忠犬ハチ
2015年11月10日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
私の朝の仕事として、毎日「今日は○○の日」ってのを調べてホワイトボードに書いて、院の外壁に吊るしております。
その流れで、今日は何の日か調べるのですが、ちなみに今日は「エレベーターの日」「トイレの日」「技能の日」となってました。
でも、それを調べる中で、面白い情報を見つけました。
11月10日は「忠犬ハチ公」の誕生日だそうです。これもなかなかの情報でしょ。ちなみに1923年11月10日生まれです。
まぁ、みなさんご存知だとは思いますが、忠犬ハチ公は、死去した飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で約9年間のあいだ待ち続けたという犬で、犬種は秋田犬、渋谷駅前にはハチの銅像が設置されており、この「忠犬ハチ公像」は渋谷のシンボルともなってます。
日本中で、一番有名な「犬」かもしれないハチなんですが、意外とご主人を渋谷駅で待っていた犬。 位にしか知られてないので、今日はちょっとハチネタでいきましょう。
ハチの飼い主は上野英三郎さんという大学教授で、ハチはご主人のお見送りやお出迎えはもちろん、時には最寄り駅の「渋谷駅」まで迎えに行ったそうです。
で、ご主人の上野さんも、「渋谷駅」までハチを伴って出かけることがしばしばあり、ご主人の帰りを待つハチの姿を多くの通行人が見守っていたそうです。
で、実はこの上野さん、大の愛犬家で、ハチ以外にも、ジョンとエスというポインター犬を飼ってたそうで、ハチはこの2匹の弟分として育てられたようですね。
そして、ついにその日がやってくるんですが、ご主人の上野さんが農学部教授会会議の後に脳溢血で倒れ、急死してしまうんです。
で、ハチは帰らぬご主人を健気に待ち続けたってストーリーだと思ってたんですが、実はその後、ハチは飼ってくださるご主人をなくし、方々に貰われていって、どこにもいつかず、主を点々とした結果、どこにいても渋谷駅に通い続けるというお話のようなんです。
行く当てなく、大好きだったご主人様の思い出のある「渋谷駅」へどこかしらから毎日通うハチは、わりと迫害をうけ、近所の子供なんかの悪戯の対象にされていたりしたのを、日本犬保存会初代会長・斎藤弘吉という人物がハチを哀れみ、ハチの事を新聞に寄稿したそうです。で、この寄稿文が東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」というタイトルで掲載され、その内容は人々の心を打ったそうです。
そしてこの後「忠犬ハチ公」として、みなからかわいがられるようになり、晩年を迎えるという物語です。ほぼ実話で有名な話なんですが、「ハチ公」の剥製が国立科学博物館に飾ってあるとか、今回調べてみて分かりましたし、なかなか勉強になりました。
まぁ、今日は「ハチ」の誕生日を祝うってことで書かせていただきました。
最後に、ハチの写真の左耳が垂れていますが、これは生まれつきのものではなく、野犬に噛み付かれた際の後遺症だそうです。ハチもなかなか大変だったようですよ。
では、また〜
京都 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
私の朝の仕事として、毎日「今日は○○の日」ってのを調べてホワイトボードに書いて、院の外壁に吊るしております。
その流れで、今日は何の日か調べるのですが、ちなみに今日は「エレベーターの日」「トイレの日」「技能の日」となってました。
でも、それを調べる中で、面白い情報を見つけました。
11月10日は「忠犬ハチ公」の誕生日だそうです。これもなかなかの情報でしょ。ちなみに1923年11月10日生まれです。
まぁ、みなさんご存知だとは思いますが、忠犬ハチ公は、死去した飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で約9年間のあいだ待ち続けたという犬で、犬種は秋田犬、渋谷駅前にはハチの銅像が設置されており、この「忠犬ハチ公像」は渋谷のシンボルともなってます。
日本中で、一番有名な「犬」かもしれないハチなんですが、意外とご主人を渋谷駅で待っていた犬。 位にしか知られてないので、今日はちょっとハチネタでいきましょう。
ハチの飼い主は上野英三郎さんという大学教授で、ハチはご主人のお見送りやお出迎えはもちろん、時には最寄り駅の「渋谷駅」まで迎えに行ったそうです。
で、ご主人の上野さんも、「渋谷駅」までハチを伴って出かけることがしばしばあり、ご主人の帰りを待つハチの姿を多くの通行人が見守っていたそうです。
で、実はこの上野さん、大の愛犬家で、ハチ以外にも、ジョンとエスというポインター犬を飼ってたそうで、ハチはこの2匹の弟分として育てられたようですね。
そして、ついにその日がやってくるんですが、ご主人の上野さんが農学部教授会会議の後に脳溢血で倒れ、急死してしまうんです。
で、ハチは帰らぬご主人を健気に待ち続けたってストーリーだと思ってたんですが、実はその後、ハチは飼ってくださるご主人をなくし、方々に貰われていって、どこにもいつかず、主を点々とした結果、どこにいても渋谷駅に通い続けるというお話のようなんです。
行く当てなく、大好きだったご主人様の思い出のある「渋谷駅」へどこかしらから毎日通うハチは、わりと迫害をうけ、近所の子供なんかの悪戯の対象にされていたりしたのを、日本犬保存会初代会長・斎藤弘吉という人物がハチを哀れみ、ハチの事を新聞に寄稿したそうです。で、この寄稿文が東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」というタイトルで掲載され、その内容は人々の心を打ったそうです。
そしてこの後「忠犬ハチ公」として、みなからかわいがられるようになり、晩年を迎えるという物語です。ほぼ実話で有名な話なんですが、「ハチ公」の剥製が国立科学博物館に飾ってあるとか、今回調べてみて分かりましたし、なかなか勉強になりました。
まぁ、今日は「ハチ」の誕生日を祝うってことで書かせていただきました。
最後に、ハチの写真の左耳が垂れていますが、これは生まれつきのものではなく、野犬に噛み付かれた際の後遺症だそうです。ハチもなかなか大変だったようですよ。
では、また〜
京都 円町 弘泉堂鍼灸接骨院