GMO
2018年01月16日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
1月16日火曜日でございます。
1月も折り返しってことで、半分終わってしまいました。
1年は12ヶ月しかないわけで、簡単に言うと1/24は終了したってことです。
また一歩、年末に近づきましたね(笑)
そんな、まだまだ正月ボケが抜けきってない院長ですが、今日も元気に始めていきましょう。
毎日これを書いてると、実はこのネタに突入する前の文言ってのが、なかなか難しくてねぇ…。
出来るだけ関連性を持たせて、続きが書き易くしたいとこなんですが、なかなかそうもいかないわけで、今日も突然ネタ突入。
みなさんは、遺伝子組み換えについてどう思います?
最近の食品表示ではよく大豆製品なんかに「遺伝子組み換えでない」なんて書いてあるんですけど、見覚えあります?
ではこの遺伝子組み換えでないって言われても、じゃ、組み換えてたらどないやねん?ってなりますよね。
わたくし院長も、詳しくは知らなくて、組み換えたことにより、何が良くて何が悪いのか…
意外と知ってそうで知らない人が多いんじゃないかと思いますので、まずは遺伝子組み換えについてチロッとお話ししましょう。
まず、この遺伝子組み換えってものに対する考え方なんですが、これがそもそも一定していないのが消費者が色々悩んじゃう点だと思うんですよね。
遺伝子組み換えと言っても、品種改良の一種だって言ってる学者や団体もありますし、逆に遺伝子組み換えとは、生物兵器なみの危険性があるなんていう人もいるそうです。
ほんまのトコどーなん?って疑問が出るのは当然ですが、この論議にはまだ当分結論は出ないらしいです。
では、まず遺伝子組み換え食品ってなんなん?ってとこから勉強しましょう。
遺伝子組み換え食品ってのには、まず除草剤耐性の大豆や殺虫性のトウモロコシなどの農作物ってパターンのヤツがすでに作られております。
除草剤耐性ってのは、とりあえず除草剤がきかない大豆ってことで、除草剤をまいて畑などに生えてる他の雑草は死滅させても、その大豆は生き残るって代物です。
まぁ、除草剤だの農薬だのは、撒かれてるでしょうし、今更とも思いますがそれがきかないってどんだけ強くしてんって感じですわな。
で、次の殺虫性のトウモロコシってのは、そもそも観点が違って、このトウモロコシの葉などに、ある意味の毒性を持たせちゃうわけです。
毒性と書くと、完全に語弊がありますが、害虫などがそのトウモロコシを齧った場合、その害虫が死んじゃうようなヤツです。
これ、ちょっとこわいよね(;'∀')
もちろん、毒性と書きましたが、人間には無害(のはず)で、あくまで害虫にとっての毒性ですからね。念のため(笑)
これにより、害虫被害の出ない、強いトウモロコシができるわけですね。
やっぱ、アカン気がするねぇ(笑)
ちなみに日本では、遺伝子組み換え作物の栽培が禁止されているわけではありませんが、商業的な栽培は行われていないそうです。
となると、輸入されたものってことになりますが、今のところ、日本に輸入が許可されているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実、じゃがいも、てんさい、アルファルファ、パパイヤの8種類だけなんだって。
ん?てんさい?
てんさいってなに?
どうも、日本ではあまり馴染みはないですが「甜菜」と書きまして、サトウキビとならんで砂糖の主要原料で、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれるんだそうです。
知らんかった(笑)
と、話は脱線しましたが、これらのうち主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だそうです。
で、次にバイオ生物と呼ばれる、まだ食品としては認可されてませんが、成長が早い魚や牛ですね。
これらも遺伝子操作で、成長を早めちゃってるわけで、一説では2倍の速度で成長する鮭が作られていて、こいつが一番最初に認可されるだろーって話です。
2倍の速度で成長…。
こんな事が出来るんやねぇ…。
とまぁ、こんな感じのもんなんですが、やはりなんとなく嫌な感じがしますよね。
バイオ生物(笑)はとりあえず置いておいても、とうもろこし、大豆、菜種、綿実は輸入オッケーということは、一体日本国内にどれ位流通してるんでしょう。
豆腐や豆乳のパックに「遺伝子組み換えでない」という表示をよく見かけます。
これは原料の大豆が「遺伝子組み換えでない」よと言ってるわけですわ。
それは分かりますが、ではみなさん「遺伝子組み換え大豆」とかって表示、見たことあります?
わたくしはこれを書くにあたり、少しスーパーなんかで見てみましたが、そんな表示をされてる商品はありませんでしたね。
ちっとも見ないから「日本では遺伝子組み換え食品は全然流通していない」のかなぁと思いましたが、これは大きな間違いでした(笑)
というのも、日本で流通している大豆の94%は輸入に頼っていて、その中でも7割はアメリカから輸入されているそうです。
と、ここまではよろしいけど、この次が問題だっせ(笑)
その7割輸入しているアメリカで栽培されている大豆の、94%は遺伝子組み換えらしいやん!
と、こうしたデータから計算していくと、日本で流通する大豆の約8割は遺伝子組み換えだと推計されるわけですわ。
えぐ(笑)
知らんかったし。
では、何故に「遺伝子組み換えでない」の表示品しか目にしないのぢゃ?
当然、日本では、遺伝子組み換え食品を販売する際には、その旨を表示しなければならないと定められています。
そして、日本はそういったことには細かい国でもあります。
ですが、この「表示義務」ってやつ、必ず抜け道があるわけなんですよね。
では、ちょっとこの「抜け道」をみていきましょう。
その@
組み換えDNA、およびそれによって生成した、たんぱく質が残らないものには表示義務がない
なにこれ?
つまり、組み換えた遺伝子や、その遺伝子がつくりだしたたん白質が、食品の中に残っていれば、検査でそれが検出できます。
ところが、油や醤油などの様に加工されてしまった場合、それが残らないので検査をしても材料が遺伝子組み換えかどうか分からないわけですね。
ということで、どうせ分からないなら(そういう意図ではないと思いますが(笑))そういうものには表示義務がない、ということになってるそうなんです。
で、これによって表示しなくて済んでしまっている食品が実は圧倒的に多いらしいんですね。
恐ろしい(^^;
そのA
遺伝子組み換えの餌を食べて育った家畜の肉や卵・牛乳・乳製品などの畜産品や油、醤油、液糖、水飴、コーンフレークなどには表示義務がない。
これも微妙ですが、日本で育ててる家畜の餌に大量の「遺伝子組み換え」製品が使われてるそうです。
それを食ってる彼らの肉にはどんな問題があるのかなんて分かったもんじゃないよね。
そのB
「主な原材料(原材料の重量に占める割合が上位3番目以内で、しかも原材料に占める重量の割合が5%以上)」にしか表示義務がない
出た。こういうヤツな。
糖質ゼロと同じパターン。
そして、上位3番目以内って(笑)
4番目は遺伝子組み換えの物が入ってるかもしれんやんってこと。
とまぁ、こういった抜け道をかいくぐり、遺伝子組み換え食品は世に流通してるわけです。
さきほどの大豆の輸入量から考えても、少なくとも何らかの形で、我々の口に入ってると考えて間違いないわけですよね。
日本で遺伝子組み換え食品が、初めて認可されたのが1996年ですから、今から22年前…。
数字的に見てもそろそろ何か出てきそうじゃない?
わたくし位の年齢のものなら、まぁここ20年の話なんでまだあれですけど、今22歳以下の人達は、生まれた時から「遺伝子組み換え」食品を口にしてることになると思われます。
そういや、最近の子供ってやたら脚が長いよねとか、体型が欧米化してきたよねとか…。
食文化の変化だけじゃない理由が、ここに隠されてるかもしれません。
ま、わたくしの生きてるうちには、何も起こらないでしょうけど…。
生まれた時から「遺伝子組み換え」食品を口にしている、今の若い世代が、親になり新しい次の世代の子達…
ここらへんに、何も起こらなければいいんですけどねぇ…。
今の日本じゃ、完全に「遺伝子組み換え」食品を個人で遮断するのは難しいと思います。
それだけに、せめて食品表示くらい、もうちょっとリアルに書いてほしいねぇ…。
と、本当はこの遺伝子組み換えの先のネタを書こうと用意してたんですが、遺伝子組み換えで、終わっちゃいました。
続きは明日にでも書くことにします。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月16日火曜日でございます。
1月も折り返しってことで、半分終わってしまいました。
1年は12ヶ月しかないわけで、簡単に言うと1/24は終了したってことです。
また一歩、年末に近づきましたね(笑)
そんな、まだまだ正月ボケが抜けきってない院長ですが、今日も元気に始めていきましょう。
毎日これを書いてると、実はこのネタに突入する前の文言ってのが、なかなか難しくてねぇ…。
出来るだけ関連性を持たせて、続きが書き易くしたいとこなんですが、なかなかそうもいかないわけで、今日も突然ネタ突入。
みなさんは、遺伝子組み換えについてどう思います?
最近の食品表示ではよく大豆製品なんかに「遺伝子組み換えでない」なんて書いてあるんですけど、見覚えあります?
ではこの遺伝子組み換えでないって言われても、じゃ、組み換えてたらどないやねん?ってなりますよね。
わたくし院長も、詳しくは知らなくて、組み換えたことにより、何が良くて何が悪いのか…
意外と知ってそうで知らない人が多いんじゃないかと思いますので、まずは遺伝子組み換えについてチロッとお話ししましょう。
まず、この遺伝子組み換えってものに対する考え方なんですが、これがそもそも一定していないのが消費者が色々悩んじゃう点だと思うんですよね。
遺伝子組み換えと言っても、品種改良の一種だって言ってる学者や団体もありますし、逆に遺伝子組み換えとは、生物兵器なみの危険性があるなんていう人もいるそうです。
ほんまのトコどーなん?って疑問が出るのは当然ですが、この論議にはまだ当分結論は出ないらしいです。
では、まず遺伝子組み換え食品ってなんなん?ってとこから勉強しましょう。
遺伝子組み換え食品ってのには、まず除草剤耐性の大豆や殺虫性のトウモロコシなどの農作物ってパターンのヤツがすでに作られております。
除草剤耐性ってのは、とりあえず除草剤がきかない大豆ってことで、除草剤をまいて畑などに生えてる他の雑草は死滅させても、その大豆は生き残るって代物です。
まぁ、除草剤だの農薬だのは、撒かれてるでしょうし、今更とも思いますがそれがきかないってどんだけ強くしてんって感じですわな。
で、次の殺虫性のトウモロコシってのは、そもそも観点が違って、このトウモロコシの葉などに、ある意味の毒性を持たせちゃうわけです。
毒性と書くと、完全に語弊がありますが、害虫などがそのトウモロコシを齧った場合、その害虫が死んじゃうようなヤツです。
これ、ちょっとこわいよね(;'∀')
もちろん、毒性と書きましたが、人間には無害(のはず)で、あくまで害虫にとっての毒性ですからね。念のため(笑)
これにより、害虫被害の出ない、強いトウモロコシができるわけですね。
やっぱ、アカン気がするねぇ(笑)
ちなみに日本では、遺伝子組み換え作物の栽培が禁止されているわけではありませんが、商業的な栽培は行われていないそうです。
となると、輸入されたものってことになりますが、今のところ、日本に輸入が許可されているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実、じゃがいも、てんさい、アルファルファ、パパイヤの8種類だけなんだって。
ん?てんさい?
てんさいってなに?
どうも、日本ではあまり馴染みはないですが「甜菜」と書きまして、サトウキビとならんで砂糖の主要原料で、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれるんだそうです。
知らんかった(笑)
と、話は脱線しましたが、これらのうち主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だそうです。
で、次にバイオ生物と呼ばれる、まだ食品としては認可されてませんが、成長が早い魚や牛ですね。
これらも遺伝子操作で、成長を早めちゃってるわけで、一説では2倍の速度で成長する鮭が作られていて、こいつが一番最初に認可されるだろーって話です。
2倍の速度で成長…。
こんな事が出来るんやねぇ…。
とまぁ、こんな感じのもんなんですが、やはりなんとなく嫌な感じがしますよね。
バイオ生物(笑)はとりあえず置いておいても、とうもろこし、大豆、菜種、綿実は輸入オッケーということは、一体日本国内にどれ位流通してるんでしょう。
豆腐や豆乳のパックに「遺伝子組み換えでない」という表示をよく見かけます。
これは原料の大豆が「遺伝子組み換えでない」よと言ってるわけですわ。
それは分かりますが、ではみなさん「遺伝子組み換え大豆」とかって表示、見たことあります?
わたくしはこれを書くにあたり、少しスーパーなんかで見てみましたが、そんな表示をされてる商品はありませんでしたね。
ちっとも見ないから「日本では遺伝子組み換え食品は全然流通していない」のかなぁと思いましたが、これは大きな間違いでした(笑)
というのも、日本で流通している大豆の94%は輸入に頼っていて、その中でも7割はアメリカから輸入されているそうです。
と、ここまではよろしいけど、この次が問題だっせ(笑)
その7割輸入しているアメリカで栽培されている大豆の、94%は遺伝子組み換えらしいやん!
と、こうしたデータから計算していくと、日本で流通する大豆の約8割は遺伝子組み換えだと推計されるわけですわ。
えぐ(笑)
知らんかったし。
では、何故に「遺伝子組み換えでない」の表示品しか目にしないのぢゃ?
当然、日本では、遺伝子組み換え食品を販売する際には、その旨を表示しなければならないと定められています。
そして、日本はそういったことには細かい国でもあります。
ですが、この「表示義務」ってやつ、必ず抜け道があるわけなんですよね。
では、ちょっとこの「抜け道」をみていきましょう。
その@
組み換えDNA、およびそれによって生成した、たんぱく質が残らないものには表示義務がない
なにこれ?
つまり、組み換えた遺伝子や、その遺伝子がつくりだしたたん白質が、食品の中に残っていれば、検査でそれが検出できます。
ところが、油や醤油などの様に加工されてしまった場合、それが残らないので検査をしても材料が遺伝子組み換えかどうか分からないわけですね。
ということで、どうせ分からないなら(そういう意図ではないと思いますが(笑))そういうものには表示義務がない、ということになってるそうなんです。
で、これによって表示しなくて済んでしまっている食品が実は圧倒的に多いらしいんですね。
恐ろしい(^^;
そのA
遺伝子組み換えの餌を食べて育った家畜の肉や卵・牛乳・乳製品などの畜産品や油、醤油、液糖、水飴、コーンフレークなどには表示義務がない。
これも微妙ですが、日本で育ててる家畜の餌に大量の「遺伝子組み換え」製品が使われてるそうです。
それを食ってる彼らの肉にはどんな問題があるのかなんて分かったもんじゃないよね。
そのB
「主な原材料(原材料の重量に占める割合が上位3番目以内で、しかも原材料に占める重量の割合が5%以上)」にしか表示義務がない
出た。こういうヤツな。
糖質ゼロと同じパターン。
そして、上位3番目以内って(笑)
4番目は遺伝子組み換えの物が入ってるかもしれんやんってこと。
とまぁ、こういった抜け道をかいくぐり、遺伝子組み換え食品は世に流通してるわけです。
さきほどの大豆の輸入量から考えても、少なくとも何らかの形で、我々の口に入ってると考えて間違いないわけですよね。
日本で遺伝子組み換え食品が、初めて認可されたのが1996年ですから、今から22年前…。
数字的に見てもそろそろ何か出てきそうじゃない?
わたくし位の年齢のものなら、まぁここ20年の話なんでまだあれですけど、今22歳以下の人達は、生まれた時から「遺伝子組み換え」食品を口にしてることになると思われます。
そういや、最近の子供ってやたら脚が長いよねとか、体型が欧米化してきたよねとか…。
食文化の変化だけじゃない理由が、ここに隠されてるかもしれません。
ま、わたくしの生きてるうちには、何も起こらないでしょうけど…。
生まれた時から「遺伝子組み換え」食品を口にしている、今の若い世代が、親になり新しい次の世代の子達…
ここらへんに、何も起こらなければいいんですけどねぇ…。
今の日本じゃ、完全に「遺伝子組み換え」食品を個人で遮断するのは難しいと思います。
それだけに、せめて食品表示くらい、もうちょっとリアルに書いてほしいねぇ…。
と、本当はこの遺伝子組み換えの先のネタを書こうと用意してたんですが、遺伝子組み換えで、終わっちゃいました。
続きは明日にでも書くことにします。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院