宇宙は広いね(笑)
2025年03月28日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
3月28日の金曜日でございます。
何でも今日は「シルクロードの日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
宇宙最大の構造、巨大な銀河の集まりが発見されたそうです。
長さは天の川銀河の1万3000倍なんだとか…。
これまでで宇宙最大となる構造が発見されたそうです。
それは13億光年にまたがる銀河団と超銀河団の集まりで、そこに含まれる質量は太陽20京個分と圧倒的なものだそうです。
この想像不能なほど巨大かつ複雑な構造は、インカ帝国の紐に結び目をつけて記述する道具「キープ(Quipu)」を連想させることから、「キープ超構造(Quipu superstructure)」と名付けられています。
巨視的に見れば、この構造は1本の長いフィラメントと、複数の枝フィラメントで構成されています。
その長さは、天の川銀河の13,000倍以上におよび、これまで最大とされた「ラニアケア超銀河団」を凌駕する可能性があるという話です。
既知のものとしては宇宙最大の構造とされるキープ超構造は、「赤方偏移」で宇宙に分布する物質の地図を作ろうというかねてからの取り組みの一環で発見されました。
赤方偏移とは、光源が観察者から離れることで、その波長が長くなり、スペクトルの赤い方向にずれる現象のことで、遠ざかる救急車のサイレンが低く聞こえる音のドップラー効果にも似ています。
これまで赤方偏移0.3までの天体なら詳しく地図化されてきたが、今回の新たな研究では、赤方偏移0.3〜0.6の範囲に焦点が当てられました。
こうした赤方偏移が大きな天体ほど、遠くにあると考えられます。
そして発見された構造は、どれも地球から4.25億〜8.15億光年の範囲内にあり、長さは13億光年あるそうです。
数字だけをみるなら、長さ100億光年に達する「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」の方がより大きいとも考えられます。
ですが、これについては偶然壁のように見えているだけの可能性もあり、本当に存在するのか議論の決着がついていません。
キープ超構造は今回の観測データでは最大の構造だが、このほかにもさら4つの巨大構造が確認されています。
そのうちの1つは「シャプレー超銀河団」。これはかつて宇宙最大の構造とされていたこともありますが、今回の大規模構造の中では最小です。
「へび座・かんむり座超構造」「ヘルクレス座超銀河団」「ちょうこくしつ座・ペガスス座超構造」は、いずれもシャプレー超銀河団を上まわります。
宇宙の大規模構造の名に恥じることなく、これら5つの構造には、観測可能な宇宙に存在する銀河団の45%、銀河の30%、物質の25%が含まれます。
その体積は宇宙の13%を占めるという事らしいです。
それゆえに宇宙全体の環境に影響を与えていると考えられています。
たとえば、それはビッグバンの名残で、宇宙であまねく観測される「宇宙マイクロ波背景放射」に影響します。
また、5つの大規模構造に属する銀河の流れるスピードが、宇宙の膨張スピード(ハッブル定数)の計測結果を左右する可能性も判明しました。
さらに膨大な量の物質が存在するために、重力レンズ効果が生じ、遠くの宇宙の姿を歪ませてしまうこともあるという話です。
こうしたことを踏まえれば、これらの宇宙の大規模構造が銀河の進化に与えた影響も調べられるかもしれません。
ですがこれほど壮大なスケールの構造でも、その存在自体は儚いものでしかありません。
宇宙は常に膨張しているため、銀河団は引き離され、やがては分裂する運命にあるからです。
巨大な姿でいられるのは今だけのことなんですね。
それでも現時点においては、物理的性質や環境において宇宙でも特別な存在であり、注目に値するとのことです。
壮大な話過ぎて、よく分からない部分はスルーしても、やっぱ宇宙は広いねってことです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月28日の金曜日でございます。
何でも今日は「シルクロードの日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
宇宙最大の構造、巨大な銀河の集まりが発見されたそうです。
長さは天の川銀河の1万3000倍なんだとか…。
これまでで宇宙最大となる構造が発見されたそうです。
それは13億光年にまたがる銀河団と超銀河団の集まりで、そこに含まれる質量は太陽20京個分と圧倒的なものだそうです。
この想像不能なほど巨大かつ複雑な構造は、インカ帝国の紐に結び目をつけて記述する道具「キープ(Quipu)」を連想させることから、「キープ超構造(Quipu superstructure)」と名付けられています。
巨視的に見れば、この構造は1本の長いフィラメントと、複数の枝フィラメントで構成されています。
その長さは、天の川銀河の13,000倍以上におよび、これまで最大とされた「ラニアケア超銀河団」を凌駕する可能性があるという話です。
既知のものとしては宇宙最大の構造とされるキープ超構造は、「赤方偏移」で宇宙に分布する物質の地図を作ろうというかねてからの取り組みの一環で発見されました。
赤方偏移とは、光源が観察者から離れることで、その波長が長くなり、スペクトルの赤い方向にずれる現象のことで、遠ざかる救急車のサイレンが低く聞こえる音のドップラー効果にも似ています。
これまで赤方偏移0.3までの天体なら詳しく地図化されてきたが、今回の新たな研究では、赤方偏移0.3〜0.6の範囲に焦点が当てられました。
こうした赤方偏移が大きな天体ほど、遠くにあると考えられます。
そして発見された構造は、どれも地球から4.25億〜8.15億光年の範囲内にあり、長さは13億光年あるそうです。
数字だけをみるなら、長さ100億光年に達する「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォール」の方がより大きいとも考えられます。
ですが、これについては偶然壁のように見えているだけの可能性もあり、本当に存在するのか議論の決着がついていません。
キープ超構造は今回の観測データでは最大の構造だが、このほかにもさら4つの巨大構造が確認されています。
そのうちの1つは「シャプレー超銀河団」。これはかつて宇宙最大の構造とされていたこともありますが、今回の大規模構造の中では最小です。
「へび座・かんむり座超構造」「ヘルクレス座超銀河団」「ちょうこくしつ座・ペガスス座超構造」は、いずれもシャプレー超銀河団を上まわります。
宇宙の大規模構造の名に恥じることなく、これら5つの構造には、観測可能な宇宙に存在する銀河団の45%、銀河の30%、物質の25%が含まれます。
その体積は宇宙の13%を占めるという事らしいです。
それゆえに宇宙全体の環境に影響を与えていると考えられています。
たとえば、それはビッグバンの名残で、宇宙であまねく観測される「宇宙マイクロ波背景放射」に影響します。
また、5つの大規模構造に属する銀河の流れるスピードが、宇宙の膨張スピード(ハッブル定数)の計測結果を左右する可能性も判明しました。
さらに膨大な量の物質が存在するために、重力レンズ効果が生じ、遠くの宇宙の姿を歪ませてしまうこともあるという話です。
こうしたことを踏まえれば、これらの宇宙の大規模構造が銀河の進化に与えた影響も調べられるかもしれません。
ですがこれほど壮大なスケールの構造でも、その存在自体は儚いものでしかありません。
宇宙は常に膨張しているため、銀河団は引き離され、やがては分裂する運命にあるからです。
巨大な姿でいられるのは今だけのことなんですね。
それでも現時点においては、物理的性質や環境において宇宙でも特別な存在であり、注目に値するとのことです。
壮大な話過ぎて、よく分からない部分はスルーしても、やっぱ宇宙は広いねってことです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院