ミイラになる街
2024年07月05日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
7月5日の金曜日でございます。
来週あたりには梅雨明けしますかねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はとてもミステリーはお話です。
なんでも、遺体が腐敗せず自然にミイラ化する街がコロンビアにあるんだとか…。
その街は、アンデス山脈の高地にある小さな町、サン・ベルナルドです。
この不思議な町では、亡くなった人が墓地に埋葬されると、なぜか腐敗することなく自然にミイラ化し、衣服、髪の毛、目までがしっかり残されているそうなんです。
この驚くべき現象について、科学者たちはまだ理由を見いだせていないといいますからよほど奇怪なことが起こってるんでしょう。。
コロンビア、サン・ベルナルドの町で、ガラスケースに入った母親の遺体の前でひざまずいている娘の姿がありました。
遺体はミイラ化していて、ただ眠っているだけのようにも見えるそうなんですが、この母親が亡くなったのは30年以上前のことだと…。
この遺体はサトゥルニナ・トーレス・デ・ベハラーノさんで、彼女の服は埋葬時のまま。
バラ柄のドレスとその上に羽織った上着もまだそれとわかるほど状態を保っているそうです。
不気味なほど保存状態のいいその手には、造花の赤いカーネションが握られています。
これが紹介動画です。
「母の浅黒い小さな丸顔と三つ編みの髪は、死んだときと同じでずっと変わっていません」と娘(63)は語っています。
遺体が安置されているこの場所は、ホセ・アルキメデス・カストロ霊廟にあるミイラ博物館。
ここには、サトゥルニナ・トーレスさんと同じように、死後に自然に、あるいは謎めいた形でミイラ化したサン・ベルナルドの住民13人の遺体が展示されています。
サトゥルニナ・トーレスさんは1993年に亡くなり、サン・ベルナルド公営墓地の納骨堂に埋葬されましたが、2001年に掘り起こされてこのミイラ博物館に安置されました。
新しい遺体のためにスペースをあける習慣があるため、こうした処置自体は珍しいことではないそうなんですが、ただ、掘り起こされたとき、彼女の遺体は髪の毛や爪、皮膚組織の大部分が損なわれずにそのまま残っていたそうなんです。
驚きの現象ですが、実はこれが初めての例ではありません。
1963年にこのように腐敗せずにミイラ化した遺体が初めて発見されて以来、同様のミイラが数十体見つかっているそうなんです。
町の人々はいったいなにが起きているのかと驚き、たまたまだっただけと考えたと…。
しかし、その後も同様の遺体が増え、すぐ腐敗してしまうはずの眼球まで残っている遺体さえあったそうなんです。
1980年代後半には、毎年50体ものミイラが発見されたこともあったそうですが、その後は年々数は減っているという話です。
メキシコやイタリアでも、ミイラ化処理していない遺体がどういうわけか腐敗せずにミイラになるこうした現象は見られることがあるそうです。
専門家たちは何度も解明しようと試みましたが、サン・ベルナルドで自然発生したミイラ化の原因はいまだ解明されていないそうです。
地元の住民の中には、本人が生前善良だったため、死後の報酬なのだと信じている者もいれば、逆に罰だと考える者もいるとか…。
大半は、この自然ミイラ化現象は温暖なサン・ベルナルドの住民の健康的な食生活と、活発な農業生活によるものだと考えているそうですが、その証拠はありません。
ホルヘ・アルマンド・クルス氏もミイラになったひとりですが、彼は人生の大半を大都市である首都ボゴダで過ごし、亡くなってから生まれ故郷サン・ベルナルドに戻ってきて埋葬されました。
つまり食生活や職業環境などは関係ないようです。
この町のミイラ化に明確なパターンはないそうで、死亡時の年齢はそれぞれバラバラで、ミイラになった人たちに特定の性別や体型があるわけでもないと…。
サン・ベルナルドは、コロンビアの首都ボゴダから南へおよそ100kmのところにある町ですが、どうやらカギはこの埋葬地にありそうです。
この町で初めてミイラが発見されたのは、地下墓地のない埋葬地ができた後のことでした。
1960年代以前にもこの町にはふたつの埋葬地がありましたが、ミイラができたケースはひとつもなかったそうです。
この土地の気候は湿度が高く、普通なら有機物の分解は妨げられるどころか進むはずです。
コロンビア国立大学の人類学者、ダニエラ・ベタンクール氏によると、墓地が山の急斜面に位置していることが原因ではないかと話しています。
「ここは気温が高く、常に風が吹いているため、地下墓地はオーブンのような環境になっていると思われます。
つまり、遺体が脱水症状を起こしている状態になるのです。」と…。
しかし、この仮説はまだまだ検証する必要があります。
何がどう作用したらミイラ化が起こるのか、特定の条件がミイラ化を引き起こしているのか…。
これからの研究次第だそうです。
これも不思議な話ですけど、なにかあるんでしょうね。
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月5日の金曜日でございます。
来週あたりには梅雨明けしますかねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はとてもミステリーはお話です。
なんでも、遺体が腐敗せず自然にミイラ化する街がコロンビアにあるんだとか…。
その街は、アンデス山脈の高地にある小さな町、サン・ベルナルドです。
この不思議な町では、亡くなった人が墓地に埋葬されると、なぜか腐敗することなく自然にミイラ化し、衣服、髪の毛、目までがしっかり残されているそうなんです。
この驚くべき現象について、科学者たちはまだ理由を見いだせていないといいますからよほど奇怪なことが起こってるんでしょう。。
コロンビア、サン・ベルナルドの町で、ガラスケースに入った母親の遺体の前でひざまずいている娘の姿がありました。
遺体はミイラ化していて、ただ眠っているだけのようにも見えるそうなんですが、この母親が亡くなったのは30年以上前のことだと…。
この遺体はサトゥルニナ・トーレス・デ・ベハラーノさんで、彼女の服は埋葬時のまま。
バラ柄のドレスとその上に羽織った上着もまだそれとわかるほど状態を保っているそうです。
不気味なほど保存状態のいいその手には、造花の赤いカーネションが握られています。
これが紹介動画です。
「母の浅黒い小さな丸顔と三つ編みの髪は、死んだときと同じでずっと変わっていません」と娘(63)は語っています。
遺体が安置されているこの場所は、ホセ・アルキメデス・カストロ霊廟にあるミイラ博物館。
ここには、サトゥルニナ・トーレスさんと同じように、死後に自然に、あるいは謎めいた形でミイラ化したサン・ベルナルドの住民13人の遺体が展示されています。
サトゥルニナ・トーレスさんは1993年に亡くなり、サン・ベルナルド公営墓地の納骨堂に埋葬されましたが、2001年に掘り起こされてこのミイラ博物館に安置されました。
新しい遺体のためにスペースをあける習慣があるため、こうした処置自体は珍しいことではないそうなんですが、ただ、掘り起こされたとき、彼女の遺体は髪の毛や爪、皮膚組織の大部分が損なわれずにそのまま残っていたそうなんです。
驚きの現象ですが、実はこれが初めての例ではありません。
1963年にこのように腐敗せずにミイラ化した遺体が初めて発見されて以来、同様のミイラが数十体見つかっているそうなんです。
町の人々はいったいなにが起きているのかと驚き、たまたまだっただけと考えたと…。
しかし、その後も同様の遺体が増え、すぐ腐敗してしまうはずの眼球まで残っている遺体さえあったそうなんです。
1980年代後半には、毎年50体ものミイラが発見されたこともあったそうですが、その後は年々数は減っているという話です。
メキシコやイタリアでも、ミイラ化処理していない遺体がどういうわけか腐敗せずにミイラになるこうした現象は見られることがあるそうです。
専門家たちは何度も解明しようと試みましたが、サン・ベルナルドで自然発生したミイラ化の原因はいまだ解明されていないそうです。
地元の住民の中には、本人が生前善良だったため、死後の報酬なのだと信じている者もいれば、逆に罰だと考える者もいるとか…。
大半は、この自然ミイラ化現象は温暖なサン・ベルナルドの住民の健康的な食生活と、活発な農業生活によるものだと考えているそうですが、その証拠はありません。
ホルヘ・アルマンド・クルス氏もミイラになったひとりですが、彼は人生の大半を大都市である首都ボゴダで過ごし、亡くなってから生まれ故郷サン・ベルナルドに戻ってきて埋葬されました。
つまり食生活や職業環境などは関係ないようです。
この町のミイラ化に明確なパターンはないそうで、死亡時の年齢はそれぞれバラバラで、ミイラになった人たちに特定の性別や体型があるわけでもないと…。
サン・ベルナルドは、コロンビアの首都ボゴダから南へおよそ100kmのところにある町ですが、どうやらカギはこの埋葬地にありそうです。
この町で初めてミイラが発見されたのは、地下墓地のない埋葬地ができた後のことでした。
1960年代以前にもこの町にはふたつの埋葬地がありましたが、ミイラができたケースはひとつもなかったそうです。
この土地の気候は湿度が高く、普通なら有機物の分解は妨げられるどころか進むはずです。
コロンビア国立大学の人類学者、ダニエラ・ベタンクール氏によると、墓地が山の急斜面に位置していることが原因ではないかと話しています。
「ここは気温が高く、常に風が吹いているため、地下墓地はオーブンのような環境になっていると思われます。
つまり、遺体が脱水症状を起こしている状態になるのです。」と…。
しかし、この仮説はまだまだ検証する必要があります。
何がどう作用したらミイラ化が起こるのか、特定の条件がミイラ化を引き起こしているのか…。
これからの研究次第だそうです。
これも不思議な話ですけど、なにかあるんでしょうね。
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院