異食症
2024年05月07日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
5月7日の火曜日でございます。
長かったゴールデンウィークも終り、日常が戻ってきましたね。
休んだ分は、しばらく頑張らないとね。
次はお盆休みですな。
これから暑くなりますから、まずは体調に気を付けて頑張ろう。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日は「異食症」についてのお話でございます。
「異食症」とは、読んで字のごとく、食べ物ではないものを食べてしまう症状です。
正確には、食べ物ではないものを食べたくなる摂食障害のひとつです。
イギリスに住む3歳の少女は、壁やソファやガラス、発泡スチロールや石膏など食べると体に危険なものでも、なんでも口に入れてしまうため、母親は片時も目が離せないそうです。
イギリス・ウェールズに住むウィンターちゃん(3歳)は、自閉症で異食症も抱えています。
2児の母親ステイシー・エイハーンさん(25歳)は、ウィンターちゃんが赤ちゃんだったとき、よく口に物を入れるのに気づきました。
ですが、最初はそれが深刻なことだとは思っていませんでした。
まぁ、赤ちゃんはなんでも口に入れますからねぇ…。
このウィンターちゃんは生後13か月頃までは、話したり歩いたりといった通常の成長を見せていましたが、あるとき一夜にして状況が変わったそうなんです。
ウィンターは言葉を発しなくなり、異常な食習慣がエスカレートし始めたんだそうです。
食べ物ではないものを口に入れる頻度があまりにも多いことに気付き、これはおかしいと思ったステイシーさんは、医師に相談しました。
後に何度か検査を受けたところ、ウィンターちゃんは自閉症と「異食症(ピカ)」と呼ばれる摂食障がいであることがわかりました。
自閉症で異食症と診断されたウィンターちゃんは、食べられない物を無性に食べたいという欲求が沸き上がるのを抑えることができません。
家の中でも壁の漆喰を食べたり、ソファの中に入っている分厚いスポンジを食べたり、ハイチェアの側面をかじったりすることを止めないそうです。
さらには石膏、発泡スチロール、おもちゃの羊毛、植物、ろうそくの蝋、ガラスなど家中の危険なものをなんでも口に入れて食べようとしてしまうそうです。
これはかなり大変ですなぁ。
ステイシーさんは、ウィンターちゃんの症状の深刻さのために常に目を離すことができず、家の中でも厳戒態勢をとらなければなりません。
ウィンターちゃんは何をやっても、食べてはいけないものを食べるそうですが、幸いなことに、注意深く監視されてることもあり、まだケガをしたことはないそうです。
自閉症が睡眠にも影響しているウィンターちゃんは、夜中2時ごろに目を覚まして自分が寝ているベビーベッドや毛布をかじることもあり、1歳の次女も抱えるステイシーさんにとっては気が休まることがありません。
年中無休で目を離さないフルタイムの仕事です。
疲れるけど、今では習慣になりましたし、ウィンターのニーズも理解できるようになりました。
とステイシーさんは前向きに語っておられます。
ステイシーさんは、監視する中で "感覚遊びの時間 "を提供することが、ウィンターちゃんの嗜好欲求を紛らわすのに役立っていることを発見したそうなんです。
自閉症の子どもは、触ったり音を出したりする感覚的なものが好きなんです。
特に嘔吐症の人のために特別にデザインされた、噛んで食べられるネックレスを娘にも与えています。
噛むと異なる感覚を味わえるので、娘は気に入っているようです。
形が違うパスタなども、触ったり遊んだりしながら食べます。
ということらしいです。
ウィンターちゃんが診断を受けた病院の医師からは、自分たちにできることはあまりないと言われたそうですが、それでもステイシーさんは何とかならないかと試行錯誤しているそうです。
ちなみに、こどもだけでなく大人でも異食症は存在していて、その症候は精神疾患を持つ人の10%に見られるということですから、大人になったら治るとも限らないんだとか…。
まぁ、少なくとも食べたら危険なものは大人になったら理解できるでしょうし、今はとにかく事故にならないよう見守るしかないようです。
これは、本当に大変だと思います。
ステイシーさん、頑張ってください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月7日の火曜日でございます。
長かったゴールデンウィークも終り、日常が戻ってきましたね。
休んだ分は、しばらく頑張らないとね。
次はお盆休みですな。
これから暑くなりますから、まずは体調に気を付けて頑張ろう。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日は「異食症」についてのお話でございます。
「異食症」とは、読んで字のごとく、食べ物ではないものを食べてしまう症状です。
正確には、食べ物ではないものを食べたくなる摂食障害のひとつです。
イギリスに住む3歳の少女は、壁やソファやガラス、発泡スチロールや石膏など食べると体に危険なものでも、なんでも口に入れてしまうため、母親は片時も目が離せないそうです。
イギリス・ウェールズに住むウィンターちゃん(3歳)は、自閉症で異食症も抱えています。
2児の母親ステイシー・エイハーンさん(25歳)は、ウィンターちゃんが赤ちゃんだったとき、よく口に物を入れるのに気づきました。
ですが、最初はそれが深刻なことだとは思っていませんでした。
まぁ、赤ちゃんはなんでも口に入れますからねぇ…。
このウィンターちゃんは生後13か月頃までは、話したり歩いたりといった通常の成長を見せていましたが、あるとき一夜にして状況が変わったそうなんです。
ウィンターは言葉を発しなくなり、異常な食習慣がエスカレートし始めたんだそうです。
食べ物ではないものを口に入れる頻度があまりにも多いことに気付き、これはおかしいと思ったステイシーさんは、医師に相談しました。
後に何度か検査を受けたところ、ウィンターちゃんは自閉症と「異食症(ピカ)」と呼ばれる摂食障がいであることがわかりました。
自閉症で異食症と診断されたウィンターちゃんは、食べられない物を無性に食べたいという欲求が沸き上がるのを抑えることができません。
家の中でも壁の漆喰を食べたり、ソファの中に入っている分厚いスポンジを食べたり、ハイチェアの側面をかじったりすることを止めないそうです。
さらには石膏、発泡スチロール、おもちゃの羊毛、植物、ろうそくの蝋、ガラスなど家中の危険なものをなんでも口に入れて食べようとしてしまうそうです。
これはかなり大変ですなぁ。
ステイシーさんは、ウィンターちゃんの症状の深刻さのために常に目を離すことができず、家の中でも厳戒態勢をとらなければなりません。
ウィンターちゃんは何をやっても、食べてはいけないものを食べるそうですが、幸いなことに、注意深く監視されてることもあり、まだケガをしたことはないそうです。
自閉症が睡眠にも影響しているウィンターちゃんは、夜中2時ごろに目を覚まして自分が寝ているベビーベッドや毛布をかじることもあり、1歳の次女も抱えるステイシーさんにとっては気が休まることがありません。
年中無休で目を離さないフルタイムの仕事です。
疲れるけど、今では習慣になりましたし、ウィンターのニーズも理解できるようになりました。
とステイシーさんは前向きに語っておられます。
ステイシーさんは、監視する中で "感覚遊びの時間 "を提供することが、ウィンターちゃんの嗜好欲求を紛らわすのに役立っていることを発見したそうなんです。
自閉症の子どもは、触ったり音を出したりする感覚的なものが好きなんです。
特に嘔吐症の人のために特別にデザインされた、噛んで食べられるネックレスを娘にも与えています。
噛むと異なる感覚を味わえるので、娘は気に入っているようです。
形が違うパスタなども、触ったり遊んだりしながら食べます。
ということらしいです。
ウィンターちゃんが診断を受けた病院の医師からは、自分たちにできることはあまりないと言われたそうですが、それでもステイシーさんは何とかならないかと試行錯誤しているそうです。
ちなみに、こどもだけでなく大人でも異食症は存在していて、その症候は精神疾患を持つ人の10%に見られるということですから、大人になったら治るとも限らないんだとか…。
まぁ、少なくとも食べたら危険なものは大人になったら理解できるでしょうし、今はとにかく事故にならないよう見守るしかないようです。
これは、本当に大変だと思います。
ステイシーさん、頑張ってください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院