犬長寿
2024年01月01日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
お疲れ様です。院長です。
1月1日の月曜日でございます。
あけましておめでとうございます。
2024年、今年もよろしくお願いします。
ってことで、ついに2024年の幕開けでございますな。
まぁ、今年の目標って程のこともないですが、一年間、健康で頑張りましょう。
このブログも、開設以来一日も休むことなく続いておりますし、今年も継続していきます。
てことで、今年最初のネタにいきましょう。
なんでも、犬の寿命を延ばす新薬が承認に近づいてるんだとか…。
2026年には製品化の見込みと言う話です。
犬を飼っている人の望みは、できるだけ長く健康でいて欲しいことでしょう。
ですが犬は猫より寿命が短いのが一般的で、大型犬になるとさらにその寿命は短いとされています。
どうにか愛犬との素敵な時間をもっと延ばすことはできないか?
そんな犬好きたちの切なる願いがもうすぐ実現するかもしれないわけです。
米国のバイオテクノロジー企業「Loyal(ロイヤル)」の発表によると、犬用のアンチエイジング薬が米国食品医薬品局「FDA」の承認に向けて、最初のハードルのいくつかをクリアしたそうなんです。
治験などの大切なプロセスはまだこれからですが、FDAが長寿薬を承認する意思を示したのは初めてであるとのことです。
現代の科学者たちも例外ではなく、生物として運命づけられた寿命をどうにか突破するために試行錯誤を続けています。
そして動物を対象としたものならいくつかの成果が出ており、例えば線虫の寿命を5倍に伸ばすことに成功したり、若返りのタンパク質でマウスの寿命を延ばすことに成功したりしています。
ですが私たち人間の場合、老化を防ぎ、寿命を延ばす薬の開発はより難しいものとなります。
その1つの要因は、人間の寿命がかなり長いことです。
そのため薬のデータを収集するのに数十年もの時間がかかるようになり、その分コストも高くつきます。
そこで注目されるのが犬なんですね。
犬の寿命は犬種にもよりますが、昔より若干伸びたとはいえ、小型犬では14.05歳、中型犬・大型犬では13.52歳となっています。
グレートデーンやセントバーナード、ブルドッグに至っては8〜10年ほどだと言われています。
それを人間の年齢に当てはめてみると、ほぼ同じ時期に同じような老化による病気にかかるそうで、そのため、犬は私たち自身の寿命モデルとしてぴったりと考えられるそうなんです。
7、8、9歳で老化にともなう病気で死んでしまう大きなワンコなら、4歳ですでに白髪になり、5歳で足が衰えはじめます。
老化スピードが非常に速いので、薬の効果があったかどうかは6〜12カ月でわかるわけです。
ロイヤル社が開発している犬用アンチエイジング薬「LOY-001」は、「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」という成長・代謝ホルモンに作用します。
ハエ・ミミズ・ネズミを対象とした過去の研究では、IGF-1を阻害することで寿命を延ばすことに成功したものもあるそうなんです。
そして犬の場合、このホルモンは体格に関係しているらしく、小型犬よりも大型犬の方が多く持っているそうです。
犬の長寿はホルモンだけで決まるわけではないですが、大型犬の寿命が比較的短いのはIGF-1が関係している可能性もあると…。
LOY-001は7歳以上、体重40kg以上の健康な犬用に開発されており、3〜6カ月ごとに注射で投薬されることになります。
またロイヤル社はほかにも、錠剤を毎日服用するタイプ(LOY-003)の開発も行っているそうです。
もう1つ注意が必要なのは、ロイヤル社のアンチエイジング薬が首尾よく完成したとしても、それがワンコの人生をより良いものにしてくれるかどうかはっきりしない点です。
というのも、たとえ寿命が延びたとしても、元気で動き回っていられるという保証が今のところないからです。
2年長く生きたとしても、寝たきりの2年だとすれば、あまり意味がないですからねぇ。
これは人間にも言える事ですが健康寿命ってのが大事ですよね。
医学の進歩が進み過ぎて、人間も死なないもんね(笑)
ですが、いわゆる運動器、関節や筋肉、骨なんかは特に100年前と変わらない…。
こうなれば、後半ガタがくるのは当たり前ですもんね。
寿命を延ばすなら、それにあわせて健康でいれる運動器もセットで研究してもらいたいですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
お疲れ様です。院長です。
1月1日の月曜日でございます。
あけましておめでとうございます。
2024年、今年もよろしくお願いします。
ってことで、ついに2024年の幕開けでございますな。
まぁ、今年の目標って程のこともないですが、一年間、健康で頑張りましょう。
このブログも、開設以来一日も休むことなく続いておりますし、今年も継続していきます。
てことで、今年最初のネタにいきましょう。
なんでも、犬の寿命を延ばす新薬が承認に近づいてるんだとか…。
2026年には製品化の見込みと言う話です。
犬を飼っている人の望みは、できるだけ長く健康でいて欲しいことでしょう。
ですが犬は猫より寿命が短いのが一般的で、大型犬になるとさらにその寿命は短いとされています。
どうにか愛犬との素敵な時間をもっと延ばすことはできないか?
そんな犬好きたちの切なる願いがもうすぐ実現するかもしれないわけです。
米国のバイオテクノロジー企業「Loyal(ロイヤル)」の発表によると、犬用のアンチエイジング薬が米国食品医薬品局「FDA」の承認に向けて、最初のハードルのいくつかをクリアしたそうなんです。
治験などの大切なプロセスはまだこれからですが、FDAが長寿薬を承認する意思を示したのは初めてであるとのことです。
現代の科学者たちも例外ではなく、生物として運命づけられた寿命をどうにか突破するために試行錯誤を続けています。
そして動物を対象としたものならいくつかの成果が出ており、例えば線虫の寿命を5倍に伸ばすことに成功したり、若返りのタンパク質でマウスの寿命を延ばすことに成功したりしています。
ですが私たち人間の場合、老化を防ぎ、寿命を延ばす薬の開発はより難しいものとなります。
その1つの要因は、人間の寿命がかなり長いことです。
そのため薬のデータを収集するのに数十年もの時間がかかるようになり、その分コストも高くつきます。
そこで注目されるのが犬なんですね。
犬の寿命は犬種にもよりますが、昔より若干伸びたとはいえ、小型犬では14.05歳、中型犬・大型犬では13.52歳となっています。
グレートデーンやセントバーナード、ブルドッグに至っては8〜10年ほどだと言われています。
それを人間の年齢に当てはめてみると、ほぼ同じ時期に同じような老化による病気にかかるそうで、そのため、犬は私たち自身の寿命モデルとしてぴったりと考えられるそうなんです。
7、8、9歳で老化にともなう病気で死んでしまう大きなワンコなら、4歳ですでに白髪になり、5歳で足が衰えはじめます。
老化スピードが非常に速いので、薬の効果があったかどうかは6〜12カ月でわかるわけです。
ロイヤル社が開発している犬用アンチエイジング薬「LOY-001」は、「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」という成長・代謝ホルモンに作用します。
ハエ・ミミズ・ネズミを対象とした過去の研究では、IGF-1を阻害することで寿命を延ばすことに成功したものもあるそうなんです。
そして犬の場合、このホルモンは体格に関係しているらしく、小型犬よりも大型犬の方が多く持っているそうです。
犬の長寿はホルモンだけで決まるわけではないですが、大型犬の寿命が比較的短いのはIGF-1が関係している可能性もあると…。
LOY-001は7歳以上、体重40kg以上の健康な犬用に開発されており、3〜6カ月ごとに注射で投薬されることになります。
またロイヤル社はほかにも、錠剤を毎日服用するタイプ(LOY-003)の開発も行っているそうです。
もう1つ注意が必要なのは、ロイヤル社のアンチエイジング薬が首尾よく完成したとしても、それがワンコの人生をより良いものにしてくれるかどうかはっきりしない点です。
というのも、たとえ寿命が延びたとしても、元気で動き回っていられるという保証が今のところないからです。
2年長く生きたとしても、寝たきりの2年だとすれば、あまり意味がないですからねぇ。
これは人間にも言える事ですが健康寿命ってのが大事ですよね。
医学の進歩が進み過ぎて、人間も死なないもんね(笑)
ですが、いわゆる運動器、関節や筋肉、骨なんかは特に100年前と変わらない…。
こうなれば、後半ガタがくるのは当たり前ですもんね。
寿命を延ばすなら、それにあわせて健康でいれる運動器もセットで研究してもらいたいですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院