チーズと悪夢
2025年01月08日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
1月8日の水曜日でございます。
今日は「平成改元の日」なんだそうです。
わたくし院長、ちょうど20歳でしたしよく覚えてます(笑)
では元気にネタいきましょう。
海外では何故か、寝る前にチーズを食べると高確率で「奇妙で鮮明な夢を見る」と言われているんだそうです。
また、古来から魔術にチーズが使用されることが多かったという話もあるそうです。
果たしてこれは単なる迷信なのでしょうか?
人間の思い込みでしょうか?
それとも科学的根拠があるのでしょうか?
チーズと夢の関係について深堀ってみましょう。
チーズを食べると奇妙な夢を見たり、妙に鮮明な夢を体験したりすると言われだしたのは、実は古代ギリシャ時代にまで遡るそうです。
古代ギリシャのヒポクラテスやガレノスが提唱し、長らく信じられていた医学理論「体液病理学」では、人間の体液のバランスにより病気が引き起こされるという考えから、消化しにくい食品で悪夢をみるとされてきました。
19世紀には、チーズだけでなくやアーモンド、キュウリ、アボカドも悪夢につながるとされました。
こうした考えは、ディケンズの『クリスマス・キャロル』の中でエベネーザ・スクルージが、ジェイコブ・マーレイの幽霊は未消化の食事の産物だと非難する場面にも出てくるそうです。
チーズが悪夢の原因だという考えは、2005年に英国チーズ協会(現在は解散)がチーズを食べると鮮明な夢をみるかどうかという研究に資金を提供したことで、かなり支持されたそうです。
1週間にわたるこの研究には200名のボランティアが参加し、様々なチーズを使って行われましたが、結局奇妙な夢を見た確率が多かったのはスティルトンチーズだけで、他の種類のチーズはそんなことはなかったそうです。
またこの研究は、きちんとした学術誌に掲載されたわけでもなく、それほど科学的なものではなかったということですが、チーズと夢の関係性を一般の人々の脳裏に植えつけました。
チーズに含まれる乳製品が関係しているのではないかという仮説もありましたが、現時点ではチーズが悪夢を引き起こす確かな科学的証拠はないようです。
少なくとも、日本ではこんな話し、聞いたことないもんねぇ…。
2015年に行われたカナダの研究で、悪夢と食べ物や食生活との関係を調査したところ、382人の被験者のうちおよそ18%が乳製品が悪夢や睡眠不足の原因だと考えていることがわかりました。
しかし、これも因果関係を明確に示すものではなく、基本的に文化的な現象だとみなす「民間伝承仮説」の一例にすぎないとされています。
「民間伝承仮説」とは、文化や世代を超えて受け継がれる特定の信念が、人々の心理や体験に影響を与えるという考え方です。
例えば、ピクルスを食べると奇妙な夢をみる、という迷信がある文化では、それを信じた人々が実際にそのような夢を体験したと感じる可能性があるわけです。
これは、食べ物が直接夢に影響を与えるというよりも、心理的・文化的な要因が関与していると考えられています。
現時点では、チーズが悪夢を引き起こすという科学的な証拠は存在していません。
しかし、食生活や特定の食べ物が睡眠や夢にどのような影響を与えるかを解明する研究は、まだ十分に行われていないのも事実です。
何世紀も人々が食べ物と夢を結びつけてきたことを考えるとかなり奇妙だとも言えます。
将来的に、チーズを含む特定の食品と夢の間に間接的なつながりが見つかる可能性もあるかもしれません。
が、これはおそらく無理でしょう(笑)
夢自体が、なぜ見るかのメカニズムもキチンと解明されてませんし、当然ながら体調なり心身の状態が影響しすぎて調べようがないわねぇ…。
てか、チーズ食べて悪夢みるとか(笑)
くだらなすぎますね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月8日の水曜日でございます。
今日は「平成改元の日」なんだそうです。
わたくし院長、ちょうど20歳でしたしよく覚えてます(笑)
では元気にネタいきましょう。
海外では何故か、寝る前にチーズを食べると高確率で「奇妙で鮮明な夢を見る」と言われているんだそうです。
また、古来から魔術にチーズが使用されることが多かったという話もあるそうです。
果たしてこれは単なる迷信なのでしょうか?
人間の思い込みでしょうか?
それとも科学的根拠があるのでしょうか?
チーズと夢の関係について深堀ってみましょう。
チーズを食べると奇妙な夢を見たり、妙に鮮明な夢を体験したりすると言われだしたのは、実は古代ギリシャ時代にまで遡るそうです。
古代ギリシャのヒポクラテスやガレノスが提唱し、長らく信じられていた医学理論「体液病理学」では、人間の体液のバランスにより病気が引き起こされるという考えから、消化しにくい食品で悪夢をみるとされてきました。
19世紀には、チーズだけでなくやアーモンド、キュウリ、アボカドも悪夢につながるとされました。
こうした考えは、ディケンズの『クリスマス・キャロル』の中でエベネーザ・スクルージが、ジェイコブ・マーレイの幽霊は未消化の食事の産物だと非難する場面にも出てくるそうです。
チーズが悪夢の原因だという考えは、2005年に英国チーズ協会(現在は解散)がチーズを食べると鮮明な夢をみるかどうかという研究に資金を提供したことで、かなり支持されたそうです。
1週間にわたるこの研究には200名のボランティアが参加し、様々なチーズを使って行われましたが、結局奇妙な夢を見た確率が多かったのはスティルトンチーズだけで、他の種類のチーズはそんなことはなかったそうです。
またこの研究は、きちんとした学術誌に掲載されたわけでもなく、それほど科学的なものではなかったということですが、チーズと夢の関係性を一般の人々の脳裏に植えつけました。
チーズに含まれる乳製品が関係しているのではないかという仮説もありましたが、現時点ではチーズが悪夢を引き起こす確かな科学的証拠はないようです。
少なくとも、日本ではこんな話し、聞いたことないもんねぇ…。
2015年に行われたカナダの研究で、悪夢と食べ物や食生活との関係を調査したところ、382人の被験者のうちおよそ18%が乳製品が悪夢や睡眠不足の原因だと考えていることがわかりました。
しかし、これも因果関係を明確に示すものではなく、基本的に文化的な現象だとみなす「民間伝承仮説」の一例にすぎないとされています。
「民間伝承仮説」とは、文化や世代を超えて受け継がれる特定の信念が、人々の心理や体験に影響を与えるという考え方です。
例えば、ピクルスを食べると奇妙な夢をみる、という迷信がある文化では、それを信じた人々が実際にそのような夢を体験したと感じる可能性があるわけです。
これは、食べ物が直接夢に影響を与えるというよりも、心理的・文化的な要因が関与していると考えられています。
現時点では、チーズが悪夢を引き起こすという科学的な証拠は存在していません。
しかし、食生活や特定の食べ物が睡眠や夢にどのような影響を与えるかを解明する研究は、まだ十分に行われていないのも事実です。
何世紀も人々が食べ物と夢を結びつけてきたことを考えるとかなり奇妙だとも言えます。
将来的に、チーズを含む特定の食品と夢の間に間接的なつながりが見つかる可能性もあるかもしれません。
が、これはおそらく無理でしょう(笑)
夢自体が、なぜ見るかのメカニズムもキチンと解明されてませんし、当然ながら体調なり心身の状態が影響しすぎて調べようがないわねぇ…。
てか、チーズ食べて悪夢みるとか(笑)
くだらなすぎますね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院