(続)忘却の彼方に記憶有。
2017年08月17日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
8月17日木曜日でございますです。
ふっ…
仕事仕事。
あー仕事(笑)
つぎの長期休暇は、年末だねぇ(笑)
このクソ暑いのに冬のイメージは出来にくいですが、もう次の楽しみはクリスマス(笑)
早く来ないかなぁ…。
て、超マイナスからスタートしましたが、ま、これも想定内。
徐々に日常に戻っていくでしょう。
では、今日のネタに突入ですが、昨日のお盆スペシャル最終話「輪廻転生」のお話しでしたが、そのなかに「退行催眠」てのが出てきましたが…
今日のはその続きとなる話。
そもそも、この退行催眠、トラウマなどを消去するために行われる、れっきとした治療法です。
でも、この退行催眠、記憶をドンドン過去に遡らせていくわけですが、どうしても思い出したくない「壁」に阻まれることも多々あるようなんです。
つまり、そのトラウマが強固すぎて、思いだそうにも本人的にも無理な場合なんかは、この方法ではうまくいかないわけです。
かといって、トラウマを抱えたままでは生きにくい…。
そんな心の闇をかかえた患者さんには朗報かもしれません。
誰にでもある、忘れてしまいたい過去。
「黒歴史」などと茶化してみても、その実、深く悩み傷ついたまま、ということは結構あるものです。
そんな思い出すのもつらい記憶を、無自覚のうちに消去する技術がアメリカで開発されたというお話しです。
英紙「The Daily Mail」をはじめとする複数の海外メディアによると、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)をはじめとするアメリカの科学者チームが、脳内の酵素を研究した結果、被験者に過去の苦しい記憶を思い出させることなく、記憶により引き起こされる恐怖反応を和らげる技術を開発したと発表しています。
この酵素は酵素シンテターゼと呼ばれ、何かを思い出そうとする機能と長期記憶の形成に働きかけるもののようです。
この酵素を利用し嫌な記憶の部分を消し去ることで、PTSD患者やトラウマに苦しむ人の治療を行おうってんですからまるで夢のような技術で、過去に囚われ苦しんでいる人には光明と言えるかもしれません。
まだ詳しく発表されてないので、細かい所は分からないんですが、記憶の一部のみを削除することが可能な方法のようなんですよね。
まぁ厳密に言うと、記憶と言うものが消えるわけではなく、思いだす際に働く酵素をいじってその部分を思い出させなくするという方が正しいかもしれません。
ですから、記憶としてはあるのかもしれませんが、そこにいきつく事を出来なくしますから思いだすことはありません。
しかし、いくら最悪とはいえ、記憶を消し去ることが、はたして本当に正しいことなのか…
こういった問題も残っています。
この方法で脳内記憶を消去した場合、その後一生、消した記憶を思い出すことができません。
人間は本質的に愚かですから、過去を振り返ることで、「最善」を選択することができる場合もあるんじゃないかと…。
たとえば、通り魔に襲われて大ケガしたことがトラウマだったとします。
で、その記憶を抹消したとして、犯人の記憶を失ってしまえば、犯人と「初対面」で出会った時、何も知らずに親しくなってしまう可能性すらあるわけですよ。
また、他人の脳内をいじれるってことは、誰かがだれかに都合のいい記憶操作もできてしまうでしょう。
さらには、マインドコントロールや軍事作戦に使われるのではという声もあがってるようです。
まぁこの手の論議はつきまとうでしょう。
こういった記憶操作が本当に出来るなら、目障りな人間がいたら、ちょっと捕らえてしまえば、その記憶も消してしまえるわけですから、もう完全犯罪と同じですもんね。
どんな新しい事でも、大体良い面があれば悪い面もあると…
因みに、従来の認知行動療法などでも、PTSDや不安症、鬱病が改善したケースも数多く存在します。
人の脳から人工的に記憶を消し去るのは、今のところバッドアイデアの可能性が高いといえなくもないですが、何でもそうですが使いようです。
そしてその使い方を間違えるのもまた我々人間ですから…
嫌な記憶があればこその、楽しい思い出なんじゃないかなぁ〜なんて気もしますけどね。
つまり…
休み明けの今日、とてつもなくダルイのは、お休みが楽しかったから(笑)
そして、次の休みがまた楽しいと感じるのは、今日という「ダルイ」日を過ごしたから…
的な(笑)
年末まであと4ヶ月ちょい…
頑張ろ(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月17日木曜日でございますです。
ふっ…
仕事仕事。
あー仕事(笑)
つぎの長期休暇は、年末だねぇ(笑)
このクソ暑いのに冬のイメージは出来にくいですが、もう次の楽しみはクリスマス(笑)
早く来ないかなぁ…。
て、超マイナスからスタートしましたが、ま、これも想定内。
徐々に日常に戻っていくでしょう。
では、今日のネタに突入ですが、昨日のお盆スペシャル最終話「輪廻転生」のお話しでしたが、そのなかに「退行催眠」てのが出てきましたが…
今日のはその続きとなる話。
そもそも、この退行催眠、トラウマなどを消去するために行われる、れっきとした治療法です。
でも、この退行催眠、記憶をドンドン過去に遡らせていくわけですが、どうしても思い出したくない「壁」に阻まれることも多々あるようなんです。
つまり、そのトラウマが強固すぎて、思いだそうにも本人的にも無理な場合なんかは、この方法ではうまくいかないわけです。
かといって、トラウマを抱えたままでは生きにくい…。
そんな心の闇をかかえた患者さんには朗報かもしれません。
誰にでもある、忘れてしまいたい過去。
「黒歴史」などと茶化してみても、その実、深く悩み傷ついたまま、ということは結構あるものです。
そんな思い出すのもつらい記憶を、無自覚のうちに消去する技術がアメリカで開発されたというお話しです。
英紙「The Daily Mail」をはじめとする複数の海外メディアによると、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)をはじめとするアメリカの科学者チームが、脳内の酵素を研究した結果、被験者に過去の苦しい記憶を思い出させることなく、記憶により引き起こされる恐怖反応を和らげる技術を開発したと発表しています。
この酵素は酵素シンテターゼと呼ばれ、何かを思い出そうとする機能と長期記憶の形成に働きかけるもののようです。
この酵素を利用し嫌な記憶の部分を消し去ることで、PTSD患者やトラウマに苦しむ人の治療を行おうってんですからまるで夢のような技術で、過去に囚われ苦しんでいる人には光明と言えるかもしれません。
まだ詳しく発表されてないので、細かい所は分からないんですが、記憶の一部のみを削除することが可能な方法のようなんですよね。
まぁ厳密に言うと、記憶と言うものが消えるわけではなく、思いだす際に働く酵素をいじってその部分を思い出させなくするという方が正しいかもしれません。
ですから、記憶としてはあるのかもしれませんが、そこにいきつく事を出来なくしますから思いだすことはありません。
しかし、いくら最悪とはいえ、記憶を消し去ることが、はたして本当に正しいことなのか…
こういった問題も残っています。
この方法で脳内記憶を消去した場合、その後一生、消した記憶を思い出すことができません。
人間は本質的に愚かですから、過去を振り返ることで、「最善」を選択することができる場合もあるんじゃないかと…。
たとえば、通り魔に襲われて大ケガしたことがトラウマだったとします。
で、その記憶を抹消したとして、犯人の記憶を失ってしまえば、犯人と「初対面」で出会った時、何も知らずに親しくなってしまう可能性すらあるわけですよ。
また、他人の脳内をいじれるってことは、誰かがだれかに都合のいい記憶操作もできてしまうでしょう。
さらには、マインドコントロールや軍事作戦に使われるのではという声もあがってるようです。
まぁこの手の論議はつきまとうでしょう。
こういった記憶操作が本当に出来るなら、目障りな人間がいたら、ちょっと捕らえてしまえば、その記憶も消してしまえるわけですから、もう完全犯罪と同じですもんね。
どんな新しい事でも、大体良い面があれば悪い面もあると…
因みに、従来の認知行動療法などでも、PTSDや不安症、鬱病が改善したケースも数多く存在します。
人の脳から人工的に記憶を消し去るのは、今のところバッドアイデアの可能性が高いといえなくもないですが、何でもそうですが使いようです。
そしてその使い方を間違えるのもまた我々人間ですから…
嫌な記憶があればこその、楽しい思い出なんじゃないかなぁ〜なんて気もしますけどね。
つまり…
休み明けの今日、とてつもなくダルイのは、お休みが楽しかったから(笑)
そして、次の休みがまた楽しいと感じるのは、今日という「ダルイ」日を過ごしたから…
的な(笑)
年末まであと4ヶ月ちょい…
頑張ろ(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院