既視感(きしかん)デジャブ(déjà vu)
2016年09月01日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
さぁ、ついに9月ですねぇ〜…
暑い熱い夏も終わってしまいましたよ…
まぁ、昨日と今日と、気温もそんなに変わらないし、日付が違うだけですがやっぱ9月と8月じゃ響きが違うよね…
てことで、今日から秋バージョンに突入ですわ。
っても、何にも変わらないけどね(笑)
まぁ変わらないどころか、内容的にもいつも何となく同じ路線っていうか、ネタに偏りはあるよねぇ
そんな偏りの中でも、題材的に「脳」を扱うネタは非常に多いかと思います。
昨日も「脳」をだます話だったしね。
そして、9月一発目もその「脳」ネタです。
皆さんは、デジャヴ(既視感)って聞いたことありますか?
一度も見たり聞いたり体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることなんですが、誰でも一度くらいは経験があるかと思います。
例えば、初めて来た場所なのに、前に来た記憶があるとか、ハッと気づけば、この光景はまえに体験したことあるとか感じるやつですね…
で、この現象なんですが、まぁ、色々な説がありまして、ひどいのでは勘違い説、前世説なんかもあります。
前世に関しては、ちょっと否定するつもりもないですが、一旦置いておいて勘違いと言うものももちろんかなりのケースであると思われます。
というのも、前にも少し触れましたが、「記憶」と言うもの自体がメカニズムとしてまだ明確に解明されていない部分が多いんですよね。
ですから、自分の都合のいいように記憶を改ざんした結果、デジャブとなる場合も多々あると言われていました。
ですが、今回のお話は、そんな事じゃなくデジャブの発生の謎を解き明かしたとする博士が現れました。
その方はスコットランドのオコナー博士で、彼曰く、デジャブとは、脳自身が、記憶が正しいかどうかを確認することに起因しておきる現象だということなんですよね。
ですから、こうした奇妙な感覚を体験したことがないことのほうが、記憶の問題を抱えている恐れがあるという風にも伝えています。
オコナー博士は21名の被験者に対して、「ベッド、枕、夜、夢」といった互いに関連性があるが、「睡眠(Sleep)」のようなそれぞれを直接繋げるキーワードが含まれていない単語リストを読んで聞かせました。
これは偽の記憶を作り出す標準的な手法で、リストを読んだ後にそこに「睡眠」というワードが含まれていたかを問われると、通常は含まれていたと答えることが多くなるそうです。
んん…
確かにありそうやね。
今回の実験では、デジャヴを作り出すために、「S」で始まる単語が含まれていたか被験者に質問し、被験者はこれにノーと答えているが、その意図するところは、「睡眠(Sleep)」が含まれていなかったと憶えやすくさせる一方で、「睡眠」という単語自体には聞き覚えがあるような感じを持たせることが狙いなんだそうで、これがデジャヴの代理になるんですって…
んん…
日本語で言うとすると、「ベッド、枕、夜、夢」とか覚えさせておいて、「す」から始まる言葉はあったか?と尋ねて、これに「ノー」と答えさせるわけですね。確かに「す」から始まる言葉はないですから…
ですが、ここで被験者は「す」から始まる言葉を考えるとき頭の中に「睡眠」というワードを勝手に浮かべてるってことですね。
この記憶の食い違いが修正されて、それを意識的に感じるときにデジャヴが発生すると博士はいってます。
で、こうった仮説に対しての検証として、この出来事の間の脳の様子をfMRIで測定すると、脳の前頭部が記憶をチェックし、そこに何らかの記憶の誤りを発見した場合に信号を発信していることが判明しました。
どうやら、記憶の食い違いが修正され、それを意識的に感じるときに送られる信号が、デジャブの正体として考えられるわけですね。
何か難しい話になってきてますが、結論的にデジャブとは、脳が誤った記憶に対し、修正、防止することによっておこる現象と考えると、まぁ分かりやすいかもしれません。
つまり、前に見たことがある気がする場所ってケースは、今初めて見ている風景に、非常に「似た」風景を知っていて(この場合、その記憶は完全に蘇っていないからややこしいんですが…)この前の記憶を、誤りと修正する時にデジャブと感じるって事ですかね。
後、例えば友人と遊んでいて、あ、この光景前に見たとかんじる場合なんかでも、今見ている「光景」と非常によく似た過去の記憶を混同させてしまい(これも過去の記憶は完全に蘇っておらず、脳内で修正が行われることに対して本人は気づいていないわけですね)修正される過程でデジャブとなるようですね。
んん…
まぁ、こういう発見的なものは、大体納得できるような出来ない様な…(;´Д`)
ま、それはそうなんですが、このデジャブ、全く経験したことがないって人も実際にいます。
ではこういう人はどうなのかというと…
オコナー氏曰く、記憶力が優れ、記憶の誤りが少ないため、デジャヴも生じにくいのではないかという話です。
で、記憶と言えば加齢とともに勝手に衰えていきます。
こういった場合は、デジャブだらけなのかと言うと、実際はデジャブ的に感じていることも、加齢によりそのものの記憶が正しいのか間違ってるのかも判断できなくなっていて、その結果修正がうまく行われなくなるので、デジャブとはなりにくいと…
つまり、加齢によりもはや記憶がボケすぎて、修正していいのかどうかもわからないと(笑)
これには何となく納得できますね。
最近、記憶が模糊としすぎて、正しいかどうかというよりいつの話だったか、誰の事だったか判断する前段階で躓きますからねぇ…
デジャブすらなくなると、いよいよ記憶が曖昧で、修正さえされてないって事なんで、私は最近自分の記憶に自信を持たなくしています(笑)
間違えてるかもって前提で考えておくと、他の人にも確認するようになるし、書き留めたり、携帯に入力したりと色々手を打ちますからね。
でも、そのメモをなくしたり、携帯に入れてたことすら忘れたりともう手に負えませんが(笑)
てことで、9月の一発目は、自分の記憶力の低下を再認識させられる結果になってしまいましたが、まぁそこまで覚えてなきゃならないことも少ないしねぇ…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
さぁ、ついに9月ですねぇ〜…
暑い熱い夏も終わってしまいましたよ…
まぁ、昨日と今日と、気温もそんなに変わらないし、日付が違うだけですがやっぱ9月と8月じゃ響きが違うよね…
てことで、今日から秋バージョンに突入ですわ。
っても、何にも変わらないけどね(笑)
まぁ変わらないどころか、内容的にもいつも何となく同じ路線っていうか、ネタに偏りはあるよねぇ
そんな偏りの中でも、題材的に「脳」を扱うネタは非常に多いかと思います。
昨日も「脳」をだます話だったしね。
そして、9月一発目もその「脳」ネタです。
皆さんは、デジャヴ(既視感)って聞いたことありますか?
一度も見たり聞いたり体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることなんですが、誰でも一度くらいは経験があるかと思います。
例えば、初めて来た場所なのに、前に来た記憶があるとか、ハッと気づけば、この光景はまえに体験したことあるとか感じるやつですね…
で、この現象なんですが、まぁ、色々な説がありまして、ひどいのでは勘違い説、前世説なんかもあります。
前世に関しては、ちょっと否定するつもりもないですが、一旦置いておいて勘違いと言うものももちろんかなりのケースであると思われます。
というのも、前にも少し触れましたが、「記憶」と言うもの自体がメカニズムとしてまだ明確に解明されていない部分が多いんですよね。
ですから、自分の都合のいいように記憶を改ざんした結果、デジャブとなる場合も多々あると言われていました。
ですが、今回のお話は、そんな事じゃなくデジャブの発生の謎を解き明かしたとする博士が現れました。
その方はスコットランドのオコナー博士で、彼曰く、デジャブとは、脳自身が、記憶が正しいかどうかを確認することに起因しておきる現象だということなんですよね。
ですから、こうした奇妙な感覚を体験したことがないことのほうが、記憶の問題を抱えている恐れがあるという風にも伝えています。
オコナー博士は21名の被験者に対して、「ベッド、枕、夜、夢」といった互いに関連性があるが、「睡眠(Sleep)」のようなそれぞれを直接繋げるキーワードが含まれていない単語リストを読んで聞かせました。
これは偽の記憶を作り出す標準的な手法で、リストを読んだ後にそこに「睡眠」というワードが含まれていたかを問われると、通常は含まれていたと答えることが多くなるそうです。
んん…
確かにありそうやね。
今回の実験では、デジャヴを作り出すために、「S」で始まる単語が含まれていたか被験者に質問し、被験者はこれにノーと答えているが、その意図するところは、「睡眠(Sleep)」が含まれていなかったと憶えやすくさせる一方で、「睡眠」という単語自体には聞き覚えがあるような感じを持たせることが狙いなんだそうで、これがデジャヴの代理になるんですって…
んん…
日本語で言うとすると、「ベッド、枕、夜、夢」とか覚えさせておいて、「す」から始まる言葉はあったか?と尋ねて、これに「ノー」と答えさせるわけですね。確かに「す」から始まる言葉はないですから…
ですが、ここで被験者は「す」から始まる言葉を考えるとき頭の中に「睡眠」というワードを勝手に浮かべてるってことですね。
この記憶の食い違いが修正されて、それを意識的に感じるときにデジャヴが発生すると博士はいってます。
で、こうった仮説に対しての検証として、この出来事の間の脳の様子をfMRIで測定すると、脳の前頭部が記憶をチェックし、そこに何らかの記憶の誤りを発見した場合に信号を発信していることが判明しました。
どうやら、記憶の食い違いが修正され、それを意識的に感じるときに送られる信号が、デジャブの正体として考えられるわけですね。
何か難しい話になってきてますが、結論的にデジャブとは、脳が誤った記憶に対し、修正、防止することによっておこる現象と考えると、まぁ分かりやすいかもしれません。
つまり、前に見たことがある気がする場所ってケースは、今初めて見ている風景に、非常に「似た」風景を知っていて(この場合、その記憶は完全に蘇っていないからややこしいんですが…)この前の記憶を、誤りと修正する時にデジャブと感じるって事ですかね。
後、例えば友人と遊んでいて、あ、この光景前に見たとかんじる場合なんかでも、今見ている「光景」と非常によく似た過去の記憶を混同させてしまい(これも過去の記憶は完全に蘇っておらず、脳内で修正が行われることに対して本人は気づいていないわけですね)修正される過程でデジャブとなるようですね。
んん…
まぁ、こういう発見的なものは、大体納得できるような出来ない様な…(;´Д`)
ま、それはそうなんですが、このデジャブ、全く経験したことがないって人も実際にいます。
ではこういう人はどうなのかというと…
オコナー氏曰く、記憶力が優れ、記憶の誤りが少ないため、デジャヴも生じにくいのではないかという話です。
で、記憶と言えば加齢とともに勝手に衰えていきます。
こういった場合は、デジャブだらけなのかと言うと、実際はデジャブ的に感じていることも、加齢によりそのものの記憶が正しいのか間違ってるのかも判断できなくなっていて、その結果修正がうまく行われなくなるので、デジャブとはなりにくいと…
つまり、加齢によりもはや記憶がボケすぎて、修正していいのかどうかもわからないと(笑)
これには何となく納得できますね。
最近、記憶が模糊としすぎて、正しいかどうかというよりいつの話だったか、誰の事だったか判断する前段階で躓きますからねぇ…
デジャブすらなくなると、いよいよ記憶が曖昧で、修正さえされてないって事なんで、私は最近自分の記憶に自信を持たなくしています(笑)
間違えてるかもって前提で考えておくと、他の人にも確認するようになるし、書き留めたり、携帯に入力したりと色々手を打ちますからね。
でも、そのメモをなくしたり、携帯に入れてたことすら忘れたりともう手に負えませんが(笑)
てことで、9月の一発目は、自分の記憶力の低下を再認識させられる結果になってしまいましたが、まぁそこまで覚えてなきゃならないことも少ないしねぇ…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院