ボイジャーの独り言3
2024年04月22日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
5月16日の木曜日でございます。
5月も折り返しまできましたねぇ。
では今日も元気にネタにいきましょう。
このブログでも、過去に2〜3回登場し、どうなるんだろうねと心配していた、「ボイジャー1号」についての新しい情報でございます。
事の発端は、47年もの長き間任務に就いている「ボイジャー1号」がどうも最近調子が悪いと…。
まぁ、簡単に言えば、「経年劣化」なんでしょうけど、そこは任務の重さがそこいらの家電とはわけが違います。
詳しくは、過去ブログ、これとこれを読んできてください。
ここ数ヶ月間、意味不明な言葉を呟きだしていた「ボイジャー1号」なんですが、何とか正気を取り戻してもらおうと、専門家たちが必死の復旧作業を続けていたんですが、明るいニュースが舞い込んできました。
47年もの間、孤独に宇宙を旅しているボイジャー1号は、現在、地球から約244億km離れた星間空間にいます。
あまりにも遠く、古い機器であることから「復活したら奇跡」とさえ言われていたわけなんですが、3月に入ってボイジャー1号が一瞬だけ我に返ったかのような意味のわかるメッセージを送ってよこしたそうなんです。
もしかしたらこのメッセージで問題解決の糸口が見つかるかもしれないと、現在、研究チームは異変の原因を究明中なんだそうです。
NASAの最新ブログ記事によると、3月1日、担当チームはボイジャー1号に対して、特殊な呼びかけをしたそうなんです。
それは壊れたデータを迂回するために、普段とは違う手順を試すためのコマンドだったそうです。
するとその2日後、ボイジャー1号からの返事が届きました。
これは機体に搭載されている「フライト・データ・システム(FDS)」からの信号で、完全に正常なものではなかったようです。
ですが担当チームは当初、このメッセージに首を傾げました。
ディープ・スペース・ネットワーク(NASAの宇宙通信ネットワーク)のエンジニアが解読してみると、一応意味が通じるもので、フライト・データ・システム(FDS)のメモリから読み出されたデータが含まれていることが判明したそうなんです。
「FDSのメモリには、コード(つまり何をすべきかという指示)のほか、変数(コードに使用される値のうち、コマンドや機体の状態によって変わるもの)が含まれている」と、NASAは説明しています。
フライト・データ・システム(FDS)の役割は、機体に搭載されている科学機器が検出したデータと、機体の状態を伝えるデータを集め、それらを「遠隔測定変調ユニット(TMU)」に送ることだです。
TMUは受け取ったデータを、バイナリコードにして地球に送信します。
そして現在ボイジャー1号の様子がおかしいのは、FDSとTMUとの通信がうまく機能していないことが原因ではないかと考えられているわけです。
だから、TMUが1と0の意味不明な羅列を地球に送ってよこすのだろうと…。
一応意味の通じるメッセージを受け取った担当チームは今、これをかつての正常なものと比較して、そこに潜むおかしな点をあぶり出し、ボイジャー1号が正気を失った原因を特定しようとしているそうです。
ですが、なにしろ太陽系から旅立ったボイジャー1号は現在、地球から244億kmの彼方を時速6万1155kmの猛スピードでぶっ飛んでいるわけです。
地球からメッセージを送っても、ボイジャー1号からの返事が届くのは2日後のことで、まぁ何をやるにしても、とにかく根気がいる作業になるわけです。
懸命に救助作業を続けるNASAだが、「その結果から、解決策をひねり出し、実行に移すには時間がかかる」とのことです。
2024年2月、ボイジャー計画の研究チームは「復旧できれば奇跡だが、我々はまだ諦めない、やれることをやる」と語っていましたが、彼らの熱意がボイジャーに伝わったのかもしれませんねぇ。
打ち上げ当初、ボイジャー1号、2号の設計寿命は5年だったそうなんですが、今年で47年目となります。
そりゃ…。
もう壊れるで(笑)
それでも直そうとするNASAはやはりスゴイと思います。
47年前ですよ…。
しかも、遠く宇宙のかなたにあるものを遠隔でどうにかしようとするんですから、そりゃなかなか進展しないでしょう。
この話題も面白いので、続報を期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月16日の木曜日でございます。
5月も折り返しまできましたねぇ。
では今日も元気にネタにいきましょう。
このブログでも、過去に2〜3回登場し、どうなるんだろうねと心配していた、「ボイジャー1号」についての新しい情報でございます。
事の発端は、47年もの長き間任務に就いている「ボイジャー1号」がどうも最近調子が悪いと…。
まぁ、簡単に言えば、「経年劣化」なんでしょうけど、そこは任務の重さがそこいらの家電とはわけが違います。
詳しくは、過去ブログ、これとこれを読んできてください。
ここ数ヶ月間、意味不明な言葉を呟きだしていた「ボイジャー1号」なんですが、何とか正気を取り戻してもらおうと、専門家たちが必死の復旧作業を続けていたんですが、明るいニュースが舞い込んできました。
47年もの間、孤独に宇宙を旅しているボイジャー1号は、現在、地球から約244億km離れた星間空間にいます。
あまりにも遠く、古い機器であることから「復活したら奇跡」とさえ言われていたわけなんですが、3月に入ってボイジャー1号が一瞬だけ我に返ったかのような意味のわかるメッセージを送ってよこしたそうなんです。
もしかしたらこのメッセージで問題解決の糸口が見つかるかもしれないと、現在、研究チームは異変の原因を究明中なんだそうです。
NASAの最新ブログ記事によると、3月1日、担当チームはボイジャー1号に対して、特殊な呼びかけをしたそうなんです。
それは壊れたデータを迂回するために、普段とは違う手順を試すためのコマンドだったそうです。
するとその2日後、ボイジャー1号からの返事が届きました。
これは機体に搭載されている「フライト・データ・システム(FDS)」からの信号で、完全に正常なものではなかったようです。
ですが担当チームは当初、このメッセージに首を傾げました。
ディープ・スペース・ネットワーク(NASAの宇宙通信ネットワーク)のエンジニアが解読してみると、一応意味が通じるもので、フライト・データ・システム(FDS)のメモリから読み出されたデータが含まれていることが判明したそうなんです。
「FDSのメモリには、コード(つまり何をすべきかという指示)のほか、変数(コードに使用される値のうち、コマンドや機体の状態によって変わるもの)が含まれている」と、NASAは説明しています。
フライト・データ・システム(FDS)の役割は、機体に搭載されている科学機器が検出したデータと、機体の状態を伝えるデータを集め、それらを「遠隔測定変調ユニット(TMU)」に送ることだです。
TMUは受け取ったデータを、バイナリコードにして地球に送信します。
そして現在ボイジャー1号の様子がおかしいのは、FDSとTMUとの通信がうまく機能していないことが原因ではないかと考えられているわけです。
だから、TMUが1と0の意味不明な羅列を地球に送ってよこすのだろうと…。
一応意味の通じるメッセージを受け取った担当チームは今、これをかつての正常なものと比較して、そこに潜むおかしな点をあぶり出し、ボイジャー1号が正気を失った原因を特定しようとしているそうです。
ですが、なにしろ太陽系から旅立ったボイジャー1号は現在、地球から244億kmの彼方を時速6万1155kmの猛スピードでぶっ飛んでいるわけです。
地球からメッセージを送っても、ボイジャー1号からの返事が届くのは2日後のことで、まぁ何をやるにしても、とにかく根気がいる作業になるわけです。
懸命に救助作業を続けるNASAだが、「その結果から、解決策をひねり出し、実行に移すには時間がかかる」とのことです。
2024年2月、ボイジャー計画の研究チームは「復旧できれば奇跡だが、我々はまだ諦めない、やれることをやる」と語っていましたが、彼らの熱意がボイジャーに伝わったのかもしれませんねぇ。
打ち上げ当初、ボイジャー1号、2号の設計寿命は5年だったそうなんですが、今年で47年目となります。
そりゃ…。
もう壊れるで(笑)
それでも直そうとするNASAはやはりスゴイと思います。
47年前ですよ…。
しかも、遠く宇宙のかなたにあるものを遠隔でどうにかしようとするんですから、そりゃなかなか進展しないでしょう。
この話題も面白いので、続報を期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院