みんな秋はメランコリー(笑)
2016年10月14日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
10月14日金曜日。
今週もここまで来ましたね〜。
ここまでくると、さくっと仕事を終えて楽しい週末を迎えたいと思うのは誰しも同じ。
でもそういう時に限って、仕事が忙しくなったり、仕事が増えたりとなかなか思うようにいきません。
で、そんな時に人間は非常にイライラしちゃうわけです。
普段は何でもない事でも、状況に応じてイライラしたりまたは気分が落ち込んだりと…
生きてれば、こういう負の感情って出てきて当然ですよね。
しかし、こういった感情が心と身体、ひいては健康被害から、寿命にも関わってくるというのはみなさんもご存知でしょう。
つまり、こういう感情になるだけで身体に悪いわけですから、出来ればこういう感情になりたくないですよね。
では、こういう事はないですか?
全く同じシチュエーションでも、腹が立つ場合とそうでない場合…
同じ、忙しくてバタバタしてる状況だとしても、イライラしていまう時と、なんか充実感漲る時と…
出来れば後者でいたいでしょ?
じゃ、この感じ方の違いは何かという事なんですが、ひとつの原因として、脳内ホルモンが関係してると考えられてます。
脳内ホルモンには、痛み止めの作用のあるベータ・エンドルフィン、快楽を感じた時に分泌されるドーパミン、そして、ハッピー・ホルモンと呼ばれるセロトニンなどがあります。
中でも、セロトニンには、満足感、活性感を与え、気持ちを安定させる効果があり、イライラや落ち込みに関係すると言われています。ですからセロトニンの分泌が不十分だと満足感、活性感を感じることがなく、気持ちが不安定となりイライラしたり落ち込んだりを普段より感じてしまうわけですね。
ですが、イライラというと、ストレスが原因と考えられるのが一般的ですし、落ち込みは心のエネルギー不足というように、心の問題と捉えられていますよね。
しかし、心だけの問題ではありません。例えば、「季節性鬱病」という疾患があります。普通の人でも、秋になると何とな〜く、メランコリー(笑)になりますよね。
この病気は、秋口から冬にかけて、落ち込みや活動の減少などの鬱症状が出現するもので、春から夏にかけて改善するという疾患です。
この季節性、何となく秋は寂しげだからとかって理由じゃなく、その原因は日照不足にあるとされています。
日照不足からセロトニンが不足して、鬱症状が発現するというものです。季節性鬱病ならずとも、鬱病においてもセロトニン不足が指摘され、セロトニンを補う薬を処方することがありますから…
また、セロトニンは興奮性の脳内ホルモンのノルアドレナリンやドーパミンによる興奮を抑えますので、イライラを抑えます。
イライラしたり落ち込んでしまった時には、ストレス発散とともに、セロトニンを分泌させることが肝心となるわけですね。
ご理解いただけました?
セロトニンが結構、重要な役目を担ってるって事が…
では、実際どうすればセロトニンを分泌させる事が出来るのか?
これを具体的に考えてみましょう。
日光を浴びること。
先にも述べたように日照不足がセロトニンの分泌不足を引き起こします。人工の照明ですと、照度不足から、セロトニンの分泌を促進する効果はありません(日サロじゃ意味ないって事ですね)
紫外線が気になるところですが、1日30分でも良いので、日光に当たるようにしてください(日焼け止めを塗ってもOKですから…)。
歩くこと(リズム運動)
歩くだけでも、セロトニンを分泌させる効果があります。そのポイントは次のとおりです。
@ 30分以上歩くこと。セロトニンは歩き始めて30分弱経ったときに分泌し始めます。
A 集中して歩くこと。「ながらスマホ」で歩いてもセロトニンを分泌させる効果はありません。ただし、音楽を聞きながらの場合はOKです。
B 継続すること。この効果はすぐに得られるものではありません。我慢して続けてください。
食事
セロトニンの原料はトリプトファンと呼ばれるアミノ酸です。
トリプトファンは牛乳・チーズ・ヨーグルト、豆腐・納豆・醤油、マグロ、かつお、アーモンド・ピーナッツ、卵などに含まれます。
セロトニンを作るためには、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンも必要です。
ビタミンB6はレバーやにんにく、マグネシウムは大豆・魚介類・海藻類、ナイアシンはきのこ類や緑黄色野菜に含まれています。
また、よく噛んで食べることでも、セロトニンは分泌されます。30回以上噛むようにしてください。
以上のように、イライラしたり、落ち込んだときは、朝散歩をして、朝日を浴びて30分歩くのがおすすめ。
わざわざウォーキングの時間を作らなくても、通勤や通学の時でOKです。
また、朝食をしっかり食べてセロトニンを作る原料をとることが、イライラや落ち込みを少なくしてくれますので、やはり食事も大事ですよね。
ちなみに私は、毎日通勤の往復(帰りは夜なんで日光はあたりませんが)プラスジムへの往復で、日光に当たる+歩くはクリアできてると思います。
そして、トリプトファン。
アミノ酸は私、誰よりも摂取してる自信があります(笑)
ってことで、イライラや落ち込みの原因はないと思われるんですが…
落ち込みはほとんどないですが、イライラは結構あったり…
もうこれは性格上の問題かもしれませんね…
てことで、今日も何とかイライラしないよう、ジム行ってきます(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月14日金曜日。
今週もここまで来ましたね〜。
ここまでくると、さくっと仕事を終えて楽しい週末を迎えたいと思うのは誰しも同じ。
でもそういう時に限って、仕事が忙しくなったり、仕事が増えたりとなかなか思うようにいきません。
で、そんな時に人間は非常にイライラしちゃうわけです。
普段は何でもない事でも、状況に応じてイライラしたりまたは気分が落ち込んだりと…
生きてれば、こういう負の感情って出てきて当然ですよね。
しかし、こういった感情が心と身体、ひいては健康被害から、寿命にも関わってくるというのはみなさんもご存知でしょう。
つまり、こういう感情になるだけで身体に悪いわけですから、出来ればこういう感情になりたくないですよね。
では、こういう事はないですか?
全く同じシチュエーションでも、腹が立つ場合とそうでない場合…
同じ、忙しくてバタバタしてる状況だとしても、イライラしていまう時と、なんか充実感漲る時と…
出来れば後者でいたいでしょ?
じゃ、この感じ方の違いは何かという事なんですが、ひとつの原因として、脳内ホルモンが関係してると考えられてます。
脳内ホルモンには、痛み止めの作用のあるベータ・エンドルフィン、快楽を感じた時に分泌されるドーパミン、そして、ハッピー・ホルモンと呼ばれるセロトニンなどがあります。
中でも、セロトニンには、満足感、活性感を与え、気持ちを安定させる効果があり、イライラや落ち込みに関係すると言われています。ですからセロトニンの分泌が不十分だと満足感、活性感を感じることがなく、気持ちが不安定となりイライラしたり落ち込んだりを普段より感じてしまうわけですね。
ですが、イライラというと、ストレスが原因と考えられるのが一般的ですし、落ち込みは心のエネルギー不足というように、心の問題と捉えられていますよね。
しかし、心だけの問題ではありません。例えば、「季節性鬱病」という疾患があります。普通の人でも、秋になると何とな〜く、メランコリー(笑)になりますよね。
この病気は、秋口から冬にかけて、落ち込みや活動の減少などの鬱症状が出現するもので、春から夏にかけて改善するという疾患です。
この季節性、何となく秋は寂しげだからとかって理由じゃなく、その原因は日照不足にあるとされています。
日照不足からセロトニンが不足して、鬱症状が発現するというものです。季節性鬱病ならずとも、鬱病においてもセロトニン不足が指摘され、セロトニンを補う薬を処方することがありますから…
また、セロトニンは興奮性の脳内ホルモンのノルアドレナリンやドーパミンによる興奮を抑えますので、イライラを抑えます。
イライラしたり落ち込んでしまった時には、ストレス発散とともに、セロトニンを分泌させることが肝心となるわけですね。
ご理解いただけました?
セロトニンが結構、重要な役目を担ってるって事が…
では、実際どうすればセロトニンを分泌させる事が出来るのか?
これを具体的に考えてみましょう。
日光を浴びること。
先にも述べたように日照不足がセロトニンの分泌不足を引き起こします。人工の照明ですと、照度不足から、セロトニンの分泌を促進する効果はありません(日サロじゃ意味ないって事ですね)
紫外線が気になるところですが、1日30分でも良いので、日光に当たるようにしてください(日焼け止めを塗ってもOKですから…)。
歩くこと(リズム運動)
歩くだけでも、セロトニンを分泌させる効果があります。そのポイントは次のとおりです。
@ 30分以上歩くこと。セロトニンは歩き始めて30分弱経ったときに分泌し始めます。
A 集中して歩くこと。「ながらスマホ」で歩いてもセロトニンを分泌させる効果はありません。ただし、音楽を聞きながらの場合はOKです。
B 継続すること。この効果はすぐに得られるものではありません。我慢して続けてください。
食事
セロトニンの原料はトリプトファンと呼ばれるアミノ酸です。
トリプトファンは牛乳・チーズ・ヨーグルト、豆腐・納豆・醤油、マグロ、かつお、アーモンド・ピーナッツ、卵などに含まれます。
セロトニンを作るためには、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンも必要です。
ビタミンB6はレバーやにんにく、マグネシウムは大豆・魚介類・海藻類、ナイアシンはきのこ類や緑黄色野菜に含まれています。
また、よく噛んで食べることでも、セロトニンは分泌されます。30回以上噛むようにしてください。
以上のように、イライラしたり、落ち込んだときは、朝散歩をして、朝日を浴びて30分歩くのがおすすめ。
わざわざウォーキングの時間を作らなくても、通勤や通学の時でOKです。
また、朝食をしっかり食べてセロトニンを作る原料をとることが、イライラや落ち込みを少なくしてくれますので、やはり食事も大事ですよね。
ちなみに私は、毎日通勤の往復(帰りは夜なんで日光はあたりませんが)プラスジムへの往復で、日光に当たる+歩くはクリアできてると思います。
そして、トリプトファン。
アミノ酸は私、誰よりも摂取してる自信があります(笑)
ってことで、イライラや落ち込みの原因はないと思われるんですが…
落ち込みはほとんどないですが、イライラは結構あったり…
もうこれは性格上の問題かもしれませんね…
てことで、今日も何とかイライラしないよう、ジム行ってきます(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院