water or hot water
2017年08月04日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月4日金曜日でございますです。
みなさん夏をエンジョイしてますかぁ〜?
暑ければ暑いほど、夏のレジャーは楽しくなりますよね。
海でもプールでも川でも湖でも、暑ければ暑いほど、水の気持ちよさが際立ちます。
ってことで、夏のレジャーの主役と言えば、どこへ行っても「水」なわけです。
ま、海だけは少々、水の種類が違いますが、今日はこの「水」について不思議な話をしていきましょう。
水道水にせよミネラルウォーターにせよ、生活に不可欠なものとしてあまりにも身近な存在であるために、普段あまり顧みることがない「水」ですが、実は極めて不思議な液体なんですって…。
例えば、どこにでも売っているお酒をどこで飲もうと同じ味のはずですが、家で飲むのと外で飲むのとでは違いがあり、その理由は「氷」にあるなんてよく言われます。
院長は個人的にウイスキーを好んで飲みますが、それなりのバーで飲むと形も質もいい氷のおかげで、お酒の風味がいっそう引き立つのは感じられます。
そして実際、凍らせ方の違いで、分子レベルで異なる氷が存在することがわかっているんですね。
基本的に水は0度以下になることで凍りはじめます。
ですが、極めてゆっくり凍らせることで、0度以下でもすぐには凍らず、液体の特徴を持ったまま凍る現象があるんですね。
これはアモルファス氷(amorphous ice)と呼ばれており、分子構造レベルで液体の水の状態のままで凍っているというちょっと変わった状態なんですよ。
これも専門的になり過ぎるとややこしいので、イメージでいくと、液体は流動的なんで分子構造も流動的で、氷は個体なので分子構造も規則性をもったしっかりしたものって感じでまずは理解して下さい。
もっと分かりやすく言うと、氷は広場の中でみんな(水分子)がキチンとならんで整列している状態(=結晶化した水の固体)で、水は、広場の中でみんながみんな不規則に動き回っている状態(液体)とでも言いましょうか…。
で、普通、液体から固体へと状態が移行する際には、液体の流動的な分子構造は徐々に「しっかりとした」規則性を持つ分子構造の固体になっていくわけです。
つまり、広場のみんながだんだん整列して、最後はキチンと並ぶみたいな…
ですから、冷蔵庫の冷凍室で作った氷なども分子構造は規則性を備えているわけですが、このアモルファス氷は、水のように不規則な分子構造のまま氷になっているってことなんですよ。
なぜ水にこんなことが起こっているのか、驚くべきことに実はあまりよくわかっていないんだって。
我々にとって最もありふれた身近な「液体」である水ですが、実は液体として例外的な特徴を数多く備えており、謎が多い存在だったってことなんですよね〜。
例えば水の持つ非常に強い表面張力についてもよくわかっておらず、また氷になったときに体積が増すというのも液体としては例外的なんですよね。
さらに摂氏100度という高い沸点も、その分子サイズからみてもかなり例外的な特徴であるということで、例外だらけの謎の液体なわけですわ。
こうした、水ならではの特徴は、70個にものぼっているというから驚きですよね〜。
水素水や波動水などの何かと話題の飲料水が、人々の購買欲を刺激するのも、まだまだ水が謎に満ちた存在であるからかもしれませんよね。
で、今日のメインネタとして、通常の氷とアモルファス氷があるように、水そのものにもどうやら2つの異なる状態があることが最新の研究で分かったらしいんですね。
同じ水でも2種類の状態があるということなんです。
スウェーデン・ストックホルム大学の研究チームが先ごろ発表した研究では、X線を使って水の分子を調べる実験を行いました。
通常の氷とアモルファス氷があるように、水にも異なる2つの状態があるのではないかと研究員たちが考えたことが実験の発端だそうなんです。
X線を使った実験の結果、ある数値を境に分子密度の高い水と、分子密度の低い水に変化するということなんだそうですが、まぁこれも分かりにくいので、スルッと読み進めて下さい(^^;
この2つは同じ水とはいえ別の液体といっていいほど異なっているといいますから、分かんないもんですよねぇ…。
ですから、この新たな研究結果を手短に言えば、水そのものは、複雑な液体ではありませんが、2つのシンプルな液体が複雑に混ざり合ったものってことらしいんです。
つまり水は1種類の液体ではなく、2つの液体が混ざったものであるということになるわけです。
はい。分かったような分からんような…(笑)
ま、科学的(化学的?)に考えちゃえばかなり深い闇にハマっちゃいますが、単純に水って奥が深いってことですな。
この暑い時期、「水」は我々にとってなくてはならないもの。
蛇口をひねれば、簡単に出てくる水ですが、実はそんな不思議で特殊な、そして万物の礎となっている水…
熱中症対策って事で、無理にでも飲んでる人もいるかと思いますが、今日くらいは飲む前に「水」をみて、感謝してみてもいいかもね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月4日金曜日でございますです。
みなさん夏をエンジョイしてますかぁ〜?
暑ければ暑いほど、夏のレジャーは楽しくなりますよね。
海でもプールでも川でも湖でも、暑ければ暑いほど、水の気持ちよさが際立ちます。
ってことで、夏のレジャーの主役と言えば、どこへ行っても「水」なわけです。
ま、海だけは少々、水の種類が違いますが、今日はこの「水」について不思議な話をしていきましょう。
水道水にせよミネラルウォーターにせよ、生活に不可欠なものとしてあまりにも身近な存在であるために、普段あまり顧みることがない「水」ですが、実は極めて不思議な液体なんですって…。
例えば、どこにでも売っているお酒をどこで飲もうと同じ味のはずですが、家で飲むのと外で飲むのとでは違いがあり、その理由は「氷」にあるなんてよく言われます。
院長は個人的にウイスキーを好んで飲みますが、それなりのバーで飲むと形も質もいい氷のおかげで、お酒の風味がいっそう引き立つのは感じられます。
そして実際、凍らせ方の違いで、分子レベルで異なる氷が存在することがわかっているんですね。
基本的に水は0度以下になることで凍りはじめます。
ですが、極めてゆっくり凍らせることで、0度以下でもすぐには凍らず、液体の特徴を持ったまま凍る現象があるんですね。
これはアモルファス氷(amorphous ice)と呼ばれており、分子構造レベルで液体の水の状態のままで凍っているというちょっと変わった状態なんですよ。
これも専門的になり過ぎるとややこしいので、イメージでいくと、液体は流動的なんで分子構造も流動的で、氷は個体なので分子構造も規則性をもったしっかりしたものって感じでまずは理解して下さい。
もっと分かりやすく言うと、氷は広場の中でみんな(水分子)がキチンとならんで整列している状態(=結晶化した水の固体)で、水は、広場の中でみんながみんな不規則に動き回っている状態(液体)とでも言いましょうか…。
で、普通、液体から固体へと状態が移行する際には、液体の流動的な分子構造は徐々に「しっかりとした」規則性を持つ分子構造の固体になっていくわけです。
つまり、広場のみんながだんだん整列して、最後はキチンと並ぶみたいな…
ですから、冷蔵庫の冷凍室で作った氷なども分子構造は規則性を備えているわけですが、このアモルファス氷は、水のように不規則な分子構造のまま氷になっているってことなんですよ。
なぜ水にこんなことが起こっているのか、驚くべきことに実はあまりよくわかっていないんだって。
我々にとって最もありふれた身近な「液体」である水ですが、実は液体として例外的な特徴を数多く備えており、謎が多い存在だったってことなんですよね〜。
例えば水の持つ非常に強い表面張力についてもよくわかっておらず、また氷になったときに体積が増すというのも液体としては例外的なんですよね。
さらに摂氏100度という高い沸点も、その分子サイズからみてもかなり例外的な特徴であるということで、例外だらけの謎の液体なわけですわ。
こうした、水ならではの特徴は、70個にものぼっているというから驚きですよね〜。
水素水や波動水などの何かと話題の飲料水が、人々の購買欲を刺激するのも、まだまだ水が謎に満ちた存在であるからかもしれませんよね。
で、今日のメインネタとして、通常の氷とアモルファス氷があるように、水そのものにもどうやら2つの異なる状態があることが最新の研究で分かったらしいんですね。
同じ水でも2種類の状態があるということなんです。
スウェーデン・ストックホルム大学の研究チームが先ごろ発表した研究では、X線を使って水の分子を調べる実験を行いました。
通常の氷とアモルファス氷があるように、水にも異なる2つの状態があるのではないかと研究員たちが考えたことが実験の発端だそうなんです。
X線を使った実験の結果、ある数値を境に分子密度の高い水と、分子密度の低い水に変化するということなんだそうですが、まぁこれも分かりにくいので、スルッと読み進めて下さい(^^;
この2つは同じ水とはいえ別の液体といっていいほど異なっているといいますから、分かんないもんですよねぇ…。
ですから、この新たな研究結果を手短に言えば、水そのものは、複雑な液体ではありませんが、2つのシンプルな液体が複雑に混ざり合ったものってことらしいんです。
つまり水は1種類の液体ではなく、2つの液体が混ざったものであるということになるわけです。
はい。分かったような分からんような…(笑)
ま、科学的(化学的?)に考えちゃえばかなり深い闇にハマっちゃいますが、単純に水って奥が深いってことですな。
この暑い時期、「水」は我々にとってなくてはならないもの。
蛇口をひねれば、簡単に出てくる水ですが、実はそんな不思議で特殊な、そして万物の礎となっている水…
熱中症対策って事で、無理にでも飲んでる人もいるかと思いますが、今日くらいは飲む前に「水」をみて、感謝してみてもいいかもね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院