魚からダイオキシン(笑)
2017年04月05日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
4月5日水曜日でございます。
春うららな水曜日。
当院も今日はお休みなので、少し花見でもと思わなくもないです(笑)
この時期、平日でも人出はかなりのもんですから、土日はもう大変ですよね。
わたくしは、あまり人混みが得意ではなくて、あんまり人が多いと何となく避けてしまうタイプなんですよね。
並ぶのも好きではないし、大人数での食事や宴会なんかも苦手なタイプ。
まぁ、理由は色々あるんですが、人混みの場合、なんかウィルスとか飛んでそうですやん?(笑)
昔はそれほど取りざたされなかった、花粉やPM2.5なんかも今は気になりますしねぇ…
ってことで、今日のネタはそんな身体に悪いと言われてたものネタです(笑)
「ダイオキシン」や「環境ホルモン」など、数年前まで人体に悪影響を及ぼすと頻繁に報道されてたの覚えてます?
そういや、最近、あまり耳にしなくなったなぁと…
ってことでちょっと疑問に思い、調べてみたんですがまぁ、なかなか色んな人の色んな見解がありますなぁ…
そもそも2000年あたりに「ダイオキシンは猛毒だ」という報道がかなりいろんなメディアで取り上げられました。
ダイオキシン関連の書籍も数多く出版され動物の実験データを示し、いかに毒性の強いものかと訴えかけてたんですが…
どうも、いわゆる「ヒト」にはそこまで影響がないんじゃないかって声が出だしてるようなんですね。
まぁ、これも至極当然で、2000年と言えば今から17年前。
そりゃどんなデータでもエビデンス的に問題あったでしょうね。
ですから、今となってはってことなのかもしれません。
実際、聞きませんもんね。ダイオキシン被害って…
ですから、当時の書籍やメディア報道なんかでも、あたかも人間が被害を受けたようにしむけてたんやろうなぁと…
まぁ、警鐘を鳴らすという意味での報道は意味があるとは思うんですが、確証もないのに大々的なもんはイカンのじゃないかと…
動物実験では猛毒でも、人間には大丈夫なんて医学的にも化学的にもあって当たり前ですしね。
そもそも身体の構造自体が同じじゃないですしね。
そういえば、一時騒がれた精子が減るという「環境ホルモン」。
これも聞かなくなりましたよね〜。
この環境ホルモンも、イマイチ何?って感じで分かってない方の方が多いと思います。
これも一時期は、相当な報道をされてましたよ。
で、この環境ホルモンですが、この呼称自体、便宜性をはかってもので正式には「内分泌攪乱物質」と呼ばれるものなんですよね。
まぁ、攪乱するわけですからなんかおかしくなるんよね。つまりホルモンが出る場所である「内分泌」を攪乱してホルモンをおかしくしちゃう物質ってことなんですが…
これもザックリ言い過ぎやね。
前にホルモンの話をしましたが、ホルモンは作るところも、分泌するところも様々あるんですよ…。
で、特定のホルモンに異常が出ちゃう場合、それはそれで疾患名がついてます。前回は例として、糖尿病とか、バセドウ病とかをあげてました。
これらの疾患は、例えば膵臓に問題があってホルモンが出ないとか、そもそも内分泌器官(この場合膵臓の膵島)に命令をだすのに問題がある場合等、様々種類があるわけです。
なので、一括りに内分泌攪乱とかって言ってる時点で、特定してないって事は全内分泌腺に対して、攪乱作用があるのか?ってことになりますし、違うなら特定の内分泌腺(もしくはホルモン名)を列挙すべきでしょ。
要は、そういった細かいデータやエビデンスも得ずに先走って報道とかして、結果、んん〜…大した毒性ないんちゃう?
ってなった様なんだねぇ…(笑)
まぁ、わたし的にある意味の「予防医学」的な観点から、そこまで悪いことではないとは思うんですが…
ものすごく迷惑と言うか、ダメージをこうむった人も多分いるよ。
この環境ホルモン、それからダイオキシンが取りざたされたころから、塩ビ製品が極端に市場から姿を消したりしましたしね。
今から思えば、そりゃ何でも燃やしてその灰吸ったらなんらか問題あるわいな。
ですから、この頃から「焼却」って事自体、悪いようにも報道されましたし、この辺から「リサイクル」なんて言葉もメジャー入りしたと思います。
捨てる(燃やす)んじゃなく、再利用すると…
この考え自体も悪いとは思いませんけど、事実じゃなかったならそれはそれで報道すべきかとも思いますよね。
一時期、取り沙汰された「環境ホルモン」や「ダイオキシン」はその後の研究の結果、当時報道していたより、かなり毒性も少ないと思われます。とかね…。
ま、それも無理やね(笑)
要するに何でもそうですけど大騒ぎする方がメディア的に面白いんでしょうね。
ですから、何でも少しづつ大袈裟に報道すると…
で、視聴者側もある程度分かってるから、まぁそこまでじゃないだろうと…
こういう風潮って、なんかの時に痛い目に合うんですよね。
それが例えば、震災の報道とかね。
いつもいつもなんでも大袈裟に報道(大袈裟と言うより裏も取らずに)しちゃうから、こっち側も「ああ又かと…」
これが一番アカンやろ?
いざという時のための報道じゃないとね。
ってことで、ダイオキシン問題から、いつのまにかメディア批判に発展してしまいましたがいかがでしたか?
まぁ、批判ばっかりしてても仕方ないんですが、やはり報道っていうものはもう少し、責任もって出さないとねぇ…
ま、日本のメディア、特にテレビ、ラジオの業界に問題があるんだと思いますがね。
みなさんも、なにもかもを鵜のみにするんじゃなく、自分でも調べてみるってことをしてみるといいかもね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月5日水曜日でございます。
春うららな水曜日。
当院も今日はお休みなので、少し花見でもと思わなくもないです(笑)
この時期、平日でも人出はかなりのもんですから、土日はもう大変ですよね。
わたくしは、あまり人混みが得意ではなくて、あんまり人が多いと何となく避けてしまうタイプなんですよね。
並ぶのも好きではないし、大人数での食事や宴会なんかも苦手なタイプ。
まぁ、理由は色々あるんですが、人混みの場合、なんかウィルスとか飛んでそうですやん?(笑)
昔はそれほど取りざたされなかった、花粉やPM2.5なんかも今は気になりますしねぇ…
ってことで、今日のネタはそんな身体に悪いと言われてたものネタです(笑)
「ダイオキシン」や「環境ホルモン」など、数年前まで人体に悪影響を及ぼすと頻繁に報道されてたの覚えてます?
そういや、最近、あまり耳にしなくなったなぁと…
ってことでちょっと疑問に思い、調べてみたんですがまぁ、なかなか色んな人の色んな見解がありますなぁ…
そもそも2000年あたりに「ダイオキシンは猛毒だ」という報道がかなりいろんなメディアで取り上げられました。
ダイオキシン関連の書籍も数多く出版され動物の実験データを示し、いかに毒性の強いものかと訴えかけてたんですが…
どうも、いわゆる「ヒト」にはそこまで影響がないんじゃないかって声が出だしてるようなんですね。
まぁ、これも至極当然で、2000年と言えば今から17年前。
そりゃどんなデータでもエビデンス的に問題あったでしょうね。
ですから、今となってはってことなのかもしれません。
実際、聞きませんもんね。ダイオキシン被害って…
ですから、当時の書籍やメディア報道なんかでも、あたかも人間が被害を受けたようにしむけてたんやろうなぁと…
まぁ、警鐘を鳴らすという意味での報道は意味があるとは思うんですが、確証もないのに大々的なもんはイカンのじゃないかと…
動物実験では猛毒でも、人間には大丈夫なんて医学的にも化学的にもあって当たり前ですしね。
そもそも身体の構造自体が同じじゃないですしね。
そういえば、一時騒がれた精子が減るという「環境ホルモン」。
これも聞かなくなりましたよね〜。
この環境ホルモンも、イマイチ何?って感じで分かってない方の方が多いと思います。
これも一時期は、相当な報道をされてましたよ。
で、この環境ホルモンですが、この呼称自体、便宜性をはかってもので正式には「内分泌攪乱物質」と呼ばれるものなんですよね。
まぁ、攪乱するわけですからなんかおかしくなるんよね。つまりホルモンが出る場所である「内分泌」を攪乱してホルモンをおかしくしちゃう物質ってことなんですが…
これもザックリ言い過ぎやね。
前にホルモンの話をしましたが、ホルモンは作るところも、分泌するところも様々あるんですよ…。
で、特定のホルモンに異常が出ちゃう場合、それはそれで疾患名がついてます。前回は例として、糖尿病とか、バセドウ病とかをあげてました。
これらの疾患は、例えば膵臓に問題があってホルモンが出ないとか、そもそも内分泌器官(この場合膵臓の膵島)に命令をだすのに問題がある場合等、様々種類があるわけです。
なので、一括りに内分泌攪乱とかって言ってる時点で、特定してないって事は全内分泌腺に対して、攪乱作用があるのか?ってことになりますし、違うなら特定の内分泌腺(もしくはホルモン名)を列挙すべきでしょ。
要は、そういった細かいデータやエビデンスも得ずに先走って報道とかして、結果、んん〜…大した毒性ないんちゃう?
ってなった様なんだねぇ…(笑)
まぁ、わたし的にある意味の「予防医学」的な観点から、そこまで悪いことではないとは思うんですが…
ものすごく迷惑と言うか、ダメージをこうむった人も多分いるよ。
この環境ホルモン、それからダイオキシンが取りざたされたころから、塩ビ製品が極端に市場から姿を消したりしましたしね。
今から思えば、そりゃ何でも燃やしてその灰吸ったらなんらか問題あるわいな。
ですから、この頃から「焼却」って事自体、悪いようにも報道されましたし、この辺から「リサイクル」なんて言葉もメジャー入りしたと思います。
捨てる(燃やす)んじゃなく、再利用すると…
この考え自体も悪いとは思いませんけど、事実じゃなかったならそれはそれで報道すべきかとも思いますよね。
一時期、取り沙汰された「環境ホルモン」や「ダイオキシン」はその後の研究の結果、当時報道していたより、かなり毒性も少ないと思われます。とかね…。
ま、それも無理やね(笑)
要するに何でもそうですけど大騒ぎする方がメディア的に面白いんでしょうね。
ですから、何でも少しづつ大袈裟に報道すると…
で、視聴者側もある程度分かってるから、まぁそこまでじゃないだろうと…
こういう風潮って、なんかの時に痛い目に合うんですよね。
それが例えば、震災の報道とかね。
いつもいつもなんでも大袈裟に報道(大袈裟と言うより裏も取らずに)しちゃうから、こっち側も「ああ又かと…」
これが一番アカンやろ?
いざという時のための報道じゃないとね。
ってことで、ダイオキシン問題から、いつのまにかメディア批判に発展してしまいましたがいかがでしたか?
まぁ、批判ばっかりしてても仕方ないんですが、やはり報道っていうものはもう少し、責任もって出さないとねぇ…
ま、日本のメディア、特にテレビ、ラジオの業界に問題があるんだと思いますがね。
みなさんも、なにもかもを鵜のみにするんじゃなく、自分でも調べてみるってことをしてみるといいかもね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院