色体が、かつてY染色体が辿ったのと同じ劣化の運命をたどることになるというわけです。
じゃ、何の問題もないやん…。
ですが、これもあくまで仮想の話。
現実には、ヒトは滅びてしまうかもしれません。
しかし、ヒトには知恵がありますから、近い将来、遺伝子工学技術が、Y染色体に取って代われる可能性があるんですよね。。
その場合、女性同士、男性同士のカップルや不妊の男性でも子供を作れるようになる可能性まであるわけで…
かといって生殖能力に問題のない男女が、自然な生殖をしなくなるという事態にはならないでしょうし…
Y染色体が仮に本当に消えるとしても、種が存続するために何らかの進化があると考える方が自然かもしれないですしねぇ…
いずれにせよ、今後460万年ですからね。
いまから460万年前っつったら最初の人類と言われた、アウストラロピテクス(猿人)が出現する前やしね(笑)
つまりそれ位進化しちゃうんやから、この論争自体に意味なんてないよねぇ…
てことで、バレンタインから思わぬ方向に話が飛びましたが、今日はみなさんチョコ食って平和に過ごしましょう。
ハッピーバレンタイン♡
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月14日のバレンタインじゃありませんか。
そして水曜日でございます。
去年も、一昨年も、この日はバレンタインなお話をしています。
つまり、もうネタがないんだよね。
バレンタインだの、チョコレートだのについては…。
ま、そりゃそうですわな。
なんか、チョコネタに関しては、結構書いちゃってるんですよねぇ(笑)
良かったら、読んできて(笑)
こんなんとか、こんなんとか、こんなんとか、こんなんとか(笑)
探せばこんなに書いてました(笑)
まぁ、続編、続編で来てる感じなんですけど意外とチョコ好きなんやなぁ(笑)
ということで、チョコネタは尽きてますから違うネタでお茶を濁しましょう。
まぁ、バレンタインと言えば、基本は女性〜男性へチョコを渡して、愛の告白的なものがメインと思われます。
つまり、男女間のあれやこれやの物語なわけですね。
では今日は、この男女間についてのネタをお送りしましょう。
男女間と言いましても、そこはこのブログですから、普通の話じゃないですよぉ。
今日は、男と言えばY染色体、女と言えばX染色体って感じで、染色体の話をしてみましょう。
Y染色体は性染色体の一つでありオスのみがもつ染色体です。いわば男性のシンボルと言えるかもしれませんね。
Y染色体上には、胚の性別をオスに決定する遺伝子(SRY)があり、オスはX染色体と共にXY、メスはX染色体のみでXXとなるわけです。
ここら辺までは、生物とかの授業でも習いますよね。
では、今日はこの男性のみが持つ、Y染色体についてゴチャゴチャ話してみましょう。
女性が健全なX染色体を2つ手にする一方、男性はX染色体1つのほかは、Y染色体しか与えられません。
そして、Y染色体は劣化するようなんです。
もし、仮にこのまま劣化が続いていけば、なんとY染色体は460万年もすれば完全に消えてなくなってしまうってデータもある位なんだそうです。
というのも、Y染色体以外の染色体は、各細胞に2つのコピーを持ち、対で存在しています。
女性の場合、X染色体を2つ持っています。
ですが、Y染色体の場合は父から息子へと受け継がれるものが1つあるだけです。
したがってY染色体は世代ごとの組み替えで、異常な突然変異を排除することができません。
例えば、女性の場合、2つあるXのうち、片方に不具合があっても、優性遺伝で不具合がない方が使われるので少々の問題でも大丈夫だったりします。
ですが、男性のY染色体はひとつしかありませんから、これに欠陥があるとそのまま遺伝してしまいます。
ですから、男性にしか(厳密に言うと男性のみということはあり得ないが)発症しない遺伝子疾患があったりします。(色覚異常や血友病など)
それゆえ次第に、Y染色体は劣化し、やがてはゲノムから消え去ることになると考えられているわけですよ。
ですが、Y染色体には遺伝子の喪失を食い止める素晴らしいブレーキが備わっていることが明らかになっています。
例えば、デンマークで行われた研究では、男性62名のY染色体を解析したところ、大規模な構造再構成によって「遺伝子増幅」を行う傾向が判明したそうです。
これによって遺伝子は、複数のコピーを獲得し、精子機能の健全性を保ち、遺伝子の喪失を緩和するわけです。
その研究ではさらに、Y染色体が正常なバックアップコピーをテンプレートとして用いて、破損した遺伝子の修復を行うことが出来ることも分かりました。
そんな、Y染色体がいずれ消えゆく運命にあるかどうかについて、専門家の意見は二分されています。
残ると考える学者らは、防衛機構がうまく機能しており、Y染色体を救うだろうと主張しています。
ですが、消える派は、そうした機構はせいぜい崖っぷちでどうにか堪える程度のことで、それも時間の問題であると主張しているわけですね。
まぁ、こんな論争、ほんとに意味がありません(笑)
なにせ、後460万年もすればってな話しなわけで、勝手に言い合っとけって感じです。
まぁ、Y染色体が消えるかどうかは分からないですが、もし消えたなら、消え方によっては人類は滅亡するわけですよね。
そりゃ、オスがいなくなるわけですから、必然的に子孫は残せません。
ですが、たとえ人間のY染色体が消えたとしても、必ずしも男性までが消えるということではないようなんですね。
Y染色体が完全に失くなってしまった種であっても、生殖にはオスとメスの両方が必要なのは変わりません。
この場合、性別をオスに決定するSRY遺伝子が、別の染色体に移るそうなんです。
つまり、そうした種は、Y染色体なしでもオスを作れるようになるということです。
しかし今度はその新たに性別を決定する役割を担うことになった染色体が、かつてY染色体が辿ったのと同じ劣化の運命をたどることになるというわけです。
じゃ、何の問題もないやん…。
ですが、これもあくまで仮想の話。
現実には、ヒトは滅びてしまうかもしれません。
しかし、ヒトには知恵がありますから、近い将来、遺伝子工学技術が、Y染色体に取って代われる可能性があるんですよね。。
その場合、女性同士、男性同士のカップルや不妊の男性でも子供を作れるようになる可能性まであるわけで…
かといって生殖能力に問題のない男女が、自然な生殖をしなくなるという事態にはならないでしょうし…
Y染色体が仮に本当に消えるとしても、種が存続するために何らかの進化があると考える方が自然かもしれないですしねぇ…
いずれにせよ、今後460万年ですからね。
いまから460万年前っつったら最初の人類と言われた、アウストラロピテクス(猿人)が出現する前やしね(笑)
つまりそれ位進化しちゃうんやから、この論争自体に意味なんてないよねぇ…
てことで、バレンタインから思わぬ方向に話が飛びましたが、今日はみなさんチョコ食って平和に過ごしましょう。
ハッピーバレンタイン♡
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院