Gene2
2017年06月23日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
6月23日金曜日でございます。
6月も残り1週間となり、来週は7月だぜぇ。
つまり、今年も半分終了ってこと。
さぁ、焦れ(笑)
年間目標に半分到達してるかね?
ふふ。
勝負は後半戦やでぇ〜とか言うてたら、アッちゅう間に短い夏は終わりますよぉ〜。
こういった焦りに対する感覚も人それぞれ。
よく言うコップ半分の水に対し、「まだ半分もある」と考えるか、「もう半分しかない」と考えるか…
こういう感覚的なものは、遺伝子的に受け継がれたもの、環境的に培われたものと一つの理由に絞れないですが、確実に真逆の感覚が存在します。
答えは「コップ半分の水」と統一されてるにもかかわらず…です。
的な、入りから今日のネタにいくわけですが、昨日に引き続き今日も遺伝子ネタをお送りしましょう。
イスラエル、ワイツマン化学研究所による最新の研究によると、20,000個の遺伝子を解析した結果、男性と女性では6,500もの違いがあることを明らかにしました。
ま、こういうネタの時、必ずどこの機関の研究発表かって記すようにしてるんすけど、イスラエルのワイツマン化学研究所って…
はたして、知ってる人っているんやろうか?
とか…(笑)
ってなことは置いといて本題に戻ると、まぁ、考えてみれば男女に違いはあって当たり前ですから、驚きって事もない様な気はしますが、2万のうち6千5百ですから、1/4以上違いがあるわけですな。
男女の違いっつったら、例えば、男性の皮膚で発現しやすい遺伝子として、体毛の成長に関連するものが挙げられます。
また男性の筋肉の発達に関するものや女性の脂肪蓄積に関するものもそうした例やんね。
乳腺にも男性の半分にしか発現しない遺伝子が発見されたそうです。
男性がこれに完全に適合しているのに乳房が機能しないことから、その一部は乳の分泌を抑える働きを持つ可能性があるってことでしょうな。
こういった発見というか、分析により全ての遺伝子の「役割」がもしも解明されれば、これはこれでまた面白いというか、ややこしことがおこりそうやけど…
例えば、男性の筋肉発達を司る遺伝子が特定されれば、それを向上させることにより、何が起こるか想像できますわな。
これを薬剤なんかを使って行った場合、ドーピングって事になっちゃいますけど(実際のドーピングはホルモンを操作してるわけですが…)遺伝子ごといじった場合、こりゃどうなるねん?
まぁ、こういった遺伝子操作の場合、運動能力が向上しちゃったりして、いろんな問題がおこりますが、例えば女性では大きな悩みの一つかもしれない、「体型」なんかも簡単に変えられるかも…
どんな方でも、もうちょっと胸がお尻が、大きかったら、小さかったら、こんな形だったらなんて思いはあるはずですよね。
脂肪や筋肉の付き具合といった、努力でなんとか出来る範囲を超えたものは、もう遺伝子レベルの問題で、どうすることも出来ませんしね。
身長や四肢の長さ等もそういえるでしょう。
こんなんが操作できるようになったら、もう世の中ナイスバディであふれかえります(笑)
って、完全に脱線しましたが、こういった発見の中でもよく分からない発見もあるようです。
女性の心臓の左室でしか発現しない遺伝子で、その1つはカルシウム取り込みに関連しており、若い女性で強く発現し、加齢とともに急激に減少すると…
この遺伝子は女性の心臓を守っているようなんですが、更年期になると機能しなくなるわけです。そのために心疾患や骨粗鬆症が起きるのではないかと考えられるんですが、なぜ加齢とともに機能しなくなるのか…
これは、遺伝子学的に、生物としての寿命に関連するんじゃないかと考えられなくもないわけです。
多くの種では、メスは限られた数の子孫しか残せないが、オスは理論的にはより多くの子の親になることができます。
つまり種の生存の点では、オスよりもメスの生存能力の方が重要になるってことですよね。
したがって自然淘汰はオスにのみ有害な遺伝子を「適当」に扱うかもしれないということかもね(笑)
また、女性の脳や肝臓でだけ活発な遺伝子もあるそうです。
前者は神経細胞を守り、パーキンソン病を防いでいると考えられるんだって…。
そういや、パーキンソンは男性の方に多いった習ったなぁ…
後者は薬物代謝に関連しているらしく、女性と男性では体内での薬物の処理に違いがあることの証拠と言えるものかもしれません。
まぁ、こういった遺伝子の役割等が分かったといっても、そこから医療などに活用できるレベルにいくには、さらなる気の遠くなる様な研究が必要でしょう。
でも、われわれの知らないところで、日々こういったいわゆる「人体の謎」が少しづつ解明されていってるんやなぁ〜と…
今日のこの発見が、来世紀にでもまたヒトを死ににくくしていくんやね(笑)
とか…
まぁ、世の中の進化に関係ないところで生きている我々は…
今日を一生懸命、生きましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月23日金曜日でございます。
6月も残り1週間となり、来週は7月だぜぇ。
つまり、今年も半分終了ってこと。
さぁ、焦れ(笑)
年間目標に半分到達してるかね?
ふふ。
勝負は後半戦やでぇ〜とか言うてたら、アッちゅう間に短い夏は終わりますよぉ〜。
こういった焦りに対する感覚も人それぞれ。
よく言うコップ半分の水に対し、「まだ半分もある」と考えるか、「もう半分しかない」と考えるか…
こういう感覚的なものは、遺伝子的に受け継がれたもの、環境的に培われたものと一つの理由に絞れないですが、確実に真逆の感覚が存在します。
答えは「コップ半分の水」と統一されてるにもかかわらず…です。
的な、入りから今日のネタにいくわけですが、昨日に引き続き今日も遺伝子ネタをお送りしましょう。
イスラエル、ワイツマン化学研究所による最新の研究によると、20,000個の遺伝子を解析した結果、男性と女性では6,500もの違いがあることを明らかにしました。
ま、こういうネタの時、必ずどこの機関の研究発表かって記すようにしてるんすけど、イスラエルのワイツマン化学研究所って…
はたして、知ってる人っているんやろうか?
とか…(笑)
ってなことは置いといて本題に戻ると、まぁ、考えてみれば男女に違いはあって当たり前ですから、驚きって事もない様な気はしますが、2万のうち6千5百ですから、1/4以上違いがあるわけですな。
男女の違いっつったら、例えば、男性の皮膚で発現しやすい遺伝子として、体毛の成長に関連するものが挙げられます。
また男性の筋肉の発達に関するものや女性の脂肪蓄積に関するものもそうした例やんね。
乳腺にも男性の半分にしか発現しない遺伝子が発見されたそうです。
男性がこれに完全に適合しているのに乳房が機能しないことから、その一部は乳の分泌を抑える働きを持つ可能性があるってことでしょうな。
こういった発見というか、分析により全ての遺伝子の「役割」がもしも解明されれば、これはこれでまた面白いというか、ややこしことがおこりそうやけど…
例えば、男性の筋肉発達を司る遺伝子が特定されれば、それを向上させることにより、何が起こるか想像できますわな。
これを薬剤なんかを使って行った場合、ドーピングって事になっちゃいますけど(実際のドーピングはホルモンを操作してるわけですが…)遺伝子ごといじった場合、こりゃどうなるねん?
まぁ、こういった遺伝子操作の場合、運動能力が向上しちゃったりして、いろんな問題がおこりますが、例えば女性では大きな悩みの一つかもしれない、「体型」なんかも簡単に変えられるかも…
どんな方でも、もうちょっと胸がお尻が、大きかったら、小さかったら、こんな形だったらなんて思いはあるはずですよね。
脂肪や筋肉の付き具合といった、努力でなんとか出来る範囲を超えたものは、もう遺伝子レベルの問題で、どうすることも出来ませんしね。
身長や四肢の長さ等もそういえるでしょう。
こんなんが操作できるようになったら、もう世の中ナイスバディであふれかえります(笑)
って、完全に脱線しましたが、こういった発見の中でもよく分からない発見もあるようです。
女性の心臓の左室でしか発現しない遺伝子で、その1つはカルシウム取り込みに関連しており、若い女性で強く発現し、加齢とともに急激に減少すると…
この遺伝子は女性の心臓を守っているようなんですが、更年期になると機能しなくなるわけです。そのために心疾患や骨粗鬆症が起きるのではないかと考えられるんですが、なぜ加齢とともに機能しなくなるのか…
これは、遺伝子学的に、生物としての寿命に関連するんじゃないかと考えられなくもないわけです。
多くの種では、メスは限られた数の子孫しか残せないが、オスは理論的にはより多くの子の親になることができます。
つまり種の生存の点では、オスよりもメスの生存能力の方が重要になるってことですよね。
したがって自然淘汰はオスにのみ有害な遺伝子を「適当」に扱うかもしれないということかもね(笑)
また、女性の脳や肝臓でだけ活発な遺伝子もあるそうです。
前者は神経細胞を守り、パーキンソン病を防いでいると考えられるんだって…。
そういや、パーキンソンは男性の方に多いった習ったなぁ…
後者は薬物代謝に関連しているらしく、女性と男性では体内での薬物の処理に違いがあることの証拠と言えるものかもしれません。
まぁ、こういった遺伝子の役割等が分かったといっても、そこから医療などに活用できるレベルにいくには、さらなる気の遠くなる様な研究が必要でしょう。
でも、われわれの知らないところで、日々こういったいわゆる「人体の謎」が少しづつ解明されていってるんやなぁ〜と…
今日のこの発見が、来世紀にでもまたヒトを死ににくくしていくんやね(笑)
とか…
まぁ、世の中の進化に関係ないところで生きている我々は…
今日を一生懸命、生きましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院