外科的て…(笑)
2024年07月22日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
7月23日の火曜日でございます。
7月も後半に突入ですが、まぁ、ずっと暑いね(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、アメリカ南部の、ルイジアナ州で、子供に対する性犯罪者に「外科的」去勢手術を許可する法案が可決されたんだそうです。
これに州知事が署名すれば、同州は外科的去勢の刑罰が認められる、米国初の州となるわけです。
この刑罰の対象となるのは、13歳未満の子供に対する性的暴行、痴漢といった特定の性犯罪で有罪となった者なんだそうです。
有罪となれば自動的に去勢手術が行われるわけではもちろんありませんが、少なくとも裁判官は、これまでの薬物による科学的去勢刑罰のほかに、外科手術による去勢刑罰も選択することが可能となるわけです。
既にカリフォルニア州・フロリダ州・テキサス州など、いくつかの州では薬物による化学的去勢を認める法律が施行されています。
さらに犯罪者が希望した場合に限り、外科手術による去勢を認める州もありました。
ですが今回の法案のように、裁判官に外科手術による去勢を命じる権限を与えている州は今のところありません。
実はルイジアナ州では2008年からすでに、薬物による科学的去勢を認める法律はありました。
去勢薬は、テストステロン産生を阻害する効果があり、それによって性欲を減退させるというものです。
ただし実際にこれが適用されるケースはあまりなく、2010年から2019年までで薬物去勢が行われたのは1、2件でしかないという話しなんです。
ルイジアナ州議会は共和党が多数派で、上院・下院ともに圧倒的な賛成で同法案が可決されたそうなんです。
反対したのは主に民主党議員だったそうですが、そもそも法案を起草したのは民主党のレジーナ・バロー州上院議員でした。
現在ルイジアナ州では、13歳未満の子供に対する性犯罪で2224人が服役しているそうなんです。
ただし仮に法案が発効したとしても、適用の対象となるのは今年8月1日以降に有罪判決を受けた者のみだそうです。
バロー議員は、この法案が恐ろしい犯罪の抑止力になることを望んでいると話しています。
4月の委員会では、「私たちが話しているのは、何者かに侵害されている子供たちのことです。」「許しがたいことです。」と語っています。
去勢手術というと男性に対するものを連想するかもしれませんが、法案の対象は女性も含まれているそうなんです。
また、有罪となればこの刑罰が必ずしも科されるわけではなく、あくまで裁判官の裁量に委ねられるわけです。
また裁判官によって去勢手術が命じられたにも関わらず、犯罪者が出頭しなかったり、手術を拒否したりした場合、「違反罪」が適用され、さらに3〜5年の懲役刑が科されるそうです。
さらに去勢手術が行われる前、医師による検査が行われ、その犯罪者が適切な候補者であるかどうかが判断されるそうです。
こうした法案や薬物去勢を認める現行法に対しては、「残酷で異常な刑罰」であると反対する声もあるそうなんです。
またルイジアナ州の議員のなかには、一度しか罪を犯していない人物に対する処罰としては厳しすぎるとの意見もあったということです。
が、これに対してバロー議員は、「子供のことを考えると、1回では多すぎる」と回答したそうです。
まぁ、それはそうですけどねぇ。
実際、これは裁判官の判断ですから、そこはキチンと判断されるでしょうけど、なかなか難しい法案ですね。
日本ではまだまだ考えられない感じですが、アメリカは子供を守るという部分で言えば、かなり日本より先をいってる感じがしますね。
にしても、去勢って…。
これは倫理的にも難しい問題だと思いますけど、被害をうけた子供とその家族を思うと、仕方ない気もしなくはないです。
考えさせられます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月23日の火曜日でございます。
7月も後半に突入ですが、まぁ、ずっと暑いね(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、アメリカ南部の、ルイジアナ州で、子供に対する性犯罪者に「外科的」去勢手術を許可する法案が可決されたんだそうです。
これに州知事が署名すれば、同州は外科的去勢の刑罰が認められる、米国初の州となるわけです。
この刑罰の対象となるのは、13歳未満の子供に対する性的暴行、痴漢といった特定の性犯罪で有罪となった者なんだそうです。
有罪となれば自動的に去勢手術が行われるわけではもちろんありませんが、少なくとも裁判官は、これまでの薬物による科学的去勢刑罰のほかに、外科手術による去勢刑罰も選択することが可能となるわけです。
既にカリフォルニア州・フロリダ州・テキサス州など、いくつかの州では薬物による化学的去勢を認める法律が施行されています。
さらに犯罪者が希望した場合に限り、外科手術による去勢を認める州もありました。
ですが今回の法案のように、裁判官に外科手術による去勢を命じる権限を与えている州は今のところありません。
実はルイジアナ州では2008年からすでに、薬物による科学的去勢を認める法律はありました。
去勢薬は、テストステロン産生を阻害する効果があり、それによって性欲を減退させるというものです。
ただし実際にこれが適用されるケースはあまりなく、2010年から2019年までで薬物去勢が行われたのは1、2件でしかないという話しなんです。
ルイジアナ州議会は共和党が多数派で、上院・下院ともに圧倒的な賛成で同法案が可決されたそうなんです。
反対したのは主に民主党議員だったそうですが、そもそも法案を起草したのは民主党のレジーナ・バロー州上院議員でした。
現在ルイジアナ州では、13歳未満の子供に対する性犯罪で2224人が服役しているそうなんです。
ただし仮に法案が発効したとしても、適用の対象となるのは今年8月1日以降に有罪判決を受けた者のみだそうです。
バロー議員は、この法案が恐ろしい犯罪の抑止力になることを望んでいると話しています。
4月の委員会では、「私たちが話しているのは、何者かに侵害されている子供たちのことです。」「許しがたいことです。」と語っています。
去勢手術というと男性に対するものを連想するかもしれませんが、法案の対象は女性も含まれているそうなんです。
また、有罪となればこの刑罰が必ずしも科されるわけではなく、あくまで裁判官の裁量に委ねられるわけです。
また裁判官によって去勢手術が命じられたにも関わらず、犯罪者が出頭しなかったり、手術を拒否したりした場合、「違反罪」が適用され、さらに3〜5年の懲役刑が科されるそうです。
さらに去勢手術が行われる前、医師による検査が行われ、その犯罪者が適切な候補者であるかどうかが判断されるそうです。
こうした法案や薬物去勢を認める現行法に対しては、「残酷で異常な刑罰」であると反対する声もあるそうなんです。
またルイジアナ州の議員のなかには、一度しか罪を犯していない人物に対する処罰としては厳しすぎるとの意見もあったということです。
が、これに対してバロー議員は、「子供のことを考えると、1回では多すぎる」と回答したそうです。
まぁ、それはそうですけどねぇ。
実際、これは裁判官の判断ですから、そこはキチンと判断されるでしょうけど、なかなか難しい法案ですね。
日本ではまだまだ考えられない感じですが、アメリカは子供を守るという部分で言えば、かなり日本より先をいってる感じがしますね。
にしても、去勢って…。
これは倫理的にも難しい問題だと思いますけど、被害をうけた子供とその家族を思うと、仕方ない気もしなくはないです。
考えさせられます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院