メタンガスと永久凍土
2024年02月07日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
2月7日の水曜日でございます。
2月も1週間が過ぎました。
ボチボチ、一年で一番寒い時期に差し掛かってきましたよ。
なんとかもう少し頑張って乗り切りましょう。
ではネタにいきますよ〜。
なんでも、ノルウェーの研究チームによって、スヴァールバル諸島の永久凍土の下には、何百万立方mものメタンガスが閉じ込められており、冷たい封印の下を移動していることが判明したそうなんです。
メタンガスは二酸化炭素よりもずっと強力な温室効果ガスです。
スヴァールバル諸島のメタンガスは、現在永久凍土の冷たい封印によって閉じ込められているようなんです。
ですが、このまま気候変動が進み、永久凍土が解ければ、そうしたメタンガスが放出されて地球温暖化が加速し、さらなるメタンを放出させるという負のサイクルに陥る恐れがあると、科学者は警告しています。
永久凍土とは、2年以上にわたって0度以下に保たれる地面のことで、ノルウェーと北極の間に浮かぶスヴァールバル諸島に広く存在しています。
ですが、それはどの部分でも途切れなく完全な厚みが保たれているわけではありません。
北極圏にあるスヴァールバル諸島ですが、その西部は海流の影響で暖かいとされています。
そのため永久凍土は薄く、まだらのようになっており、地形によってはメタンが漏れ出ている可能性があると言う話なんです。
現在のところ、メタンの漏出はそれほどの深刻なものではないようなんですが、いずれ氷河や永久凍土が解けてしまうことで、封印が解けてしまう恐れがあると懸念されているわけです。
とは言え、今の永久凍土やその下に閉じ込められたメタンの状態を把握するのは簡単なことではありません。
幸か不幸か、ここ数年で化石燃料の採掘会社が商業用・調査用の坑井( 垂直に掘り下げた立坑)を掘っており、そこからデータを得られるようになっています。
スヴァールバル大学のトーマス・バーチャル氏らは、そうしたスヴァールバル諸島に掘られた坑井18ヶ所を分析し、その結果を報告しています。
その結果、メタンの蓄積を示す坑井へのガスの流入や、永久凍土が封印として機能していることを示す圧力の異常などが検出されました。
一方、ガスが溜まりやすい条件と考えられるのに、ガスが検出されない坑井もあったそうなんです。
これはガスがすでにどこかへ移動しただろうことを示唆しているという事ですから、事態は思ってるより深刻なのかもしれません。
このようなメタンガスの蓄積は、想像以上に多いようなんです。
今回調査された坑井18ヶ所のうち、半数が蓄積したガスにぶち当たっているそうなんですよ。
それを裏付けるかのように、ロングイェールビーンの空港近くで最近掘削された坑井では、ぼこぼこと泡立つような音が聞かれているんだそうです。
「掘削業者が井戸から泡立つような音を聞いたというので、調べてみることにしました。
メタンの爆発レベル検出機をかざすとすぐに反応しました」(バーチャル氏)
永久凍土の下に蓄積したメタンガスはなんだか時限爆弾のようにも思えてくるんですが、それが氷の下でどのように移動するかは、まだ完全には理解されていないそうなんです。
永久凍土の活性層(上部1、2mの季節によって融解・凍結を繰り返す層)が、温暖化によって広がっていることは、これまでも観察されてきました。
ですが、それよりもっと深い層がどうなっているのか、まったくわかっていないのが現状なんですね。
それを理解するには、永久凍土の下の流体の流れを理解する必要があるわけです。
常に凍結している永久凍土がより薄くまだらになれば、メタンガスはよりいっそう移動・流出しやすくなると考えられます。
それは地球温暖化を加速させ、気候危機を悪化させる可能性があると、研究チームは警鐘を鳴らしているわけです。
んー…。
そのメタンガス、どうにか燃料として利用できればいいんですけどねぇ。
放出してしまえば、毒ですが、燃料にはなりますしねぇ。
地球環境を考えるなら、最優先で取り組まなきゃいけないことかもしれません。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月7日の水曜日でございます。
2月も1週間が過ぎました。
ボチボチ、一年で一番寒い時期に差し掛かってきましたよ。
なんとかもう少し頑張って乗り切りましょう。
ではネタにいきますよ〜。
なんでも、ノルウェーの研究チームによって、スヴァールバル諸島の永久凍土の下には、何百万立方mものメタンガスが閉じ込められており、冷たい封印の下を移動していることが判明したそうなんです。
メタンガスは二酸化炭素よりもずっと強力な温室効果ガスです。
スヴァールバル諸島のメタンガスは、現在永久凍土の冷たい封印によって閉じ込められているようなんです。
ですが、このまま気候変動が進み、永久凍土が解ければ、そうしたメタンガスが放出されて地球温暖化が加速し、さらなるメタンを放出させるという負のサイクルに陥る恐れがあると、科学者は警告しています。
永久凍土とは、2年以上にわたって0度以下に保たれる地面のことで、ノルウェーと北極の間に浮かぶスヴァールバル諸島に広く存在しています。
ですが、それはどの部分でも途切れなく完全な厚みが保たれているわけではありません。
北極圏にあるスヴァールバル諸島ですが、その西部は海流の影響で暖かいとされています。
そのため永久凍土は薄く、まだらのようになっており、地形によってはメタンが漏れ出ている可能性があると言う話なんです。
現在のところ、メタンの漏出はそれほどの深刻なものではないようなんですが、いずれ氷河や永久凍土が解けてしまうことで、封印が解けてしまう恐れがあると懸念されているわけです。
とは言え、今の永久凍土やその下に閉じ込められたメタンの状態を把握するのは簡単なことではありません。
幸か不幸か、ここ数年で化石燃料の採掘会社が商業用・調査用の坑井( 垂直に掘り下げた立坑)を掘っており、そこからデータを得られるようになっています。
スヴァールバル大学のトーマス・バーチャル氏らは、そうしたスヴァールバル諸島に掘られた坑井18ヶ所を分析し、その結果を報告しています。
その結果、メタンの蓄積を示す坑井へのガスの流入や、永久凍土が封印として機能していることを示す圧力の異常などが検出されました。
一方、ガスが溜まりやすい条件と考えられるのに、ガスが検出されない坑井もあったそうなんです。
これはガスがすでにどこかへ移動しただろうことを示唆しているという事ですから、事態は思ってるより深刻なのかもしれません。
このようなメタンガスの蓄積は、想像以上に多いようなんです。
今回調査された坑井18ヶ所のうち、半数が蓄積したガスにぶち当たっているそうなんですよ。
それを裏付けるかのように、ロングイェールビーンの空港近くで最近掘削された坑井では、ぼこぼこと泡立つような音が聞かれているんだそうです。
「掘削業者が井戸から泡立つような音を聞いたというので、調べてみることにしました。
メタンの爆発レベル検出機をかざすとすぐに反応しました」(バーチャル氏)
永久凍土の下に蓄積したメタンガスはなんだか時限爆弾のようにも思えてくるんですが、それが氷の下でどのように移動するかは、まだ完全には理解されていないそうなんです。
永久凍土の活性層(上部1、2mの季節によって融解・凍結を繰り返す層)が、温暖化によって広がっていることは、これまでも観察されてきました。
ですが、それよりもっと深い層がどうなっているのか、まったくわかっていないのが現状なんですね。
それを理解するには、永久凍土の下の流体の流れを理解する必要があるわけです。
常に凍結している永久凍土がより薄くまだらになれば、メタンガスはよりいっそう移動・流出しやすくなると考えられます。
それは地球温暖化を加速させ、気候危機を悪化させる可能性があると、研究チームは警鐘を鳴らしているわけです。
んー…。
そのメタンガス、どうにか燃料として利用できればいいんですけどねぇ。
放出してしまえば、毒ですが、燃料にはなりますしねぇ。
地球環境を考えるなら、最優先で取り組まなきゃいけないことかもしれません。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院