マンドリン、マンダリン、マンドリちゃん。
2017年05月09日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月9日火曜日です。
とりあえず連休明けの昨日を乗り越え、今日と言う日にたどり着きました。
何とか今日と言う日も乗り越えていきたいと思います。
そんなグダグダな感じの火曜日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんな日も、あんまり小難しい話は考えられませんので、何となくお気楽なネタでもいきましょう。
みなさん、マンドリルご存知?今日は、このマンドリちゃんの面白い話を見つけたのでご紹介〜
マンドリルは高度な社会性を持ち、仲間との毛づくろいによって争いを静めたり、つながりを深めたりしています。
我々人間は、基本的に、床に落ちた物は食べませんし、きちんと手を洗います。
見るからに菌が繁殖した食べ物や異臭のする食べ物なんかはキチンと避けます。
これらの行動は、どれも病気を避けるために私たちが行っている方法です。
同じように、アフリカに生息するマンドリルも寄生虫を防ぐ行動をとることが発見されたようです。
ただし、マンドリルのやり方は少々芳しくないんですねぇ…。
文字通り、互いの糞のにおいを嗅ぐって方法(笑)
なかなか原始的。
そりゃ、野生動物やしね(笑)
にしても、凄まじい嗅覚ですねぇ…。
その嗅覚から、もし感染した者を見つけると、その個体への毛づくろい(グルーミング)を避けるようになるんです。
この時点で、まぁ糞の匂いで寄生虫のいる個体が分かるって事は、嗅覚が鋭いってことで説明がつきますが、群れに数多くいる仲間たちの糞を個別で特定できるのも凄くないか?
一匹、一匹クソするのを確認する係りがいるんやろうか…
それとも、このクソはアイツやって分かるもんなんやろうか…
公衆トイレ的な場所で用を足された日にゃ、もうグッチャグチャで識別出来ると思えへんのやけどねぇ…
でも、マンドリルはそれが出来るんです。
そしてマンドリルにとって、毛づくろいには大きな意味があります。
争いを静め、関係を築くだけでなく、毛や皮膚に害虫が付くのを防ぐ役割があるわけです。
ですが、この大事な社会的行動によって、大腸菌のほか、赤痢を起こす細菌などの寄生生物が広がることがあるわけですよ。
胃腸の中に寄生する寄生虫が毛皮でも見つかったことがあるそうですから、寄生虫を持つ個体の毛づくろいをするのは危険な行為なわけです。
そして、寄生虫がいる個体は毛づくろいをしてもらう回数が減り、特にお尻が毛づくろいされなくなるらしいんですよね。
それは寄生虫が糞を介して感染するためで、まぁ公衆トイレでトイレットペーパーは使っても、便器には触らないようにするようなもんかね(笑)
マンドリルは寄生虫をもらわないよう、感染した個体の毛づくろいを避けるという仮説を検証するため、研究チームは感染した十数頭を捕獲して実験したわけです。
感染したマンドリルの、グルーミングする回数とされる回数を計測し、そこから抗寄生虫薬を経口と静脈注射で投与し治療を行いました。
つまり、感染したマンドリちゃんが、ほんとにグルーミングされなくなるかの実験ですな。
で、結果としてほとんどのマンドリちゃんは、治療後に毛づくろいを受ける頻度が増え、その中でも際立った3頭は、10倍以上になったそうです。
ま、ここまで増えたら確かにねぇ…
また、寄生虫の有無が影響するのは仲間から受けるグルーミングの頻度だけであり、他の個体にグルーミングをする頻度は変わらなかったと…
つまり、(寄生虫を持ってる個体に)してもらうのは良いけど、するのは嫌だとマンドリルはちゃんと分かってるわけです。
これにより、その個体がただ群れからいわゆる浮いている存在となっている訳ではないという事もよく分かるよね。
みんなから、嫌われてたらグルーミングしてもらえないのはもちろん、グルーミングさせても貰えないでしょうしね。
で、感染が治癒したらグルーミングが増えるわけですから、あ。こいつ治った。ってのも分かるわけですよね。
これってすごいでしょ?
まるで尿検査か血液検査並みやし(笑)
さすが野生動物って感じですが、これを嗅覚で行ってるってところがまたスゴイですよね。
何となくじゃなく、こいつの匂いは寄生虫だって分かってるわけですから…
こういった動物の知られざる能力って、人間が分かってないだけでまだまだある気がしますねぇ…。
人間にはない能力が他の動物にはあるわけで、つまり人間が知力をもってる分、他の動物にも何か特殊な能力があるんやろうなぁ〜って…
今日は、そんなことをボォ〜って考えながら書きました(笑)
連休明けの昨日を乗り越え、今日も乗り越えるために…
マンドリルを見習いましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月9日火曜日です。
とりあえず連休明けの昨日を乗り越え、今日と言う日にたどり着きました。
何とか今日と言う日も乗り越えていきたいと思います。
そんなグダグダな感じの火曜日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんな日も、あんまり小難しい話は考えられませんので、何となくお気楽なネタでもいきましょう。
みなさん、マンドリルご存知?今日は、このマンドリちゃんの面白い話を見つけたのでご紹介〜
マンドリルは高度な社会性を持ち、仲間との毛づくろいによって争いを静めたり、つながりを深めたりしています。
我々人間は、基本的に、床に落ちた物は食べませんし、きちんと手を洗います。
見るからに菌が繁殖した食べ物や異臭のする食べ物なんかはキチンと避けます。
これらの行動は、どれも病気を避けるために私たちが行っている方法です。
同じように、アフリカに生息するマンドリルも寄生虫を防ぐ行動をとることが発見されたようです。
ただし、マンドリルのやり方は少々芳しくないんですねぇ…。
文字通り、互いの糞のにおいを嗅ぐって方法(笑)
なかなか原始的。
そりゃ、野生動物やしね(笑)
にしても、凄まじい嗅覚ですねぇ…。
その嗅覚から、もし感染した者を見つけると、その個体への毛づくろい(グルーミング)を避けるようになるんです。
この時点で、まぁ糞の匂いで寄生虫のいる個体が分かるって事は、嗅覚が鋭いってことで説明がつきますが、群れに数多くいる仲間たちの糞を個別で特定できるのも凄くないか?
一匹、一匹クソするのを確認する係りがいるんやろうか…
それとも、このクソはアイツやって分かるもんなんやろうか…
公衆トイレ的な場所で用を足された日にゃ、もうグッチャグチャで識別出来ると思えへんのやけどねぇ…
でも、マンドリルはそれが出来るんです。
そしてマンドリルにとって、毛づくろいには大きな意味があります。
争いを静め、関係を築くだけでなく、毛や皮膚に害虫が付くのを防ぐ役割があるわけです。
ですが、この大事な社会的行動によって、大腸菌のほか、赤痢を起こす細菌などの寄生生物が広がることがあるわけですよ。
胃腸の中に寄生する寄生虫が毛皮でも見つかったことがあるそうですから、寄生虫を持つ個体の毛づくろいをするのは危険な行為なわけです。
そして、寄生虫がいる個体は毛づくろいをしてもらう回数が減り、特にお尻が毛づくろいされなくなるらしいんですよね。
それは寄生虫が糞を介して感染するためで、まぁ公衆トイレでトイレットペーパーは使っても、便器には触らないようにするようなもんかね(笑)
マンドリルは寄生虫をもらわないよう、感染した個体の毛づくろいを避けるという仮説を検証するため、研究チームは感染した十数頭を捕獲して実験したわけです。
感染したマンドリルの、グルーミングする回数とされる回数を計測し、そこから抗寄生虫薬を経口と静脈注射で投与し治療を行いました。
つまり、感染したマンドリちゃんが、ほんとにグルーミングされなくなるかの実験ですな。
で、結果としてほとんどのマンドリちゃんは、治療後に毛づくろいを受ける頻度が増え、その中でも際立った3頭は、10倍以上になったそうです。
ま、ここまで増えたら確かにねぇ…
また、寄生虫の有無が影響するのは仲間から受けるグルーミングの頻度だけであり、他の個体にグルーミングをする頻度は変わらなかったと…
つまり、(寄生虫を持ってる個体に)してもらうのは良いけど、するのは嫌だとマンドリルはちゃんと分かってるわけです。
これにより、その個体がただ群れからいわゆる浮いている存在となっている訳ではないという事もよく分かるよね。
みんなから、嫌われてたらグルーミングしてもらえないのはもちろん、グルーミングさせても貰えないでしょうしね。
で、感染が治癒したらグルーミングが増えるわけですから、あ。こいつ治った。ってのも分かるわけですよね。
これってすごいでしょ?
まるで尿検査か血液検査並みやし(笑)
さすが野生動物って感じですが、これを嗅覚で行ってるってところがまたスゴイですよね。
何となくじゃなく、こいつの匂いは寄生虫だって分かってるわけですから…
こういった動物の知られざる能力って、人間が分かってないだけでまだまだある気がしますねぇ…。
人間にはない能力が他の動物にはあるわけで、つまり人間が知力をもってる分、他の動物にも何か特殊な能力があるんやろうなぁ〜って…
今日は、そんなことをボォ〜って考えながら書きました(笑)
連休明けの昨日を乗り越え、今日も乗り越えるために…
マンドリルを見習いましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院