弘泉堂鍼灸接骨院
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サマーキャンプと怪談
2024年08月26日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。

8月26日の月曜日でございます。

さぁ、ボチボチ夏も終わりです。

いや、暑くても終わりは終わり。

もうすぐ9月ですしね。

では今日もネタにいきましょう。

日本では、夏に幽霊話が多く語られます。

それはお盆で先祖の霊が帰ってくるという事情や、怖い話を聞くことである種の寒気を得られるためと言われています。

実は海外でも、かつて子供たちは夏のサマーキャンプで小屋の中で明かりを落とし、ひそひそと幽霊話をみんなで語り合うのが楽しみの1つだったそうなんです。

ところが、最近こうした光景はあまり見られなくなっているというんですが何故でしょう。

多くのキャンプの主催者が子供たちに幽霊話を禁止しはじめたそうなんです。

それはいったい何故なんでしょうか。

2015年の調査では、キャンプ主催者の3分の1がサマーキャンプでの幽霊話を禁止しているそうなんです。

キャンプ側が幽霊話の禁止を明文化しているわけではないそうですが、話をさせないほうに動いているという事らしです。

この傾向は近年さらに増していて、全国に広まりつつあるらしいです。

その理由は、楽しいはずのキャンプの思い出が、一部の子供たちにトラウマを与えてしまうのを心配してのことなのだそうです。

ですが、一部の研究者は、ちょっとした恐怖を味わうことは、現実に対処する方法を学ぶことができ、子どもたちにとって必要なことだと主張しています。

大人と同じように、子どもたちも、ちょっと怖いものに惹かれるというのはあります。

怖い話は実際に危険にさらされることのない恐怖の疑似体験といえますからねぇ。

デンマーク、オーフス大学で、気晴らしとしての恐怖とその利点を研究する認知科学者のマーク・マルムドルフ・アンダーセン氏は、恐怖を疑似体験する遊びに参加する子どもは、不安障害を発症するリスクが低くなる可能性があると言っているそうです。

年齢にふさわしくない極度の恐怖体験は、子どもにとって確かにトラウマになってしまうかもしれません。

ですが、それ相応の恐怖は子どもたちがストレスや恐怖に対処する方法を身に着けるのに役立つそうなんです。

対処可能な恐怖を体験することで、子どもたちはそうした状況が身体的にどんな感覚なのか、どうやってそれに対処すればいいのか、心構えを学ぶことができるというわけですね。

怖い話を規制する動きは1980年代には始まっていたそうなんです。

ちょうどこの頃、キャンプ場を舞台にしたホラー映画が急増してましたね。

1984年の映画『グレムリン』は幼い子どもにとってはかなり怖い映画で、恐怖の処理能力がまだ未熟な子どもに配慮した年齢制限が必要だとされたそうです。

『グレムリン』は映画を観る年齢制限「PG-13指定」がつけられるきっかけとなったものなんだそうです。

グレムリン…。

わたくし院長も見ましたけど、恐怖する場面なんかあったっけ?(笑)

このような変遷の一部は、恐怖を純粋に悪いものとして、子どもには接触させないようしようと親が考えるようになったことに影響を与えたと思います。

しかし、実際には子どもが学び成長できる娯楽としての恐怖を適度に見つけることのほうが重要なのかもしれません(アンダーセン氏)

しかし、何を怖いと思うかは個人差が大きく、"適度な"恐怖とはなにかを見極めるのは難しいです。

また、家にひとりでいて怖いと感じるのと、みんなとキャンプで怖いと感じるのはちょっと違います。

同じように怖がっている友達が一緒にいるということが楽しみになっている場合もありますしね。

とは言え、中には本当に苦手な子もいるでしょう。

子供の幽霊話に大人がどこまで関与すべきなのか?

こんなもん、考えすぎでしょ(笑)

禁止したって、好きな子は集まって怖い話くらいするでしょうし、わたくし院長の世代の子供なら、禁止されてた「コックリさん」とかこっそりやりましたよねぇ。

子供のトラウマを防ぐってのもまぁ分かるんですが、そんなんじゃひ弱な子供になっていくとか思うことが、もうすでに時代錯誤なんでしょうかね(笑)

わたくし院長は、子供のころからホラー系が大好きでしたし、そう思うのかもしれませんけどね。

トラウマなんてどこで植えつけられるか分かりませんし、気にしても仕方ないと思うんですけどね。

ではまた〜。







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