ノロって名前やけど、飛ぶしね(;'∀')
2017年01月04日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2017年1月4日水曜日。
あれ?
今日もお休みやんな?(笑)とか…
ついに、2017年のお仕事が始まりました。ガルル(笑)
まぁひとつの救いは、水曜スタートってことですか。
水、木、金、土と、3.5日で休みやしね。
とにかく、2017年も頑張りますよ〜!
ってことで、今日のお話なんですが、さぁ楽しいお正月が終わりました。
みなさん、のんびりできましたか?
食べ過ぎ飲み過ぎ遊び過ぎ…
まぁそろそろリセットしましょうか。
正月と言えど、ただの冬。
この時期、インフルももちろんですが、もうひとつ感染のピークなメジャーウィルスがおるんですよね。
それがノロ。
ノロウィルス。
ノロウイルスは、1年を通して発生していますが、とくに11月から2月頃までが感染のピークといわれています。
では今日は、感染してる場合じゃない、ノロウイルスの予防と対策についていってみよ。
ノロウイルスは2、3日ほどの潜伏期間を経てから発症します。吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状が1、2日続いた後、自然に回復に向かいますが、高齢者や小さいお子さんの場合は、ひどい下痢から脱水をおこし、入院が必要になることもちょいちょいあります。
とくに発症後、3日間ぐらいは感染力が非常に強いので、嘔吐物やトイレに残ったウイルスから二次感染してしまう場合がありますから、家族に感染者がいると二次感染が起こりやすいウィルスといえるでしょう。
つらい症状に拡大しやすい感染と、結構面倒なウィルスなんですが、そもそもどうしてノロウイルスに感染してしまうのでしょうか?
感染するには次の3つの感染ルートがメインですので、まずこれをキッチリ理解しましょう。
1)手からの感染
感染者の便や嘔吐物、ノロウイルスに汚染されたドアノブやトイレなどに触れた手を伝って、手からノロウイルスが体内に入って感染します。
ドアノブなんかで感染するって事はかなり危険です。つまり家族に一人感染者がいると伝染るんですねぇ…。
2)空気感染
感染者の便や嘔吐物から空気中に飛び散ったノロウイルスを吸入し感染。
これも同じく、空間を共にするだけでリスクですもんね。飛沫したウィルスなんて見えへんし防ぎようがおまへん。
3)食べ物からの感染
ノロウイルスに汚染された食べ物を、生食や加熱が不十分な状態で食べて感染。
これは、まぁ言ってみれば一番注意しなきゃいけない部分ですよね。ここで感染者が出たら、ドンドン増えるわけですから、まずここは細心の注意を払わないと…
でまぁ、感染予防としての手洗いうがいとか、その他トイレを清潔にするとか、換気をするとかいわゆる当たり前のことは、みなさんやってると思うんですよね。
でもねぇ…
問題は、それでも感染してしまった場合ですよね。
さっきからの話で分かるように、まず汚染された生ものなんて、食べないでおこうと思えばできますやん?
特に、体調が優れない時なんか生ものは避けるとか…
問題は、ここではなくてノロの場合、二次感染なんですよね。
ですから、この二次感染予防が本当の意味で大事なんですよね。
まず、感染者が出た場合、嘔吐物や便などの汚物をきちんと処理することが、二次感染予防の第一歩。
ノロウイルスは、乾燥すると空中に漂うため、嘔吐物や便は乾燥しないうちに素早く処理することが感染拡大を防ぎます。
な、なるほど…
乾燥しちゃうと飛ぶわけね。因みに、この汚物ですが、「次亜塩素酸ナトリウム」による消毒が効果的です。ノロウィルス消毒用って商品もありますからいざと言う時のために購入しとくことをおすすめします。例えばこんなんとか
それでは最後に、それでもノロウイルスを発症してしまった場合の注意点を少し…
下痢を止めようとして、下痢止めの薬を飲む人もいますが、ウイルスを出してしまったほうがよい場合が多いので、自己判断では飲まない方がいいようです。
ただ、下痢が続くことで、脱水を引き起こす可能性がありますから、脱水予防のために水分はしっかり摂りましょう。水が飲めないときは病院で点滴を必ずうけましょうね。
後は、基本安静にして、誤嚥に注意するってことですね。
実は、ノロウイルスで死亡する場合の多くは、嘔吐物が気道に詰まることで起こる誤嚥が原因なんだそう。
ですから、むせないように注意することも非常に大事なんですね。
それから、ノロウイルスには、インフルエンザのように、感染時の通学・出勤停止期間の規定はありません。
とはいえ、通勤や通学を開始するのは、症状がおさまってから48時間経過後が望ましいといわれています。
症状が治まった後も、ウイルスは体内にとどまり、1カ月ほどは、便中にウイルスが排泄され続けることが多いようですので、できるだけ周囲の人に感染させないよう手洗いなどに気を配りましょう。
1か月もとどまりやがるのか…
かなり面倒なウィルスですので、まずは感染しないように生ものには注意して、感染者には近づかない。
そして、自分が感染、もしくは家族が感染した場合、二次感染を完全にシャットアウトすると…
これだけの注意でも、相当被害は食い止められますから、まずは知識を持つことが大事です。
みなさん、注意しましょうね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2017年1月4日水曜日。
あれ?
今日もお休みやんな?(笑)とか…
ついに、2017年のお仕事が始まりました。ガルル(笑)
まぁひとつの救いは、水曜スタートってことですか。
水、木、金、土と、3.5日で休みやしね。
とにかく、2017年も頑張りますよ〜!
ってことで、今日のお話なんですが、さぁ楽しいお正月が終わりました。
みなさん、のんびりできましたか?
食べ過ぎ飲み過ぎ遊び過ぎ…
まぁそろそろリセットしましょうか。
正月と言えど、ただの冬。
この時期、インフルももちろんですが、もうひとつ感染のピークなメジャーウィルスがおるんですよね。
それがノロ。
ノロウィルス。
ノロウイルスは、1年を通して発生していますが、とくに11月から2月頃までが感染のピークといわれています。
では今日は、感染してる場合じゃない、ノロウイルスの予防と対策についていってみよ。
ノロウイルスは2、3日ほどの潜伏期間を経てから発症します。吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状が1、2日続いた後、自然に回復に向かいますが、高齢者や小さいお子さんの場合は、ひどい下痢から脱水をおこし、入院が必要になることもちょいちょいあります。
とくに発症後、3日間ぐらいは感染力が非常に強いので、嘔吐物やトイレに残ったウイルスから二次感染してしまう場合がありますから、家族に感染者がいると二次感染が起こりやすいウィルスといえるでしょう。
つらい症状に拡大しやすい感染と、結構面倒なウィルスなんですが、そもそもどうしてノロウイルスに感染してしまうのでしょうか?
感染するには次の3つの感染ルートがメインですので、まずこれをキッチリ理解しましょう。
1)手からの感染
感染者の便や嘔吐物、ノロウイルスに汚染されたドアノブやトイレなどに触れた手を伝って、手からノロウイルスが体内に入って感染します。
ドアノブなんかで感染するって事はかなり危険です。つまり家族に一人感染者がいると伝染るんですねぇ…。
2)空気感染
感染者の便や嘔吐物から空気中に飛び散ったノロウイルスを吸入し感染。
これも同じく、空間を共にするだけでリスクですもんね。飛沫したウィルスなんて見えへんし防ぎようがおまへん。
3)食べ物からの感染
ノロウイルスに汚染された食べ物を、生食や加熱が不十分な状態で食べて感染。
これは、まぁ言ってみれば一番注意しなきゃいけない部分ですよね。ここで感染者が出たら、ドンドン増えるわけですから、まずここは細心の注意を払わないと…
でまぁ、感染予防としての手洗いうがいとか、その他トイレを清潔にするとか、換気をするとかいわゆる当たり前のことは、みなさんやってると思うんですよね。
でもねぇ…
問題は、それでも感染してしまった場合ですよね。
さっきからの話で分かるように、まず汚染された生ものなんて、食べないでおこうと思えばできますやん?
特に、体調が優れない時なんか生ものは避けるとか…
問題は、ここではなくてノロの場合、二次感染なんですよね。
ですから、この二次感染予防が本当の意味で大事なんですよね。
まず、感染者が出た場合、嘔吐物や便などの汚物をきちんと処理することが、二次感染予防の第一歩。
ノロウイルスは、乾燥すると空中に漂うため、嘔吐物や便は乾燥しないうちに素早く処理することが感染拡大を防ぎます。
な、なるほど…
乾燥しちゃうと飛ぶわけね。因みに、この汚物ですが、「次亜塩素酸ナトリウム」による消毒が効果的です。ノロウィルス消毒用って商品もありますからいざと言う時のために購入しとくことをおすすめします。例えばこんなんとか
それでは最後に、それでもノロウイルスを発症してしまった場合の注意点を少し…
下痢を止めようとして、下痢止めの薬を飲む人もいますが、ウイルスを出してしまったほうがよい場合が多いので、自己判断では飲まない方がいいようです。
ただ、下痢が続くことで、脱水を引き起こす可能性がありますから、脱水予防のために水分はしっかり摂りましょう。水が飲めないときは病院で点滴を必ずうけましょうね。
後は、基本安静にして、誤嚥に注意するってことですね。
実は、ノロウイルスで死亡する場合の多くは、嘔吐物が気道に詰まることで起こる誤嚥が原因なんだそう。
ですから、むせないように注意することも非常に大事なんですね。
それから、ノロウイルスには、インフルエンザのように、感染時の通学・出勤停止期間の規定はありません。
とはいえ、通勤や通学を開始するのは、症状がおさまってから48時間経過後が望ましいといわれています。
症状が治まった後も、ウイルスは体内にとどまり、1カ月ほどは、便中にウイルスが排泄され続けることが多いようですので、できるだけ周囲の人に感染させないよう手洗いなどに気を配りましょう。
1か月もとどまりやがるのか…
かなり面倒なウィルスですので、まずは感染しないように生ものには注意して、感染者には近づかない。
そして、自分が感染、もしくは家族が感染した場合、二次感染を完全にシャットアウトすると…
これだけの注意でも、相当被害は食い止められますから、まずは知識を持つことが大事です。
みなさん、注意しましょうね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院