(357)サンデーイルネス(仮)ラヌラ(がま腫)について
2023年12月31日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
12月31日のサンデーイルネスでございますなぁ。
2023年、令和5年もついに今日で終わりでございます。
まぁ、大晦日だからと言って特に何って事もないんですが、もう年末の休みに入ってますし、しばらくはのんびりします。
みなさんは、今年はどんな年でしたか?
今年と言えば、やはりここ数年のコロナ禍があけ、日常がかなり戻りましたね。
もうここ数か月は、コロナだった頃が懐かしい位に普通に戻りましたね。
言うても、去年の年末はまだ完全に自粛ムードは収まってませんでしたし、それなりに警戒もしてましたからね。
今年1年かけて、完全にコロナから脱却しましたな。
とは言っても、病気自体がなくなったわけではなく、それなりに共存していく形になるんでしょう。
分類もインフルエンザなんかと同じって事ですから、まぁ、毎年冬になればそれなりに罹患者が出て、今年は大流行しますよ〜とかそう言う感じでいつのまにかのなるんでしょう。
あれだけ世界中を賑わしたのに、終わってみればそんなもんか?って感じですが、まぁ、滅多に出来ない経験が出来ましたよね。
結局、丸3年程ですかね。
このイルネス辞典はタイトル通り、疾患にたいする解説を毎週してるんですが、とにかくコロナと言う感染症は忘れることが出来ない病気となりましたね。
結構な数の罹患者が出ましたし、2度、3度罹っちゃう人も多くいましたしね。
わたくし院長の今年一番の思い出は、コロナ禍からの脱却です。
他は特にありましたかね。
あー、そう言や、阪神タイガースが38年ぶりに日本一になりましたね。
もう、38年とか…。
わたくし院長の17歳の歳ですよ(笑)
覚えてますしね。
若気の至りで、ついでになんか街で盛り上がったのを覚えてます。
特に阪神ファンでもないですし、そもそも野球をよく知らないんですがね(笑)
ま、そんな2023年ももうすぐ終り、2024年がやってきます。
来年はどんな年になるでしょう。
とりあえず、戦争とか紛争は早いトコ終わって欲しいですね。
平和と健康。
これにつきます。
てことで、今年最後のイルネス辞典いってみよ。
今日は「ラヌラ(がま腫)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、典型的なものは、口腔底(こうくうてい)(口のなかの舌と下顎の間の部分)に唾液(だえき)のたまった袋(嚢胞(のうほう))ができ、はれる病気です。
時には唾液のたまりが口腔底ではなく顎下部(がっかぶ)に生じ、下顎の下外側の皮膚側がはれることもあります。
原因は口腔底には左右にひとつずつ舌下腺(ぜっかせん)という唾液腺があります。
この腺に何らかの原因で炎症が生じ、傷がつき唾液が組織のなかに漏(も)れるようになると考えられます。
舌下腺の唾液は粘性が高くトロトロとしていて、漏れ出た唾液は組織のなかで嚢胞をつくり、嚢胞はだんだん大きくなっていきます。
通常、左右どちらかの口腔底の粘膜が水を入れた風船のようにはれてきます。
はれがひどくなると、舌が押し上げられたようになることがあります。
噛んで一部が破れると、なかから粘性の高い液が出て、はれはなくなってしまいます。
しかし、しばらくするとまた同じようにはれてきます。
下顎の外側がはれてくる場合は、痛みもなく何となく軟らかくはれてくるため、唾液のたまりがかなり多くなるまでわからないことがあります。
症状と所見で診断のつくことがほとんどですが、下顎の外側がはれるタイプのものでは、リンパ管腫というリンパ液のたまる病気などとの見分けが必要になります。
検査では、嚢胞と舌下腺との関係を明らかにするためにMRIが有用です。
最も確実な治療方法は原因となっている舌下腺を摘出する手術です。
舌下腺を完全に摘出すれば再発はありません。
また片側の舌下腺を摘出しても口が渇くという問題は生じません。
ほかに嚢胞壁の一部を切り取る方法もありますが、再発することが少なくありません。
口腔底やあごの下のはれに気がついた場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
いかがでしたか。
では来年もイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月31日のサンデーイルネスでございますなぁ。
2023年、令和5年もついに今日で終わりでございます。
まぁ、大晦日だからと言って特に何って事もないんですが、もう年末の休みに入ってますし、しばらくはのんびりします。
みなさんは、今年はどんな年でしたか?
今年と言えば、やはりここ数年のコロナ禍があけ、日常がかなり戻りましたね。
もうここ数か月は、コロナだった頃が懐かしい位に普通に戻りましたね。
言うても、去年の年末はまだ完全に自粛ムードは収まってませんでしたし、それなりに警戒もしてましたからね。
今年1年かけて、完全にコロナから脱却しましたな。
とは言っても、病気自体がなくなったわけではなく、それなりに共存していく形になるんでしょう。
分類もインフルエンザなんかと同じって事ですから、まぁ、毎年冬になればそれなりに罹患者が出て、今年は大流行しますよ〜とかそう言う感じでいつのまにかのなるんでしょう。
あれだけ世界中を賑わしたのに、終わってみればそんなもんか?って感じですが、まぁ、滅多に出来ない経験が出来ましたよね。
結局、丸3年程ですかね。
このイルネス辞典はタイトル通り、疾患にたいする解説を毎週してるんですが、とにかくコロナと言う感染症は忘れることが出来ない病気となりましたね。
結構な数の罹患者が出ましたし、2度、3度罹っちゃう人も多くいましたしね。
わたくし院長の今年一番の思い出は、コロナ禍からの脱却です。
他は特にありましたかね。
あー、そう言や、阪神タイガースが38年ぶりに日本一になりましたね。
もう、38年とか…。
わたくし院長の17歳の歳ですよ(笑)
覚えてますしね。
若気の至りで、ついでになんか街で盛り上がったのを覚えてます。
特に阪神ファンでもないですし、そもそも野球をよく知らないんですがね(笑)
ま、そんな2023年ももうすぐ終り、2024年がやってきます。
来年はどんな年になるでしょう。
とりあえず、戦争とか紛争は早いトコ終わって欲しいですね。
平和と健康。
これにつきます。
てことで、今年最後のイルネス辞典いってみよ。
今日は「ラヌラ(がま腫)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、典型的なものは、口腔底(こうくうてい)(口のなかの舌と下顎の間の部分)に唾液(だえき)のたまった袋(嚢胞(のうほう))ができ、はれる病気です。
時には唾液のたまりが口腔底ではなく顎下部(がっかぶ)に生じ、下顎の下外側の皮膚側がはれることもあります。
原因は口腔底には左右にひとつずつ舌下腺(ぜっかせん)という唾液腺があります。
この腺に何らかの原因で炎症が生じ、傷がつき唾液が組織のなかに漏(も)れるようになると考えられます。
舌下腺の唾液は粘性が高くトロトロとしていて、漏れ出た唾液は組織のなかで嚢胞をつくり、嚢胞はだんだん大きくなっていきます。
通常、左右どちらかの口腔底の粘膜が水を入れた風船のようにはれてきます。
はれがひどくなると、舌が押し上げられたようになることがあります。
噛んで一部が破れると、なかから粘性の高い液が出て、はれはなくなってしまいます。
しかし、しばらくするとまた同じようにはれてきます。
下顎の外側がはれてくる場合は、痛みもなく何となく軟らかくはれてくるため、唾液のたまりがかなり多くなるまでわからないことがあります。
症状と所見で診断のつくことがほとんどですが、下顎の外側がはれるタイプのものでは、リンパ管腫というリンパ液のたまる病気などとの見分けが必要になります。
検査では、嚢胞と舌下腺との関係を明らかにするためにMRIが有用です。
最も確実な治療方法は原因となっている舌下腺を摘出する手術です。
舌下腺を完全に摘出すれば再発はありません。
また片側の舌下腺を摘出しても口が渇くという問題は生じません。
ほかに嚢胞壁の一部を切り取る方法もありますが、再発することが少なくありません。
口腔底やあごの下のはれに気がついた場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
いかがでしたか。
では来年もイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院