ウヰスキーがお好きでしょ。柿の種はどう?
2017年11月01日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月1日の水曜日でございます。
さぁ、のーべんばーの始まりです(笑)
何が変わると言うわけではないですが、響きが違うよね。
10月と11月では…
これからグッともう一段階冷え込みますし、冬を楽しまないとね。
とは言え、冬の楽しみってなんでしょう?
まぁ、冬と言うより、クリスマス〜お正月っていうまぁまぁデカいイベントがありますし、そこらへんは楽しみっちゃ楽しみです。
年末近くは、忘年会とかで人と会う機会も増えますし、お酒の量も増えますな。
あと、これは人によると思いますが、冬って空気が澄んでてなんとなく気持ち良くないですかね?
朝もそうですし、夜空も冬の方がキレイな気がします。
てな感じで今日のネタに突入していきますが、今日はそんなお酒とキレイな空の話。
いや、ちょっと違うな。
お酒が宇宙にお共を連れて行っちゃった話です。
もう、意味不明ですが、まずはお酒が宇宙に行っちゃった話とは何ぞやって事ですが、これはサントリーが国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、自社製のウィスキーを宇宙へ運ぶ計画を発表しました。
サントリー。
何を企んでる?
サントリーグローバルイノベーションセンター(株)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の協力のもと、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟において「微小重力環境を利用したお酒のまろやかさの形成」に関する研究を開始するそうです。
宇宙へウィスキーを運ぶといっても、もちろんクルーが飲むわけではありません。
この計画は東北大学流体科学研究所、東京大学物性研究所、高輝度光科学研究センターとサントリー生命科学財団が共同でおこなっているれっきとした研究の一環です。
この計画によってサントリーは「微小重力環境を利用したお酒のまろやかさの形成」の研究をおこなうとのことです。
さぁ、また小難しい言葉。
解説していく前に、まず、重力による対流ってもんについてお話しします。
鍋に入れたお湯を加熱すると、沸騰する前に鍋の中でお湯の中で透明な何かが揺れているのを見ることができるの分かります?
なんか、ふわ〜っというか、ゆら〜というか鍋の中でゆれてる感じのヤツ。
これは鍋の下方の水が加熱によって膨張し、上方の水に比べ密度が低くなるので浮くためにおこる現象なんですよね。
ま、何となく分かれば大丈夫です。そしてこれを熱対流といいます。
で、研究者らはこの対流を抑えることが酒の熟成、まろやかさの形成に繋がるという仮説を立てました。
そして、熱対流を抑える簡単な方法としては、液体中の温度を全て均一にして、一定に保つってことなんです。
しかし液体の温度を一定に保ったとしても容器や外気の温度を一定に保たなければ液体の外側の温度が変わってしまうわけです。
もちろん、容器を外気の影響を受けないほど厚くするという方法もあるにはありますが、熟成にはウィスキーの酸化などの化学反応によって引き起こされるもので、化学反応は熱の吸収ないしは放出がなされます。
つまり、液体の温度を一定に保とうとしても、結局、熱対流は起こってしまいます。
ならばどうすればいいでしょう。
そこで、研究者が考えたのが、熱の差があっても熱対流が起きないようにすればよいということ。
熱対流は簡単にいえば「軽いものは浮き、重いものは沈む」という非常にシンプルな現象によって起きています。
先ほどの鍋でお湯を沸かす例で言えば、鍋底で熱せられたお湯から軽くなり、上に浮き上がるってことですね。
ならば、重い物質も軽い物質も関係ない無重力の場所で熟成をおこなえば熱対流は起きないはずと…。
そのため、サントリーは熱対流が起きない無重力空間、宇宙での酒の熟成を試すに至ったって、マジですか?って話なんですね。
まぁ、中身の研究は専門的すぎますから良いとしても、もしそうならって事で、宇宙に飛ばそうなんて考えんだろ普通…。
って思ったんですが、調べると、じつはすでに他企業が宇宙に酒を持ち込んで研究してるらしいんです。
この研究をおこなったのはスコットランドの「ARDBEG」という酒造会社です。
奇しくも持ち込んだ酒はウィスキーで、おまけに研究対象は酒の熟成に関してのものでした。
まぁ、若干研究の方向性は違うようなんですが、同じような事を考える人らがいるんやなぁ〜と感心させられます。
そこまでして美味しいお酒を造ろうって気概は、もう感服ですがこんなまでして作るお酒なんて売れへんやろ?(笑)
宇宙まで行く経費がいくらかかるか分かりませんけど、交通費ってレベルではないはず(笑)
ましてや、設備一式を運ぶとなったら、ねぇ…。
想像もできませんが、とんでもない出費になってることは間違いない。
とりあえず、この宇宙ウィスキーは、国際宇宙ステーションで研究がおこなわれ、第一グループは一年ほどで地球に返され、解析がおこなわれる予定だそうです。
ま、飲んでみたいけどね(笑)
もし酒の熟成に重力が大きく関わっているとしたら、じゃどうすんだろね?
まぁ、この研究の根っこには、無重力状態ってキーワードがあるだけで、別に宇宙空間でなくてもいいわけで…。
そういった装置を作って、そこで熟成させる方が、安全で手っ取り早く且つ、安上りなんじゃないのかねぇ…。
まぁ、研究という事ですから、そこはあえてってことなのかもしれませんが、宇宙にウイスキーがいるようです。
で、今日はついでに、ウイスキーときたらってことで、おつまに的な話題もくっつけてご紹介しときます。
お酒のおつまみとしては、乾きものの定番、亀田製菓の「亀田の柿の種」なんですが、実はこいつってば、国際宇宙ステーション(ISS)での日本の宇宙飛行士が食べられるおやつとしてJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)に認定されてるんですよね。
亀田製菓は「亀田の柿の種」を宇宙食にすべく、3年間研究を重ね、2017年の亀田製菓設立60周年のタイミングでとうとうJAXA認証(No-JD011)を取得することに成功したのです。
つまり、柿の種は宇宙食として、これから宇宙飛行士なんかがボリボリ食べるわけですね。
まぁ、このウイスキーの熟成話とは、何の関係もありませんが、ウイスキーと言ったら「柿の種」だもんね。
今回、どっちも宇宙に行くわけやし…。
そら、柿の種つまみに、角ハイボールやわな(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月1日の水曜日でございます。
さぁ、のーべんばーの始まりです(笑)
何が変わると言うわけではないですが、響きが違うよね。
10月と11月では…
これからグッともう一段階冷え込みますし、冬を楽しまないとね。
とは言え、冬の楽しみってなんでしょう?
まぁ、冬と言うより、クリスマス〜お正月っていうまぁまぁデカいイベントがありますし、そこらへんは楽しみっちゃ楽しみです。
年末近くは、忘年会とかで人と会う機会も増えますし、お酒の量も増えますな。
あと、これは人によると思いますが、冬って空気が澄んでてなんとなく気持ち良くないですかね?
朝もそうですし、夜空も冬の方がキレイな気がします。
てな感じで今日のネタに突入していきますが、今日はそんなお酒とキレイな空の話。
いや、ちょっと違うな。
お酒が宇宙にお共を連れて行っちゃった話です。
もう、意味不明ですが、まずはお酒が宇宙に行っちゃった話とは何ぞやって事ですが、これはサントリーが国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、自社製のウィスキーを宇宙へ運ぶ計画を発表しました。
サントリー。
何を企んでる?
サントリーグローバルイノベーションセンター(株)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の協力のもと、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟において「微小重力環境を利用したお酒のまろやかさの形成」に関する研究を開始するそうです。
宇宙へウィスキーを運ぶといっても、もちろんクルーが飲むわけではありません。
この計画は東北大学流体科学研究所、東京大学物性研究所、高輝度光科学研究センターとサントリー生命科学財団が共同でおこなっているれっきとした研究の一環です。
この計画によってサントリーは「微小重力環境を利用したお酒のまろやかさの形成」の研究をおこなうとのことです。
さぁ、また小難しい言葉。
解説していく前に、まず、重力による対流ってもんについてお話しします。
鍋に入れたお湯を加熱すると、沸騰する前に鍋の中でお湯の中で透明な何かが揺れているのを見ることができるの分かります?
なんか、ふわ〜っというか、ゆら〜というか鍋の中でゆれてる感じのヤツ。
これは鍋の下方の水が加熱によって膨張し、上方の水に比べ密度が低くなるので浮くためにおこる現象なんですよね。
ま、何となく分かれば大丈夫です。そしてこれを熱対流といいます。
で、研究者らはこの対流を抑えることが酒の熟成、まろやかさの形成に繋がるという仮説を立てました。
そして、熱対流を抑える簡単な方法としては、液体中の温度を全て均一にして、一定に保つってことなんです。
しかし液体の温度を一定に保ったとしても容器や外気の温度を一定に保たなければ液体の外側の温度が変わってしまうわけです。
もちろん、容器を外気の影響を受けないほど厚くするという方法もあるにはありますが、熟成にはウィスキーの酸化などの化学反応によって引き起こされるもので、化学反応は熱の吸収ないしは放出がなされます。
つまり、液体の温度を一定に保とうとしても、結局、熱対流は起こってしまいます。
ならばどうすればいいでしょう。
そこで、研究者が考えたのが、熱の差があっても熱対流が起きないようにすればよいということ。
熱対流は簡単にいえば「軽いものは浮き、重いものは沈む」という非常にシンプルな現象によって起きています。
先ほどの鍋でお湯を沸かす例で言えば、鍋底で熱せられたお湯から軽くなり、上に浮き上がるってことですね。
ならば、重い物質も軽い物質も関係ない無重力の場所で熟成をおこなえば熱対流は起きないはずと…。
そのため、サントリーは熱対流が起きない無重力空間、宇宙での酒の熟成を試すに至ったって、マジですか?って話なんですね。
まぁ、中身の研究は専門的すぎますから良いとしても、もしそうならって事で、宇宙に飛ばそうなんて考えんだろ普通…。
って思ったんですが、調べると、じつはすでに他企業が宇宙に酒を持ち込んで研究してるらしいんです。
この研究をおこなったのはスコットランドの「ARDBEG」という酒造会社です。
奇しくも持ち込んだ酒はウィスキーで、おまけに研究対象は酒の熟成に関してのものでした。
まぁ、若干研究の方向性は違うようなんですが、同じような事を考える人らがいるんやなぁ〜と感心させられます。
そこまでして美味しいお酒を造ろうって気概は、もう感服ですがこんなまでして作るお酒なんて売れへんやろ?(笑)
宇宙まで行く経費がいくらかかるか分かりませんけど、交通費ってレベルではないはず(笑)
ましてや、設備一式を運ぶとなったら、ねぇ…。
想像もできませんが、とんでもない出費になってることは間違いない。
とりあえず、この宇宙ウィスキーは、国際宇宙ステーションで研究がおこなわれ、第一グループは一年ほどで地球に返され、解析がおこなわれる予定だそうです。
ま、飲んでみたいけどね(笑)
もし酒の熟成に重力が大きく関わっているとしたら、じゃどうすんだろね?
まぁ、この研究の根っこには、無重力状態ってキーワードがあるだけで、別に宇宙空間でなくてもいいわけで…。
そういった装置を作って、そこで熟成させる方が、安全で手っ取り早く且つ、安上りなんじゃないのかねぇ…。
まぁ、研究という事ですから、そこはあえてってことなのかもしれませんが、宇宙にウイスキーがいるようです。
で、今日はついでに、ウイスキーときたらってことで、おつまに的な話題もくっつけてご紹介しときます。
お酒のおつまみとしては、乾きものの定番、亀田製菓の「亀田の柿の種」なんですが、実はこいつってば、国際宇宙ステーション(ISS)での日本の宇宙飛行士が食べられるおやつとしてJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)に認定されてるんですよね。
亀田製菓は「亀田の柿の種」を宇宙食にすべく、3年間研究を重ね、2017年の亀田製菓設立60周年のタイミングでとうとうJAXA認証(No-JD011)を取得することに成功したのです。
つまり、柿の種は宇宙食として、これから宇宙飛行士なんかがボリボリ食べるわけですね。
まぁ、このウイスキーの熟成話とは、何の関係もありませんが、ウイスキーと言ったら「柿の種」だもんね。
今回、どっちも宇宙に行くわけやし…。
そら、柿の種つまみに、角ハイボールやわな(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院