若年性生活習慣症候群とでも言うとくか。
2016年11月15日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
11月15日火曜日です。
昨日は残念でしたねぇ…
しかも、夜はなかなかの大雨で、もう月どころじゃねぇっすって感じでした。
次は18年後らしいんで…
見れるかな(笑)
で〜、少しずつ冬が迫ってくるにつれ紅葉もそろそろピークですかね。
車と交通機関が混んで仕方ないのが難点ですがまぁ時折、街を歩いててもフッと目に入る紅色には目を奪われますよね。
私は春生まれなんですが、この季節が結構好きで、紅い色に心踊らせております。
ですが、そろそろ「寒い」というワードが口をついて出だしましたね。
これから本格的な冬到来です。
まぁ、私は基本寒さには相当強いです。
これはおそらく、熱産生力が高いからじゃないかと自己分析してるんですが、この寒さに関してのもう一つの指標となるのが体温です。
この体温、高いから良くて低いとダメって一言で括ってしまえないんですが、あまりの低体温は色々弊害が生まれます。
で、最近、平熱が35度台の「低体温」の子どもが増えているそうなんですよね。
この子供の低体温は、色々と問題があって体力や集中力の低下などの悪影響も指摘されてます。
そもそも、「低体温」とは、1日を通じて体温が概ね35度台と低めにとどまっている状態のことを指します。
この概ねっていうのは、体温って一日のうちでも微妙に変化します。上がったり下がったりを繰り返してるんですね。
また、時間帯によっても違いますし、身体を動かしたり食事(食事をする事により代謝が促進され体温が上がる作用で、特異動的作用と呼ばれてます。)をしたりすると微妙に上がったりします。
話を戻して、最近は「低体温」の子どもが珍しくないという事なんですよね。
全国の小児科医107人を対象に2012年、飲料販売のキリンMCダノンウォーターズが行ったアンケート調査では「低体温の子どもが増えている」との回答が8割近くを占めたそうです。
調査を監修した奈良県大和高田市立病院の小児科部長は「低体温は代謝が低下している状態でもあるため、疲れがたまったり風邪をひきやすくなったりしやすい状況」と話しておられます。
人間の平熱は、生まれた直後は37度以上で、生後100日で37度ほど、2歳頃で36度台に落ち着きます。
夜眠っている時は低く、日中活動している時は高く、という規則的な体温リズムで生活するようになるわけです。
ですから、低体温は、このリズムが崩れた状態だとも考えられるわけですね。
早稲田大学の前橋明教授(子どもの健康福祉学)は「自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくいかなくなると、低体温になる」と言っておられます。
また、日中の運動不足で体温を上げる機会が少ないことも原因になると言います。
低体温になると、登校・登園して、げた箱の所でぼんやりと座り込んでいたり、午前中の授業が頭に入らなかったりといったことが起こってくるそうです。
いけませんねぇ…。
子供は元気じゃないと、子供じゃありませんからねぇ…
このブログでもよく登場する、メラトニンというホルモンは、分泌のピークが午前3〜4時と言われています。で、この時、体温は最も低くなります。
で、明け方にはコルチゾルなどのホルモンが出て体温が上がり、目覚めの準備が始まります。そして、朝食時には体温がある程度上がっている状態になり、尚且つ食事することでピークに上がります。
ところが、最近のお子様ときたら、寝るのが遅い。
午後11時に寝るとなると、体温の低い時間帯が午前5〜6時にずれてしまい、朝食の時間に体温が上がっておらず、こうなると食欲がわきません。
そして、無理に食べようにも、体温が上がってないので食べられません。
そうなると、食べても少し、もしくは朝食を抜く状態になり、特異動的作用も起こらなくなり、さらに体温は上がりにくいという悪循環に陥ります。
そして、運動も大切です。3歳児までは午前中に思い切り体を動かす習慣をつけ、ある程度体力がついた4〜6歳なら、午後も汗をかく運動をすれば、夕食をしっかり食べられ午後8時頃には眠くなるはず。
ですから、現代っ子はある意味、体力が余ってるんですよね。午後にテレビゲームなどで遊んで体力を使わずにいますから、体が疲れず、夕食時にもあまりお腹が空いてないと…
そうなると、活動的な時間帯が午後8時過ぎにずれ、眠くなるのは午後10時を過ぎてしまうことになります。
ですから、子供は日中しっかり活動して、体力を使うことが大事なわけですよ。
これは顕著に感じますね〜。
最近の子供は外で遊んでないですもんね。
遊び場がなくなってきたって事もありますしねぇ…。
ドラえもんやのび太達がいつも遊んでる、土管のつまれた空き地、あんなの現代じゃ絶対立ち入り禁止ですからね(笑)
意味なく外で遊べと言っても無理なもんは無理ですからねぇ…
ですから、私は個人的に子供も大人と同じように、「健康管理」って観念を持ち、身体を動かす習慣をつけないと、子供だから大丈夫だろってのは、もはや神話かと…
私も、なかなかな街の子だったんで、体育の授業以外で、野球だのサッカーだのしたことないですしね(笑)
これからは、親子でエクササイズの時代かもしれません。
一緒にジョギングやウォーキングするとかから始めてみてはどうでしょうかね。
生活習慣病に近い症例は、近年ドンドン若年化しています。つまり子供だからと言って油断できません。
よ〜く思い返してみて下さい。お宅のお子さんも該当してないですか?
朝ダルそうに起きてきて、朝食もろくに取らず、学校でも体育以外は身体を動かしてない。帰って来てもゲームしたり、スマホいじったり…
夕食もそこそこにテレビを見たりゲームしたり、またスマホいじったり…
これでは、大人と変わらない運動量でしょ?
ですから、これからは子供であろうと、意識して身体を動かす習慣をつけないといけない時代になっちゃってるってことですよ。
みんなで早起きして、家族そろってウォーキングとか最高ですよね〜
そんな習慣、ぜひつけていってください。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月15日火曜日です。
昨日は残念でしたねぇ…
しかも、夜はなかなかの大雨で、もう月どころじゃねぇっすって感じでした。
次は18年後らしいんで…
見れるかな(笑)
で〜、少しずつ冬が迫ってくるにつれ紅葉もそろそろピークですかね。
車と交通機関が混んで仕方ないのが難点ですがまぁ時折、街を歩いててもフッと目に入る紅色には目を奪われますよね。
私は春生まれなんですが、この季節が結構好きで、紅い色に心踊らせております。
ですが、そろそろ「寒い」というワードが口をついて出だしましたね。
これから本格的な冬到来です。
まぁ、私は基本寒さには相当強いです。
これはおそらく、熱産生力が高いからじゃないかと自己分析してるんですが、この寒さに関してのもう一つの指標となるのが体温です。
この体温、高いから良くて低いとダメって一言で括ってしまえないんですが、あまりの低体温は色々弊害が生まれます。
で、最近、平熱が35度台の「低体温」の子どもが増えているそうなんですよね。
この子供の低体温は、色々と問題があって体力や集中力の低下などの悪影響も指摘されてます。
そもそも、「低体温」とは、1日を通じて体温が概ね35度台と低めにとどまっている状態のことを指します。
この概ねっていうのは、体温って一日のうちでも微妙に変化します。上がったり下がったりを繰り返してるんですね。
また、時間帯によっても違いますし、身体を動かしたり食事(食事をする事により代謝が促進され体温が上がる作用で、特異動的作用と呼ばれてます。)をしたりすると微妙に上がったりします。
話を戻して、最近は「低体温」の子どもが珍しくないという事なんですよね。
全国の小児科医107人を対象に2012年、飲料販売のキリンMCダノンウォーターズが行ったアンケート調査では「低体温の子どもが増えている」との回答が8割近くを占めたそうです。
調査を監修した奈良県大和高田市立病院の小児科部長は「低体温は代謝が低下している状態でもあるため、疲れがたまったり風邪をひきやすくなったりしやすい状況」と話しておられます。
人間の平熱は、生まれた直後は37度以上で、生後100日で37度ほど、2歳頃で36度台に落ち着きます。
夜眠っている時は低く、日中活動している時は高く、という規則的な体温リズムで生活するようになるわけです。
ですから、低体温は、このリズムが崩れた状態だとも考えられるわけですね。
早稲田大学の前橋明教授(子どもの健康福祉学)は「自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくいかなくなると、低体温になる」と言っておられます。
また、日中の運動不足で体温を上げる機会が少ないことも原因になると言います。
低体温になると、登校・登園して、げた箱の所でぼんやりと座り込んでいたり、午前中の授業が頭に入らなかったりといったことが起こってくるそうです。
いけませんねぇ…。
子供は元気じゃないと、子供じゃありませんからねぇ…
このブログでもよく登場する、メラトニンというホルモンは、分泌のピークが午前3〜4時と言われています。で、この時、体温は最も低くなります。
で、明け方にはコルチゾルなどのホルモンが出て体温が上がり、目覚めの準備が始まります。そして、朝食時には体温がある程度上がっている状態になり、尚且つ食事することでピークに上がります。
ところが、最近のお子様ときたら、寝るのが遅い。
午後11時に寝るとなると、体温の低い時間帯が午前5〜6時にずれてしまい、朝食の時間に体温が上がっておらず、こうなると食欲がわきません。
そして、無理に食べようにも、体温が上がってないので食べられません。
そうなると、食べても少し、もしくは朝食を抜く状態になり、特異動的作用も起こらなくなり、さらに体温は上がりにくいという悪循環に陥ります。
そして、運動も大切です。3歳児までは午前中に思い切り体を動かす習慣をつけ、ある程度体力がついた4〜6歳なら、午後も汗をかく運動をすれば、夕食をしっかり食べられ午後8時頃には眠くなるはず。
ですから、現代っ子はある意味、体力が余ってるんですよね。午後にテレビゲームなどで遊んで体力を使わずにいますから、体が疲れず、夕食時にもあまりお腹が空いてないと…
そうなると、活動的な時間帯が午後8時過ぎにずれ、眠くなるのは午後10時を過ぎてしまうことになります。
ですから、子供は日中しっかり活動して、体力を使うことが大事なわけですよ。
これは顕著に感じますね〜。
最近の子供は外で遊んでないですもんね。
遊び場がなくなってきたって事もありますしねぇ…。
ドラえもんやのび太達がいつも遊んでる、土管のつまれた空き地、あんなの現代じゃ絶対立ち入り禁止ですからね(笑)
意味なく外で遊べと言っても無理なもんは無理ですからねぇ…
ですから、私は個人的に子供も大人と同じように、「健康管理」って観念を持ち、身体を動かす習慣をつけないと、子供だから大丈夫だろってのは、もはや神話かと…
私も、なかなかな街の子だったんで、体育の授業以外で、野球だのサッカーだのしたことないですしね(笑)
これからは、親子でエクササイズの時代かもしれません。
一緒にジョギングやウォーキングするとかから始めてみてはどうでしょうかね。
生活習慣病に近い症例は、近年ドンドン若年化しています。つまり子供だからと言って油断できません。
よ〜く思い返してみて下さい。お宅のお子さんも該当してないですか?
朝ダルそうに起きてきて、朝食もろくに取らず、学校でも体育以外は身体を動かしてない。帰って来てもゲームしたり、スマホいじったり…
夕食もそこそこにテレビを見たりゲームしたり、またスマホいじったり…
これでは、大人と変わらない運動量でしょ?
ですから、これからは子供であろうと、意識して身体を動かす習慣をつけないといけない時代になっちゃってるってことですよ。
みんなで早起きして、家族そろってウォーキングとか最高ですよね〜
そんな習慣、ぜひつけていってください。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院