お疲れ様です。院長です。

12月2日の月曜日でございます。

今日は、日本人宇宙飛行記念日なんだそうですよ。

では元気にネタいきましょう。

2024年11月6日、アメリカのサウスカロライナ州で、研究施設にいた猿たちが集団で脱走し、まだ1匹も捕まっておらず、野放しの状態になっているそうなんです。

警察では地域住民に自宅の施錠を促すとともに、見かけた場合は近づいたりせず、必ず通報するよう要請しています。

この脱走劇は、サウスカロライナ州イェマシーにある「アルファジェネシス霊長類研究センター」で発生しました。

このセンターは、世界最大規模の猿の飼育・繁殖業者の一つで、生物学や医学の研究用に、「最高品質の非ヒト霊長類の生産とバイオ研究サービス」を提供している企業だそうです。

今回脱走したのは43匹のアカゲザルで、6日の午後1時に脱走の事実を現地の警察署に通報。

8日午後5時の段階で、まだ1匹も見つかっていないとのことです。

この43匹は全て若いメスで、まだ研究に使用されたことのない個体だという話です。

そのためなんらかの病気やウイルスなどに感染している可能性は低いらしいですが…。

現地のイェマシー警察も、「健康上のリスクはない」と発表していますが、同時に住民に向けて以下のように注意を促しています。

住民の皆さんは、ドアと窓を施錠しておいてください。

どんな状況下でも、この猿たちを見かけても近づかないように。

1匹でも目撃した方は、すぐに警察に通報し、接近や接触は控えてください。

彼らは非常に敏感で驚きやすいので、これ以上怯えさせないように、センターのある地域へ近づくのは避けるようお願いします。

現在、センターでは猿たちを安全に捕獲するために、餌で彼らを呼び寄せようとしています。

我々警察も、近隣の保安官事務所や州の野生動物当局と共にセンターと協力し、一刻も早く彼らを確保するよう努力しています

脱走の原因はスタッフによる扉の閉め忘れらしいですが、アルファジェネシス霊長類研究センターでは実は以前にも同様の脱走劇が複数回発生しています。

2016年には19匹が脱走しましたが、その時は6時間以内にすべて捕獲できたそうです。

同センターは猿の管理が不適切であるとして、米国農務省から何度も違反行為を指摘されているらしいです。

今回は数も多く、また、時間が経っても1匹も発見されていないことから、住民らの不安も大きくなっています。

アカゲザルは非常に社交的な猿で、グループで行動する習性から、最初の数匹が外に出ると、残りの猿たちもその後を追って一緒に行ってしまうようなんです。

このセンターでは現在約6,700匹の猿たちが飼育されており、主にワクチンの開発や進行性脳障害の研究のための実験に使われるのだそうだ。

この事件を知った動物実験反対派の人々からは、「彼らをこのまま自由にしろ」という声も多く寄せられています。

猿の知能は人間に近いですが、身体構造は大きく異なります。

猿を実験動物として正当化するのは難しいと言えます。

地元ではチンパンジーから感染した危険なウイルスがまん延する「28日後…」や、猿の群れが街を襲う「ジュマンジ」といった映画が現実のものになるのでは？といったうわさも飛び交っているそうです。

まぁ、分からんでもないですな。

実験施設から逃げ出したって時点で、何もまだ実験してない個体ですよって言われても、信じられませんし、実際のところは分かりませんからねぇ…。

そして、野生化した猿なんて、もう捕まらないでしょう。

そして、その猿たちが実は何らかの実験を行っていたとしたら…。

って発想は、誰にでも浮かびますし、捕まらないってとこにさらに何の実験をしてたんだ？！

って勘ぐりも入りますよね(笑)

まぁ、猿からしたら施設に戻れば、実験動物に戻るわけですから、必死で逃げるでしょうし、本気出したケモノに人間が太刀打ちできるわけがない。

ま、今回の猿たちは何とか逃げて、静かに暮らせればいいですけど…。

ではまた〜。






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