お疲れ様です。院長です。

2月11日の火曜日でございます。

今日は「建国記念の日」のですね。

これ、微妙ですけど「建国記念日」ではないですから覚えておいて損はないよ。

では元気にネタいきましょう。

なんでも2時間の会話で、その人の人格を85%再現する驚異のクローンAIが誕生したんだとか…。

「自分と同じ考えを持つクローンがいたら、仕事や作業がどれだけ楽になるだろう」。そんな夢が、AI技術によって現実味を帯びてきました。

たった2時間の会話（面接）だけで、その人と同じように考え、判断し、行動するクローンAIを作り出したそうで、その精度は85％に達するそうです。

この成果を生み出したのは、Googleとスタンフォード大学の研究チームで、このチームが開発した技術は、不気味なほど本人の人格を再現するそうなんです。

それはまるで、自分のクローンのように思えるかもしれないんだとか…。

Googleとスタンフォード大学による今回の研究では、1052人の参加者と2時間の面接（会話）を行い、その内容をベースに、彼らの人格を複製したクローンAIが作成されました。

研究チームはこの間、参加者1人1人にそれぞれの人生の物語や価値観、社会問題に関する意見などを質問しました。

研究チームによると、こうしたアプローチをとることで、よくある調査や人口統計データからはとらえきれない個々のニュアンスを学習できるそうなんです。

ですがとりわけ重要なのは、この面接を通じて、参加者が何を一番大切と考えているのか、研究者自身が感じ取れることだそうです。

クローンAIは、こうして聞き取ることができた内容をベースに生成されました。

クローンAIが生成された後、参加者とクローンAIに社会的態度や性格を評価するための同じテストや経済ゲームを受けてもらいました。

内容は総合的社会調査、ビッグファイブ式の人格評価、独裁者ゲーム、信頼ゲームといったものでした。

その結果、AIの反応が、元となった本人の反応に最大85%まで一致していることが明らかになったそうなんです。

ただし全ての項目ではないことには注意が必要です。

人格や社会的態度についての質問においては非常に高い一致率を示した一方で、経済的な判断が必要になるゲームの結果はそれほど正確ではなかったそうです。

研究チームによれば、一般にAIは、社会的ダイナミクス（人々の相互作用や行動がグループや社会全体に与える影響や変化の過程）や文脈的なニュアンスをともなうタスクが苦手なんだそうです。

しかし、人間の人格をそっくりそのまま再現したAIを開発して、研究チームは一体何をしようというのでしょう？

まさか人間社会にこっそりAIを紛れ込ませようなどと邪な狙いがあるのではないか？

実際、研究チームは、この技術が悪用される可能性についてきちんと認識しています。

AIやディープフェイク技術が悪用されるケースはすでに起きているのだから、警戒するのも当然でしょう。

ですが研究チームの本当の狙いは、こうした人間の行動を模倣するAIを通じて、これまでは倫理的な問題などで難しかった社会実験や経済実験を可能にすることです。

たとえば、何らかの政策を実行したり、新製品を発売したりする前に、クローンAIで人間の行動をシミュレーションすれば、事前にその結果を予測することが可能だと期待されています。

スタンフォード大学の博士課程学生で、この研究の主著者であるジュン・ソン・パク氏は、こう述べています。

自分そっくりの小さな分身がたくさんいて、自分が選びそうな決断をしてくれる…。

そんな未来が最終的にはやってくると思います（ジュン・ソン・パク氏）

なんかキモイな(笑)

わたくし院長、自分というもの自体がよくわかってないので、自分そっくりなＡＩに逆の観点から興味ありますけどね(笑)

ではまた〜




京都　中京区　円町　弘泉堂鍼灸接骨院