宇宙ベイビー
2023年12月11日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
12月11日の月曜日でございます。
12月も1/3が過ぎ、残り20日となりました。
ま、まだ焦りはしませんけどね。
では今日もネタにいきましょう。
今日は久々の宇宙ネタでもお送りしましょう。
なんでも、国際宇宙ステーションでマウス受精卵の育成に成功したんだとか…。
これにより、人類が宇宙で子供を作れる日が一歩近づいたようです。
日本の山梨大学やJAXAの研究者たちは、世界で初めて宇宙でマウスの受精卵を育てることに成功しました。
国際宇宙ステーション「ISS」で培養されたマウス受精卵は、特に問題なく正常に成長することが確認されました。
研究チームによれば、この研究は「哺乳類が宇宙で成長できる可能性を示す初めてのもの」で、「ISSの完全な微小重力下で哺乳類の初期胚を培養した世界初の実験」であるという事らしいです。
それが意味するのは、マウスだけでなく、人類もまた宇宙で健康な赤ちゃんを産めるかもしれないということになりますね。
ほとんど重力がない宇宙で哺乳類の受精卵を育てたこの実験は、山梨大学の若山照彦教授と宇宙航空研究開発機構「JAXA」などのチームによるものです。
その目的は、お腹の中にいる哺乳類の赤ちゃんが、宇宙の「微小重力」でもきちんと成長できるかどうか確かめることでした。
実験に使われたマウスの冷凍受精卵は、2021年8月にスペースX社のファルコン9で国際宇宙ステーション「ISS」に送り届けられていました。
そこで受精卵は特殊な装置で解凍され、ほとんど重力がない状況で4日間培養されました。
それから再び地球へと返され、地上のごく普通の重力で育てられた受精卵と比べられました。
その結果、宇宙で育てられた受精卵は、ごく普通に成長していることが明らかになったわけなんです。
細胞分裂して胎盤の細胞と胎児の細胞とに分かれ、着床の準備が整った受精卵を「胚盤胞」といいます。
ISSの宇宙飛行士によって培養された受精卵は、無事この段階にまで成長し、その細胞の数は正常で、DNAや遺伝子の異常も見られなかったそうです。
最新の研究では、この成果について「重力が哺乳類の受精卵の胚盤胞形成と初期分化に大きな影響を与えないことが明らかになった」と説明しています。
ちなみに、胚盤胞にまで成長したのは、受精卵72個のうち17個(23.6%)と言う事で、これは地上で育てられたものに比べればわずかに生存率が低いと言えるそうです。
ただし、宇宙で育てられた胚盤胞が本当に”正常”であるかどうか、完全に確認されたわけではありません。
それを知るためには、「将来的に、ISSの微小重力環境で培養した胚盤胞をマウスに移植し、出産できるかどうかを確認する必要がある」とのことです。
くわえて、哺乳類が宇宙で子供を産めるかどうかは、重力の違いだけでなく、宇宙線の影響によっても左右されるかもしれません。
今回の研究では、この点については多少の調査はされましたが、受精卵を冷凍し培養する段階で、その影響は特に考慮されませんでした。
さらに言うと、将来的にどんな影響が出るかってことも本来検証しなきゃいけないですが、そうなると何十年もかかる話ですしねぇ。
もしも人類が本当に月や火星で暮らすようになるのなら、そこで子供を作れるかどうかはとても大切なこととなるわけですからねぇ。
そしてその可能性について、かなり楽観的な専門家もいます。
ある天文学者の予測によれば、史上初となる宇宙生まれの人間の赤ちゃんは2050年に誕生するだろうとのことです。
2050年っつったら、今から27年後ですか…。
それくらい先なら、普通にいけばわたくし院長、生きてるはずですし、宇宙ベイビーの誕生を見ることが出来るかな…。
まぁ、そこまで見たいわけでもないですけど、もしそうなれば世界中から話題になってしまうでしょうし、その子の人生どうなるんだろって心配になりますな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月11日の月曜日でございます。
12月も1/3が過ぎ、残り20日となりました。
ま、まだ焦りはしませんけどね。
では今日もネタにいきましょう。
今日は久々の宇宙ネタでもお送りしましょう。
なんでも、国際宇宙ステーションでマウス受精卵の育成に成功したんだとか…。
これにより、人類が宇宙で子供を作れる日が一歩近づいたようです。
日本の山梨大学やJAXAの研究者たちは、世界で初めて宇宙でマウスの受精卵を育てることに成功しました。
国際宇宙ステーション「ISS」で培養されたマウス受精卵は、特に問題なく正常に成長することが確認されました。
研究チームによれば、この研究は「哺乳類が宇宙で成長できる可能性を示す初めてのもの」で、「ISSの完全な微小重力下で哺乳類の初期胚を培養した世界初の実験」であるという事らしいです。
それが意味するのは、マウスだけでなく、人類もまた宇宙で健康な赤ちゃんを産めるかもしれないということになりますね。
ほとんど重力がない宇宙で哺乳類の受精卵を育てたこの実験は、山梨大学の若山照彦教授と宇宙航空研究開発機構「JAXA」などのチームによるものです。
その目的は、お腹の中にいる哺乳類の赤ちゃんが、宇宙の「微小重力」でもきちんと成長できるかどうか確かめることでした。
実験に使われたマウスの冷凍受精卵は、2021年8月にスペースX社のファルコン9で国際宇宙ステーション「ISS」に送り届けられていました。
そこで受精卵は特殊な装置で解凍され、ほとんど重力がない状況で4日間培養されました。
それから再び地球へと返され、地上のごく普通の重力で育てられた受精卵と比べられました。
その結果、宇宙で育てられた受精卵は、ごく普通に成長していることが明らかになったわけなんです。
細胞分裂して胎盤の細胞と胎児の細胞とに分かれ、着床の準備が整った受精卵を「胚盤胞」といいます。
ISSの宇宙飛行士によって培養された受精卵は、無事この段階にまで成長し、その細胞の数は正常で、DNAや遺伝子の異常も見られなかったそうです。
最新の研究では、この成果について「重力が哺乳類の受精卵の胚盤胞形成と初期分化に大きな影響を与えないことが明らかになった」と説明しています。
ちなみに、胚盤胞にまで成長したのは、受精卵72個のうち17個(23.6%)と言う事で、これは地上で育てられたものに比べればわずかに生存率が低いと言えるそうです。
ただし、宇宙で育てられた胚盤胞が本当に”正常”であるかどうか、完全に確認されたわけではありません。
それを知るためには、「将来的に、ISSの微小重力環境で培養した胚盤胞をマウスに移植し、出産できるかどうかを確認する必要がある」とのことです。
くわえて、哺乳類が宇宙で子供を産めるかどうかは、重力の違いだけでなく、宇宙線の影響によっても左右されるかもしれません。
今回の研究では、この点については多少の調査はされましたが、受精卵を冷凍し培養する段階で、その影響は特に考慮されませんでした。
さらに言うと、将来的にどんな影響が出るかってことも本来検証しなきゃいけないですが、そうなると何十年もかかる話ですしねぇ。
もしも人類が本当に月や火星で暮らすようになるのなら、そこで子供を作れるかどうかはとても大切なこととなるわけですからねぇ。
そしてその可能性について、かなり楽観的な専門家もいます。
ある天文学者の予測によれば、史上初となる宇宙生まれの人間の赤ちゃんは2050年に誕生するだろうとのことです。
2050年っつったら、今から27年後ですか…。
それくらい先なら、普通にいけばわたくし院長、生きてるはずですし、宇宙ベイビーの誕生を見ることが出来るかな…。
まぁ、そこまで見たいわけでもないですけど、もしそうなれば世界中から話題になってしまうでしょうし、その子の人生どうなるんだろって心配になりますな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院