弘泉堂鍼灸接骨院
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コーヒールンバ
2024年08月20日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

では今日も元気にネタいきましょう。

8月20日の火曜日でございます。

8月もここまできましたが、まだまだ暑いですな。

では元気にネタいきましょう。

今日はコーヒーのお話ー。

人によってコーヒーを飲む行動に違いがあります。

日々の暮らしに絶対に欠かせないという人もいれば、あまり好きじゃないので飲まないという人もいるでしょう。

どうも、こうしたコーヒーの好みの違いは遺伝子が関係しているようなんです。

最近の研究では、遺伝的な体質がコーヒーを飲む習慣とどのように関連しているか明らかにしています。

そしてこの分析では、コーヒー好きにする遺伝子は、麻薬の使用や肥満とも相関関係があるという意外な事実も明らかになっているそうです。

それは必ずしもコーヒーそのものやコーヒー好きの遺伝子が、麻薬に手を出させたり、太らせたりするということではありません。

ですが、その遺伝的な背景について知っておくのも悪くないでしょう。

カナダ、ウェスタン大学のヘイリー・ソープ氏らがコーヒーに関心を持ったのは、そこに含まれるカフェインがまるで精神刺激薬と同じように依存症になる可能性のある物質だからです。

カフェインを飲めば耐性(だんだん効きにくくなり、同じ効果を得るためにたくさん摂取しなければならなくなること)がつく可能性もありますし、禁断症状が出る可能性もあります。

その一方、世界中の人たちから愛されるコーヒーは、適量であれば、うつや不安から心を守ったり、死亡リスクを低下させたりと、健康へのメリットがあることも知られています。

ソープ氏をはじめとする研究チームは、そんな不思議な二面性のある飲み物を愛する人たちの遺伝的背景を解明しようとしたわけなんです。

分析されたのは、個人ゲノム解析およびバイオテクノロジーを行うアメリカの会社「23andMe」とイギリスのバイオバンク研究機関「UK Biobank」から得られた大規模なデータでした。

それぞれ13万人分と33万人分のデータで、主にヨーロッパ系の人たちの遺伝的なデータとコーヒーの飲用習慣について記録されています。

そして明らかになった主なことは、コーヒー好きかどうかには遺伝子が関係しているということでした。

この分析では、コーヒーの摂取量に関連する7つの遺伝子座が特定されており、そのほとんどが代謝に関係していました。

代表的なものは「CYP1A1」や「CYP1A2」といった遺伝子で、その変異はカフェインの代謝スピードに影響します。

ですが、この研究では、コーヒー好きが遺伝することのほか、いくつか驚くべき事実が明らかになっています。

例えば、コーヒー好きと麻薬などの薬物を使う人たちには遺伝的な相関関係があることが明らかになっています。

コーヒーの摂取量を増やす遺伝子を持つ人は、喫煙・飲酒・大麻の使用を増やす遺伝的な特徴を持つ人が多いんだとか…。

つまり、コーヒーの飲用習慣と薬物の使用との背景には、共通の遺伝的な基盤があるだろうということのようです。

さらにコーヒー好きと肥満との遺伝的な相関関係も見つかっているそうです。

ただしこれは、コーヒーそのものや、コーヒーを好きにする遺伝子が太らせるということではありません。

ただコーヒー好きになる遺伝子が肥満の確率と関係しているというだけで、もしかしたら、その背景には何か間接的なつながりがあるのかもしれませんが…。

また別の面白いことは、アメリカで集められた23andMeのデータと、イギリスで集められたUK Biobankのデータでは、いくつか結果に食い違いが見られたことでした。

例えば、23andMeのデータセットでは、コーヒーの消費量は不安に関連する遺伝的特徴と正の相関にあったが、UK Biobankではその逆に負の相関だったそうです。

それと同じく、実行機能や知能などの認知能力は、UK Biobankではコーヒー摂取量と正の遺伝的相関が見られたが、23andMeではその逆でした。

一番驚くべきことは、アメリカとイギリスにおけるコーヒー摂取の遺伝的影響の違いでした。

コーヒー好きの遺伝子と薬物使用や肥満との間に正の相関があるなど、共通している点はありました。

ですが、不安といった精神疾患などについては、アメリカとイギリスとで反対の結果だったのです(ソープ氏)

こうした食い違いは、文化や地理といった環境的要因が影響している可能性が疑われています。

またコーヒーを飲み続けた結果は、個人によっても違います。

それで健康を崩すかどうかは、砂糖やミルクの有無など、コーヒーの飲み方によっても大きく左右されるでしょう。

つまりコーヒーを飲む習慣が良いか悪いかは、おそらく個人・環境・健康状態によって大きく変わると考えられるわけです。

まぁ、ねぇ…。

わたくし院長もかなりのコーヒー好きですが、遺伝的という割には、家族でコーヒーを好んで飲む人はいませんけどね。

てよりこの研究…。

どうでもいいな(笑)

ではまた〜。






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