Crowに苦労する〜言うて(笑)
2017年07月31日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月31日の月曜日。
週の始まりであり、月の終わりである本日、月末月曜日。
そして明日からいよいよ8月。そして7月も終りでございます。
って、31日月曜日ってだけで2行も使いましたが、毎日暑いですよね。
まぁ、8月は1年で一番暑いわけですから、これからの1ヶ月間は一番暑いのを楽しむしかないねぇ…
プラスに考えたら今しか夏は味わえないわけですからね〜。
ってことで、今日はそんな真夏の日によくある風景…
「最近のカラスって、ほんまに賢いよね」
ま、真夏は全然関係ないですけど(笑)
ゴミ収集の日の朝なんかに、よく聞かれる会話だと思います。
そう。
カラスは賢い。
ゴミ袋を破って中身を漁るくらいは当たり前で、最近じゃカラスよけのネットをうまく外して、ゴミを持っていきます。
そんな頭の良い鳥として古くから知られるカラスですが、この鳥は「先の計画」を立てる能力も持っているとする研究論文が発表されました。
この「未来計画」能力をめぐっては、これまでは人と大型類人猿だけが持っているものと考えられていたんですよね。
カラス恐るべし…
米科学誌サイエンスに掲載された論文によると、研究では大型種のカラスであるワタリガラスを対象に一連のテストを実施しました。
その結果、この鳥に先の課題に関する重要な情報を記憶できる能力があることが明らかになったといい、さらに驚くべきことに、自然界では起こり得ないであろう道具の使用や物々交換などの行動においても、カラスはその能力を発揮したそうです。
これまでの研究では、カラス科の鳥の一部に、後で食べるために餌を隠しておくなどの先を見越して計画を立てる能力があることが判明していました。
ですが今回の実験では、カラスが後でさらに良いご褒美を得るために、目の前のご褒美に飛びつくのを賢く自制できることも明らかになったそうですから、これはもう犬以上
犬でも命令を聞くくらいしか出来ないもんねぇ…
カラスがどれほど賢いかを試す実験の一つで、ご褒美が入った箱を開けるために道具を使用する訓練をカラスに施しました。
実験中、カラスに箱のみを与えて道具を渡さない時間をほんの少しだけ設けます。
その1時間後、箱を開ける道具をカラスを混乱させるためのいくつかの品物とともに与えてみます。
すると、ほぼすべてのカラスが、箱を開ける道具を正しく選択し、15分後に箱を提示すると、カラスはその箱を開ける道具を使用して、成功率は86%だったということです。
また別の実験では、カラスはご褒美と物々交換するための「引換券」も使用することができたんだそうです。
これによりカラスは、未来の物々交換を計画する能力において、類人猿より高いことが証明されたんだって。
つまり、チンパンジーあたりより頭がいってことですよね。
そして最後の実験では、箱を開ける道具とその場ですぐにもらえるご褒美をカラスの前に提示し、どちらか一方しか選べないようにしました。
論文によると、カラスはすぐもらえるご褒美より箱の中身の方が良いものであることを覚えていて、「類人猿で観察されるのと同レベルの自制行動」を示したというから、もう考えてるんですよ。
自制行為、つまり我慢する(後のご褒美のため)なんて行動、理性がなきゃできないでしょ。
カラス恐るべし…
サイエンス誌に論文と同時掲載された総説記事によると、カラスの計画行動の動機についてはまだ不明ですが、われわれ人類のそれと似ている可能性があるというお話。
この中で、英ケンブリッジ大学の心理学者、マルクス・ベックル氏とニコラ・クレイトン氏は「人の脳は、現在および未来の出来事に関する意思決定の指針とする目的で、過去の出来事の記憶を蓄積している」と指摘しました。
また、計画行動については、未来の報酬の価値が高いことが明白である場合や、未来に餌を回収することでもたらされる幸せを想像できる場合などに起こる傾向があると記し、「カラスにとっても人とまったく同様に、記憶は過去のためというよりむしろ未来のためのものってことのようです。
カラス恐るべし…
これだけ頭のいい鳥なんですから、そりゃ簡単に「駆除」なんて出来ませんよね。
うちの院の前も、ゴミ収集の日の朝なんかは、どこからともなく何十羽もカラスが集まってきて、ちょっと怖いときありますからねぇ…
これほど知能があると知ったら、余計にこわい(^^ゞ
おそらく今の日本の状況じゃ、カラスを減らすだけの天敵も存在しないと思います。
そもそもカラスの天敵って?
調べると、大型猛禽類、キツネ等と出ました(笑)
つまり、都心部においては天敵なしということになりますね。
唯一の天敵と言える人間も、そこまで駆除力はありません…。
そして、人間の出す残飯類は、雑食性の彼らにとっては、とても栄養価の高いごちそうなんですよねぇ…。
こうも環境が整っちゃうと、もう共存共栄するしかない。
共に存在するのは良いですが、栄えられたらややこしいな(笑)
カラスが元々ここまで頭が良かったのか、人間と暮らすことで賢く進化していったのかは分かりませんが、もうイタチごっこな駆除もどきを行っても仕方ないでしょう。
一度みんなでカラスと共存できる方法を考えてみましょう。
意外と、カラスの知能を生かすことにより、うまくいくかもしれませんよ〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月31日の月曜日。
週の始まりであり、月の終わりである本日、月末月曜日。
そして明日からいよいよ8月。そして7月も終りでございます。
って、31日月曜日ってだけで2行も使いましたが、毎日暑いですよね。
まぁ、8月は1年で一番暑いわけですから、これからの1ヶ月間は一番暑いのを楽しむしかないねぇ…
プラスに考えたら今しか夏は味わえないわけですからね〜。
ってことで、今日はそんな真夏の日によくある風景…
「最近のカラスって、ほんまに賢いよね」
ま、真夏は全然関係ないですけど(笑)
ゴミ収集の日の朝なんかに、よく聞かれる会話だと思います。
そう。
カラスは賢い。
ゴミ袋を破って中身を漁るくらいは当たり前で、最近じゃカラスよけのネットをうまく外して、ゴミを持っていきます。
そんな頭の良い鳥として古くから知られるカラスですが、この鳥は「先の計画」を立てる能力も持っているとする研究論文が発表されました。
この「未来計画」能力をめぐっては、これまでは人と大型類人猿だけが持っているものと考えられていたんですよね。
カラス恐るべし…
米科学誌サイエンスに掲載された論文によると、研究では大型種のカラスであるワタリガラスを対象に一連のテストを実施しました。
その結果、この鳥に先の課題に関する重要な情報を記憶できる能力があることが明らかになったといい、さらに驚くべきことに、自然界では起こり得ないであろう道具の使用や物々交換などの行動においても、カラスはその能力を発揮したそうです。
これまでの研究では、カラス科の鳥の一部に、後で食べるために餌を隠しておくなどの先を見越して計画を立てる能力があることが判明していました。
ですが今回の実験では、カラスが後でさらに良いご褒美を得るために、目の前のご褒美に飛びつくのを賢く自制できることも明らかになったそうですから、これはもう犬以上
犬でも命令を聞くくらいしか出来ないもんねぇ…
カラスがどれほど賢いかを試す実験の一つで、ご褒美が入った箱を開けるために道具を使用する訓練をカラスに施しました。
実験中、カラスに箱のみを与えて道具を渡さない時間をほんの少しだけ設けます。
その1時間後、箱を開ける道具をカラスを混乱させるためのいくつかの品物とともに与えてみます。
すると、ほぼすべてのカラスが、箱を開ける道具を正しく選択し、15分後に箱を提示すると、カラスはその箱を開ける道具を使用して、成功率は86%だったということです。
また別の実験では、カラスはご褒美と物々交換するための「引換券」も使用することができたんだそうです。
これによりカラスは、未来の物々交換を計画する能力において、類人猿より高いことが証明されたんだって。
つまり、チンパンジーあたりより頭がいってことですよね。
そして最後の実験では、箱を開ける道具とその場ですぐにもらえるご褒美をカラスの前に提示し、どちらか一方しか選べないようにしました。
論文によると、カラスはすぐもらえるご褒美より箱の中身の方が良いものであることを覚えていて、「類人猿で観察されるのと同レベルの自制行動」を示したというから、もう考えてるんですよ。
自制行為、つまり我慢する(後のご褒美のため)なんて行動、理性がなきゃできないでしょ。
カラス恐るべし…
サイエンス誌に論文と同時掲載された総説記事によると、カラスの計画行動の動機についてはまだ不明ですが、われわれ人類のそれと似ている可能性があるというお話。
この中で、英ケンブリッジ大学の心理学者、マルクス・ベックル氏とニコラ・クレイトン氏は「人の脳は、現在および未来の出来事に関する意思決定の指針とする目的で、過去の出来事の記憶を蓄積している」と指摘しました。
また、計画行動については、未来の報酬の価値が高いことが明白である場合や、未来に餌を回収することでもたらされる幸せを想像できる場合などに起こる傾向があると記し、「カラスにとっても人とまったく同様に、記憶は過去のためというよりむしろ未来のためのものってことのようです。
カラス恐るべし…
これだけ頭のいい鳥なんですから、そりゃ簡単に「駆除」なんて出来ませんよね。
うちの院の前も、ゴミ収集の日の朝なんかは、どこからともなく何十羽もカラスが集まってきて、ちょっと怖いときありますからねぇ…
これほど知能があると知ったら、余計にこわい(^^ゞ
おそらく今の日本の状況じゃ、カラスを減らすだけの天敵も存在しないと思います。
そもそもカラスの天敵って?
調べると、大型猛禽類、キツネ等と出ました(笑)
つまり、都心部においては天敵なしということになりますね。
唯一の天敵と言える人間も、そこまで駆除力はありません…。
そして、人間の出す残飯類は、雑食性の彼らにとっては、とても栄養価の高いごちそうなんですよねぇ…。
こうも環境が整っちゃうと、もう共存共栄するしかない。
共に存在するのは良いですが、栄えられたらややこしいな(笑)
カラスが元々ここまで頭が良かったのか、人間と暮らすことで賢く進化していったのかは分かりませんが、もうイタチごっこな駆除もどきを行っても仕方ないでしょう。
一度みんなでカラスと共存できる方法を考えてみましょう。
意外と、カラスの知能を生かすことにより、うまくいくかもしれませんよ〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院