The great power of the plant!!2
2017年07月03日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
7月3日の月曜日となりました。
7月に入ると、何となくですがやはり、さぁ来い夏感が漂いますねぇ…
テレビのCMとかも、夏仕様に変更されてる気がするのはわたしだけかね?
何か、日焼け止めだったり、プールだったり、虫よけだったり、そうめんだったりが、メインに押してきてる感じがする7月ですな。
それから、映像的にもなんとなくひまわりの花がやたら出てきてる気がするし…
夏と言えばひまわり。
貧相なイメージ力(笑)
あと、個人的に朝顔も夏のイメージですねぇ…
ひまわりって言葉を書くだけで、夏ってイメージ出来るくらい、夏の象徴ひまわり。
って入りから、今日はひまわりの話ってこともないんですが、植物全般のお話をちょいとばかしいってみようかと思います。
この間から、人間の進化についてのお話を少々していましたが、実は植物には意外な進化の経緯があるそうなんですよ。
陸上植物はなんと、4億5,000万年前に登場しましたが、意外な事に、木はサメよりも新しいんですって。
で、花が登場するのは白亜紀になってからのことで、さらに草が芽吹き始めたのは4,000万年前ってことで、意外と歴史は浅いんだね(笑)
英バーミンガム大学が明らかにしたところによると、当時、植物は驚くべき機能をいくつか進化させたそうで…
その1つが脳。もちろん動物と同じような意味ではないですが、まるで一種の指令中枢として機能する一連の細胞があるって興味深いお話。
今回、植物の胚の中で発見された一連の細胞が、植物の生活環について重要な決定を下していることが判明したんだそうです。
…決定権をもつ器官があるってのが、少々驚きで、この器官如何で何かが変わるって事ですもんねぇ…
例えば発芽のタイミング。
何となくで発芽してるんだろうなぁ〜的に考えてましたが、まぁ、真冬に慌てて芽吹かないように、あるいは真夏まで芽吹かず生存競争に遅れをとることがないようにと。発芽のタイミングは完璧を期さねばならないわけですよね。
この細胞が最初に発見されたのはシロイヌナズナってぇ植物で、指令中枢は2種の細胞によって分けられているらしいです。
1つは種を休眠したままにし、もう1つは発芽を開始させます。
細胞は周囲の環境状況を評価し、芽吹くうえで最もふさわしいタイミングを判断し、そして脳内の神経細胞が行うのとほとんど同じようにホルモンを使って指令が出されるんだって。
まぁ、こういった機能があるんやろなぁ〜位は誰でも想像できるし、まぁそんな感じで、子供も頃習った気もするよね(笑)
つまりは、まぁこんなんやろうな〜って憶測と言うか予想はついていたが、植物の胚でこれをリアルタイムで観察することは極めて難しかったわけですね。
そこで研究チームは数学モデルを用いて、生物学的プロセスが発現する最も一般的な条件を予測しました。
その結果、ホルモンの交換が発芽プロセスを制御しているとの結論が出たので、次に遺伝子を改変したシロイヌナズナを用いて、そうした細胞がよりはっきりと相互に連携しているかどうかを確かめることにしたんだそうです。
細胞間のホルモンの動きを明らかにする手法を用いて観察したところ、指令中枢細胞が互いに会話を交わしていることが明らかになったんやて。
ずっと前にこんなブログ書いたんですが、これは異なる個体同士が会話してんじゃね?ってブナの話でしたが…
今日のは、一つの個体内の2つの細胞が会話をし、お互いがタイミングを見計らって発芽させてるって事なんですよね。
ではなぜ1種ではなく2種類の細胞が必要だったのかってことなんですよね。
2つあれば、意見が食い違うこともあるやろうしね。
この疑問に対して研究チームによれば、これは周囲の環境条件について異なる「意見」を持つことが可能であることを意味しているのだというんですね。
そして、発芽するのは、意見が一致したときのみってんですから、こりゃ確かに「会話」であり「相談」のレベルですよね。
まぁ確かに、植物からすると発芽するタイミングはかなり「種」として重要な事でしょう。
そこから花が咲き、種をとばすのが彼らの「人生」そのものなわけですから、最初のタイミングは万全を期するのも当たり前っちゃ当たり前ですわな。
っていう植物の不思議展も凄いんですが…
今日はなにより、それを突き止めた学者達が凄くないですか?って話です。
この研究が何に役立つのかは分かりませんが、植物の遺伝子までも解析していこうっていう人間の探求心にちょっと薄ら寒いものまで感じちゃいました(笑)
そして、植物に2つの命令系統があるなんてこと…
知ってどうする(笑)
じゃなくて、よく調べられたなぁ〜って純粋に感激しますけどね。
まぁ、こういった一連のゲノム解析技術が、他でも役立つでしょうしこれも人類にとって、凄い業績となるんでしょう。
人類はきっといつか、分からない事がないってレベルまで到達するんでしょうね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月3日の月曜日となりました。
7月に入ると、何となくですがやはり、さぁ来い夏感が漂いますねぇ…
テレビのCMとかも、夏仕様に変更されてる気がするのはわたしだけかね?
何か、日焼け止めだったり、プールだったり、虫よけだったり、そうめんだったりが、メインに押してきてる感じがする7月ですな。
それから、映像的にもなんとなくひまわりの花がやたら出てきてる気がするし…
夏と言えばひまわり。
貧相なイメージ力(笑)
あと、個人的に朝顔も夏のイメージですねぇ…
ひまわりって言葉を書くだけで、夏ってイメージ出来るくらい、夏の象徴ひまわり。
って入りから、今日はひまわりの話ってこともないんですが、植物全般のお話をちょいとばかしいってみようかと思います。
この間から、人間の進化についてのお話を少々していましたが、実は植物には意外な進化の経緯があるそうなんですよ。
陸上植物はなんと、4億5,000万年前に登場しましたが、意外な事に、木はサメよりも新しいんですって。
で、花が登場するのは白亜紀になってからのことで、さらに草が芽吹き始めたのは4,000万年前ってことで、意外と歴史は浅いんだね(笑)
英バーミンガム大学が明らかにしたところによると、当時、植物は驚くべき機能をいくつか進化させたそうで…
その1つが脳。もちろん動物と同じような意味ではないですが、まるで一種の指令中枢として機能する一連の細胞があるって興味深いお話。
今回、植物の胚の中で発見された一連の細胞が、植物の生活環について重要な決定を下していることが判明したんだそうです。
…決定権をもつ器官があるってのが、少々驚きで、この器官如何で何かが変わるって事ですもんねぇ…
例えば発芽のタイミング。
何となくで発芽してるんだろうなぁ〜的に考えてましたが、まぁ、真冬に慌てて芽吹かないように、あるいは真夏まで芽吹かず生存競争に遅れをとることがないようにと。発芽のタイミングは完璧を期さねばならないわけですよね。
この細胞が最初に発見されたのはシロイヌナズナってぇ植物で、指令中枢は2種の細胞によって分けられているらしいです。
1つは種を休眠したままにし、もう1つは発芽を開始させます。
細胞は周囲の環境状況を評価し、芽吹くうえで最もふさわしいタイミングを判断し、そして脳内の神経細胞が行うのとほとんど同じようにホルモンを使って指令が出されるんだって。
まぁ、こういった機能があるんやろなぁ〜位は誰でも想像できるし、まぁそんな感じで、子供も頃習った気もするよね(笑)
つまりは、まぁこんなんやろうな〜って憶測と言うか予想はついていたが、植物の胚でこれをリアルタイムで観察することは極めて難しかったわけですね。
そこで研究チームは数学モデルを用いて、生物学的プロセスが発現する最も一般的な条件を予測しました。
その結果、ホルモンの交換が発芽プロセスを制御しているとの結論が出たので、次に遺伝子を改変したシロイヌナズナを用いて、そうした細胞がよりはっきりと相互に連携しているかどうかを確かめることにしたんだそうです。
細胞間のホルモンの動きを明らかにする手法を用いて観察したところ、指令中枢細胞が互いに会話を交わしていることが明らかになったんやて。
ずっと前にこんなブログ書いたんですが、これは異なる個体同士が会話してんじゃね?ってブナの話でしたが…
今日のは、一つの個体内の2つの細胞が会話をし、お互いがタイミングを見計らって発芽させてるって事なんですよね。
ではなぜ1種ではなく2種類の細胞が必要だったのかってことなんですよね。
2つあれば、意見が食い違うこともあるやろうしね。
この疑問に対して研究チームによれば、これは周囲の環境条件について異なる「意見」を持つことが可能であることを意味しているのだというんですね。
そして、発芽するのは、意見が一致したときのみってんですから、こりゃ確かに「会話」であり「相談」のレベルですよね。
まぁ確かに、植物からすると発芽するタイミングはかなり「種」として重要な事でしょう。
そこから花が咲き、種をとばすのが彼らの「人生」そのものなわけですから、最初のタイミングは万全を期するのも当たり前っちゃ当たり前ですわな。
っていう植物の不思議展も凄いんですが…
今日はなにより、それを突き止めた学者達が凄くないですか?って話です。
この研究が何に役立つのかは分かりませんが、植物の遺伝子までも解析していこうっていう人間の探求心にちょっと薄ら寒いものまで感じちゃいました(笑)
そして、植物に2つの命令系統があるなんてこと…
知ってどうする(笑)
じゃなくて、よく調べられたなぁ〜って純粋に感激しますけどね。
まぁ、こういった一連のゲノム解析技術が、他でも役立つでしょうしこれも人類にとって、凄い業績となるんでしょう。
人類はきっといつか、分からない事がないってレベルまで到達するんでしょうね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院