氷の下の秘密基地
2024年12月23日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
12月23日の月曜日でございます。
本日は、「東京タワー完成の日」なんだそうです。
因みに1958年(昭和33年)だそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、NASAのレーダーが、北極圏の氷床下で冷戦時代の秘密の米軍核軍事基地を偶然発見したんだとか…。
北極圏にあるグリーンランド氷床の調査を行っていたNASAの航空機が、冷戦中に米軍が密かに建設し、放棄した「氷の下の秘密基地」を偶然発見しました。
地球温暖化によって氷が溶け、その姿が露わになったものと思われます。
それが初めてレーダーに現れたとき、NASAの科学者、チャド・グリーン氏らエンジニアチームは、自分たちが何を見ているのか分からなかったといっています。
2024年4月、NASAの航空機ガルフストリームVがグリーンランド上空から氷床の深さや下の岩盤層をレーダーでマッピングしていたとき、冷戦時代に氷の下に秘密裏に建設された米軍基地、キャンプ・センチュリーの姿をとらえました。
これは、核弾頭を搭載した中距離弾道ミサイル(IRBM)をソ連領内へ打ち込む射程距離内に設置するという冷戦時代の極秘プロジェクト「アイスワーム計画」の拠点だったようです。
ですが、この計画は結局頓挫し、冷戦時代の負の遺産として氷に閉ざされてうち捨てられたままになっていたようです。
かつて米軍が掘り出した氷が保管されていたことも忘れ去られていましたが、2017年にその氷の中から植物の種子や葉など100万年前の化石が見つかりました。
つまり、かつてのグリーンランドは緑に覆われていた地だったことが判明したわけです。
米軍基地キャンプ・センチュリーの建設は1959年に始まったが、絶えず変化する氷床でトンネルが崩壊しないようするためのコストや諸々の課題のため、1967年に放棄されました。
この基地は氷床下に直接掘られたいくつものトンネルで構成されています。
全長4km、氷床下8.5mの開削トンネル、つまり屋根のある塹壕にミサイル部隊が配備されることになっていました。
キャンプ・センチュリーが放棄されたとき、武器、汚水、燃料、その他の汚染物質がそ のまま残されたわけなんですね。
さらに、原子炉は撤去されたようですが、核廃棄物が残されていて潜在的に危険を孕んでいました。
近年の地球温暖化でグリーンランドの氷床が溶け、これら危険な遺物が表面に出てくる恐れがあるわけです。
米国政府は2017年に気候変動の現実とそれがもたらすリスクを認め、キャンプ・センチュリーをめぐる相互安全保障の問題を解決するため、デンマーク政府およびグリーンランド当局と協力すると発表しました。
現在のキャンプ・センチュリーは、気候変動がグリーンランドの氷床にどのような影響をもたらすかを測定するという意味で、警告や道標としての役割を果たしているといえるかもしれません。
今、NASAは調査で収集したデータを活用して、気候変動と氷床の融解によって埋もれている核廃棄物、化学廃棄物、その他放射性廃棄物が地表に現れる可能性があるかどうかを推定する今後の取り組みに役立てようとしているようです。
冷戦時代の影響はいまだに消えていないわけですね。
っていうか、放棄してそのままほったらかしにしとくって、何考えてんでしょうね(笑)
それと、今回の問題も、その冷戦時代の負の遺産も問題ですけど、根本的にはやはり温暖化の影響ってのが大きいわけで、そこをもっと世界が何とかしにいかないと、こんな問題、これからもゴロゴロ出てきますよ。
もう手遅れかもしれませんけど、手遅れなら手遅れなりの対処もあるでしょうし、放置しててもどうにもならんと思うんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月23日の月曜日でございます。
本日は、「東京タワー完成の日」なんだそうです。
因みに1958年(昭和33年)だそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、NASAのレーダーが、北極圏の氷床下で冷戦時代の秘密の米軍核軍事基地を偶然発見したんだとか…。
北極圏にあるグリーンランド氷床の調査を行っていたNASAの航空機が、冷戦中に米軍が密かに建設し、放棄した「氷の下の秘密基地」を偶然発見しました。
地球温暖化によって氷が溶け、その姿が露わになったものと思われます。
それが初めてレーダーに現れたとき、NASAの科学者、チャド・グリーン氏らエンジニアチームは、自分たちが何を見ているのか分からなかったといっています。
2024年4月、NASAの航空機ガルフストリームVがグリーンランド上空から氷床の深さや下の岩盤層をレーダーでマッピングしていたとき、冷戦時代に氷の下に秘密裏に建設された米軍基地、キャンプ・センチュリーの姿をとらえました。
これは、核弾頭を搭載した中距離弾道ミサイル(IRBM)をソ連領内へ打ち込む射程距離内に設置するという冷戦時代の極秘プロジェクト「アイスワーム計画」の拠点だったようです。
ですが、この計画は結局頓挫し、冷戦時代の負の遺産として氷に閉ざされてうち捨てられたままになっていたようです。
かつて米軍が掘り出した氷が保管されていたことも忘れ去られていましたが、2017年にその氷の中から植物の種子や葉など100万年前の化石が見つかりました。
つまり、かつてのグリーンランドは緑に覆われていた地だったことが判明したわけです。
米軍基地キャンプ・センチュリーの建設は1959年に始まったが、絶えず変化する氷床でトンネルが崩壊しないようするためのコストや諸々の課題のため、1967年に放棄されました。
この基地は氷床下に直接掘られたいくつものトンネルで構成されています。
全長4km、氷床下8.5mの開削トンネル、つまり屋根のある塹壕にミサイル部隊が配備されることになっていました。
キャンプ・センチュリーが放棄されたとき、武器、汚水、燃料、その他の汚染物質がそ のまま残されたわけなんですね。
さらに、原子炉は撤去されたようですが、核廃棄物が残されていて潜在的に危険を孕んでいました。
近年の地球温暖化でグリーンランドの氷床が溶け、これら危険な遺物が表面に出てくる恐れがあるわけです。
米国政府は2017年に気候変動の現実とそれがもたらすリスクを認め、キャンプ・センチュリーをめぐる相互安全保障の問題を解決するため、デンマーク政府およびグリーンランド当局と協力すると発表しました。
現在のキャンプ・センチュリーは、気候変動がグリーンランドの氷床にどのような影響をもたらすかを測定するという意味で、警告や道標としての役割を果たしているといえるかもしれません。
今、NASAは調査で収集したデータを活用して、気候変動と氷床の融解によって埋もれている核廃棄物、化学廃棄物、その他放射性廃棄物が地表に現れる可能性があるかどうかを推定する今後の取り組みに役立てようとしているようです。
冷戦時代の影響はいまだに消えていないわけですね。
っていうか、放棄してそのままほったらかしにしとくって、何考えてんでしょうね(笑)
それと、今回の問題も、その冷戦時代の負の遺産も問題ですけど、根本的にはやはり温暖化の影響ってのが大きいわけで、そこをもっと世界が何とかしにいかないと、こんな問題、これからもゴロゴロ出てきますよ。
もう手遅れかもしれませんけど、手遅れなら手遅れなりの対処もあるでしょうし、放置しててもどうにもならんと思うんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院