海軍Wi-Fi
2024年10月07日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月7日の月曜日でございます。
今日は「トナーの日」なんだそうですよ。
ではネタいきましょう。
なんでも、米海軍上層部が秘密裏に軍艦にWi-Fiネットワークを導入していたことが判明したんだとか…。
現代人はネットのある生活が当たり前になっており、アクセスできない環境には耐えられなくなってきているのは事実でしょう。
それは愛国心あふれるはずの米海軍の士官たちですらそうだってようなんですねぇ。
軍艦に乗るクルーたちのネットアクセスは制限されています。
これは任務のための回線確保やサイバー攻撃からの防衛など、洋上での安全性を確保するため当然のことなんですね。
ところが、情報公開制度法にもとづくNavy Timesの報道によれば、米海軍の沿海域戦闘艦マンチェスターの幹部たちは、艦上でネットが使えないのが我慢できず、ひそかにスターリンクのアンテナを設置したという事らしいんです。
この不祥事の首謀者は、沿海域戦闘艦、マンチェスターの下士官グリセル・マレロ指揮上級上等兵曹(当時)という人でした。
2023年初頭、彼女は2800ドル(約40万円)でスターリンクの機器を購入し、沿海域戦闘艦、USSマンチェスターの艦上にこっそり設置する計画を立案したそうなんです。
しかも、この企てには少なくとも15人の幹部が関与してるそうで、彼らは海上で極秘にネットを楽しんでいたわけです。
スターリンクのアンテナは、高所での作業期間中に設置されたようです。
実際に誰が設置したのかまでは不明だそうですが、艦が西太平洋に向けて出航する前の晩にシステムは起動されたという話です。
前述したように、艦上でネット接続が制限されるのは船の安全を守るためで、マレロたちの行為は非常に危険なものなんですね。
にもかかわらず、彼女らはスターリンクのセキュリティ対策をあまり重視していなかったようなんです。
そのネットワークを「STINKY(クサいやつ)」と呼び、艦内のWi-Fi電波が十分でないことがわかると、ハワイ停泊中にルーターとケーブルを購入して接続の改善を試みたらしんです。
一部のクルーは怪しいネットワークの存在に気づき、マレロを問いただしているそうですが、彼女は嘘で誤魔化し、その後ネットワーク名を無線プリンタに見せかけたものに変更したんだそうです。
マレロはさらに、艦長の”意見箱”に寄せられた怪しいネットワークに関する質問を削除し、発覚を防ごうともしていたそうです。
どんだけ、ネットに繋ぎたかったんやって話ですよねぇ(笑)
そして、2024年8月18日、海軍情報戦センターの民間技術者がスターシールド(スペースX社による政府専用の人工衛星ネットワーク)を設置していた際、露天甲板に置かれたスターリンクのアンテナを発見しました。
この後に及んでもまだマレロは隠蔽を試み、文書を偽造してアンテナは港内でのみ使用されたと見せかけようとしたそうです。
ですが、結局これは見破られ、海軍による正式な調査が開始されました。
こうしてクサいネットワークに関与した幹部全員が処分を受けることになったということなんですね。
またマレロ自身は昨年、解任され、今年春の軍法会議で有罪を認めたということらしです。
ちなみにこのクサいネットワークには一つオチがあります。
Ars Technicaによると、じつはその当時スターリンクの初期設定SSID(ネットワークを識別するための名前)が「STINKY」だったのだそうなんです。
信じられない話ですが、このことはイーロン・マスク氏もXへのツイートで認めているそうです。
つまり今回の一件に関与した幹部たちは、悪事であることを知って”クサい”と呼んでいたわけではなく、ただセキュリティに無頓着で、ネットワーク名を初期設置から変えていなかっただけだったそうなんです。
ちなみに、現在のスターリンクの初期設定SSIDは、「STARLINK」に変更されているそうです。
まぁ、クサいかどうかより、良いか悪いかの判断くらいつけないとねぇ。
そこまでしてネットに接続して、何がしたかったんだろって普通に思いますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月7日の月曜日でございます。
今日は「トナーの日」なんだそうですよ。
ではネタいきましょう。
なんでも、米海軍上層部が秘密裏に軍艦にWi-Fiネットワークを導入していたことが判明したんだとか…。
現代人はネットのある生活が当たり前になっており、アクセスできない環境には耐えられなくなってきているのは事実でしょう。
それは愛国心あふれるはずの米海軍の士官たちですらそうだってようなんですねぇ。
軍艦に乗るクルーたちのネットアクセスは制限されています。
これは任務のための回線確保やサイバー攻撃からの防衛など、洋上での安全性を確保するため当然のことなんですね。
ところが、情報公開制度法にもとづくNavy Timesの報道によれば、米海軍の沿海域戦闘艦マンチェスターの幹部たちは、艦上でネットが使えないのが我慢できず、ひそかにスターリンクのアンテナを設置したという事らしいんです。
この不祥事の首謀者は、沿海域戦闘艦、マンチェスターの下士官グリセル・マレロ指揮上級上等兵曹(当時)という人でした。
2023年初頭、彼女は2800ドル(約40万円)でスターリンクの機器を購入し、沿海域戦闘艦、USSマンチェスターの艦上にこっそり設置する計画を立案したそうなんです。
しかも、この企てには少なくとも15人の幹部が関与してるそうで、彼らは海上で極秘にネットを楽しんでいたわけです。
スターリンクのアンテナは、高所での作業期間中に設置されたようです。
実際に誰が設置したのかまでは不明だそうですが、艦が西太平洋に向けて出航する前の晩にシステムは起動されたという話です。
前述したように、艦上でネット接続が制限されるのは船の安全を守るためで、マレロたちの行為は非常に危険なものなんですね。
にもかかわらず、彼女らはスターリンクのセキュリティ対策をあまり重視していなかったようなんです。
そのネットワークを「STINKY(クサいやつ)」と呼び、艦内のWi-Fi電波が十分でないことがわかると、ハワイ停泊中にルーターとケーブルを購入して接続の改善を試みたらしんです。
一部のクルーは怪しいネットワークの存在に気づき、マレロを問いただしているそうですが、彼女は嘘で誤魔化し、その後ネットワーク名を無線プリンタに見せかけたものに変更したんだそうです。
マレロはさらに、艦長の”意見箱”に寄せられた怪しいネットワークに関する質問を削除し、発覚を防ごうともしていたそうです。
どんだけ、ネットに繋ぎたかったんやって話ですよねぇ(笑)
そして、2024年8月18日、海軍情報戦センターの民間技術者がスターシールド(スペースX社による政府専用の人工衛星ネットワーク)を設置していた際、露天甲板に置かれたスターリンクのアンテナを発見しました。
この後に及んでもまだマレロは隠蔽を試み、文書を偽造してアンテナは港内でのみ使用されたと見せかけようとしたそうです。
ですが、結局これは見破られ、海軍による正式な調査が開始されました。
こうしてクサいネットワークに関与した幹部全員が処分を受けることになったということなんですね。
またマレロ自身は昨年、解任され、今年春の軍法会議で有罪を認めたということらしです。
ちなみにこのクサいネットワークには一つオチがあります。
Ars Technicaによると、じつはその当時スターリンクの初期設定SSID(ネットワークを識別するための名前)が「STINKY」だったのだそうなんです。
信じられない話ですが、このことはイーロン・マスク氏もXへのツイートで認めているそうです。
つまり今回の一件に関与した幹部たちは、悪事であることを知って”クサい”と呼んでいたわけではなく、ただセキュリティに無頓着で、ネットワーク名を初期設置から変えていなかっただけだったそうなんです。
ちなみに、現在のスターリンクの初期設定SSIDは、「STARLINK」に変更されているそうです。
まぁ、クサいかどうかより、良いか悪いかの判断くらいつけないとねぇ。
そこまでしてネットに接続して、何がしたかったんだろって普通に思いますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院