今も昔も
2025年02月24日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月24日の月曜日でございます。
なんでも今日は「月光仮面登場の日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
昔の60歳は今の70歳、 現代の高齢者は加齢による衰えが遅くなっているという、国際研究が発表されたようです。
元気な高齢者に年を聞くとびっくりすることがあります。
日本だと御年84歳のデヴィ婦人がぱっと頭に浮かびますが、現代は、過去と比較すると、元気な高齢者が多いことが、国際的な研究で明らかとなりました。
現在の70歳は、「認知」「運動能力」「心理」「感覚」といった体の機能が、かつての60歳に匹敵するレベルで維持されているそうです。
老いは誰にでも訪れるものですが、健康に対する知識・教育、栄養、衛生環境の改善、そして医療の進歩が、高齢者の生活の質を大きく向上させています。
米コロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院など、国際的な研究チームによる最新研究では、イギリス人の高齢化縦断研究データ「English Longitudinal Study of Aging」を分析して、現在の世代と過去の世代の老化に何か違いがないか調べられました。
この研究でユニークなのは、よくあるように病気の有無で健康かどうかを捉えていないことです。
そうではなく、認知機能・運動能力・心理・感覚能力といった体の機能をベースにして、人々が健康かどうかを計測したわけです。
その結果、現在の高齢者の健康レベルは、かつての世代に比べて大幅に改善していることがわかったそうなんです。
ある種の進化ともいえるのかもしれません。
確かに「進化」と考えたら納得いく部分はありますねぇ…。
研究の筆頭著者であるコロンビア大学のジョン・ビアード教授は、ニュースリリースで次のように説明しています。
例えば、1950年生まれの68歳は、その10年前に生まれた人の62歳と同じ能力を維持しています。
1940年生まれの人も、1930年や1920年生まれより体の機能が良好です(ビアード教授)
人々の老化が遅くなっている背景としては、教育によって健康についての知識が増えたことや、栄養や衛生が改善したことなどが考えられます。
また、ビアード教授は、関節置換術や慢性疾患の治療の改善など、医学の進歩も大きな要因の1つだろうと指摘しています。
とりわけ第二次世界大戦後生まれの人と戦前生まれの人では、改善が非常に大きかったことに驚いたそうです。
まぁ、日本でも戦後急に色々な事がある意味、改善されていきましたしねー。
色んなストレスなんかも減っていったことでしょう。
ただし、こうした老化の減速がこれからも続くとは限らないという話なんです。
社会問題となっている肥満がもっと増えれば、せっかくの若返り傾向も逆転してしまうかもしれないんだとか…。
また、より経済的に恵まれた人々がとりわけ大きな健康を享受している可能性も否定できません。
それでも「全体としてこの傾向は確かなもので、多くの人々にとって70歳は、新たに60歳になったようもの」と、ビアード教授は話しています。
なお研究チームは中国人を対象としたデータ(China Health and Retirement Longitudinal Study)でも分析を行い、同じ傾向を認めたそうなんです。
ただし、こちらの場合は、追跡期間が短いために、イギリス人を対象にした調査結果ほどにははっきりしていないとのことでしたが、おそらく国によってかなりの違いはあるでしょうけど、日本はその観点から言うとまぁまぁなんじゃないでしょうかね。
ですが、日本は実は自殺率が凄く高かったりしますから、ストレスという意味では世界のトップレベルなのかもしれません。
ストレスと死はある意味直結してますからね。
ストレスフリーに生きたいもんです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月24日の月曜日でございます。
なんでも今日は「月光仮面登場の日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
昔の60歳は今の70歳、 現代の高齢者は加齢による衰えが遅くなっているという、国際研究が発表されたようです。
元気な高齢者に年を聞くとびっくりすることがあります。
日本だと御年84歳のデヴィ婦人がぱっと頭に浮かびますが、現代は、過去と比較すると、元気な高齢者が多いことが、国際的な研究で明らかとなりました。
現在の70歳は、「認知」「運動能力」「心理」「感覚」といった体の機能が、かつての60歳に匹敵するレベルで維持されているそうです。
老いは誰にでも訪れるものですが、健康に対する知識・教育、栄養、衛生環境の改善、そして医療の進歩が、高齢者の生活の質を大きく向上させています。
米コロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院など、国際的な研究チームによる最新研究では、イギリス人の高齢化縦断研究データ「English Longitudinal Study of Aging」を分析して、現在の世代と過去の世代の老化に何か違いがないか調べられました。
この研究でユニークなのは、よくあるように病気の有無で健康かどうかを捉えていないことです。
そうではなく、認知機能・運動能力・心理・感覚能力といった体の機能をベースにして、人々が健康かどうかを計測したわけです。
その結果、現在の高齢者の健康レベルは、かつての世代に比べて大幅に改善していることがわかったそうなんです。
ある種の進化ともいえるのかもしれません。
確かに「進化」と考えたら納得いく部分はありますねぇ…。
研究の筆頭著者であるコロンビア大学のジョン・ビアード教授は、ニュースリリースで次のように説明しています。
例えば、1950年生まれの68歳は、その10年前に生まれた人の62歳と同じ能力を維持しています。
1940年生まれの人も、1930年や1920年生まれより体の機能が良好です(ビアード教授)
人々の老化が遅くなっている背景としては、教育によって健康についての知識が増えたことや、栄養や衛生が改善したことなどが考えられます。
また、ビアード教授は、関節置換術や慢性疾患の治療の改善など、医学の進歩も大きな要因の1つだろうと指摘しています。
とりわけ第二次世界大戦後生まれの人と戦前生まれの人では、改善が非常に大きかったことに驚いたそうです。
まぁ、日本でも戦後急に色々な事がある意味、改善されていきましたしねー。
色んなストレスなんかも減っていったことでしょう。
ただし、こうした老化の減速がこれからも続くとは限らないという話なんです。
社会問題となっている肥満がもっと増えれば、せっかくの若返り傾向も逆転してしまうかもしれないんだとか…。
また、より経済的に恵まれた人々がとりわけ大きな健康を享受している可能性も否定できません。
それでも「全体としてこの傾向は確かなもので、多くの人々にとって70歳は、新たに60歳になったようもの」と、ビアード教授は話しています。
なお研究チームは中国人を対象としたデータ(China Health and Retirement Longitudinal Study)でも分析を行い、同じ傾向を認めたそうなんです。
ただし、こちらの場合は、追跡期間が短いために、イギリス人を対象にした調査結果ほどにははっきりしていないとのことでしたが、おそらく国によってかなりの違いはあるでしょうけど、日本はその観点から言うとまぁまぁなんじゃないでしょうかね。
ですが、日本は実は自殺率が凄く高かったりしますから、ストレスという意味では世界のトップレベルなのかもしれません。
ストレスと死はある意味直結してますからね。
ストレスフリーに生きたいもんです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院