確かモルダーも色盲だったよね。byスカリー
2017年02月17日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月17日金曜日です。
今週もここまできましたね、&2月も折り返し過ぎてます。
となれば、徐々にですが春の足音が聞こえてきています。
つまり、季節が変わろうとしているわけで…
今日はそんな季節によって、脳が調節する色の見え方のお話…
季節によって色の見え方が変わる!?脳は自動的に色相を調整することが、英の研究で判明しました。
こんな記事なんですが、確かに色に限らず「見え方」っていうのはひょっとしたら人によって違うかもとは感じたことがあります。
程度こそあれ、男性のかなりの割合に、いわゆる色盲、色弱といわれる症状があることは結構知られた話。
ですから、「赤色」を赤と認識出来たとしても、あなたが見ている「赤」と私が見ている「赤」では若干の違いがあるかもしれません。
それから、こちらも意外と多いと言われている「乱視」と呼ばれる、形や奥行きなどの空間把握に問題がある見え方…
こういったものがあるということは、当然人によって完璧に同じ見え方をしているとは思えませんよね。
てな事を踏まえて季節を色に例えてみましょう。
ピンク色の春、黄色い夏。オレンジ色の秋、白い冬といった感じですかね?
ま、人によっちゃ、秋は赤って選ぶ人もいるでしょうし、夏を赤と言う人もいると思います。
で、今日のネタなんですが、新たなる研究により冬と夏では色の見え方が違うという事が判明したわけです。
人間は青、緑、黄、赤の4種類の色相を認識しています。
これらには他の色がまったく混ざっていないように見える色(例えば、黄緑ではなく黄色、青緑ではなく緑など)があり、これをユニーク色というそうです。
いわゆる原色ってやつなんかな…
中でも純粋な黄色、すなわちユニーク黄は特に科学者の興味を引くらしいんですね。
多くの人にとってこの色が安定しているからだとか…
このことは、目が人によって大きく異なっているにもかかわらず、ユニーク黄の見え方については誰もが一致していることを意味しているんですって。
英ヨーク大学心理学科のローレン・ウェルボーン博士らは、この色が安定して見える理由と、それを変化させる要因について調査を開始しました。なお、対象となった色はユニーク黄とユニーク緑です。
で、その結果、視覚は環境の変化に合わせて季節ごとに異なることが判明しました。
例えば、夏には緑の草木が増えるため、視覚は緑色が増えているという要素を考慮しなくてはならないんだそうで、一方で、冬になれば草木が枯れて色彩は乏しくなると…
視覚はこうした変化を差し引いており、その結果として黄色の見え方が変わるようなんですね。
ある意味、テレビのカラーバランスが変化しているようなものだと…
なかなか複雑は話やな。つまり、脳が色々とバランスをとっているってことなんですね。
夏のユニーク黄の見え方は短波長寄り、つまりより黄緑っぽく見えるようになると…。
これは夏に緑の光が増えたために、目の中にある中波長感受性錐体からL-M反対色処理経路への入力を減らすからだといわれています。(M錐体は、中波長光に最も敏感で、緑色の増加に強く影響を受ける)
反対に、冬ではより長波長寄り、つまり赤みを帯びた黄色に見えるらしいです。
で、ここで言う波長の変化を、季節の変化に合わせ脳が微調整してるってことなんでしょうね。
つまり、脳は季節によって、色々なものが変化するという事を学んでいます。(これは胎児〜幼児辺りはイマイチ色の識別が出来ないという事にも関連しているでしょう)ですから、春には全体を春っぽく調整し、夏には夏らしい色合いにすると…
確かにこの方がより季節を楽しめるってもんですよね。そしてこの能力は、人間がかなり突出して持っている力であり、他の動物にはないものとも言われています。
このブログの最後に、必ず登場する猫ちゃんですが、こいつらはおよそ物が白黒に見えてるそうです。
本研究は、環境の自然な変化が色の認識に影響していることを明らかにした初めてのもので、視覚処理の仕組みの理解が進むことで、視覚障害の診断と治療に役立つようになるでしょうね。
また、医学がひとつ進歩したわけですね〜。
こういった一つ一つが、いつか身を結び、この世から病気を全てなくす日がくるんでしょう。
そして、人間の寿命がドンドン延びて…
どうなるんでしょうね(笑)
ま、考えても仕方ないんで、今日も目の前の事を頑張りましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月17日金曜日です。
今週もここまできましたね、&2月も折り返し過ぎてます。
となれば、徐々にですが春の足音が聞こえてきています。
つまり、季節が変わろうとしているわけで…
今日はそんな季節によって、脳が調節する色の見え方のお話…
季節によって色の見え方が変わる!?脳は自動的に色相を調整することが、英の研究で判明しました。
こんな記事なんですが、確かに色に限らず「見え方」っていうのはひょっとしたら人によって違うかもとは感じたことがあります。
程度こそあれ、男性のかなりの割合に、いわゆる色盲、色弱といわれる症状があることは結構知られた話。
ですから、「赤色」を赤と認識出来たとしても、あなたが見ている「赤」と私が見ている「赤」では若干の違いがあるかもしれません。
それから、こちらも意外と多いと言われている「乱視」と呼ばれる、形や奥行きなどの空間把握に問題がある見え方…
こういったものがあるということは、当然人によって完璧に同じ見え方をしているとは思えませんよね。
てな事を踏まえて季節を色に例えてみましょう。
ピンク色の春、黄色い夏。オレンジ色の秋、白い冬といった感じですかね?
ま、人によっちゃ、秋は赤って選ぶ人もいるでしょうし、夏を赤と言う人もいると思います。
で、今日のネタなんですが、新たなる研究により冬と夏では色の見え方が違うという事が判明したわけです。
人間は青、緑、黄、赤の4種類の色相を認識しています。
これらには他の色がまったく混ざっていないように見える色(例えば、黄緑ではなく黄色、青緑ではなく緑など)があり、これをユニーク色というそうです。
いわゆる原色ってやつなんかな…
中でも純粋な黄色、すなわちユニーク黄は特に科学者の興味を引くらしいんですね。
多くの人にとってこの色が安定しているからだとか…
このことは、目が人によって大きく異なっているにもかかわらず、ユニーク黄の見え方については誰もが一致していることを意味しているんですって。
英ヨーク大学心理学科のローレン・ウェルボーン博士らは、この色が安定して見える理由と、それを変化させる要因について調査を開始しました。なお、対象となった色はユニーク黄とユニーク緑です。
で、その結果、視覚は環境の変化に合わせて季節ごとに異なることが判明しました。
例えば、夏には緑の草木が増えるため、視覚は緑色が増えているという要素を考慮しなくてはならないんだそうで、一方で、冬になれば草木が枯れて色彩は乏しくなると…
視覚はこうした変化を差し引いており、その結果として黄色の見え方が変わるようなんですね。
ある意味、テレビのカラーバランスが変化しているようなものだと…
なかなか複雑は話やな。つまり、脳が色々とバランスをとっているってことなんですね。
夏のユニーク黄の見え方は短波長寄り、つまりより黄緑っぽく見えるようになると…。
これは夏に緑の光が増えたために、目の中にある中波長感受性錐体からL-M反対色処理経路への入力を減らすからだといわれています。(M錐体は、中波長光に最も敏感で、緑色の増加に強く影響を受ける)
反対に、冬ではより長波長寄り、つまり赤みを帯びた黄色に見えるらしいです。
で、ここで言う波長の変化を、季節の変化に合わせ脳が微調整してるってことなんでしょうね。
つまり、脳は季節によって、色々なものが変化するという事を学んでいます。(これは胎児〜幼児辺りはイマイチ色の識別が出来ないという事にも関連しているでしょう)ですから、春には全体を春っぽく調整し、夏には夏らしい色合いにすると…
確かにこの方がより季節を楽しめるってもんですよね。そしてこの能力は、人間がかなり突出して持っている力であり、他の動物にはないものとも言われています。
このブログの最後に、必ず登場する猫ちゃんですが、こいつらはおよそ物が白黒に見えてるそうです。
本研究は、環境の自然な変化が色の認識に影響していることを明らかにした初めてのもので、視覚処理の仕組みの理解が進むことで、視覚障害の診断と治療に役立つようになるでしょうね。
また、医学がひとつ進歩したわけですね〜。
こういった一つ一つが、いつか身を結び、この世から病気を全てなくす日がくるんでしょう。
そして、人間の寿命がドンドン延びて…
どうなるんでしょうね(笑)
ま、考えても仕方ないんで、今日も目の前の事を頑張りましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院